サービス開始日: 2021-04-30 (1742日目)
おっと...?
それはやりすぎでは。母親を巻き込んで殺した後のテンションにしては軽すぎやしないか?どうして結末そっちに持って行っちゃったんだろう。仮に展開の面白さを優先しての結果だったとしたら、そもそも感情が置いていかれちゃそんなもんクソの役にも立たん。制作側は「ここまで観て来た人がどういう気持ちを抱きながら見てきて、それに対してこの11話を見せたときにどういう心の動きをするのか」を想定して作ったのだろうか。端的に言えば、この11話のおかげで作品内で尊重してきたものに完全に一貫性がなくなったと思う。すでにちょっと拍子抜けだけど、最終話次第によっては本当に残念な感じになりそう。あと母親が殺されるシーンの劇伴、個人的にはボーカルデカすぎて全然集中して観れなかった。展開がしっくりこなかったのもあるかも。
Amazonで異常に評価高かったのと、前々から気になっていたので観ました。
結論、自分には合いませんでした。
作画は基本レベル高かったし、キャラデは可愛いし、所々綺麗だなと思う背景もありました。
でも話が肌に合いませんでした。
1.観る側がフィクションを現実として捉え直せるほど、現実を上手くフィクションに昇華できるような設定になっているかという観点で、作り込みが特に甘く感じました。
2.妖精(戦う女の子)は現実でいう何のメタファーなのか?が伝わって来ず、お涙頂戴の道具か、若しくは何の努力をしなくても可愛い女の子が自分を助けてくれると勘違いしている男性への媚びとして扱われていたように思います。ヒロインに主人公を「君」と呼ばせる作風も個人的には好かんです。
3.「人間が人間ならざるものに変わり、自らの身を滅ぼす」という使い古された物語構造をやること自体いいのですけど、その滅ぼす原因の描写が薄すぎて具体的に人間の何が良くなかったのかが少なくとも12話を通して切実な形で持って伝わって来なかったです。
だだっ広い大河の部屋を見た時のふとした川嶋の表情にこだわりを感じる。しかもそのこだわりは、コンテキストなしで伝わってくるものではなくて、コンテキストがあって初めて、その表情のシニフィエを意図されたものとして視聴者に呼び起こすようなものである。キャラクターを描くとはこういう事だよな。