みんなにとってがまがま水族館は何かしらの拠り所で、くくるにとっては失くした家族との思い出の場所
だから、くくるはがまがま水族館に夢中になって全てを懸けるように奔走している
高校生で水族館館長はとても勇気の要るチャレンジだけど、そこはたくさんの生き物の命を預かっていて、たくさんの人の拠り所で、くくるが何でも一人で背負い込んじゃうには荷が重すぎるもの
色んな人に助けられて反省をして、最後の場面でくくるは無謀なこととは違う本当の勇気を確かめることができた
ファーストペンギンだって後ろに仲間が続いているから勇気を持って最初に飛び込める
本当に大切にしてきた夢、だからこそ壊れてしまうのが怖い
夢を追いかけられる姿に憧れる英子にとっては、そうやって見て見ぬ振りをして夢から目を背けてしまうことが許せなかった
好きなことを本気でやることって偽らざる自分と向き合わなきゃいけないこともあるし、それ以外でも難しいことなんだなぁって
恭也の仲間を100%信頼し切れるとこもすごい
ろりえち描写の増した前半戦から打って変わって後半はFateし始めて...
美々が目覚めてしまった回は色々とすごすぎた....
これがアルティメットイリヤですか
美遊という存在、Fateシリーズの核心すぎませんか
彼女のために聖杯戦争が存在するって....
突然始まった不思議なひと夏の刹那な儚さと信州で繰り広げられる青春のひと時の穏やかであり騒がしい日常を、涙の出るほど甘くて酸っぱい恋物語と共に味わう群像劇
1話の時点ではあの花や天メソのような形式だとは思っていたけれど、大人にはできない青春時代にしか抱けないどこまでも真っすぐで純粋な恋のぶつかり合う失恋物語がとても良かった
特に9話は印象に強い
物語の締めくくりは出会いと別れの物語に形式的なものだったけれど、やっぱりそういうのが一番涙腺に来てしまう
何かを始めたいと思って始まった喜びや悲しみの詰まったあの夏をぼくらは忘れない
あの夏はいつか終わってしまう、けれどフィルムにそれは残っている
あの夏の中でイチカは今も海人たちと一緒にいる
やがてその記録が消えていくこともあるけれど、忘れないようにあの時の想いを残し続けて、続きを描く
最後の場面はとても印象的でフィルムの中にあの夏が待っていた
シリアス来たな~~~と思ってたらそういうオチですか
5年前にドライを最初に見たのでこういう風に繋がるのかって納得できた