物語がどう転ぶか読めなくて、最初から最後までドキドキしっぱなしだった。
森川が出した答は、相馬の告白をOKして遠距離恋愛スタートになるよりも得心がいく答で、作品にも合っていたと思う。現実との距離が近い作品だけに、高校卒業時点から遠距離恋愛スタートとなると、森川が言及した交通費のようなハードルが多々あり、あまり明るい未来を想像しにくいのだが、これなら一抹の希望を持てる。
小宮の泉に対するアプローチがいちいちかわいくて困る。スマホの壁紙の件の対応も好印象。対して夏目は、受験もあるとはいえ、ここまで泉に対してほとんど自分の気持ちを伝えておらず、頑張れ夏目。
日暮れのグラウンドのシーンで街灯が灯るカットとか、自転車に乗った相馬の主観のカット(街灯で影の形が変化するのが、アニメではあまり見たことがなくて「おっ」と思った)とか、キャラを映さずにキャラの心情を表現したカットがいくつもあって、印象に残った。こういうの好き。
さきっちょや委員長ズの出番もあって、ラブラブな二人もあって、満足の最終話。毎回たくさん笑わせてもらって、とても楽しい時間だった。
バレンタインフェアはいいとして、なぜ「にぼしも一緒に」なんだ。
コンビニでの小宮のアプローチがかわい過ぎて、どうした夏目負けてるぞ、と思っていたら、ラストの森川との遣り取りで全部かっさらっていった!「だって私、ちゃんと好きな人いるから」で鳥肌が立った。天気の変化を演出に使うは時折見るが、屋内で、というのは珍しい気が。それもあって、強く印象に残るシーンになった。
夏目の「(初恋を)実らせようとしてなかった」という言葉、自分にも覚えがあって、ドキリとした。恋に恋する、みたいな時期ってあるよね……ということで、夏目の相馬に対する思いとケリのつけ方も、わかる気がする。
この作品、端から見たらバレバレなのに本人だけが頑なに恋愛感情を認めない、みたいな引っ張り方をしないのがよい。
それにしても、夏目と森川のスカート丈の差よ。
「手錠が外れなくなった女子の尿意が限界に達し、男子にトイレに連れて行ってもらう」というオイシイ状況を用意しながら、どうやってパンツを下ろすか、どうやって後始末をするか、という点をスルーするなんて、本作にはがっかりだよ!
や、そういうのは本作が描くべき範囲の外、ということは理解していますが。
料理が苦手な彼女がおそろしくマズい料理を作ってしまう、というネタは、かなり「またか」感があるのだが、どうしてどうして、大笑いしてしまった。試食シーンの悠木碧さんの演技と、料理とは思えないような効果音がナイス過ぎる。
星川君の上半身裸エプロンや、香坂さんの電マぐらいでは、最早いちいちツッコミが入らないんだから、どうかしてるよなあ。
今回は何度も声を出して笑ってしまった。モノレールの中での三人の遣り取りとか、面白過ぎる。ラストの「いえ、似合ってます!」とかも。
小宮、すっかり恋する乙女だなあ。泉に写真撮影につきあってもらうというデートプランは、自分の価値観や人となりを知ってもらうにはよいプランだと思う。いつもとは違う、写真を撮るときの真剣な表情、というのもポイント高いよね。
夕暮れ時、学校の部室で二人でアルバムを見るシーンも、叙情的でよかった。二人の距離も縮むというものよ。
森川のイメチェンには意表を突かれた。……最近ようやく苦労せずに夏目と見分けがつくようになったのに、今度は夏目の友人の高橋と見分けづらくなっちゃったけど。
五十嵐さんのトイレシーンがあったので神回。
しかもそこから、パンツを上げるときにスカートを巻き込んでパンツ丸見え状態に、という素晴らし過ぎる展開。
それが1話中に2回もあったのだからもう!