グロテスクな表現があるとは知らずに視聴。
漫画だからこそ許されるであろう性癖の詰め合わせを、テレビアニメだからと、決して除くことなく描ききった製作がすごかったなという印象。
2017年に放送されたとは思えない規制の無さ。裸、流血、失禁。賛否両論相当分かれるだろうが、個人的にはかなり攻めている姿勢が好きだった。嫌な感じはなかった。
しかし、その表現を躊躇わない、真っ直ぐすぎる姿勢が故に、終盤がとにかく「つらい」「しんどい」「きつい」の三拍子。
それを同じ話の中ですぐに昇華してくれるのがこのアニメの良いところ。それがあってのカタルシスがたまらない。
……と、頭で話の流れの気持ちよさは理解しているが、やっぱりきついもんはきつい。「度し難い」の一言に尽きる。度し難い。
個人的にはストーリーを彩るBGMや美術がとても好きだった、世界観も私が机の上や頭の中で思い描いていた憧れの異世界に近く、見ていてとてもワクワクさせられたアニメでした。
一気見している途中で、劇場版をやっていたこと、これから2期があることを知ったのでそちらも楽しみ!
夢と奇跡が集う群像劇。
幾度となくテイオーを襲った骨折をきちんと描くので当然とはいえ、1期におけるスペシャルウィークとサイレンススズカの成長物語と打って変わって、胸が苦しくなるような展開が多い。しかし、それを変えることなく、きちんと最後まで描いてくれたのがよかった。
2期はメイン以外の魅力が大爆発してるところがすごく好き。1期よりも主役チーム以外にスポットが当たっていたように思う。そのおかげでスピカ以外のチームメンバーをより好きに。その中でも特にライスシャワー。あの子は泣き展開が多い2期だからこそ魅力が光ったように思う。あと、個人的にはダブルジェット師匠とパーマー・ヘリオスコンビも好き。