じれったすぎる思い違いから始まったラブコメは、あまりにスローテンポすぎて...。
だけど、寄り道かまけたサブヒロイン、特に深那ちゃんと風香ちゃんもありあまる萌えかわ力で萌え楽しすぎる
そして、メインヒロインのくせに出番がちょいちょいな夏川愛華さんは、出番が来れば果てしない萌えかわを見せてくれて、かわいいがすぎる....
圭ちゃんも脳トロボイスで、佐城くんにちょっかいかけてコメディしまくってくれるのが、聴いてるだけで幸せすぎる
そんな感じで、テンポとストーリー展開はこれでいいのか!?と思いたくなるけれど、それを余裕でカバーするキャラ萌え力に溢れたアニメでした、原作も買います!!
あとEDの浜松市の場面写もすごい映えてていいな~と思って、聖地巡礼してきちゃうくらいに良かったです
佐城くんに「妹の優しいお兄さんになって」とか言っちゃう愛華さん、好きとか付き合った先への解像度が異様に高すぎて、想いの重さを感じる
最終回にして、遂にヒロイン3人全員が初めて同時に顔を合わせるの、緊張感が半端ない....修羅場か?
と思いきや、3人とも萌えかわすぎてつらい....画面内の萌えかわ総量が限界値すぎる
そして、結局二人はスキをちゃんと告白するどころか、手を握っただけ....何だよこれこの距離感、最高かよ.....
ルディの心の話だった。1期で真っ当に人になれたルディが、より深く人としてどう成長していくかというのがこの2期の第1クールだったように思う。
そして、愛が人を強くするんだなって思わせてくれる喪失から出会い、結ばれるまででした。
学園に入学後にうっかり秀才ぶりを発揮してしまって「俺なんかやっちゃいました?」ムーブを、11話にしてやるの全然11話でやることじゃなさすぎて無茶苦茶おもしろい
こういうコテコテなテンプレを応用するコメディって、もはや伝統古典芸能に思えてくる
どの先生たちもハルトくんへの食いつき方がなりふり構わなさ過ぎて好き、ロリババアの処女とかもうなんかどう反応すればいいんだよって感じだわ
最初、このアニメはダメだな………って思ってたんだけど、完全に私が悪かったです、最高のアニメをありがとう……。
ひたすら市川になりたいアニメだったけど、でも山田にもなりたい気持ちも溢れてくるんだよな……、山田のことかわいいって思ってる市川もかわいいんだよ……。
市川姉のキモさかつてない……というか、おもしろすぎるし、やっぱこいつら姉弟なんだなって思わされる。
そして、最初は市川が山田に抱いてたモヤモヤと殺してやりたいって風に形容していた感情が、最後のところでもう人を殺そうとする感情に市川は自分を隠さなくてもいいようになって。さらに、それは山田が市川の存在を受け止めてくれたからっていう風に回収されるの、なんだかすごい感慨があった。
悔しいからとひたすらにがむしゃらに仕事を覚えようとする緒花。だけど、なんだか空回りしてばかりで、いまいち旅館の中で上手く馴染めない。
そんな中で、ふと緒花は「本当は私、何したいんだろ」と自問に至る。そして、それは緒花の新しい自分に変わりたいという思い、ドラマチックへの憧れという初心に立ち帰ることでもあった。だから、ここに緒花の青春の一歩があるような予感がしてくるようだった。
その末に、緒花が出した答えは、他人を信じない自分を辞めること。そして、民子と菜子に突っかかるようにして、あなたを知りたいと踏み込んでみた。
そうやって、緒花は一つ新しい自分へと変わることができ、ささやかだけど確かな青春の第1ページを刻むことができた。それに、青春というのは一人だけで戦うものじゃなくて、友達や仲間が付き物。だから、これから緒花が青春の中で新しい自分へと生まれ変わっていくドラマチックのためにも、人と繋がり合うってステップは最初の一歩として相応しいものに感じられるものだった。
松前緒花は、今の自分とは違った素敵な自分に変わりたいと願うけど、普段は現実的な考えをしてばかりの少女。
だけど、突然の母親の夜逃げに巻き込まれて、自分も一緒に!とドラマチックな展開を期待していたら、自分は祖母の旅館・喜翆荘で暮らすことに。だけど、そこには小ぢんまりとした等身大のものだけど、確かに何かが変わりそうな青春のストーリーの幕開けを感じるようだった。
しかし、喜翆荘に着いてみれば、おばあちゃんは自分をここでは女将と呼べと言い、緒花のことも可愛い孫とは程遠い雑用扱い。それは、緒花が「あんなに憧れていたドラマチックは、ちょっと寂しくて、カビっぽい臭いがした」と言うように、ちょっと想像していた以上にリアルで不条理な新しい生活で、若干引き気味にもなるくらいのものだった。
だけど、仄かな期待とはまるで正反対の現実だからこそ、そこに湧き上がる緒花の反骨心と悔しさはドラマチックなくらいに鮮烈なんだと思う。誰かに与えられたドラマチックをぬくぬくしたとこから願うのではなく、女将に引っ叩かれながらも自ら掴むドラマチックこそが本物の自分が変わるための青春なように感じられた。そして、この物語はそれを描くためのものになっていく予感がしていた。