やっぱすごいな青ブタ
TV2期を見るにあたって見返した。いい感じに原作を忘れてるので、ちょっと評価が変わったかも。
青春恋愛×SF×哲学が奇跡的なバランス保ってるアニメ。
サンタクロースを見る前に1期から2周目中。
ありがとう
がんばったね
だいすき
なんでだろう。
二周目の方がめちゃくちゃ泣いた。
分かっているからこそ色んな細かいところに気付けたのかもしれない。
やっぱり「夢見る少女」が名作すぎる。
構成もいいし、辛いところはとことんつらく描いて、視聴者の心もどん底に落としつつ、着地点も完璧すぎずいい感じに爪痕残してて、ご都合主義だけになってないところが良い。
何度も見たい作品がまたひとつ増えた。
嬉しいです。
ストーリー構成が良くできていた。
タイムリープ系は作品によってルール・設定が異なるが、ちゃんと落とし込まれていた印象。
翔子さんもただ「未来からやってきた大人の牧之原さん」とか「牧之原さんの願いが生んだ幻想」単体ではなくそれぞれ視聴者が思いつくような要素を複数持ち合わせた存在で、それを違和感なく描くのは大変だったろうが、綺麗にまとまっていたと思う。
途中、意図せず望まない展開が訪れるというのはもはや定番なのかもしれないが、起承転結の"転"として良いインパクトがあった。
最後をご都合という人もいるかも知れないが、ハッピーエンドが好きなのでオッケーです。
感想
時間を超えて話が壮大になった今作。今回はみんなの感情的な部分をたくさん摂取することができたのはとてもうれしいこと。
牧之原翔子さんを中心に話が進んでいき、彼女を救うための物語だが、咲太はすべてを上手くいくためにはどうするのかと考えすぎたところもあったと思う。
麻衣さんと咲太はもちろんのことテレビシリーズで出てきたキャラクターがしっかり描かれていて満足度が高かった。
感情が高ぶるシーンが多くこちらも非常に感情的になり泣いてしまったりもした。ここまでパワーがある作品はやはり素晴らしい。
以下は作品を見ながら描いた備忘録というか感想。
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二年前にあの日の牧之原翔子(翔子さん)が梓川家に居候。しかし、小学校4年生の牧之原翔子(翔子ちゃん)と出会った。未来からきている翔子さんをみて移植手術を受けれたのだと思うと涙が。
咲太に心臓をもらったという翔子さん。本来は二つないものが一つある。そのせいで咲太の傷がひどくなっているのでは…?クリスマスを楽しみに待っている麻衣さんいいね。
麻衣さんの気持ちを汲むために翔子さんに生きたいといった咲太。でも翔子ちゃんの容態を見るとまだ彼女は頑張っている。それを見て咲太は何を思ったか。
咲太の行動は最悪の結末を生んでしまった。彼の精神はどん底に…そこに現れたのは翔子さん。過去に戻れるといった彼女は咲太に過去に戻り、麻衣さんを救うことに。
古賀ちゃんナイス!!見つけることができた。もう一人の僕に電話するも分からず屋であったため自ら動くことに。麻衣さん!!未来から来たってわかっている。
咲太のことがわかっている。彼はきっと翔子さんを見殺しにできないといった。一番よくわかっているのは麻衣さんだな本当に。未来の咲太に救われた咲太。自分が翔子さんの未来を奪ったと実感しながらもこれしかなかったんだなと泣きながら納得。この感情の揺れ幅すばらしい。双葉…彼女は大きな心配していたんだろうな。翔子ちゃんのおかあさんから電話が。もう長くはない…か。
出会わない方がよかったと翔子ちゃん。彼女は夢ですべてを知っていた。彼女の宿題を見てその言葉に涙する二人、最後に花丸を付けた咲太。この一年間色々なことが本当にいろいろなことがあった。そう思いながら二人は静かに眠るのであった。翔子ちゃん…書けて良かったな…。初詣デートの途中にあった女の子。牧之原翔子ちゃん。よかったなあ…
シュタインズ・ゲート。
タイムパラドックスの仕掛けがよい
ラストの病院ベッドのシーンで泣いた
ほんとに丁寧に作られていて好きな作品
諦められない弱さ、諦めない強さ。
エンディングに至ったことへあっぱれ。青春ブタ野郎だね…。(双葉が好きです)
二周目
・すごい。いや、すごい。すごいものを見た。あのハイクオリティのTVシリーズすら軽々超えてきた気がします。フォロワーが口を揃えて「いいからとにかく見ろ!!!!!!」と言ってた理由わかりましたわ……。はい、自分こういうの大好物ですわ……。世界線を何重にも編み上げた、すごく良く出来たSFミステリ。何度もどんでん返しをお出しされて翻弄される感じ、鑑賞後「????」って頭と情緒がめちゃくちゃになる感じ。最後にすべてがつながって、2周目以降見え方が変わるやつ。記憶と観測と消えゆく存在と託す想い。自分の好きな要素が全部入っていて「は???」ってなりました。
・序盤で、実は翔子さんがもう死んでいるか死期が迫っていて、大人翔子さんはすべてを知ってる存在なのだろうなーというのは気づいたけど、甘かった。まさかそこから咲太が死に、麻衣さんが死に、さらにそれが阻止されて、予想もつかない結末になるとは…。TVシリーズ通してキャラへの愛着が高まったところでおもむろにこれ出してくるの、完全に制作陣の手のひらで踊らされてる。
・原作の時点でめちゃくちゃ良く考えられてますね。1回見ただけだと、ちゃんと理解できてる自信がまったくないので、全然違うこと書いてたら指摘してください(ハロワも5回くらい見て解説読まないと理解が追いつかなかった老害バカ野郎なので)。たぶん2割くらいしか理解できてないな。
・今回、思春期症候群が強すぎてLV99くらいになってる。古賀回と似てると思ってよいのかな。すべては翔子ちゃんのシミュレーションだった?? ただしそのシミュレーションの中では、未来から来た云々は起こっている? バニー咲太(語弊)が咲太を突き飛ばしてるってことはそこで因果律が破られてるしある意味夢の中では何でもありというか……いっちょんわからん……。この作品、わりとそれぞれの語り手の言ってることが信頼できなくて、言葉と想いが一致しないので…。何か見逃してるかな。原作読んだほうがいい??
・ただ、たぶん確実なのは、これまで咲太の前に現れた大人翔子さんの経験を翔子ちゃんは夢と認識していて、だから大人翔子さんとそれを経験したICU内の翔子ちゃんはすべてを知っていた、のかな。だからこれまであんなに達観してたのかな。
・ありがとう、がんばったね、だいすきという3つの言葉、咲太は翔子さんから教えてもらったけど翔子さんは咲太から教えてもらった?? だとしたらこういう円環好き。循環参照。
・特殊相対性理論が出てくるけどここがよくわかってない。大人になるのを拒んだから周囲の時間がゆっくりになったのか、それとも大人になることを望んだから大人になったのか。周囲がゆっくりになったらむしろ浦島太郎的に幼い姿のまま未来に行きそうな気もするので…。いや、違うか、中学生翔子ちゃんが浦島太郎的に先に未来に行ったから未来を知っているのか。どっちにしても片瀬江ノ島駅の駅舎が竜宮城なこととの絡め方がうますぎませんかね。
・量子複製不可能定理的な、二人の同一人物が同時に存在できないやつって物語の選択の一回性と相性いいよな
・咲太さあ…なんで麻衣さんと生きていくと決心したのに、また翔子ちゃんのために交通事故に自分から遭いにいくんだよ……残される麻衣さんのことを考えろよ……翔子さんだってそんな未来を望んでないからこそ過去を変えに来たんだよ……。誰も喜ばないよ。何やってんだよ……。このへんちょっと咲太の行動が冷静さを欠きすぎていてぐぬぬってなるんだけど、でもその迷いも愚行も含めて、咲太の優しさであり弱さなんだよなあと思った。これまでわりと出来過ぎ超人だった咲太の等身大の弱さ。
・咲太が死んで心臓が翔子さんに移植される未来、それを阻止しようと麻衣さんが死んで心臓が移植される未来、そしてそれを阻止しようと咲太が咲太を突き飛ばし翔子さんは移植を待たずに死ぬ未来って……なんという鬼畜な選択肢だよ。これを選ばせるのかよ。咲太が廃人同然になってる一連のシーンがかなりつらかった…
・麻衣さんの心臓を持つ翔子さんは、それまで出てきた咲太の心臓を持つ翔子さんとは別なのかな。麻衣さんが死ぬことで生じた分岐先の翔子さん?? まあ、どちらの翔子さんにとっても自分が生きながらえたその世界線こそが正史なのに、それを捻じ曲げて、優しい両親を悲しませてまで、自分が消えてまで、咲太を少しでも「麻衣さんルート」に近づけようとする。きっと、よほどつらい思いをしてきたのだろうな。結果論であるとはいえ、好きな人の命を、あるいは好きな人の生きる希望を奪って自分が生きながらえていることが、許せなかったのだろう。
・咲太も翔子さんも麻衣さんも自己犠牲しすぎるんだよ……自分の命で誰かを救えるのならそうしたいという気持ちはわかる。わかるんだけど残された方とそれで命を救われた方は地獄なんだよな…
・過去の自分が物分かり悪くて説得しようとしても反発されるパターン、過去と未来の自分が戦う構造、好きですね…。麻衣さんが死ぬことをちゃんと伝えれば考え直してくれそうな気もしたけど、そこはまあ、その後の劇的な突き飛ばしへのつなぎということで…
・全てを忘れて咲太と翔太が出会わない世界をやり直すやつに弱い……。開闢…。結局ラストの咲太は夢の中でしか翔子さんと会ってないけど、夢で会えたからあの高校に入学できたのか。
・ラスト、そこには元気に走り回る翔子ちゃんの姿が……!(テレビ特捜部)なんだよ全員救ってるじゃねーかよ…翔子ちゃんは結局移植を受けられたということなのかな。
・全員がハピエンの大団円、のように見えて実はラスト翔子ちゃんに心臓を提供したドナーがいる(たぶん)、という事実が楔のように心に刺さっている。もちろんドナーはドナーカードで自ら臓器提供の意思を示しているはずだし、決して「翔子ちゃんのために犠牲になった」わけではない。ご家族も納得はしたうえでの提供なのだろう。——だけど、同じ境遇に遭い、一人残された咲太の抜け殻のような姿を見たすぐ後だと、そこにどうしても割り切れないものを感じる。語られてないだけでドナーと周囲の人々にもきっと咲太に負けない深い物語があり、それぞれの想いがあったわけで、彼らは咲太たちのように運命を変えることはできなかったんだよな……。難しいな。臓器移植について回る永遠の課題ですね。なのでやっぱり早く人工心臓か自分の細胞から心臓作るやつが早く実用化して欲しいです。
・あとやり直した小4の翔子ちゃんはそれまでのことを全部覚えているのか? だとしたらあの年であれだけの人生経験積んで達観している小4つよすぎる…幸せになれよ…
・花楓、髪を切ったということはおでかけシスターのあれは花楓なのか…まあそうだよな…かえでに会えないのは寂しいけど花楓もがんばってるな
・双葉出てくるとなんか安心する。恋愛とかそんなものを超えた二人の関係性が好きだ。
・結局全員がゆめみる少女であって、しかもその「夢を見ない」って深いな…。トロイメライ。元は電気羊のオマージュだろうけど青春ブタ野郎は〇〇の夢を見ないということは、夢ではない=現実であるということと、夢すら見ない=観測せず実在しないということを両義的に表してる気もする。でも嘘も現実も真実。
・花丸、かえでのときも出てきて泣いたけど今回も出てきて泣いた。翔子ちゃん、がんばったね……
・これ、たぶんかがみの孤城か好きな人は気にいるんじゃないかと思う。あと君愛。あとすずめの戸締まり。どれも因果の構造がよく似ている。要はこういうの好きですわ
・毎回鳩サブレー出てくるのいい。森戸海岸もちょっと胸熱だった。
・とにかく原作読みますわ。たぶんよくわからなかったところが書いてあるんだと思う
今までの青ブタシリーズの話の中で1,2を争うくらい好きな話でした!
今回の話では麻衣さんと翔子さんがヒロインとなっており、観たら必ずこの2人のことが好きになります!翔子さんとは何者なのか、麻衣さんの咲太への思いなど、知ると思わず泣いてしまうような設定が盛りだくさんです。
音楽はアニメのEDと同じで、ヒロインが歌う形となっていたため良かったです。
映像はアニメと同じく全体的に良かったと思います。
ストーリーはよく作り込まれており、アニメで謎だったことが解明していきます。急な展開で思わず泣いてしま部分がたくさんあり、このシリーズの中で1番感動したかもしれません。
次回作は是非映画館で観てきます!
ぼろぼろ泣いてしまった。
最後に翔子さんのことを思い出す描写はなかった方が多分好みだったと思う。麻衣さんが可哀想だよね。
泣いた
尺的に都合の良い流れに見えてしまって、劇場版単体で見ると原作ほどに感極まるということはなかったけど、作中人物たちの決断に心を打たれるのは変わらず。咲太、麻衣、翔子さんそれぞれのなかに、強さ、弱さがあって、その多面さがキャラの魅力にもなっていて、それ故にしっかり青春ものになっている、恋愛ものになっているのがこの作品の良さ。
上手いのは、翔子ちゃんではその歳特有の頼りなさ、強がりを、翔子さんではその歳なりの包容力といった表現をひとりの人間で描いているところ。咲太にも二人の咲太が同時に存在するタイムパラドックスな場面を作って「分からず屋だな、僕は」なんて言わせたりする。過去の自分をぶん殴ってでもやり直しさせたいと主人公がぼやく作品は数あれど、この作品はその描写の仕方が面白いし、非日常要素、SF要素の盛り込み方も面白い。
あと、双葉の咲太に向ける感情が相変わらず惚れているように見えるのに笑ってしまった。普段、感情を表に出さない分、突然の発露が不器用なだけで、あくまで友人としての振る舞いと分かっていても、実は咲太のことが好きなんじゃないのかと思えてしまうから困る。そこで補足説明したり、言い訳がましい描写を入れないのがまた良い。
何度見ても泣ける😭
アマプラでレンタルにて視聴しました。
以前から見たかった作品でしたが、やっと見れました。
購入して損はないと思います。
1年半ぶりくらいに劇場で鑑賞
もう半分くらいずっと泣きはらしてて目が痛かった
誰かのための優しさを諦めない物語だと感じた
本気のオススメ
劇場で見られなかったのをやっと見た。テレビシリーズのときも思ったけど音楽を抑えた会話劇演出は好き。周りが感傷的だったせいなのか分からないけど、個人的には咲太くんの葛藤がもう少し見られた方が良かったかも。
麻衣さんが咲太くんのことになるとめちゃくちゃ感情的になること、咲太くんのために辛いのを我慢して頑張る翔子ちゃんの二つのヒロイン像が良かった。
それと幸せに終わったこと、麻衣さんと咲太くんが爆発してたこと、翔子ちゃんの笑顔が大変良かった。咲太くんと歩く翔子さんは幸せそうで辛かった。
青ブタは人との交流で登場人物に変化が生まれ、ストーリーになっていくところが本当に好き。あとちゃんと問題が解消されて鬱展開が打開されるとこも好き。鴨志田さんの登場人物への愛情を感じる。
理央ちゃん好きすぎてもっともっともっと幸せにしてあげたい。。。
4.5/5点
どこか懐かしさを感じさせてくれるアニメでした。
笑いあり、涙あり、日常の中に非現実的要素がとてもマッチしていて
不思議な世界観でした。
それぞれのキャラクターの抱えてる問題の展開~解決までを13話という短い話数の中で表現していて
物足りなさもなく、むしろスッキリした気持ちで見終えることができました。
かえでちゃん可愛すぎ。
前半が鬱展開丸出しできつかったが後半は感動としか言い表せない。泣くまでは行かなかったが涙腺はかなり緩くなりました、主に終幕とか。
感動した
途中で鬱すぎて劇場飛び出そうかと思ったけどそういう展開がより面白くさせてる気がする
バッドエンドはないって分かっててもハラハラさせてくれるよな。
咲太が麻衣さんみたいに誰にも観測されなくなるのは良く出来てんなーと感心してしまった。だからそこで古賀ちゃんなのは嬉しいサプライズだった。さすが尻を蹴りあった仲。
翔子さんのは完璧には分からなかったけど、心揺さぶってくれるよな。最後翔子さんを見つけ出すあたりはさすが咲太とだけ。
咲太、麻衣さん、翔子さんそれぞれが相手のために命かけて選択してて若くて眩しかった。
咲太も麻衣さんも翔子さんも強い
原作けっこう端折られてたけど、すごい感動した。
後半は涙の連続でした
内容自体は原作6・7巻の構成を変えて尺を縮めつつも丁寧に描いている。あらすじや設定の説明はないが、一度作品に没入してしまえば問題ない程。
……それでも時間移動の仕組みについての話は判りにくかったけど。あれは原作でも難しかったからなぁ…
翔子は事あるごとに咲太を支え力の源となってきた人物。だから今の咲太があるのは翔子のお陰である部分が大きい。咲太は翔子から与えられた想いを胸に生きている。だから、目の前にかつての自分と同じように上手く進めなくなった小さな翔子が居れば、与えられた力を分け与えてやろうと大きな翔子から貰った言葉を投げかける。
小さな翔子に与えられた力が大きな翔子へ繋がっていき、やがて咲太に戻ってくる。与える関係がループしている。
中学時代に翔子に救われた咲太は翔子を追って峰ヶ原へやってきて、その中で何人も助けた。そこで培われた力を持って小さな翔子のために奔走するが、その行為が翔子へ心臓が受け継がれるきっかけとなってしまう。だからこそ翔子は過去に戻り、咲太を助けようとする。でもそれは咲太が翔子を追う始まりとなってしまう。
これはどうしようもないループ構造でそれを途切れさせる、または別の道を選べるようにするには翔子が作中でしたように誰か一人が救われることを諦めなくてはいけない。
それは簡単な決意ではなくて、だから咲太は何度も迷い何度も覚悟しなければならなかった。最初は翔子の為に犠牲になるつもりでも、麻衣の涙を見れば麻衣のために生きたくなる。それでもICUで眠る翔子を見ればその決意が揺らいでしまう。更に翔子が自分を犠牲にする為に咲太を誘導していたと知れば走り出してしまう
その中途半端さの結果として咲太は麻衣を失ってしまう。でもこれは責められることじゃない。他人を生かすために自分の命を犠牲にするか、自分が生きるために他人を犠牲にするかなんて簡単に決断できることじゃない。そういった迷いが有るはずなのに、咲太を生かす為に自分を犠牲にする道を選べてしまった麻衣と翔子はとても強い心を持っているのかも知れないね
一度麻衣を犠牲にし、街を彷徨い歩いた経験は咲太に麻衣の大切さを刻みつける。そこまで経験して咲太は麻衣だけを大切にし、翔子を救わない決断がようやく出来る。その決断はループ構造を抜け出すもの
また、未来の咲太に会った麻衣は変わらず自分が犠牲になる道を選ぼうとしたが、咲太の懇願によってそれを止める。その時に麻衣が発するのは「二人で幸せになる」という言葉。これも与える関係のループ構造を打破するものになる
麻衣だけを幸せにすると咲太が決め、自分と咲太の二人で幸せになるのだと麻衣が決め、二人が幸せになれるように翔子が奔走して。そこまでしなければループ構造が終わらない展開は遣る瀬無いね。
ただ、強い心を手に入れた小さな翔子からすればそれじゃまだ足りなくて。翔子を失う咲太の哀しみを癒やす為に一人過去に戻ってやり直す決意を決めた翔子は本当に凄いとしか言いようがない。
その果てに辿り着いた世界は翔子の手術が成功した上で、咲太達の関係も崩れないまるでお伽噺のような世界。でもこれって翔子の尽力だけでなく、翔子と関わった「現在」の記憶を皆が持っていたことで辿り着けた世界でも有るんだろうな。
翔子と咲太の心臓の真相、それを知ったことに因るそれぞれの葛藤、理不尽な喪失。それらを乗り越えてラストの海岸線での翔子と咲太の遣り取りが見れた事で大満足だと言える内容だった
思っているよりもシリアス展開だったけど、
麻衣先輩も可愛かったのはもちろんのこと、翔子さんの謎も明らかになったし、
他のキャラもいい味出てた。個人的には満足。
強いて言うなら、最後のシーンで声掛けるんかい って、思ったところぐらいかな
青ブタはいいぞ
この欄、ネタバレありで書くのでご注意。
少々のご都合主義は許容してあげたくなるくらい咲太が追い込まれていて、後半はまったく目が離せなかった。いちど最悪の選択を見てしまった後なので感情移入しまくりになってしまい、オールハッピーエンドにならずとも、例え心に傷を抱えても咲太と麻衣が生きていてくれれば良いと思いながら観ていた。
ただ、ラストは欲張り過ぎかな。麻衣の「知ってる子?」の問いに「…いや、知らない子です」と咲太が答えて立ち去る…というくらいの切なさが残るラストの方が、自分的にはよかった。
我ながら面倒くさいw
(ネタバレ気にせずに書きます)
「とにかく麻衣に一途な咲太」という前提を崩すことなく、でもその関係を人命と秤にかけたら? というテーマがなかなかヘビー。ストーリー上では3人の命が交互に天秤に乗ってくるんだけど、あちらを立てればこちらが立たずという状況が二転三転して、先の読めない展開は手のひらにじっとり汗をかくくらいにシリアスで実によかった。とはいえ、最初の「事故」の時点で観てる側には「こんな悲劇になったけど……でもおれたちには思春期症候群がある!」と信じられる状況にもなったわけで(なぜなら絶対にハッピーエンドになるはずだから)、あとはこの現在・過去・未来がこんがらがった時空をどう解きほぐして全員を幸せにするかというパズル問題になる。
というわけで、量子力学的に同時に存在しえないもうひとりの咲太を犠牲にするというトリックでハッピーな結末を迎えるわけだが、個人的にはちょっといただけない。最終的にはこの物語の記憶が全関係者に(夢という形で)残ってるあたりも、都合がよすぎてなぁ……。
二度目の事故では大人翔子を飛び込ませて、咲太の心臓だけがループするきれいなタイムパラドックスを作っておしまいにするのがいいと思うんだけどねぇ(←グロい)。もともと大人翔子は思春期症候群が生み出した亡霊みたいなものなので、消えても問題ないはず。まぁ死人が出るストーリーは除外されたんだろうなぁ。実際は子供翔子の最終的なドナーが(人知れず)死んでるんだけど。
と、まとめ方だけはイマイチながら、全編を通してかわいい麻衣先輩を堪能できたので良かったし、ハーレムものなのにシリアスな恋愛作品でもあって、そこんところさえしっかりしていたのでOK!
青春ブタ野郎はゆめみる少女の夢を見ない 感想(ネタバレなし)
素晴らしい作品でした。前半は青ブタらしい会話劇とキャラの可愛さを際立てながら、後半のシリアス展開での感動も完璧だった。
まずは何と言ってもキャラが可愛い。特に、麻衣先輩の咲太の彼女として振る舞う姿は、アニメ以上に可愛かった。今まで双葉派だったけど、この映画を見て麻衣先輩派になった。かえでがあんまり映らなかったのが残念。ギャグも相変わらずキレキレでよかった。
アニメでは明らかにされなかった伏線の回収という意味合いが強い作品です。咲太の思春期症候群の正体や、翔子さんの話など。
咲太の胸のキズの衝撃的な理由からの、翔子さんを選ぶか麻衣先輩を選ぶかの二択が咲太に迫られます。それも単なる二択ではなく、青ブタ史上最も悲しく救われない究極の二択。青ブタでまさかこんな展開に持っていくとは思わなかったので、まさかの理由に本当に衝撃を受けた。麻衣先輩の決死の行動にももうトリハダ。どうしようもできない悲しい話でボロボロ泣きました。今までの話とは違って、もはや咲太だけではどう解決することもできない難題ですが、最後はきちんとハッピーエンド?で終わるので安心して下さい。
アニメ青ブタでの感動シーンの振り返りもあって、そこでもうひと泣きしました。
アニメ青ブタの良さも残しつつ、アニメ以上の感動をくれる素晴らしい作品でした。青ブタ見てた人はマジで観に行ってほしい。絶対後悔はしないと思います。
原作を読んでから観に行きました。
前半は笑いに劇場を包まれることもありましたが後半は心が締め付けられ涙腺がゆるむシーンの連続でした。
最高でした。
とてもよかった。
あ、ここでこっちが犠牲というかなるのねとか思ってたら全然ちがくて凄くまじかってなったし
ほんと辛いって思う場面がめっちゃあった。
あとあのうさぎモードの時がこの感じを桜島先輩が思ってて、そこに咲太が助けたんだなと思ったらそりゃもうあそこまで咲太の事好きになるって思う。
自分も
『ありがとう』
『がんばったね』
『大好き』
を大切にして生きていきたい
誰が、誰のために、どんなことを思い、どういう行動をするのか
登場人物たちの中で起こるその連鎖反応に、胸がギュっとなったり、じんわりなったりと、感情的に揺さぶられた本作だったように感じます。
正直なところ、咲太たちの行動で何が正解だったのか、どうすれば良かったのかは、見終えてなお、私には分かりません。
でも、きっと、咲太たちにとっても、正解なんて分からなかったでしょう。
分かっていたら迷わなかった、躊躇わなかった、涙なんて流れなかった。
目の前の現状の苦しみや悲しみを受け入れきれたとは到底言えなかった。
そんなつらい状況でも、たとえわずかな可能性であっても、それでも、彼らは「願った」のです。
梓川咲太も
桜島麻衣も
牧之原翔子も
未来が空欄で何もなかった=願うことを諦めていたあの頃から、ようやく最後に牧之原さんが願ったこと、そしてその願いを花丸として咲太と麻衣さんも願ったこと、その願いが連鎖して、たどり着いたのが最後の景色だったんだと、たった今、私は思い至りました。
『ありがとう』
『がんばったね』
『大好き』を大切にして生きていく
いつか、やさしい人になりたいです。
もしかして、思春期症候群は、受け入れがたい苦難からの逃避や抵抗により生み出されるものなのだとしたら、そこに向き合って、それでも、自分がどうありたいか、という態度や意志や願いによって、解放されるものなのかも。
願うことを諦めない。人生だなぁ。
https://abema.tv/video/title/26-111
https://animestore.docomo.ne.jp/animestore/ci_pc?workId=26418
https://ch.nicovideo.jp/ao-buta-yume
https://fod.fujitv.co.jp/title/c564/
https://www.amazon.co.jp/dp/B0DZTVK7WW
https://www.amazon.co.jp/dp/B0B8TRL84L
https://www.b-ch.com/titles/6753/
https://www.nicovideo.jp/series/409677
★★★★★★★★☆☆
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泣きました
正直咲太の行動に全く共感できなくて俯瞰して観てたけど、辛かったなあ。
別に咲太が人を殺めた/殺める訳じゃないんだし、舞衣さんを幸せにするって決めたんだからちゃんと舞衣さんを幸せにできる道を初めから選べよって思ってしまう。
双葉可愛いなあ。
まあなんか最終的には1番いい感じにまとまったみたいで何より。
果たしてあの感動の再会のあと舞衣さんがその記憶を取り戻すのだろうか。(なかったら修羅場?)
TVシリーズ1期の続き。青ブタらしい空気感が良い。
ちょっと駆け足感があったけど、青ブタの世界をまた見れて嬉しい。
TV版を観終わってから視聴。というか、やっとdアニメストアに来てくれた。
作品としてはTV版の延長線。元々TV版も非常に良い作品であったが、やはり謎のキャラとしていた牧之原さんのキャラクターとしての成り立ちが描かれている。
3つ?4つ?くらいの世界線が出てくるのである程度考えながら見ると面白い。