この作品は最終的に長谷と藤宮がくっついて終わるのかと思ったけど、一週間フレンズというタイトルらしく終わった。この付かず離れず見たいな何とも言えないやきもきする関係が、見ている者の心を締め付けるいい作品だと思う。EDの奏もそういう作品の雰囲気を引き立てていると思う。マジで良曲。
主要キャラの中では桐生が一番好き。優柔不断でネガティブな長谷に振り回されっぱなしだけどなんだかんだ世話焼きな、めんどくさがりだけど友達想いのめっちゃいいやつ。山岸の面倒も見てるのは掘り下げあったけど、人の良さがすごく出ていてよかった。こいつこそ幸せになるべきキャラのはずだ。
一方でこの作品に不満もある。一週間しか記憶が持たないのを日記でゴリ押して解決しているところだ。最初に長谷が日記を提案した時に藤宮が何か言いかけた感じ、以前にも日記を試したことがあるような気がしたけど特に掘り下げ無し。まぁここは俺の勘違いということでスルーしてもいい。しかしながら、最終的にノート3冊にもなるような日記を月曜朝に読み返しているっていうのが無理がある。いくら少し記憶が残るようになったからと言って、月曜朝だけで読み返し切れる量じゃない。途中で読み切れなくなる展開になるものとばかり思っていたが...。
不満こそあるが、総評としては並~良アニメという印象。これもたぶん原作とかの方がしっかりしててそっち見たほうが良い系のやつな気がした(原作知らないので分からず)。
癒しだった...生きる糧って感じの作品
ほっこりできる作品だし、1話が通常のアニメの半分の尺だから手軽に見れるのも良い
ただ、主人公は575で言葉を短冊に綴るわけだし、わざわざアニメで見なくてもいい気はする
キャラは個性豊かだし作品自体はとても良いが、アニメとしての評価は並