さとしの話をここに来ていきなり持ってきたのは少し唐突な気もする。
もうちょっと詩音の診療所へ行こうとする目的をぼかして面白く出来そうだった。
まぁ、あと2話だしな…
賢い聡子もあれだけ仄めかされたら気付きそうだと思ってしまった。
ただ総じてとっても面白い。
このアニメの面白いところは、よくよく考えればトンデモな展開を「奇跡」として自然に受け入れられるところだと思う。ただそれは、ひぐらしが4クール分かけてしっかりと「運命に抗う」ということを高いクオリティで積み上げてきたからであって、もしそれがなければ「とんだご都合主義ですね」で終わり。
観ている側に「彼女たちに早く報われて欲しい」と思わせる作品に駄作はない。
追記:大石といい赤坂といいこの作品の漢かっこ良すぎんか
最終話カット完成に向けて、原画マンを探す宮森。
そんな中、先輩制作の矢野が急遽実家に戻ることになり、さらに状況は厳しくなっていく。
宮森は応援されるような描かれ方をしてるな。太郎というクソ制作のおかげでしっかりと宮森の誠実さが際立つのがまた良い。
圭一たちが考案した48時間作戦が実行される。焦る鷹野は方々に連絡を飛ばし、ことの真相を掴ませようとするが、なかなか掴めない。
そんな中、富竹と入江の裏切りを勘ぐった鷹野は、富竹がいると思われる現場に急いで山狗を向かわせる。
話のテンポが一気に上がって面白くなってきた。
あと大石さんめちゃくちゃかっこいいです。
オフィーリアの自殺回
日高里菜さん
パートナーAI
どこで歌うかは重要じゃない
最高の歌を、生まれてきた使命を果たせるそんな歌を
心をこめて歌う、初歩の初歩
日高さんのアントニオへの移り変わりの演技がやばすぎる
監督が最終話の絵コンテを書き上げ、えくそだすっ!の制作も遂に大詰め。
最終話の進行を任された宮森は、作品を完成させるべく奔走する。一方で、周りが人生の選択をしている中、自分は忙しさに飼い慣らされているだけなのではないかと思い悩むことになる。
作画/演出
ただおいちゃんの忙しいスケジュールを画面いっぱいに出したりするのではなく、それが壁中に張り付いた廊下を疾走する演出よい
シナリオ
本作はあくまで「制作進行」という肩書きを持った「人」の物語である。
どんな職業でもそれをするのが「人」である限り共感するものはある。
むしろ、扱う職業がニッチであればあるほど普遍的な悩みや感情が際立つと思う。
最終話にむけて順調に作業を続けるムサニの面々。しかし、最終話にしてまたもや監督の絵コンテが上がらないという事態が発生。対策を講じるべくデスクの本田はシナリオライターを呼び、監督と最終話の着地点について話し合う。
無事最終話のイメージが掴め、気合が入る監督。
高野麻美さん演じる藤堂の「ハムカツ美味しいです」セリフいい
編集長とプロデューサーの商談
先が見え過ぎて萎える藤堂と先が見えなくてつらいずかちゃん
舞茸しめじかっけえーーー
これは馬の絵が必要で、藤堂に頼むのかな?
レイナからレナへ
圭一の再来、次期頭首として決意する魅音、最後の駒羽入。
次回から大きく動く感じですね。
おりょうが比較的、柔和なのもうちょっと説明欲しいな。
たまたま巡り合わせが良かった感じ?
鷹野さんが狂った計画を実行するよう決意した契機の話。権威、権力への盲従が人の尊い誠意や努力を踏みにじる。
シナリオ
鷹野さんの計画の経緯がここまでの祭囃し編でしっかりと浮き彫りになっている。
自分の命の恩人の研究を踏み躙った奴らへの復讐心という負の感情と、恩人の研究を達成したいという正の感情。どちらが鷹野さんを支配してしまったのか。
作画
回想の時の粗い絵はどうやってやってるんだろう。
真面目な原画マン絵麻ちゃんが自分の作業スピードと質に悩む話。
シナリオ
「真面目」について取り扱った回だと思う。
現場的な感覚と周りとの違いを浮き彫りにする唐突にやってくる姉。「予定通り」は珍しいこと。
「真面目」であることがよくない方向に働くこともある。例えば、現状評価されてきたものが、周りの助言を真摯に受け止めたことで、うまくいかなくなることもある。
「周りの人の意見聞いたら良くなりました。」じゃなくて、そうじゃない時もあることを描いたのに意味がある。
絵麻ちゃんファイト。
作画
おいちゃんの表情が豊かで可愛い。
アニメが集団で同時的に作られものだということを随所に感じさせるカット割り。
絵麻ちゃんを寄りで映す前に、一枚引きの原画マン全体を映したり、演出の山田とおいちゃんが監督について話してる時の最後のカットが作監の遠藤の後ろ姿だったり。
新しい世界線。全てを見てきた梨花と羽入。
圭一の登場を待ち侘びて、決意を堅くする。
ただ、圭一が来なかったら?
作画
鷹野さんの顎ちょっとシャープすぎやしないか
シナリオ
鷹野さんの猟奇的な面や壊れていく村を見せつつ、最後にその意志に負けまいと堅く決意する梨花ちゃんと羽入を映す。この時点では魅音もまだ、抗う意思はなく、圭一が大事なトリガーなのだろう。
8話作監の遠藤と3Dの下柳がお互いの制作手法の違いと制作進行の無能のせいですれ違っていたが、互いのルーツが一緒だったことを知り、仲を持ち直し制作が進んでいく。
シナリオ
それぞれに自分がアニメに携わりたいと思ったルーツが垣間見えて、観ていて熱くなる。
宮森が緩衝材になってるなぁ。
作画
透明ガラスのビルの反射具合とかしっかり書かれてるの見ると、やっぱりアニメを題材にしてるだけあるなと。
プロップも細かいよなぁ。
高野一二三に助けられて、彼の研究を継ぐことを美代子が決意した回想回
作画
これは今回に限らずだけど、キャラの恐怖とか怒りの表現が露骨でしっかり怖い。
逃げる時の歯の食いしばり方とか目元の皺が、本当に焦って逃げている人のそれ。
シナリオ
羽入、リカちゃんたちの運命と鷹野さんの運命
どちらも各々の正義がありしっかりと対立しているから面白い。
うーん。毒親はいつだって問題の種ですね。
兄さん優しい感じでてるけど、普通女子高生に30万渡してほっぽり出したらどうなるかわからないかな。
しかも、親とあんなことあったら尚更。
もっと他の親戚に預けるとかなかったのだろうか...
亡き兄との戦いを終えたシン。
残った5人はなぜかそのまま先へ進みNo signal
色々謎が残る回だった。
相変わらず、見せ方が面白い。一話の中で、結果→原因の流れでやっているのは、原作から見せ方がそうなのか。それとも構成で変えてるのか。
100年のシンギュラリティ計画の末、結局AIと人間の戦争が起こってしまう。
エリザベスと柿谷の孫がトアクに、
来週、vivyにとっての「心」がわかるのか
アニメ同好会の面々が集結。
実際、全員が全員好きなことを続けられるということはそうあることではないけれど、こんな仲間と仕事について語り合えるのは理想。
この子達みたいに会社の愚痴の中にも1割くらいは「こんなふうになりたい」っていう希望を話せるような人間でいたいなぁ。