ダンまちもなかなかついていける人が少ない作品になってきてしまった感があるな….。最後2話くらいのベルがピンチに陥る展開は衝撃ではあったけどそれまでに至る過程がなかなかに退屈だったのと、ベル復活までもあっさりすぎて衝撃度が薄れた感はある。
タイトル通りダンジョンを探索するメイン回よりも前期みたくファミリアの抗争とかの方が面白く感じてしまうのどうなんだ。
本編関係ないけどsajou no hanaのオープニングはめちゃくちゃ好き。
映像演出がめちゃくちゃ効果的だった本作。あんまりハマれないかもなぁと思って観てたけど、想像以上に演出面や雰囲気作りが良くて惹き込まれたね。
この作品が出来上がった経緯も面白く、Creepy Nutsの音楽も世界観の醸成の根幹となっていたのも良かった。エンディング特に好き。
まだまだシナリオ的な盛り上がりはこれからってところでの終わりだったけど、ナズナに対するコウの気持ちを再整理させて終わりという構成は良かった。
1クール目と2クール目で大きく展開を変えて、2クールで描きたい内容は全部描き切った感がある気持ちのいい作品だった。個人的には後半こんなにバトルがメインになると思ってなくて面食らった感もあるが、作画クオリティも含めて見せ方が上手だったね。
個人的にタイムリープもの好きなのもあるけど、ループの起点の設定とか制約とか絶望の描き方とかも良かったし、伏線の貼り方も綺麗だったと思う。あとはやっぱり最終話でしっかり解決した後のエピローグ描いてくれたのは評価したいね。ここがあると「あぁ、この作品見て良かったなぁ」と思える。
2期が放送するからといって見てなかった1期を放送直前に一挙見した作品。その1期がかなり好みな出来だったから結構期待してたんだけどなかなかしんどい出来の2期だったね…。散々言われてるけどキャラデザの大幅変更は既存ファンを自ら手放すような悪手だし、デザインを変えるだけならまだしも安定しない作画が更に追い打ちをかけてしまった感があり…。千穂ちゃん、どこ….。
あとは普通にシナリオ面もかなり平坦に感じた。本作の1番の面白さである日常生活の中に魔王たちが馴染んでいるシュールさ、日常感みたいなものが感じられる回が少なかったのと、アラスラムスの件も結局あやふやで次に繋げる展開だったのでスッキリ感はなかったね。3期もやるらしいので、改善が見られることを祈る。
今期の覇権。シナリオ、映像、世界観、キャラクター、構成、アフレコ、音楽などどれを取っても隙がない作品に仕上がっていたと思う。独特な世界観の中でも更に異質な成れ果て村の中での一連の事件の中で明かされる過去と未来のエピソードが哀しくも冒険のワクワク感も感じさせる絶妙なバランスだったね。一期のナナチとミーティの回レベルの爆発力がある回はなかったが、どの回もクオリティ高く惹き込まれた。
個人的にメイドインアビス2期で特に良かったと思うポイントは二つ。一つ目は、アフレコ。主要キャラが良いのはもちろん、成れ果て村の住人の独特な雰囲気をマジカジャやマアアさんらが忠実に再現する表現力がハンパない。ヴエコ、ベラフ、ワズキャンたちも良かったね。二つ目は音楽。安月名ちゃんのオープニングもミスドのエンディングもとても良かった。特にオープニングのかたちは回を増すごとに意味が増していくような世界観にマッチした素晴らしいオープニングだったね。
全体通して非常に満足度の高い作品でした。
本格派異世界転生ダークファンタジーもいつの間にか4期。正直言うと世間的な評価ほどはオバロにハマれてないのだけれど、しっかり面白い。アインズさまを中心にした配下とのやり取り(すれ違い忖度芸)も変わらず脚本面白いし、決めるべき回で決めてくる構成が素晴らしい。最終話の出来は今期でも有数だね。
あとはなんと言ってもOxTのオープニングと前島さんのエンディングが世界観にばちばちハマってて最高。
オーイシ加藤がアフレコするからという理由で見始めた短編アニメ。曲は趣向を凝らしてて良かったけど、それ以外特に言うことはないな。
1クールかけて主人公がまともに活躍するのが最終回だけという何とも斬新なアニメ。かと言って他のキャラクターの個性が際立ってるわけでもなく、1クール目は明確なテーマが感じられたんだけどもはや今期は全体感の中でどこに向かっているのかもよく分からなかった。梶原くんのエンディング曲は好き。
最初に言っておくけどやっぱりオープニング映像の中に歌詞を文字で散りばめる演出はカッコよくないからやめよう。曲はめっちゃ好きよ。待望の2期….という感じではじまったは良いもののなかなか脚本も作画も演出も櫛田のアフレコも追いついてこないな、という惜しい出来だった。軽井沢のいじめシーンからの綾小路の救出という最後の盛り上がり所は盛り上がったんだけど、色々シュールだった。なんというか色んな面で惜しい….。
軽井沢、完全に綾小路の女になっちまった。佐藤さんも….いいね。
ただ、綾小路の割り切りはすごいな。笑うほどの相手じゃないから笑わない。
異世界転生ものだけど結構地に足の着いた脚本してて割と好みな作品だった。前半は特にちゃんと転生前の世界での知識の活かし方とか、不穏さの演出とかも不快感を出すことなく散りばめていて好感。この手の作品にありがちではあるが、後半本格的に異世界に没入してガチでのバトルに突入し始めるともはやよく分からなくなる。普通に医療特化でやってくれたらもっと良かったんだけどな。アニメの中でもマスクしなきゃいけなくて大変だ…。
新しい角度でのストパンの展開を見せてくれた本作。戦闘はせず、音楽とダンスに全てをかけるウィッチたち。エピソードによってはちゃんとこの音楽隊である意味みたいな深掘りもあって良かったね。全体で言うとやはり物足りなさは否めなかった。特にアフレコは終盤マシになったとはいえ結構気になるレベルだった。細かいことさえ気にしなければ楽しめるアニメだったかもしれない。
メモリアルイヤーかなんかでリバイバル作品、ということらしい。とんでもない作品が始まったな、と思って見進めたら本当にとんでもないクオリティでビックリした。でも最後まで見て後悔してないよ。現実的な動きを再現したいからなのかアニメとしては違和感しかないサッカー描写に、当時のノリをそのまま反映させたような台詞回しとキャラクター性、そしてホモ。毎週ツッコミどころたくさんで今期一番自分を笑顔にしてくれたのは間違いなくこの作品だった。ありがとう。
シナリオ的な面では自分がスポーツ作品好きなのもあるけど、アツい展開も多分にあって、先にも書いたけど見て後悔はしてない。
2期はちゃんと雰囲気や1期で積み上げてきたものを昇華させつつ、しっかりとシャドー家の謎の開示やシナリオの展開もさせていてよかったね。派手さはないけど堅実な作りで良いよね。あとはReoNaさんが手がける主題歌は本当に雰囲気をよく作ってくれるし、アフレコもみんな良い。惜しむらくは今期もかなーり中途半端なところで終わってしまってお預け感がハンパない…笑
本格派サッカーアニメとして2クール駆け抜けてくれた良作品。サッカーには疎いけど、自分のスポーツ経験とかと照らし合わせながら見ることができたりする戦術面の話も面白かったし、競技を通じた人間ドラマの描き方も良かったね。特に主人公の葦人が2クール目以降はポジションコンバートされて葛藤しながらもどんどんメンタル的にもスキル的にも磨かれていき、成長を共に実感できるような感覚は凄くよかった。
いよいよAチームに昇格、というところで終わり、続きがすごく気になる作品だったね。