人を辛い気持ちにさせる意図だけ先走って、それを納得させるだけの細部の描写に欠けるように感じました。
宇宙ではちゃんと無音で大気圏への突入から音が聴こえるようになる演出がリアルに感じられて良かった。
未見の上達で橋本一子氏のサウンドトラックだけ聴いてこれにどういう画が付いてるんだろうて思ってたけどふわっとした期待以上に良かった…。
久石みたいな人間を出したら話が転がってはいくんだろうけどこういう感じの作品でそういうの観ると疲れちゃう。
あと最後の演奏の3Dのカメラワークが個人的に苦手な感じでした。
「リズと青い鳥」と同じ時間を描いていて、自分が興味がない要素がこっちに集まってたって感想。
この劇場版を観て、自分は黄前 / 高坂、高坂 / 滝って組み合わせの絡みにぜんぜん興味がないんだなって気づきがあったのおもしろかった。のでそこをばっさり切り落としてまとめてあったの自分にとってはちょうど良かったです。