何が良いのか良くわからないけど嫌いじゃないかなみたいなアニメ。
よくわからないアニメが好きでしかもよくわからないままにされっぱなしというかよくわからなさそのものが好きというところはあるので、そういう意味でこのアニメもその条件に引っかかってるかも感はあるかもしれない。
はなかなちゃん、ゼーガペインとラストエグザイルは好きですけどみたいなつまらないことしか言えないし、お芝居固まってからの彼女は好きかと言われるとそうでもない、でも嫌いというほどでもない、みたいな微妙な位置なんだけど、このアニメのはなかなちゃんは全然抵抗なくするっと自然に受け入れられたのは何なんだろうとは思っている。
同じような話で何故か沢城さんもこのアニメに関しては全然抵抗なかった。
あと終盤のあしゅみしゃんがクソ叫んでておもろかった(笑うところではないが)。
すごい良かった。
MVP選ぶとしたら田村睦心かなという感じ。
何というかこう、独身メガネOLを演じるというだけにとどまらず、視聴者をこの世界に引き込むとか心を開かさせるとか距離感を縮めるとかそういう役割を大体全部こなしてた感があった。
まずこの人ありきだなと思うしこのアニメを観たいと思うとき、このアニメを観たいとはどういうことなのか、何を観たいということなのかということを掘り下げていくと田村睦心にたどり着く的な。
それが主人公の役割だろうと言われたらそうなのかもしれないけど。
いやまあみんな良かったんだけどね。いつもどおり長縄まりあちゃんはクソカワだったし。
MVP選ぶならって話ね。
あ、そもそも武本康弘目当てで見たんだった。
忘れてた。
そういう意味だとやっぱりこの人の作る日常ギャグの映像の雰囲気とか空気感とかリズムとかが本当に好きなんだなと思った。
そう、リズムだな。リズムのとり方が好きなんだと思う。特にリズムっていう話。
観ていてほんとに楽しくて引き込まれてしまう。
それに確信が持てたのは良かった。フルメタばっか観ててもね。