PJ立ち上げ当初から追っているのであまり中立的に評価できないのですが、非常に良かったです。
とにかく、後半20分のポールダンスを観てほしい。曲とダンスの組み合わせが好きな人なら必ず満足すると思います。
ポールダンスというと、ただ扇情的なダンスを思い浮かべる人もいるかと思いますが、この作品のポールダンスはフィギュアスケートのように芸術的なポールダンスを描いてます。
実際のポールダンサーの動きをモーションキャプチャーしていることもあり、動きの臨場感・リッチさで普通の3Dダンスアニメとの違いを感じました。
また、ポールダンスの後ろで流れる楽曲も、いわゆる「強い」楽曲を錚々たる声優が歌っており、これがキャラクターが演じるポールダンスの世界観をより強めてくれます。
前半のストーリーパートは40分と短尺なので、駆け足だし描写も足りないように感じると思いますが、ポールダンスの歌詞や振り付けから登場人物の気持ちやそこに至るまでの経緯を理解できました。
映画を観るというより、一種の映像型アトラクションに近い感覚なので、1時間余裕があれば一度は観てほしい作品です。
PAのお仕事シリーズ最新作。
テーマは仕事と家族。
なのですが、今回は、主人公が20代中盤と、お仕事シリーズの中でも一番大人なため、青春感はほとんどない代わりに、なんで仕事をするのか・どうやって情熱を持つかというテーマになっていると認識している。
やる気のない光太郎が東海林さんや上司の安元さんに仕事に情熱を持つ理由を聞いて、直ぐに前向きになるシナリオとなっているが、
簡単に心変わりする?と思う一方で、働くということ自体には情熱を注ぎたいという思いがあれば、きっかけさえあれば割とすんなり前向きになれるのかもなと思ったりした。
お酒好きな人は、ウイスキーに関するやり取りも多いので更に面白いと思います。
お酒を飲まない自分もなんだかウイスキーを飲みたくなりました。
シナリオとしては、仕事への情熱みたいなものを教えてくれて、個人的には感動したのですが、それ以上に良かったのが早見沙織さんです。
主人公の早見沙織さんの声が素晴らしく、他者に対しては基本的に丁寧にやり取りするタイプなので、ずっと落ち着いた早見沙織ボイスを聴くことができる。
一方で、ウイスキー関連の話になると、心の奥に情熱を宿した台詞回しになるので、いろんなはやみんを聴くことができます。
声優早見沙織さんのファンなら1回は観るべきかと
EDも知らない歌手だな~と思ってたら、クレジット早見沙織と出てきてびっくりしました。
本当に歌唱力も高いですね。。。