サービス開始日: 2024-10-05 (496日目)
前半の個々のエピソードや、終盤でも過去話は面白かったんだけど…最終的なお話のたたみ方や合間合間の会話劇が割と陳腐で、そのへんで評価下がっちゃった感。まぁ設定自体が突拍子もないので、真面目に戦場で語るよりももう少し個別の小さなエピソードでキャラクターを描写した方が面白かったんだと思う。惜しいね。
MyGoのファンサとしての外伝的お話としてなら面白く見られるが、単体で見ると色々と疑問はある。映像と音楽の品質が非常に高く、ジャンルに癖があり、ストーリーは色々と無理やり感のあるバンドアニメ。
全編ライブなわけだが…やはり単純なライブは、ストーリーと絡めたイベントとしてのライブに比べると随分平坦になってしまうとは思う。前回の引きから満を持して…というわけでもなく、普通に締めとしてのライブという感じだった。映像は素晴らしい。音楽は好みはともかく品質は高い。
なろう系でよくある異世界転生設定で、主人公はチートではあるのだが、チート的能力は突然もたらされるというわけではなく、ショボい段階から自分で徐々に開発していく。それでもクラフト系なろうではよくあるのだが、魔法という異世界だとほぼデフォルトで使えるようなものに対してほぼ1クールかけてそれをやっているのがなかなか珍しい。また、敵らしい敵が出てくるわけでもなく、不思議な現象への対処へ苦慮して数年を費やしたりして、チート的な軽さがかなり抑えられている。
とはいえ、1クール終わった段階で一通り魔法の開発が完了し、よくある魔族みたいな敵も出てきて、チート的パワーアップも果たし、ここからテンプレなろうになっていく気配はかなり強い。1クールに限れば比較的面白く見られた、という話なのかもしれない。
バトル作画だけが突出したよくある感じのおれつえーアニメのままここまで来た。日本の描き方や敵のアリの描き方に下品さが感じられてどうにも好きになれない。
これは歴史に残る崩壊回だろうな。単なるキャラ絵の崩れにとどまらず、会話劇の裏で延々と移り続ける静止画のCGオブジェ、謎の部位アップや後ろ姿、ロングショット等徹底的に動きを省くカットの数々、奇妙なモーション、おかしな体型と見どころがたくさんあった。
良い場面とよくわからない場面が入り混じった不思議な回。前半は陳腐、後半は各々の覚悟が見える描写に良さがあった。が…祥子はどうも薄っぺらく感じてしまう。まぁ女子高生のバンドだからこんなもんでいいのかしら…
回を追うごとに陳腐になっていく…とにかくアニメーションとしての演出が良くない。話の展開も、現実世界の出来事を雑に継ぎ接ぎしただけで面白みがない。稲垣理一郎はアイシールドもDr.STONEもかなり好きだったのだが、今回はそこまでにはならなそう。
思わせぶりな設定で引っ張ってきたのにかなりありきたりで薄っぺらい感じだった…。キャラが好きになれているわけでもないので、作画だけが良い作品で落ち着きそう。
序盤での各メンバーのAve Mujicaに対する態度の違いは、睦、初華、祥子が仮面を被るにふさわしい背景(それが話として面白いかは別だが)が用意されていたのに対して、祐天寺と海鈴にはそれがほとんどない、というのを反映した描写だったのね。にしても、睦の仮面設定はやはり非現実的だし、初華は昼ドラのようだし、祥子は振れ幅が極端すぎて…。11話前半のモノローグもAve Mujicaのコンセプトになぞらえてあぁいう演出にしているのだろうけど、キャラクターも演出も脚本も全部Ave Mujicaをモチーフにした方がいいよねみたいな姿勢があからさますぎて、逆に不自由になってるのでは…?バンドのコンセプトが先にあって、すべてがそのために無理やり作られているように感じられてしまう。あと2話で何かあるのだろうか。
こっちも終盤になって大きく話が動いてはいるが…相変わらず微妙に上滑りしているというか薄っぺらいというか…今のところ既視感が強い展開でそこまで先が楽しみというわけでもない。
バトル作画頑張りたかったのはわかるが、ガーフィールにとってどういう意味の戦いなのか、どういう工夫をして、何をして勝ったのか、映像を見てても全然わからなそうだった。原作読んでいるからなんとか思い出せる程度で、初見の人には急に出てきた敵とひたすら戦ってなんか勝ちました以外何もないんじゃなかろうか。
なんとなく因縁深そうな伏線だったにも関わらず、エピソードとしてはあっさりこなして相変わらず盛り上がりらしい盛り上がりが感じられないのだが…こんなふうにスローペースに進んでいくのもまぁ悪くはない気がしてきた。
ライブ自体の完成度は高かったものの、It's MyGOの裏返しとして作られている(であろう)だけに、見せ場としての演出も感情の爆発ではなく感情の抑制や収束、完成度の高まりといった見せ方になっていて、物語や人間関係から来るカタルシス的なものを感じることはなかった。こうなるとライブ描写に優れたバンドアニメの域を出づらく、評価もそれなりになってしまう。ソシャゲでユニット/キャラクターに課金させる前提だとユニット自体やメンバー同士の関係の破綻はないだろうし、多少揉めてもそれなりに落ち着くんでしょみたいに冷めた目で見てしまうところもある。これはユニバースで作品描写を広めたり深めたりできる利点と引き換えに存在する欠点だと思う。ここからも一波乱あるようだが、最後どう締めるのか気にはなる。
Ave Mujica10話直前からこちらへ来て全話を一気に視聴した。Ave Mujicaを先にそこそこ見た上だったので、祥子まわりはわかった上であり、Ave Mujicaで出てくるMyGO関係メンバーは逆に単にうざったいキャラのようにしか見えていない状況での視聴だったが、見終わってみると個人的にはこちらの方がキャラクターも音楽もかなり好みだった。
これは対比としてAve Mujicaの感想になってしまうが、MyGOの続編としては想像していた以上に理解がしにくい。祥子がすべてを賭けて作ったバンドがなぜ似ても似つかないジャンルと世界観のAve Mujicaになるのか。ソシャゲ上のバンドユニットの差別化と、バンド同士の絡みを作りたい都合が作中の設定とぶつかり合ってるように感じる。また、純粋にバンドがやりたくてすれ違うMyGOに比べると、ビジネスとして集められたメンバー(特に祐天寺)とのギスギスは正直見ていても単に気分が悪いという感想にしかならない。睦の設定もさすがに現実離れしすぎていて感情移入も難しい。
MyGOを見終わった感想としては、Ave Mujicaとの絡みはずっと薄いままここで終わっていた方が良かったのでは…という感じだった。