サービス開始日: 2018-01-02 (2523日目)
これまでも店長視点から「青春時代の尊さと美しさ」が描かれてきたけど、今回はそれがより極まっていた回だった。
こういうテーマは僕のツボなのでメチャ刺さるし、そりゃ泣くさ。
「俺たちは大人じゃない、同級生だ」というセリフの心強さったらないな。
むぅ…岡田麿里監督の情念が詰まった世界観・脚本とP.A.WORKSの総力戦とでもいうべき画面作りでとても総合力の高い作品でした。客観的に見て面白いことに違いない。
ただ、僕個人としてこの作品のテーマが刺さったかといえばそうでもなかった。この作品で描かれている親子感やもっと抽象的な人と人との縁が刺さる人ならもっと感動するんだろうなぁと思う。
あえて言うなら俺はマキアでもレイリアでもなく、クリムな人だから。
だが、それでもレイリアのラストの台詞にはグッとくるものがあった。これが単にマキア視点だけの物語だったらもっと興ざめしてただろうなぁ。
矢吹先生がコミカライズ担当な理由が今分かった!
6話で一区切りつけてからライトな乗りの回が続くなぁ。放送前に予想してたノリはこっちだったんだけど、1話から6話で矯正された後だから若干複雑な思いが…。
安定のタナカリオン演出回。アクションの演出・作画ともに素晴らしかったです。
また脚本面でも素直に3人目のプリキュア加入ならずで興味深い。
ここまでの展開でまだキュアエールの「応援する」が生かされてなかったので、次回でその辺回収してくるのかなーと期待してる。
ヒロとゼロツーが正式にパートーナーとなっていよいよイチゴちゃんは身を引く展開になると思いきや、この娘全然諦めてない!いいよ!すごく良い!
シリーズ序盤の不穏さに様子見ぎみだったけど、なんだかんだ普通に楽しめてる俺がいるということに気づく7話でした。
もはやポプテピピックでもボブネミミッミでもなく純度100%のAC部だコレ。AC部の中の人、初めて見たよ。
あと紙芝居のクオリティが普通に高くてビックリする。
高雄統子コンテ演出回。作品の特性と高雄さんのウェットな演出がかみ合っていてとても見応えのある回だった。
ラストでもう一度ヒロの覚悟を確かめるゼロツーの良妻っぷりと踊るように喜ぶしぐさが可愛い。演出・脚本・作画すべてが高レベルでまとまった名シーンだ。
学校パートを必要最低限にして毎週キャンプに行ってくれるの良いわー。製作陣への信頼感が高まる。
あと衣装もちょこちょこ変えてくれるのも良い。みんなお洒落で可愛い。
イヌ子のバイト上がりで「今週もイヌ子さんのサービスカットが!」と期待したがさすがに無かったか…。
幕間の回なんだけどパワーダウンの気配すら見せない。
報瀬と日向の感情をむき出しにしたエモい演出・脚本も良いが、全体としてコミカルに落としてるのも上手い。報瀬がパスポートに気づくくだりのホラー調演出のユーモアが良い。
そしてまだまだ日向の奥底が見えないあたりに次回以降の期待感が高まる。