なんかいい話っぽいふんわりした展開で、へぇ〜ってはなほじってましたが、自作自演の急転直下はなかなか良いと思う。でも前回みたいになんかうやむやに解決しちゃいそうで……
クリエイティブという言葉に発想力、自己表現欲求、制作力、承認欲求などがごっちゃになっているようで、結果ふんわりした話にしかなっていないような。
引きこもりが通信空手で強くなる的なことかと思ったが、もともと喧嘩は強くないが陸上で鍛えた体力があり、それを監禁中も維持し、効果的に使うことで勝つ、ということでちゃんと理論付けしてあったのは良かった。
NHKの「ぼくらはマンガで強くなった」とかが元ネタなのかな。
もともとリアルなあるあるネタ部分とぶっとんだフィクションの部分が入り混じった作品だけど、今回はぶっとんだ部分が強調された感じか。
ラストの引きも、その流れかな。どんどんアニメ的非日常になっていくように。
ぷりけつ先生の敗因は漫画を描くスキルをもっていなかったこともあるが、自らパンツを脱いでケツ丸出しにならなかったことではないだろうか。
全裸にしても下着にしても、原作者・羽島伊月にイラストに匹敵するだけの文章力/描写力というものがあったのかどうかは不明。
アニメで絵描きスキルを表現するのは簡単だけど、作家スキルはちょっとむずかしくなるのかな。
美緒が降りたのは目白山下駅だけど、江ノ島方面に乗ってたわけで、そもそも美緒はどこに行こうとしていたのか。藤沢に行くならいつもはバスみたいだし、モノレール乗るにしても反対方向の大船に行ってJRだろうし。
本当に想い出の品でさっくり解決しちゃった。
っていうか、さきに暴走してた二人がさっくり正気に戻っちゃって、二人のせいで暴走した須藤りとのやり場のない怒りが……。りとも「てめーらに合わせてやったんだよ!いまさら止めるとかふざけんな!」って感じなんだろうね。
結局、今回の件は自己承認欲求の暴走ってことなんだけど、私は創作の原動力は自己表現欲求だと思うので、その辺はどう考えているのかなぁ〜と。
エロ関係だと、自分のために創作するので、他人に褒められたいとか考えたこともなかった。
ジゴロ体質というかハーレム体質というか、遺伝子レベルなのだな。
この手の話は基本School Daysの伊藤誠たちのように遺伝的に異常な血族なのかもしれない。刺されるかどうかは別として。
なるほど、よくCMで見かけるハニワの告白実行委員会ってやつなのね。
ミカグラ学園組曲とかカゲロウプロジェクトみたいなインディーズ楽曲のメディア展開ってやつか。
特にひねりのない10代女子なら誰でも共感できるような普遍的な恋愛もので、アニメ好き女子のために恋愛ドラマをアニメに翻訳というかローカライズしたって感じ。
視聴ターゲットがはっきりした作品なので、そこを目指してそつなく作ってる。
とりあえず、告白実行委員会はずっと気になってたので見れてよかった。
同性に恋愛相談したのが間違い。
ラノベ小説家がラノベ脳的恋愛観でラノベ的恋愛行動をしてるラノベってメタすぎてわけがわからないことに。もうちょっとひねった話できたんじゃなかろうか。
すごい茶番感。
もともと全面スマホ禁止だったのに、カンニング事件がきっかけで若干の制限付きで解禁になるのって話の流れがメチャクチャなような。
生徒指導担任の一存でどうこうできる話ではないので、学校側で全て調整が終わったあとでの茶番ということなのだろうけど、中二病気味な主人公視点なので色々変なことになってるのだろうか。アパートの住人達はちゃんと理解しているので救いがあるけど。
懸垂式モノレールは雪に強いので大船駅まではたどり着ける!
って思ったけど、藤沢駅だった。試験会場の神奈川大学は横浜かと思ったが湘南キャンパスの方なのかな。
運転再開したJRはそれほど混んでなかったので、たわわ展開にはならなかった。そもそもそれほどたわわじゃない。
とりあえず懸垂式モノレールが積雪に強いことをアピールするべきだったんじゃなかろうか。キービジュアルでモノレール使ってる割にスタッフの扱いが悪いよね。
あぁ、あったなぁ、子供の頃。
いじめとは違うけど、ちょっかい出されたほうが責められること。
その人もおばさん教師だったので。
まぁ、理不尽だと思ったのは、その瞬間だけだったけどね。
いじめとイライラ王子、一方から見ると「悪」に見えるけど、結局それは相対的なもので、折り合いをつけるしか無い。折り合いをつける方法は色々だけど。
こういう絶対的な悪もないけど、絶対的な善もない(川本一家も善ではない)というのが一番平和なのかもなぁ。
きらりん☆
なかなか楽しい流れになっていて、ここからどう話が進むのか興味出てきた。
安直に、3人の想い出がどうの夢がどうのとかで正気に戻って〜というような流れにならなければいいけど。
あと「模倣」と「クリエイティブ」の問題はどうするのか。
映画版?魔女をやめた魔女?的雰囲気の冒頭からの流れ。
私は原作の1,2巻くらいしか知らなかったので、こういう成長物語的な作品とも思わなかった。
虎は死して皮を留め、人は死して名を残す
学校存続がラブライブ出場の目的だとしたら、それが叶わない時にどうするのか、それが本作の課題だったが上手く切り抜けたようだ。
青春は失敗と挫折の連続であり、それを乗り越えての成長。
ライトなノリだけど、その辺はきちんと押さえているようで好感が持てる。
ひとのマネをするのはクリエイティブじゃないとか、最近の嫌トレス厨?
本当のクリエイティブってどういうことか、その辺をどう結論付けるのか気になる。
あとこの手の「騙されてた展開」はまどマギ以降に強く意識的に使われてきた感あるけど、それはちょっと安易すぎるんじゃないかと思ってきた。
アイドルアニメってアイドル自身がどうしたいかどうなりたいかみたいな話がメインになるけど、アイドル(偶像)という本来の意味から考えるとファン視点を他よりも多めに取り込んでいる本作はわりと貴重なのかもと改めて思う。
まぁそうだよなぁという安定のオチ。悲しいけれど良い思い出。
本作は突出した面白さはないけど、細かく丁寧にネタを作ってるように感じる。この手のオタク作品にありがちな嫌な感じはない。
頑張って作ったけどダメだったと嘆く気持ちはわかるけど、アニメ化で資金だして制作した人たちも頑張って作ったけどダメだったのだよなぁ。
個人的には1話で微妙だと思ってもその後で化ける作品は後々良い評価につながる気がする。逆に1話がピークだったという作品も多いので……
ちなみに本作は後者の方かなぁ。
「30年前に王様ゲームってw」って思ったけど、王様ゲームの起源は中世ってクラシカロイドでやってたからなぁ。
人体にも影響するコンピュータウイルスというのはちょうどドライブヘッドでもやっていたけど、あれみたいに機械を暴走させることで人を殺すという設定だったらもうちょっとまともになったかも。
で、多分最後は「王様ゲームのウイルスプログラムをCDに焼いて殺菌」というオチ。