弱者が強者に挑み、弱者が敗れるという捻りもない部分をどう面白くすれば良いか。
オバロを観て感じるのは、作品全体テーマがこの部分に頑なに挑戦している点が凄く新しく感じる。
1期はアインズに感情移入し、2期からはアインズにどう挑むのかという周りのキャラからの視点が増し、3期はアインズウルゴウンというキャラクターが1期の感情移入した好感度をそのまま逆転させるような構成になっているのが面白い。
特に2期から主役になったともいうべき、クライム君とブレインさんの存在が放送中は気になって仕方なかった。
ガゼフが一騎打ちで敗れるという分かり切った結果でさえ、その人間ドラマの先が気になって面白く感じた。
ガゼフを通じて二人の成長がしっかり描かれていたのが◎。
特にブレイン役の遊佐浩二さんの演技が素晴らしくて、悔しさや無念さが声に乗って夢中になって観てしまった。
オバロ3期で残念なのは、最終回でアインズと冒険者モモンが対峙するという自作自演展開をしたが、これは個人的にはスケールが小さく感じてしまったのでマイナス要素だと思っている。
アインズウルゴウンとしてはもうほとんど完結してるようなところがあるため、主人公は冒険者モモンとして正直もっと未知なる敵と相対して欲しかったな。
カルネ村関係の話も、アインズ様のしもべたるルプスレギナが逐一監視をしていて介入待ちの中の戦いだったため緊張感がまるで感じなかったのはいただけない。
お気に入りのブレインやクライム君だけでなく、ガガーランやイビルアイなどの冒険者チームの出番を4期は期待したい。
この作品は本当にEDテーマの歌が良くて
いぬやしきという作品のカラーが全てEDテーマの歌に乗っていることにまず感動しました。
主人公の歳のわりには老けている犬屋敷さんが機械の身体を得て自分の使命に目覚めていく感じは爽快感があったし、現代医療では治せない難病の人を治すという奇跡をおこなっていくところはやはり涙なしには見れない凄く感動した描写でした。
獅子神くんが更生しそうで、その瞬間にやっぱり自らの罪によって彼の平和が壊れていくところなんかも凄く共感できて面白かったし、彼の母親が自殺してしまうというところは悲しみのピークだったように感じました。
ネットの書き込みした人や警察に対して虐殺行為を行ったという映像化に非常にデリケートな部分も頑張って映像化していたし、やはり原作で見た迫力がうまくアニメに乗っていたのが好印象でした。
獅子神の友達のチョッコー君が犬屋敷さんの方と友達関係になり、歳の差を超えた友情描写も凄く面白く感じました。
ただ、不満があるとすれば犬屋敷さんの声優が小日向文世さんで棒読み気味なのがずっと続くのでここはやっぱり好きになれるかというと若干の冷めが出てくる。
ラストは隕石の上でこうするしかなかったと超常の力を持った犬屋敷さんと獅子神は両方消えて世界は救われるわけだけど、オチとしてはやっぱりこれはつまらないと今でも思う。
チョッコーと犬屋敷さんの友情はもっと見たかったし、犬屋敷さんの人助けとか家族の描写はもっとストーリーとして続けられても良かったし、見たかった。
あまりに規定されたカーブを描いた始まりから終わりだったのが気に入らない、そんな作品でした。
観て良かった作品であったことは間違いないです。
山路和弘さんのファンなので、山路さんのかっこいいじいさんが観れるかなと思ってamazonプライムビデオで視聴しました。
原作も話題作ということは耳にしていて、1話から最終回までしっかり完結した原作を映像作品として完成度高く落とし込まれていて面白かったです。
時間が止まった世界で宗教団体と戦う家族ということで、本当に世界観が作り込まれており、道中どうなるのか本当にハラハラしながら最後まで楽しめました。
オチとしては、能登麻美子さん演じる謎の女性を1話の冒頭で少し明かされてからのスタートだったのでこれがラストに繋がるフェアな構成なのかもしれませんが、そうするならもっとそっちの過去話も膨らませてしっかり最後まで観たかった気持ちもあります。
でも11話で本当に重い決断をして、家族ともお別れをするというシーンは泣けました。
12話ラストはどうなっちゃうんだろうと引きも最高潮で予想してても辛い展開にすごく印象に残る作品になったと思います。
ハッピーエンドで終わってよかった。
山路さんの演技目当てでしたが、本当に全員のキャストがハマっていて面白かったです。
前情報を知らず、abemaTVでちらっと流し見して中身のなさそうな萌えアニメやってるなぁっていう印象を受け、最初は全く眼中になかった作品でした。
しかし、amazonプライムビデオの方のおすすめにあり、BGMのつもりで第01話から再生してみたら、何故か妙に画面の美しさに魅了されてしまって気が付いたら全12話を何度もリピートしてみるくらい気に入ってしまいました。
最初に感じたマイナスイメージは一体…
主役5人はみんな容姿と声が凄くマッチしていて可愛い。
リンちゃんのゆるい喋り方、ジト目の可愛さと、ほんわかしてるなでしこちゃん。
斎藤さんの優し気な声に、あおいちゃんのはんなりした喋り方や大垣隊長のリーダーシップ。
なでしこ姉やグビ姉といった年上のキャラクターもしっかりサポートが入って、台詞が物語の邪魔にならないくらいの配分だったのが好印象。
そんな奇跡的なキャタクターバランスがゆるキャンにはありました。
強烈なオチもなく、事件もなく、淡々としたBGMにゆるーく景色を見せて、キャンプ料理を楽しむ。
そんなアニメでリラックスした気持ちにさせてくれて、なんとなくアウトドアにいってみたいなと思う描写がいっぱいある。
久しぶりにアニメで幸せな時間を味わえました。
OPEDの曲もスルメ曲で凄く癒される。
生活感があり日常の延長上の話で、本当に2期が、続きがもっと観たいなと思わせてくれる作品でした。
ゆるキャンの女子高生羨ましいです。
アニメのロケ地が実際にあっていく気になればキャンプだっていけちゃう、作品の登場人物の気持ちに一番寄り添えるという現実感はゆるキャンが一番感じるのではないでしょうか。
ピト・フーイとの戦いがはっきりいって興味を誘うような面白いと思う要素がなく、勝敗と過程があまりに感想として普通…としたいところだが、
後半エムのリアルに連れられてピトのリアルと会う場面が面白かったから結果的には及第点くらいにはなった。
レンはリアルの方の描写の方がずっと見ていたいくらい魅力がある。
神崎エルザに直接お説教をできるのはレンくらいなもので、ゲーム内では主導権を取られ気味な彼女だが、リアルではその逆を充分とれる性格だったというのがしっかり確認できたところに満足を感じた。
それだけピト・フーイのゲーム内のやりたい放題がストレスを生んでGGOを楽しめなかったので、続編2期があるとしたらピトに振り回されないレンをちゃんと描写したところで改めてピトというキャラクターを掘り下げて欲しい。
題材は凄くよく取材してあるように思う作品。
劇場版作品ということで戦闘シーンの迫力も音響もこだわりが見える。
ただし、現実世界の視覚を使ったオーディナルスケールというゲームの仕様、オーグマーという機器の設定など見ていて「おや?」と思えるような要素が散見して設定面ではそこまで楽しめなかった。
上映時間2時間に収めるために大人の事情でごっそりカットしたのだろう部分は後々までにモヤモヤが解消されないままストーリーは展開されていく。
良い点をいえば、キリトやアスナだけではなく、他のSAO時代からの仲間の会話はとても楽しめた。
特にALOの部屋でのアバターチャット部分は楽しくみることができた。
オーグマーは絶対安全を広告していたくせに、また何度目かのリアルの身体や脳に障害をもたらすような事件を起こして、企業イメージを傷つけているのだがどこでその事実を隠蔽しているのか問題は根深いように思う。
周辺機器オーグマーがダメなのではなく、プレイヤー側のマナー違反について企業も責任をとらなくてはいけない事実(例えば公園でゲーム中に怪我をしたクラインたちの事件は表立てすれば次回開催は中止にという判断もありえる)の隠蔽は非常に難しい。
あれだけ人が騒げばARをしていない人たちのクレームもあるだろう。
運営側には対策も何もなく不干渉…という風にしてもらわないと1プレイヤーであるキリトたちの行動は無駄になってしまう。そこに作劇の不自然さはぬぐえない。
一つ良かったと思う点は、キリトさんがオーディナルスケールランキングではそこまで目立ったプレイヤーではなくあくまで現実世界での謎解きに終始したこと。
SAOの記憶を狙うという敵の目的に関しては、またか…としか思わなかったが、2年間も仮想世界に閉じ込められて隔離されたまま死んだ娘のためにしたという動機は納得がいくものではあった。
やり方は荒が多すぎて笑えないレベルであったが。
ちなみに、キリトがSAOという作品で主人公でいられる大きな要素がAIに好かれているという点である。AIに好かれているからこそ事件の本質を見抜く探偵役ができるのだろう。本劇場版でも最大に利用して立ち回っていたのは面白かった。
終盤の戦闘ではSAO時代のデータのロードと称して最強装備の戦闘が見られる。
SAO100層の使われなかったデータが使われたというのもファンサービスで良い点だと感じた。
最後に…茅場明彦はネカマを許さない。つまりアバターの性別がそのまま現実でも女の子であることは保障されている。
クラインの望み通り仮想世界でも現実より遥かに女の子との出会いに繋がる要素があることになり現実より進んだ婚活ができるかもしれないと感じた。
女の子特有の緩い空気が面白かった。
自分からゴツイアバターを選んで楽しんでるのが良い。
フルダイブシミュレーターが普及していて着々とAWの世界に近づいている。
リアルの方の香蓮の人の好さが見れる回の方が個人的には楽しめている。
エムさんのリアルも中の人の興津和幸さんが声色を上手に切り替えているのが楽しい。
SAOの世界に行きそびれたピトさんのストレスは想像に難くはないが、そこに他人を巻き込むのは自分勝手すぎて、突き抜けていない中途半端な悪意がとても残念な感想をもった。
エムはエムでピト本人とチームが組みたいという気持ちに余計なオプションつけすぎてそこが気持ち悪い。
言ってしまえば、姫プレイピトの取り巻きでいるための努力で、彼女を救うということすら偽善チックな動機の癖にレンのリアルを探し出してくる思考はなかなか気持ち悪い。
ピトさんのキャラの掘り下げがまだ浅いので、彼女を死なせないための対立という部分があまり正直すっきりしなかった。
ジョーカーの時間軸がまだ当分現在に戻ってきそうにない。
メンバー一人ひとりの掘り下げが丁寧なので怪盗団メンバーの集まりの空気感がとても居心地がいい。
怪盗らしく絵の話になった。
高巻が紅一点で案の定彼女が注目されてストーリーが展開しているのが気になる。
班目先生は裏表が激しいのがわかって、被害者の弱みに付け込んだ悪というというのが一貫していて良い。
依頼者が元弟子という意外性もよくって、この依頼が凶と出るか吉と出るか読めないところがまた楽しみだ。
雨宮君の最後にビシっと決めるところが前回同様凄く良い。
コメンタリー方式の総集編で少し手が入ってたのが良かった。
OPにも新規に銃声SEが入り臨場感が増している。
しかし、1話の戦闘シーンこれ何回使いまわすんだよという感じは否めない。
初戦は対戦相手がマシンガン馬鹿というが、バレットサークルというGGOのシステム補正があるから全部命中判定になって有利ではないか。
(マシンガンだと近距離専門になるから狙撃で倒すというのは理に適っている)
スーツケースに隠れられるほど小さいアバターを作れて、それが有利であるなら、ゲーマー的にみるとそういうのはチートに近くて、みなそれが有利なら小さいアバターで埋め尽くされるのがネットゲームの世界の原則なのだが、小さいとデメリットがゲーム的にあるという説明も同時にないとフェアではないと思う。
(基本的に的の大きさはアバター大小関係なく当たり判定を作るのが一般的であることから)
プレイヤー名も"LM"と2文字なのも地味に有利になってる気がする。長いネームだと地図の視認性が損なわれる。
エムさんはコメンタリーで聴く限り、演技してる冷静状態だと下ネタも上等で話すみたい。「地の僕」との差がこんなところにも出てる。
結局のところこのGGOは、バレットサークルが出る前にエイミングして当てた方の勝ちとなるゲームで、究極的にはSAOのキリトがやったように剣で斬りかかることができたならその方が強いゲーム設計になっているのが本作でもよく分かる。
正直、命中システム全般と銃のバランス調整が必要だと思う。
映像の素材使いまわしに合理的な説明を加えたCパートはBD特典でよく見るけどありがたみはない。
この映画はキャラクターの説明が省略されているため、物語開始時の最低でも主要キャラクターの名前くらいは知っていないと置いて行かれるかもしれない。
逆シャアはガンダム作品の中でも、モビルスーツの躍動感は随一だと感じる。
シャアのサザビー発進のシーンの構図、重量感からアムロの乗るリガズィの動きが冒頭にも関わらず全く容赦がない。
戦闘描写は特にファンネルの動きをみて欲しい。
これ以上ないというくらいファンネルが動き、NT同士ではそのファンネルすら打ち落とし合いをするという複雑な動きがよく描かれている。
キャラクターとして注目したいのは、チェーン・アギという人物。
彼女は逆シャアの映画で初登場かつアムロと恋人という立場でいきなり出てくる。この馴染み具合は過去作品でもいたのかなと思うくらいだが、存在が濃すぎたのか(ちなみに映画ではZのときのベルトチカとは別人扱い)だからこそメタ的に生き残ることができず後半に雑に殺されてしまったのかなと感じた。
全体を通してチェーンは、ノーマルスーツを着ていないときのフレアスカートの連邦制服が一種の清涼剤のように舞っていたのが綺麗で印象的だった。
私はそんなチェーンが好きです。
とにかく、前半30分がとにかく濃い展開で、ハサウェイが登場してクェスを通じてやっとガンダム初見の人にもわかるように劇中の色んな説明が入る。
ここで視聴者はやっと一息つけることだと思う。
NTのこと、アムロのこと、地球のこと、コロニーの説明などハサウェイやクェス視点で語られる。
映画の中で説明口調なのはここだけ。説明はそれだけに留めて濃縮したことが非常に興味深い。
その後、アムロたちがレジャーでドライブを楽しんでいたら唐突に馬に乗ったシャアが現れるというのは凄い。
まさに超展開でなかなか思いつけるアイデアではないのではないか。
シャアとクェスはすぐに意気投合してシャアについていくクェス。
ホビーハイザックの登場などこの草原での場面の印象は凄く強い。
シャアについては一点だけ今でも疑問がある。
演出意図としてどうしてナナイの声優をハマーンと同じ榊原良子さんにセッティングしたのだろうか?
シャアは本能的にハマーンに惹かれているから同じ声の女性に惹かれたということなのだろうか…。
クェスがシャアからの特別扱いにレズンにも嫉妬されながらヤクトドーガに乗り、戦場で父アデナウアーの乗った船を知らずに落とすというのも皮肉が効いている。
後半、ハサウェイはサイコフレームという軍事機密の単語をチェーンから聞いているというのも後の閃光のハサウェイのクスィガンダムに繋がる伏線だ。
逆シャアの後半はさらに情報量が濃密になる。
見掛け倒しのαアジール、サイコフレームが戦場に多い方が有利だからと半壊の機体で出撃するチェーン、アムロはギュネイをわりとあっけなく倒すのは展開が早い。
1stのラストの再現の如くアクシズ内での生身の戦いをし、その後のMS同士での一騎打ちは見所がある。
アムロが最終的にサイコフレームの譲渡に関して知るのは物語の最後の最後であった。
νガンダムから出た光の幕が隕石にとりついたMSを救出し、光はアクシズを遠ざける物理的なエネルギーを発して終わる。
まさにこの時に誕生した赤ちゃんもいたというエンディングロール中に描かれた奇跡のスケールは映画史に、いやアニメ史に残る壮大なものが描かかれている。
私の周りには何かしらのオタクしかいなくて、そこに美男美女が居ないので珍獣を見るかの如くしか見方がよくわからないが
杉田君の普段とは微妙に違う恥を知る役柄が楽しい。俺様の中に譲れない素直さがあり、彼女役の沢城さんのことをおっぱい以外で好きといえる照れとかそのあたりの距離感が楽しかった。
シェリルでなんの不満もない自分からすると彼女さんハイスペックすぎて感情移入はできないが。
主人公カップルは相変わらず無味無臭。
彼氏彼女もちでコスプレ好きというだけですでに羨ましさはカンスト状態にかける言葉はあまり無い。
鴨志田の宝物の金メダル売っちゃったところが笑ったw
その金で仲間で食べ放題楽しそうだ。
池田秀一声のやたらかっこいい声のハゲが出てきたのは目を惹いた。
高巻はどうも庶民的なところがあって容姿と噛み合ってない部分で苦労している。
3人と1匹の空気感がよくそこに雨宮がビシっと一言いうのが凄く格好いいと思う
次のメメントスパレスはどう考えるべきか。
大衆のパレスというフワっとしたのが出てきてゲーム的にはこれ水増し要素に見えて仕方ない。
明智君が登場して物語がどう動くのか…。
たまに出る雨宮君の素の性格が出るよう瞬間をもっと見てみたい。
こっちが地のボクですというエムさんの引きから本性バレの流れで一気にもってかれた。ピトさんはSAOのラフィンコフィン出身者、もしくはその信者か?
レンちゃんがこの後は一人で戦うという決意を可愛くいったところが非常に魅力的だった。
女性プレイヤーは少ないとかいっておきながら結構出てくる気がするよGGO。
(アバターならもっと可愛いキャラ使えよ…)
チキンすぎるエムさんがラストショットだけおいしく出てきて株が下がったのが面白い。
ギリギリまで追い詰めて2発ハンドガン外したり、なぜか都合よくP-90に被弾したり、正直やられてる距離でバレットサークルが出ると説明した距離なのに出ないのはなぜ?
ナイフの覚醒シーンはとても格好良かった。
今回本当に戦闘に描写全振りされててレンちゃんの笑顔泣き驚き全ての表情がコロコロ変わってそれが見れて面白い。
Cパートは現実のレンさん。
さっきの対戦相手が幼女かよ…っていう。
アバターがあんなにゴリラでいいの?
レンの身バレはあのP-90のキーホルダーなのかな。
P-90が喋り出したことは今回完全スルー…次回何かわかるのでしょうか。
トリューニヒトの演説の迫力が無く説得力が無い。
旧作のトリューニヒトの石塚運昇さんが上手すぎたためか。
(帝国側のメルカッツになってるんだけどね石塚さん…)
重要人物でトリューニヒトは演説が長いキャラだからこそ、上手くない朗読演説がちょっと苦痛だった。
演説の会場狭くない?旧作は凄い広い会場をおさえて自由同盟全域に演説してる式典ちっくな描写がされていたが、今作は物凄くこじんまりしてる。
ジェシカの乱入も迫力不足で全くでてきた意味がない。
(旧作は式典の最中だからとても決意を秘めて出てきた感があった)
式典の外の描写はめちゃくちゃ都会に変更されていた。
正直、あの憂国騎士団の登場を楽しみにしていたんだけど、ヤンがすでに会場にいてカーチェイスになってるのが残念だった。
その後、ジェシカをなぜか帰してユリアンとの食事というのも微妙。
待望の憂国騎士団が登場したが、手りゅう弾投げてくるような旧作のもっとヤバげな集団の雰囲気が0。
話し合いからくるから拍子抜けしてしまった。
ユリアンの出番が増えてジェシカの出番を減らす。明らかに女子ファンに媚びた展開と言わざるを得ない。
ジェシカこのままでは憂国騎士団に狙われるのでは…トリューニヒトに安全を約束させなくていいの?ヤンが式典で座ってたことの方が憂国騎士団にとって悪いことらしい。
とにかくこの回は旧作を劣化させまくった展開が目に余った。
ヤン・ウェンリーの回は前回と違って旧作に遜色ない良い描写がたくさんあった。
「手ぶらのヤン」時代のヤンは非常に細かく描写されていて面白い。
ジェシカやラップの存在感も凄く良くって、旧作より深く描かれている。
このころのヤンは政治にも希望をもっていた。
キャゼルヌ先輩が目をかけてくれていて、ラップもいて、ヤンの活き活きとした士官学校時代が描かれ、ジェシカの意思の強さもここで描かれていて見ごたえがあった。
声の印象は旧作のヤンはおっさんすぎた(その良さもあったが)
鈴村さんがヤンを最初からフレッシュなイメージで演じていてキャラクターを非常によく掴んでいる。
エルファシルの英雄と呼ばれることとなった発端の事件も扱ってくれていてヤンの過去編としては申し分ない。
フレデリカの出会いの話も綺麗に挿入されている。
気持ちいいくらい出世していくヤン。
トラバース法の説明も旧作よりたっぷり尺がとってあり、養子をとるという選択肢が自然だ。
部屋が散らかってるところにユリアンがやってくる流れが自然で面白かった。
どうしてラインハルトサイドの方はショートカットしまくりな癖に、ヤンサイドはこんなに丁寧にやってくれるのか力の入れ加減が全くもっておかしい。
この回みたいに両方しっかり作ってくれ!!
キルヒアイスの実力が旧作に比べて全く見えてこない。
なのにオーベルシュタインがもう接触してくるというショートカットぶりな展開に戸惑う。
ラインハルトとキルヒアイスの過去編が始まったが、ここでも旧作と違って迫力(オーラ)が皆無。やたらショタに描かれていて別アニメ見てるようだった。
アンネローゼ様の美人度が下がって、この美的レベルで皇帝陛下のご寵愛を受けるとは旧作以上にいろんな人に嫉妬されてそうな気がする。
(旧作のアンネローゼ様は浮世離れした美があったので)
文句ばかり書いているが、旧作のラインハルト少年時代が天才ぶりを遺憾なく発揮していた描写に比べて新作はやっぱり見せ場が足りない。
何より幼年学校に一緒に行こう!って云わせるほどの信頼を寄せるエピソードがカットされてるために違和感しかない…。
途中宮野声のラインハルトになったら多少違和感は消えたが、それでもきつい回だった。
この回は旧作、もしくはフジリュー版のコミックの描写をぜひ読んでほしい。
ヒトミとヒナのから回ったアンズちゃんへの愛だね!
アンズちゃんが一生懸命だからみんな応援してしまうのだね。
勘違いの連鎖が醸し出すなんともいえない関係が面白い。
凄く狭いストライクゾーンの感性の一点モノを見てる感覚がした。
1話の戦闘シーンからスタートしたが、改めてみるとルールブック読み込み不足の自衛隊の隊員さんの落ち度が見え隠れする。
またAGIパラ極振りが再び流行るフラグか。
照れてるエムさんの一挙一動が可愛くて見てしまう。
大男萌えという新ジャンルだ。
現実にもあるダイナープレートを展開するエムさんのガチなバトルは見ごたえがあった。
チキンなどと謙遜するところが憎い。
どんな銃でも引き金に指をかけるとバレッドラインが出てしまうのはゲームの仕様らしい(レーザーサイト装備とかではなく)エイミングを極限まで早くしてバレットラインを隠すのがこのゲームの上級者の証っぽい。
レンちゃんがオーバーキルするのも可愛らしく演出されている。
バレットサークルシステムの紹介が後半にあったけど、感想としてはFPSゲームには必ずある銃の射程距離の直接視認性とヒット判定が両方ついてるものでゲームとしては便利そうだなと思った。
試合が始まってからGGOはpubgの実況を見てる感覚に近いなと感じてきてる。
エムさんの不審な行動で目が点になってるレンちゃんが可愛い。
泣きのエムさんが凄くジョジョっぽくて笑う。
ここ数話で一番面白い引き
杉田君が楽しそうで良かったという感想しかでてこない…
まぁまぁできることできないことがあるから…
カップル二人も意外性がないし、楽しむポイントは杉田君に振り切ってると思って無心でみた
そんな回
見直してみると死体が破壊不能オブジェクトになるというのは周知されてないルールなのか倫理的にやるやつがいないのか…
現実じゃ貫通しますよね?というところが敗因なのかな…
岡部が楽しそうにしてるところをみるだけで色々と報われてきたような錯覚に陥る。
まゆりが一生懸命岡部のスキマに入り込もうと努力しているのが客観的な視点だと視聴者によく見えて辛い気持ちにさせる。
クリスマスに女性率が上がっているラボに招かれる男性3人は特別な存在である。
唯一の全体像を知る岡部の理解者である鈴羽を物語上あまり有能に動かせない事情が作劇上感じるのは残念である。
アマデウスを取り上げられた岡部がフラッシュバックの禁断症状でまた精神病患者みたいになってしまったところがやっぱりどこか病的で物語に暗い印象が残る。
教授のセルンっぽいところを感じて素直に笑えないのだが、面白くなってきてる。
後付けとはいえ、栗栖本人からアマデウスの話が前作に出てこないのは違和感が感じるくらいの完成度。
真帆が栗栖の代わりに倫太郎と距離を縮めているのが良くもあり悪くもあり面白い。