サービス開始日: 2016-04-05 (3162日目)
当初はキャラの濃すぎる顔立ちや厨二病過ぎる振舞いが全く好みでなかったのにどんどん好きな作品になっていく。特に今期は個性あふれる登場人物たちの活躍を通して、人はそれぞれ違ってて良い、好きなこと得意なことを伸ばしていけば良い、という圧倒的肯定のメッセージが素敵だなと。そして、なにより科学や宇宙、未知の謎に対して目を輝かせてワクワクする気持ちを思い起こさせてくれることは元理系少年として本当に嬉しい。ファイナルシーズン決定とのことで必ず最後まで見届けたいと思います。
詩超絆、何度観ても最高すぎる…。愛音が手を伸ばしてそよをステージに引き上げるシーン、それから燈のポエットリーディングが切れ間に入ってカメラがそよを見つめるメンバーそれぞれの表情を見回すとギターが静寂を切り裂きそよが意を決してペダル踏むシーンめっちゃ好き。
☆☆
やはり7話は良い…改めて観直すと演出面での工夫が色々目について感心する。特にメンバー全員を俯瞰できる奥行きのある構図を多用して、出番前の張り詰めた空気感の中でそれぞれの振る舞い方や個性の違いを見せたりメンバー間の雰囲気を肌で感じられるのが素晴らし。
ライブシーンも最初はみな緊張して完全に萎縮しちゃってる状況から演奏が始まると徐々に気持ちが乗ってきて、春日影の頃には顔が火照って充実した表情になってる、なんて過程がヴィヴィッドに感じられるのがとても良いのです。個人的には楽奈ちゃんが体揺らしながら気持ち良さそうに弾いてるのが好き。
☆
再視聴したのだけどやっぱり素晴らしいな。一話丸々使った灯のエピソードだけど、終始一人称視点のカメラワークと、羊宮さんの声の吐息まで耳元で聞こえてきそうな距離感の近さとで灯の心情への没入感が凄い
☆☆
ミステリで探偵がいよいよ犯人を言い当てる瞬間よろしく、1話丸ごと使って溜めに溜めてラストワンシーンでバーンと決める構成をやっちゃうの凄いな。ヒューマンドラマありバトルありそして今回と毎話違うジャンルの作品を観ているような本作の懐の広さには感心させられます