この作品で一番驚いたのはマ・クベがマ・クベだった。たくみさんすごい。
正しくマ・クベだった。
あの1話を広げて2時間ものにするとは~。
オデッサでは核兵器が使われるけど、その前にもマ・クベと無能ゴップとのやりとりでこんなことがあったとは。(THE ORIGIN未見)
そのための装置がククルス・ドアンの島にあったのね。
やっぱドアンの格闘戦技能異常なんだよなぁ。
サザンクロス隊は全員がホバー可能な高機動型ザクに載っているというのに。
あと個人的にホバー機大好きです。ドムとか。
事前情報として知っていたけど、件の作画崩壊なザクをドアン自身が手直ししていたからという理由で
ドアンの乗っているザクは端からそういう作りだったってしたのが面白い。
現代版として二度も打ったを聞けるとも思っていなかった。THE ORIGINを4クールとかでやってくれんかなぁ。
THE ORIGINでもそうだったけど、1stガンダムの世界が現代の技術で描かれているだけでなんだか嬉しい。
いい作品でした。
原作ははるか昔に見たけれどほとんど記憶に残っていない。期待して見に行った。
話は「武器よさらば」といったところか。
安彦さんはもうガンダムはやらないといっているが、「ガンダムよさらば」といったところかな。
いろいろな意味で。
思えばこの春には「サンライズ」の名前が消えてしまった訳だけれど、そんなことも思い浮かんで、見終わったあとも静かに感慨にふけってしまった。
Dolby Atmos版舞台あいさつ中継つきで鑑賞。面白かったし良くできてた。
舞台あいさつはキャストの熱量がスゴかった。特に古谷徹と古川登志夫の両氏w 安彦良和監督もいろんなことを話してくれた。
本作は周知のとおり,TVシリーズ15話のリメイクなのだけど,予備知識なしでも十分鑑賞に堪える作りになってる。単発作品としても勝負できる作品。
3.5/5
タイトルには入っていないが、『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』版ですね。コミカライズのORIGIN本編は読んでましたが、ドアン編は未読。
冒頭にテロップが入る第1シリーズを見たのは再放送の1981年のはず…録画も持ってはいるが流石にあまり見ない回で流れが掴めんまま…
この辺りは、かえって元を知っているから違和感になるのかも知れませんね(苦笑)で、途中で止めて(Prime Videoなので…)、
1stのドアン編の15話前後のタイトルを確認してから再開しましたよ。まぁ、余計なことでしたがストレスを感じながら見るのもアレなので…
1st放送時にいくらか違和感を感じていた、なんで島にいるの?みたいな辺りもきれいにまとめてるし流石といった感じですね。
ゴップ元帥が、ショニ帰を読んでると違和感を感じるのがアレですね(笑)そして、マ・クベが実にマ・クベでした。
戦闘シーン含めたメカ周りは、ORIGIN版らしく良い感じに細かくて良き。
蛇足だが…割りとWB隊はボロボロになってますが、ベルファストへ向かって大丈夫なのか…(笑)まぁ、UC ENGAGEのイベントとかからすると大丈夫なんでしょうが。
最後に流れる森口博子さんの歌声、歌唱力の凄さは健在で、すごくよかったです。
好きなシーンは、ホワイトベースが飛ぶところです。CGならではの浮いてる感が良い効果を発揮してました。
ファーストガンダムのいわゆる捨て回(なくても全体のストーリーは成立するエピソード)をリメイクしたものですが、設定やらキャラやらが補強されて重厚になりましたね。
でも、単体の映画としては、ちょっと弱いのかな。オリジンの外伝としてしか成立しない感はありました。
前段の諸々が追加されたため、アムロが勝手言ってザクを捨てさせてる感は少し減りました。
たぶん、彼らは一年戦争を生き延びたと信じています。
あの世界を支配する神が富野由悠季監督ではなく、安彦良和監督ですから、きっと大丈夫。
“世界への殺意”をハラに抱える長閑な島。
偶々やって来た異分子が化けの皮を剥がし、偽りに終止符を打つ流れは寓話的で面白いなと。
自分の過去と“世界への殺意”を文字通り昇華した格好になったドアン。
まぁ、子供達にあれだけ崇拝されてしまったら、ねぇ。ただ、テレビ放映版の少女は、ドアンの罪も後悔も見据えて尚且つ寄り添い頼る達観みたいなのを感じたけど、今作は健気な年長役にとどまった感じが勿体無い気が。仕方ないのかもしれんけど。
ブライトさん、上層部にそれとなく小細工して抵抗して見せたりして、それじゃ手腕認められても昇進難しいし将来疎ましがられて閑職やら名ばかりの雑用係に回されても仕方ないっすねなどと思ったりした。
サザンクロス隊の登場により戦闘もパワーアップして見応えがあった。
マ・クベのシーンではちゃんと壺が置いてあったのがよかった
このわざとらしい安彦節!まあ、そういうのを観にきたわけだが。概ね面白くはあったが小説を読んでいないと分からないところが結構あるなという感じ。小説読んだ方がいいやつだなこれは。
聞けば、「めぐりあい宇宙」以来のファーストガンダムの映画化だったそうで。(以下、たぶんネタバレあり)
自分にわかるガンダムはファーストだけ。しかし15話には特別な思い入れを持っていたので、ある意味待望の映画化だ。
特別な思い入れ?…正直に申し上げると、オモシロ作画などを散々ネタにしてました。ファンの皆さんごめんなさい。
まずはCGによる、シャープで誤魔化しのないモビルスーツ作画に驚いた。15話の醍醐味である「モビルスーツの格闘」も大迫力。この時点でまず15話とはえらい違いだ!(投石でミサイルを撃ち落としていた、「野趣あふれる」ドアンが観られなかったのは残念だが)
丸っこいキャラクターデザインは、なんというか、いかにも安彦さんという感じ。カーラのキャラデザも可愛らしいものになり(15話のツンとしたデザインも悪くないけど…そもそも原作にカーラって名前あったっけ)、ドアンと共同生活をしている子供も増えてハートフルな展開。事あるごとにアムロに投石していた、15話の凶暴な子供たちとはえらい違いだ!
口うるさい上官だったブライトも実はいい奴だったとわかるし、ホワイトベースの仲間たちも、兄貴分のスレッガーを筆頭に人情にあふれている。
特に、アムロを置いて出港すると聞いて泣き出してしまったフラウ。「こんないい娘を泣かせるとは、アムロはなんて馬鹿野郎なんだ、コラ」などと思いながら観ていた。
また、カツはいわゆる「きれいなカツ」だった。Zを途中でリタイアした自分は、バーサーカー化したカツのことをよく知らないのだけど。
閑話休題。
民間人と共同生活しつつ、守りながら戦わなければいけない「アムロの未来」に重ねたキャラがドアンである…という15話の解釈をどこかで聞き、なるほどと思ったことがある。この解釈を念頭に観ると、島の子供たちとホワイトベースの民間人たちが合流し、アムロやドアンを応援するラスト展開は胸熱。本当の15話はこの様な回だったのかも。
また、ザクを海に捨てる有名なラストシーンがある。「ドアンはザクなしに、島の子供たちを守り続けることができるのか?」と違和感を持ったけど、「補給を受けられないドアンは、ザクを運用し続けていくことが出来ないな」と思い直した。補給が受けられない以上、ザクに頼った自衛は近い将来に確実に破綻する。
ミサイルが発射されたことで、島はジオンにとっての戦略的な価値を失ったし、またドアンは古巣からのしがらみも断つことができた。なるほど、ここまでやればザクも不要だろう。
EDが良かった。
劇中で触れられていた重要イベントが上手く消化されていた。ここの作画も、いかにも安彦さんという感じ。
シャアの登場は…まぁ、話題作り以上の価値はなかったと思うw
次は強行突破作戦(32話)でお願いします。
戦争の中のちょっといい話。初代ガンダムは劇場版しか見たことなかったのでこういう話だったのか~ってなった。
MS戦はやはりCGがちょっと浮いてる感じ。MS戦闘で人間みたいな殺陣をやる必要があるのかどうかというのはわからない。
防衛手段がなくなってしまったが、ドアンと子供たちはこの後どうなるんだろう。狙われる理由もなくなるからいいのかな(ミサイルが発射されたことは両軍に露見してしまったが)。
アムロくんのナヨナヨ度合い凄まじいな……
あと褐色ザク強え、女のパイロットの人がやられてしまったの悲しかった……
反戦色強め
・ ヤギがハイジで笑った
・ ドアンザクvs高機動型ザクの戦闘は熱かった
・ トイレと戦艦からのミサイル発射が現代技術で笑った
・ ホワイトベースからアムロを助けに行くときのBGMが熱かった
・ マ・クベがカッコいい
・ フラウ・ボゥかわいかった
残置諜者、難しい言葉だ。ドアン達が住み着くより前に、ミサイルランチャーを保守する部隊がいたのかな? MSハンガーもあるので、整備員も含めて相当な人数が? 隠密任務とはいえ、定期的に何らかの連絡はとってたんじゃないかと思うのだが。ランチャー使うまで放置てのはどういうことなのか。ユーコンで資材を運んだのかな。ザクよりアッガイが似合うんじゃないですかね。
高機動型ザクがあればドムいらないのではないかと。コストとか操縦性とか航続距離の問題かな? あるいはツィマッドの政治力?
オリジン世界線だとニューヤークではなくニューヨーク? というか、公国軍拠点じゃないのか。
子供たちをホワイトベースでベルファストまで送るのは駄目ですかね。ジャブロー到着前のゆるさだったらいけたな。
ガンキャノン2機、GMとコアブースターいずれも結構な損傷を受けたようだけど、オデッサ作戦に参加できるんだろか。責任は全部参謀になすりつけ?
発電機の復旧がなぜ余計なことなのか。ミサイルに細工するだけでなく、打ち上げシステムに手を加えなかったのは何故なのか。