お仕事日常モノを期待してたけど、ラブコメ寄りになってしまったのが個人的な好みとして不満点
日常コメディモノのフォーマットはよくできてたと思う
結局スローライフに見せかけたダークファンタジーみたいなとこあったなぁという感想
「加護」ってキャラをその属性に縛り付ける設定も、まどマギとかゆゆゆみたいなこの手の作品で描かれる運命そのものだし
不快感の伴うイチャイチャの多い今期の中で、全く嫌味のないイチャイチャがとても良かった
結局何が言いたかったのか、語りすぎて判然としない
最初は自分の想いを上手く伝えられない少女が人の姿をした空と海って自由とか解放の象徴と出会って変わってく話しだと思って見てた
だけど、空が死んで海も熱を出して、環境破壊を言い出して
そしたら生命の誕生を心象風景の様に描き出して終わった
ニ段階目までは窮屈な人の心を開け放ってくれる自然を壊してしまうから、人の心はどんどん窮屈になってしまうって捉え方もできたけど、生命の誕生はあまりにもベクトルが違いすぎてただの映像としてしか処理できなかった
写実的で絵画的な映像がすごいのは認める、音楽も久石譲でびっくりした
もしかしたらボーイミーツガールの話だったのかもしれないけれど、それならキャラクターを魅力的に描いて欲しい
自分が恋に落ちそうなキャラクターじゃないと恋愛として認識できない
ポピパな青春色の夢を歌うお話
そして5人で歌って奏でることが夢への切符!
いつものバンアニって感じのゆるっとしたノリもありつつ、青春を駆け抜ける夢へのエールを歌うとこは熱い思いをくれるみたいで、新年これからがんばってくぞー!って時にぴったりな映画だったな
モルフォもRASもポピパもFL2バリにカッコよくてキラキラドキドキなライブで大満足
DRIVE US CRAZYとか超ヤバかったし、走り始めたばかりのキミにときエクで泣いちゃう
そうか、そういう話だったんだね。
答えは序盤にはもう出ていて、だけど色んな想いの中で遠回りしてそこにまた辿り着く物語だったんだ。
その人が好きだからその人から好きな人を奪ってしまうことは悲しくて、好きな人の幸せのために自分はその人を好きになっちゃいけないと思ってた。
でも、誰かを好きになる気持ちはダメじゃない。
自分を想って泣いてくれた人を好きになって良かったって伝えたいことは間違ってない。一緒にいた日のこと、あなたを愛する心を忘れてしまいたいのも、愛ゆえのこと。悲しみもあるのが恋ってことじゃなくて、悲しみもなければ喜びのないのが恋。
変わってもいい、変わらなくてもいい。「好き」は何にも縛られない、間違いじゃないから。「好き」を分つ運命なんかなくって、「好き」がくれた勇気とか憧れとか幸せがあるから、僕たちは夢を見て新しい未来を作れる。
好きだから、想いを伝えられない。好きは何でもくれる、勇気も幸せも、痛みも苦しみも…。
眩しくて照らされて熱くなってドキドキして…、海の向こうの地上にあるそれをくれたのは海だった、全部全部海があったから。光がまなかに全部をくれた。
ちさきは誰かを好きになると普通じゃいられなくなってしまうから、紡が好きだからまなかには光を好きでいて欲しかった。変わらない4人でいたいことを盾に自分の気持ちを偽ってしまうくらい、みっともないくらいにちさきの好きは大きい。でも、4人が大切なことも嘘じゃないから、自分だけが幸せなことも認められない。
美海は光が好きだから、光と一緒にいたい気持ちと光が幸せでいて欲しい気持ちがある。好きだから諦めたい…、苦しくて痛すぎる。
二度目だけどほぼ忘れた状態で
なんて醜くて歪んだ劣情なのか、悪魔ほむらが愛しすぎる
世界を壊してでも想いの人が欲しい感情も、彼女を愛するからこそ彼女のために彼女が手に入らない悲しさも、それでも愛さずにいられない心も全て分かる
震え上がるような欲望に沈んだ悪魔の失恋のお話だった
正直、展開も結末もまさかすぎて邪道すぎて手放しで称賛できるものではないけれど、それでも悪魔ほむらの在り方が美しくて愛さずにはいられない
まどかにフラれてもそれでも自分のやり方で愛し続ける、最後のこのリボンはあなたの方が似合うわのシーンはとても良かった、自分は決してまどかに近づけないと分かっていても求める姿を感じた
戦闘作画もキャラの動きに柔らかさを感じたり、イヌカレー空間もより世界観が深まったようなものに見えた
「みぞれのオーボエが好き」
二人の想いが通じ合った瞬間に頬を伝った熱い一滴より透明なものを私は知らない。
ただあなたが隣にいてくれることがどれだけ私にとって大切なのかということと、私の全てがあなた色なくらいにあなたが何もかもをくれたような感覚
単純だけどすごく貴くてわからないものが、なんだろう、わかる
愛ほど歪んだ呪いはない、本当にそうだよ
愛ゆえに想い人を異形に変えてまでも傍にいて欲しくて、その娘は化け物になってもずっと傍にいられて良かっただなんて貴いくらいに純愛じゃないか
歪んだ純愛のとこはすごい良かったので申し訳程度の尺じゃなくて本筋としてやって欲しかったな
戦闘描写は流石のクオリティと間合いだったけど、割と淡々とした感じで感情を載せられなかった
すごい…すごい良かった
メッサーが命がけで守ってくれたものと、ワルキューレたちが歌で届けてくれる命も覚悟も想いが伝わって…もういっぱいいっぱいで、泣くのが止められない
高揚感と共に歌に込められた激情に想いを巡らせると命がけの覚悟とか永遠の絆とかを感じられずにいられない
歌も全部全部すごい良くて、3Dライブとかパフュームみたいなオシャレさとカッコよさで圧倒的…
再構成総集編なんだけど、もうそれ以上の同じだけど全く別のストーリーで、改変の仕方も、メッサーの最期とかズルすぎるよ…
総集編としての切り方と繋げ合わせ方は本当に逸脱、2クール分を満足できるように圧縮するだけでもすごいのに…
さらに既存のストーリーの延長線上の新規映像と、それに加えて新たな文脈も描いた場面もたくさんあって圧巻の出来だった
希望を振りまく魔法少女と絶望を振りまく魔女
自分は命と引き換えに叶えたい奇跡なんて思い付かない程に幸せバカでもっと救われなきゃいけない人がいるなんてさやかは言ってたけど、世界の上で幸福と不幸の総量はどう釣り合ってるんだろうね
5年ぶり
相変わらず、日常コメディ調と暁美ほむらやイヌカレー空間の不気味さのコントラストが印象強い
だけど、前には意識してなかった「最悪な結末を迎える運命を変えなければいけない、そしてまどかはそのための力を持っている」って冒頭のメッセージも重く伝わってきた
全く嫌味がないくらいにクールでひたすら暗殺に忠実なルーグ様の存在が大きかったなぁ
正統派にかわいくて主人公に懐いてるヒロインと、なんか抜けてるようなヒロインとでハーレムだけど単調なただの主人公についてのアイコンじゃなくて楽しかった
久々にこんなおれたたエンドを見たけど、毎話の満足感はかなり高かった
自分だけ時間がどんどん進んで、大人になっていくのが怖くてちさきは変われない、変わることを認められなかった
みんなの止まった時間のように、自分の想いもあの頃から針を進めることができなかった…
だけど、紡との5年という月日の経過に抗えない気持ちもあって、ちさきの気持ちは漂っている
好きな人はいつも自分以外の人を見ていて、自分は大好きな誰かと幸せなみんなの中で一人ぼっちな要の寂しさと、
そんな風に思って自分の好きに気づいてくれない要へのさゆの怒りにも似た好きの発露にどうしようもないくらい泣いてる
好きを失ってもほっとできるかもと言うちさきやかなめだけど、さゆは知らなくてもいいなんて大人ぶるなと激昂する。
触れれば痛い程大切なのに、それを失って平気な顔をしていられることが許せないし、好きの欠けた心はきっと寂しいと泣いてる。
好きにならなければ苦しくならずにいられるかもしれない。だけど、好きがあったから今の幸せな居場所があって、好きになる気持ちが私を私にしてくれる。
そして、そうやってなりふり構わず見っともないくらいに誰かが好きなちさきに紡は惹かれた。
シュークリームとコーヒーゼリー、そしてミカン
いつの間にかちかきにとっては4人の輪よりも、紡との方が居心地良く感じるようになっていて、だけどそれもまた離れていってしまう…
モチーフに沿った繊細な表現が綺麗で切ない