小鞠ちゃんはやっぱり失恋してしまったけど、ちゃんと自分の中で整理をつけようとしてたこと、玉木先輩と古都先輩ともこれまで通り文芸部として一緒に過ごそうとしてる所が良い子だなと思ったし、強い子だと思った。失恋したとはいえ文芸部がバラバラになることは望んでないし、両先輩とこれからも仲間でいたいというのは本音だろうから、文芸部がバラバラにならなくて安心した。玉木先輩と古都先輩にはおめでとうございます、小鞠ちゃんには頑張ったねと伝えたい。後半は温水くんと八奈見さんパート。雨や陽の光を使った演出が良かったし、温水くんと八奈見さんがギクシャクしていた不穏な雰囲気の時と、わだかまりが解消されて友達として新たな関係性が始まった時の爽やかな雰囲気の時の対比も見事だった。傍観者的立ち位置だった温水くんが、今回の一件を通じて本当の意味で登場人物の1人になったんだと思う。内容、作画、演出、全てが映画レベルで、ストーリーの区切りの1つとして完璧な回だった。
犬追物が決着。パルティアンショットの時の文字をドンと出してくる演出がカッコ良かった。今回のメインは風間玄蕃の登場。悠木碧さんの演技が想像以上に良くて、ハマり役だと思った。今回もスピード感のある展開で、コメディ要素と綸旨を盗もうとする時の緊張感がバランス良く描かれてた。次回は貞宗と共に市川助房も立ちはだかるし、面白いシーンもあるから楽しみ。
爽子と風早、龍と千鶴、あやねと健人、それぞれにしっかりとスポットを当てていて、非常に内容の詰まった回だった。特に今回丁寧に描かれたのは龍と千鶴。前回の告白以降ギクシャクしていた2人だけど、今回は幼少期の回想もかなりじっくり丁寧に描写していて、2人の関係を丁寧に掘り下げてた。千鶴は龍とずっと一緒にいたし、これからも一緒にいると思ってた、それ程までに大切な存在だった。一方の龍も、同じ位千鶴のことを大切に思ってた、けどそれは千鶴とは違って恋愛感情だった。その違いから来るすれ違いは辛いものではあったけど、告白して今までの関係性が終わったことで、やっと新しく始められる。新たなスタートを切るまでの龍と千鶴をじっくり描いた今回はホントに素晴らしい回だった。
期待通り、今回はリリエル無双。前回は上手くいかないことが多かった所から一転、リリエルとして参加者の注目を一気に集めたリリサの姿は最高に可愛かったし、爽快感があった。コスプレイヤーあるあるなエピソードも描かれて面白かったし、初イベント編はリリサ、正宗先輩、そして周りのレイヤーさん達の優しさや魅力が詰まってたし、構成とかも含めて素晴らしい章だった。リリサの次の目標もできて、これからますます楽しみ。恋愛的にはまだまだ進展は先になりそうだけどそれも併せて楽しみにしてる。
各地でヒーロー側の劣勢、絶望的な状況になってるけど、それでも全力で食らいつくヒーロー達にはやっぱり胸を打たれる。そんな中でいよいよ弔のもとに戻ってきたデクの姿は最高にカッコ良かった。
下ネタ連呼でギャグ色満載の温泉旅行回とシリアス目の秋水ちゃんのお祖母ちゃん回のプロローグが1話にまとめられてて中々情緒がおかしくなる回。秋水ちゃんのお祖母ちゃん回はこの作品の中では比較的シリアス目だけど、最後はとても感動するから次回が楽しみ。
斬新な設定は勿論、とにかくギャグの勢いが良くて、楽しく見れる面白い作品だった。何よりもまず、主人公兼ヒロインの杏子ちゃんが面白かった。とてもヒロインとは思えないような言動と強烈な顔芸には何回も笑ったし、声優の高橋李依さんの熱演は最高だった。ゲーム大好きで、自分が恋愛することには興味がない、むしろ恋愛フラグを自分から折って絶対に恋愛展開にならないようにあらゆる手を尽くす杏子ちゃんを見てるのはホントに面白かった。顔芸だったり言動だったり、あとはツッコミ役としてとても面白いキャラではあったけど、周りの人間を決して裏切らない、そして強い意志を持っていたから、人間的にも好感を持てたし、周りの男達から好意を向けられるのも納得のキャラだった。ストーリー面では、杏子ちゃん絡みで恋愛展開を無理矢理起こすために魔法を使うというリリの存在があった以上、基本的には唐突でもぶっ飛んだ展開でも何でもアリで、ギャグ作品としてすごく面白かった。基本的にはギャグだけど、所々にしっかりキャラ同士の友情とかドラマがちゃんと描かれてて、その部分もとても良かった。設定やストーリー、キャラクター、どれをとってもすごく面白くて、笑いが絶えない楽しい作品だった。
今回は1話丸々修学旅行編。ラブコメの定番イベントだし、キャラそれぞれの関係にも動きがあってとても面白かった。爽子と風早は今回も楽しそうで、キスを意識して少しぎこちなくなってる場面もあったけどそれすらも微笑ましかった。一方、龍が告白されたことを受けてピリピリする千鶴と、告白されて彼氏が出来たけど結局別れることになったあやね。爽子の周りの人間関係は少しずつ変化し始めた。龍と千鶴がどうなるかってのも勿論気になるけど、個人的にはあやね絡みが特に気になる。誰かと付き合っても相手を好きになったことがないあやね、爽子や千鶴を見て、自分が同じように恋をできていないことに対して思う所があったんだね。健人の動きも含めて、あやねの変化にも注目したい。
2期放送から約13年、絵が綺麗になってはいるけど、キャラデザや雰囲気は2期までの時と全然変わってなくて、時の流れを感じさせない安心感があった。各話1時間超でボリュームたっぷりだから見応えもある。1話は恋人同士になった爽子と風早の様子がすごく微笑ましかった。お互い少し照れくさそうだったり緊張してたり、でもすごく楽しくて幸せそうで、そういう様子が伝わってきてこっちも幸せな気分になった。2人のこれからの展開、そして周りのキャラの恋愛模様をこれから存分に楽しませてもらおうと思う。
王道展開と超ド迫力戦闘シーン、さすがヒロアカと言った感じの見応えある映画でとても面白かった。A組を中心としたヒーロー達の活躍が熱かったのは勿論、ギャグシーンや敵であるダークマイトの強烈なインパクトなど、オリジナルキャラのジュリオとアンナの絆など、色々な要素が詰まった作品だった。今作はとにかく戦闘シーンが素晴らしかった。ヒロアカ映画では毎回、終盤に超神作画の凄まじいド迫力戦闘シーンが描かれる。今作もそれは同じだったけど、その戦闘シーンの迫力は過去最高レベルだったと思う。デク、爆豪、轟の3人とダークマイトの戦いの熱が最高潮に達する場面で、それぞれがokマイトへの感情をぶつけながら、渾身の攻撃を放つシーンの作画がとにかく凄まじかったし、特に最後のデクの攻撃は鳥肌が立つレベルのすごい迫力がある場面だった。この最高の戦闘シーンを映画館で見ることができてとても良かった。最終決戦でダークマイトに挑んだ3人以外のA組の面々の活躍も見れて良かったし、それぞれの連携が素晴らしかった。立派にヒーローとして成長してることが伝わってきた。アンナの個性の暴走もジュリオのおかげで収まり、主従関係ではない対等な相手として、また再スタートできるようになった。笑って感動できて、そして熱くなれる、満足度の高い素晴らしい映画だった。
全4幕テレビシリーズに直すと12話分で展開された奪還のロゼ、その結末を見届けさせてもらった。最後まで驚きとワクワク、そして感動の連続、怒涛の展開で最高に面白かった。人類に迫る危機を打破するためにノーランドに挑むロゼ(サクヤ)とアッシュ、そしてあらゆる勢力が団結して戦う展開がすごく熱かった。前回もチラっと登場した亡国のアキト組やスザクに加えて、今回はカレンも登場し、ナイトメアに乗って戦う場面があった。過去のシリーズの主要人物達も登場し、人類の危機に立ち向かう展開は素晴らしかったし、コードギアスシリーズの集大成のようにも思えて感動した。ラスボスであるノーランドに関しては、シャルルのクローンだったとは思ってなかったし、仮面を外して、シャルルに似たその目が表わになった時は驚いた。そのノーランドに直接挑むロゼ(サクヤ)とアッシュの姿は、個人的に今作で一番印象的なシーンだった。アッシュがノーランドと戦って敗れた後、サクヤと話し、自ら再びギアスをかけられることでその覚悟を新たにするシーンはとても感動したし、その後のサクヤ&アッシュvsノーランドのナイトメア戦は過去最高レベルに興奮した。ノーランドの攻撃を回避しながら近づき、フェイクも使って最後に一撃を与える、一連のシーンのスピード感と迫力は凄まじいもので目が離せなかった。この戦いで頭脳をフル回転させていたサクヤの姿は、ルルーシュの姿にも重なってるように思えた。戦いには勝利したけど、最後はノーランドの自爆からサクヤを守るためにアッシュが命を落とした。このシーンは、サクヤ役の上田麗奈さんとアッシュ役の古川慎さんの演技が素晴らしかった。特に上田麗奈さんの泣きの演技がすごくて、ホントに胸を打たれた。多くの犠牲を伴いながらも、平和な日々が戻り、ロゼとアッシュの奪還の戦いが終わった。全4幕、毎回怒涛の展開の連続で最高に面白かったし、ナイトメア戦の迫力やキャラの思惑のぶつかりなど、見応えある作品だった。映画館で全編に渡って見ることができてホントに良かった。素晴らしい作品を見られたことに感謝したい。
読売先輩との映画デート。映画の後の浅村くんと読売先輩のやり取り、雰囲気が穏やかでとても良かった。映画のシーンとも絡めて美しい演出だった。浅村くんの読売先輩との仲を気にしたり、読売先輩と対面した時の反応とか、前回同様に綾瀬さん側に少しずつ変化が見られるし今後が楽しみ。
序盤の政近くんと周防さん、中盤の政近くんとアーリャさん、政近くんとマーシャ、終盤の生徒会室での統也会長と更科先輩、毎回とても良いけど今回は特に男女それぞれのペアのやり取りの全部が最高だった。政近くんと周防さんはすごく仲良し兄妹で楽しそうだったし面白かった。政近くんとアーリャさんは、前回のこともあってお互い内心ではかなり色々と思考を巡らせてただろうけど、その様子ややり取りがコメディ調で面白く描かれててこれも楽しかった。この2人は今回も王道ラブコメってぽくてとても良かった。統也会長と更科先輩のラブラブカップルぶりもすっごく良くて、微笑ましいなぁと政近くんと全く同じ感想を自分も抱いたし、癒やされた。自分が見たいを見れたし今回はコメディ要素もいつもより強めで、最高に楽しくて、満足度の高い回だった。次回も楽しみにしてる。
三味線を通じたキャラの成長、葛藤、人間ドラマを描いていてとても面白かった。高い技術を持つ主人公の雪が三味線初心者の多い部活(同好会)に加入する、同好会のメンバーで大会に挑むという王道展開だったし、大会の時は様々なライバルも登場して面白かった。三味線の演奏のシーンは、そもそもの音楽が良くて引き込まれるのは勿論、指の動きとか細かい部分まで丁寧に描かれてた。演出面でも、音楽によって水や植物、風といった風に自然風景と関連させた描写があってとても風情があった。後半に出てきた各校のライバル達も出番こそそれ程多くなかったけど、1人1人の個性が演奏に良く表れてたて印象的だったし、楽しさや力強さ、ひたむきさや華やかさなど、それぞれ違う個性があって聴いているのが楽しかった。ライバル達だけじゃなく、梅園学園の三味線同好会のメンバーの様子もしっかり描かれてた。大会までの展開が比較的早めだったこともあって1人1人に割かれた尺はそんなに長くなかったけど、メンバー達の人となりはよく分かったし、初めての大会で緊張している中でも見事にやり切り、審査員や観客にその素晴らしい演奏を聴かせた時は感動した。最終回は、主人公の雪が自分の欠点を突きつけられる形となって終わった。全12話の中で、三味線同好会の面々は大きく成長したと思うけど、雪を成長や進化が描かれるのはむしろこれからだと思うから、続編があればぜひ見たい。
前回は目が描かれてなかった姉川さんが、女装したまことに対して似合ってると好意的に受け入れたら目が描かれるようになった。この表現の仕方かなり良いと思う。まこと絡みが一先ず前回で区切りだったから、今回は普段の日常や勉強会を楽しく描きつつ、咲や竜二のまことへの視線・反応にスポットを当ててたように思う。特に咲は、おそらく母親絡みで過去に何かあったんだと思う。3人の人間ドラマにも変化が起きそう。毎回そうだけど、LGBTを扱ってる作品ではあるけど、メッセージ性とかよりかはメイン3人の人間ドラマを中心にしてるっぽいから単純にストーリーが面白いし、堅苦しくないからやっぱり見やすい。勿論何らかのメッセージ自体は込められてると思うし見ている以上はしっかり受け取りたいけど、変にそれを前面に出さず、ストーリーの邪魔をしてない所が個人的に気に入ってる。
ヴォルフレードとダリヤのやり取りが楽しそうだった。ダリヤが商会を立ち上げることが決まったけど、保証人になってくれる人達がすぐに見つかって、ここにもダリヤが周りの人に恵まれてることが分かる。ヴォルフレードとの出会いと商会の立ち上げで、次のステップに進みそう。
久しぶりの日常回。七悪と太陽の兄弟の絆に感動しつつ、全体的には穏やかな回だった。北里さんも結構好みのキャラだった。六美の料理下手シーンとかオチまで含めて面白く、かつゆったり見れる回だった。
合宿、海水浴、BBQ、いかにも夏!青春!って感じの爽やかさがある回でとても面白かった。八奈見さん、焼塩ちゃんに続いて今度は小鞠ちゃんにスポットが当たる回。今回のラストで玉木部長に告白したけど、直後にサブタイ表示、からのEDは中々容赦ないなと思った。作品名、サブタイの通り、負けヒロインである以上告白が失敗してしまうことは分かってるんだけど、一生懸命な告白を見るとそれでも応援してしまう。次回がどうなるか、早く続きが見たい。