本日の夜実況。
アニマルタウンの動物で写真を撮ってカレンダーをつくるという、赤尾さんが脚本担当した楽しい回。
いやまったく、実にこの方らしい。
ニコ様は出来上がったカレンダーをながめ、人と動物の笑顔で満たされていることにご満足の様子。
女神という立場で、「この日常を守りたい」と思っただろうか。お、こう書くとなんかプリキュアっぽい。
何気ない日常回の様だが、シリーズ終盤に配置されるにふさわしい、作品のテーマと密接な回と気付く。
おツルさんが、「最近足腰が弱っている」という飼い犬フクちゃんを、天気が良いからと外に連れ出している。
抱えて抱いているということは、もう散歩することが難しいほど弱っているのだろうか。後続の回への伏線に胸が痛む。
本日の夜実況。
こむぎの「アドリブ」は、主人公らしく物語をひっぱっていた。
アドリブの台詞は、終盤の展開を占うようなもの。こむぎは主人公なのだから、もう少しぐいぐいひっぱるキャラであってほしかったけど、この回での働きには満足。
ガオウが絡むようになって、こむぎの存在感が増した気がする。
本日の夜実況。
作画が不安になる回だったw
こむぎが、トラメは実は遊びたかったのでは?と気付く。
これがトラメとの対話のきっかけになる。こんな回でも、話はちゃんと進んでいたりする。
本日の夜実況。ネタバレ指定。
こむぎが闇落ちしかかったところ、いろはの呼びかけですぐに復帰した。
前回こむぎといろはの絆を描いていたから、それが説得力になっており、ご都合主義ではなくなっている。
ガオウが動物に好かれる描写がある。
このガオウは実際には昴だから、昴が動物に好かれているということになる。なるほど、昴はそんなキャラか。
ガオウの力も結局、ニコダイヤに由来するものだった。プリキュアとガオガオーンは兄弟のようなもの。この世界の全ての奇跡の源は、元を正せばニコダイヤであるという世界観。
こむぎはガオウに「鏡石に願えば」と勧めた。ガオウは実際にそれをやろうとしているし、その願いはニコダイヤの力を全て使っても結局は叶わない。皮肉なものだ。
本日の夜実況。
悟といろはのデートの「尊さ」に狂喜しているまゆがとても面白いw
いや面白いだけではく、ガオガオーンにデートの邪魔はさせまいとがんばるのだが。
悟といろはの恋愛をそんなにも応援していたのか。ふたりのことを、そんなに大切な友人だと思っていたのか。
この回はサブタイ通りにデートをしている当人たちより、まゆの当番回のつもりで観たほうが楽しめそう。
本日の夜実況。ネタバレ指定。
いろはが悟との関係を「特別なワンダフル」と言ったのは、ママが旦那のことを「特別」と言ったことに倣って。
サブタイ回収としては粋な流れだけど、この回のサブタイは「特別なわんだふる」であるべきではないのか?
告白に一喜一憂するいろはと悟の甘酸っぱい関係をみて、ニコ様は狼と人の関係を重ね合わせて見ていた様だ。
ニコ様は人に対して、どんな状況でも一貫して対話を求めてきた。
さて、話は変わるけど。ザクロは結局、ガオウと昴のどちらが好きだったのだろうか?
どちらだとしても物語が成り立つこともあってか、はっきりとは明かしていない様に思えた。ちゃんと観れば、どちらかといえば昴かな?
ともあれ、その答えによってこの回の意味も少し変わってくる。
もし昴が好きだったとすれば「狼は人を愛することができる」、つまり、狼にとって人は憎いばかりの存在ではないということになる。
この回でザクロは、人間である悟が思いのほかイケメンであることに気付いた。そして、悟を自分のものにしようとした行動も、その気持ちから説明できる。
ただ、ザクロが好きだったのはやはりガオウである方が、「対話」というテーマに対して純粋だなとは思う。
本日の夜実況。
悟くんが告白の準備をするが、実際にはまだ告白をしない。
だからサブタイは、告白「大作戦」。なるほど。
悟がいろはを好きになったきっかけの回想。ロップイヤーを知らなかった悟が、いろはに近づく為に動物の勉強をしたこと。
どちらも、悟の人柄がわかるよいエピソード。この告白が上手くいく様に応援せずにはいられない。
ところで、キュアフレンディ以前に彼氏がいたプリキュアはいなかった。
そこにきて、プリキュアが「告白される」エピソードが前後編構成という大盤振る舞い。
プリキュア20年の歴史を振り返り、彼氏もちのプリキュアが遂に生まれることに感慨をおぼえつつ。
「告白に2話も使うのはやりすぎではないか?」と、初見では思った。今はその理由がわかる気がする。
わんぷりは動物を通した対話の物語であり、告白は「わかり合う」為のピースなのだろうなと。
本日の夜実況。
いつもツンツンしているユキに、猫の友達ができてほほえましい。
劇中のまゆと同じ気持ちで観ていたのかもしれない。
Aパートのねこじゃらしネタが変身後の展開にきちんと回収されていて、不自然なところもない。
ニャミー自身がねこじゃらしに変身する必要はあったのか?w
本日の夜実況。安定の、赤尾でこさん脚本回。
身近なキャラ、いろはパパの掘り下げ。ママとのなれそめ話もあり。
1周した上で改めて観たら、すごい良回だなと感じた。
周囲に笑顔を振りまくパパにニコ様も大満足。
ニコ様が何故アニマルタウンに留まっているのか?その理由が少し見えてくる気もする。
本日の夜実況は、久々のリラックス回。
ひろプリ勢とまほプリ勢も登場するが、秋映画連動でのあくまで顔見せ。
HUGプリの経験から、客演キュアが本編に大きな影響を与えるのは嬉しくないと感じるが、その一線は超えていない。
動物園というお題を扱うからには、「動物たちは望んで動物園にいるのか?」という話には当然触れないといけないのだろうな。
その答えをさくらとの「対話」から引き出せていたように思われ、シリーズ構成に関わらない回であってもテーマとの齟齬はない。
本日の夜実況。
楽しげなサブタイに反して、まゆが過去の出来事を乗り越える成長回。
その要因となったまゆの「集中モード」については、ずいぶん前から何度か伏線が張られている。
この出来事が苦い経験だったのはユキにとっても同じことで、ずっと気にかけていたこともわかる。
まゆの「集中モード」は、多分もう変えられない。
最初からそうと知っていればどうということもないが、まゆと関わっていく周りの人たちはそれを受け入れていかないといけない。
どうしようもないことなのだと、腹を割って話さなければいけない。必要なのはこの回でもやはり、「対話をすること」。
納得の、香村純子さん担当回。
前回までが構成に関わるシリアスな回だったから、配信者としてのまゆを掘り下げる楽しい回であって欲しかったな。
などと少しだけ思った。
本日の夜実況。
わんぷりの「本編」とでも言うべきパートが遂に始まる。
緊張感あふれる展開は、大ボス「ガオウ」やその一味の登場にだけ理由があるわけではない。
ガオウだけでなく、この世界の神とでも言うべき存在、ニコ様が現れたから。
いろはが「友達になりたい」と言った時、ニコ様は明確な返答を避けた。
プリキュアの奇跡の力は、元々はニコ様のもの。プリキュアたちは図らずも、ニコ様の代理としてその力を振るっていた。
「プリキュアは自分の代理として、奇跡の力を行使する資格があるのか?」
プリキュアたちはいま、ニコ様に試されている。
本当にプリキュアの側に正義があるのか?そんな根本が問われている緊張感だ。
この問いかけ、前作ひろプリも痕跡こそあったが実現しなかった。
#キュアスパイシー生誕祭 として。
いつも美しい推しキュア、キュアスパイシー :cure_spicy: の生誕祭にふさわしい初変身回。その本放送録画を視聴。
気付くと、毎年この回を観ている気がするな。目の前で苦戦しているキュアプレシャスのために、クールなここねが自分をプリキュアにして欲しいと必死に訴えるシーンは何度見ても尊い。
「分け合うおいしさ」をやきつけるとばかりに、カレーパンをふたつに割ってゆいに注し出すラストシーンまでの流れもよい。初変身回としても屈指の良回。
本日の夜実況。
夏休みに牧場に遊びに行った気分になれる回。
学校回でよく登場するサブキャラ、大熊ちゃんの掘り下げが良い。
ガルガルの登場はいかにもノルマで脈絡ないなw
本日の夜実況。
ツチノコというワードが異彩を放ち過ぎていて、前回から続く、サブタイだけで強烈に惹きつけられるエピソード。
ツチノコが見つからないことを前提に、ピクニックのようにお弁当を食べたり。ツチノコ探しを口実にわいわいと楽しい。
特別な1日の最後には町長がきのこ汁をふるまう、意外にも情緒ある一面もあるイベント。…かと思えば、ツチノコが本当に登場してしまうのはファンタジーだからw
蛇のような外見で石化能力を持つ、まんまバジリスクのようなツチノコ。
「ツチノコの正体はバジリスクだった!」という解釈はおもしろ過ぎるな。
本日の夜実況。
この回でいちばん面白いのは、サブタイだ。共感しかない。
そしてサブタイの期待にたがわず、猛暑ネタでテンポよく笑わせてくれた。
振り返れば、猛暑ネタで1話を使うような贅沢なお遊びも1年モノだからこそ。
構成上、外しても差し支えない回だからこそ、きっちり笑わせないといけないわけで。
本日の夜実況は水着回。
赤尾でこさんの脚本担当。自分はこの方、すごく好き。
キュアニャミーが、ウミガメのガルガルの水流をひとりで止めると言った。
プリキュアとしては他のメンバーと協力するのが合理的な判断だけど、その意地はキュアリリアンの為のもの。クールなキュアニャミーも、時には熱血に振る舞うのがいいね。
悟くんの心の声を真似る、まゆのおふざけは分かりやすく面白かった。
あと、建前では自由研究のために海に来たはずなのに、ウミガメの産卵が夜中と知るなり「いよーし、遊ぼう!」とテンポよく言ういろはもシンプルに面白かった。
いい話の中でも、笑いは取る赤尾さん好き。
#キュアグレース生誕祭 として視聴。
記録によれば9回目?そういえばしばらくご無沙汰だったな。
本日の夜実況。
卵が何度も戻ってくるのは面白かったw
さて。ニコ様は最初、プリキュアたちを全面的に信頼してはおらずに、試すような立場だったはず。
しかしこの回のニコ様の卵は、プリキュアたちに親密な感情を持っている様にも見える。
まぁこの回のことは、深読みしても仕方ないか。
本日の夜実況。
狼との対話という、この物語の本題がこの回からスタート。
但し、ガオウ一味がそれと分かる形で登場するのはもう少し先。
鏡石神社には鏡石と、亡くなった動物たちが祭られているそう。鏡石は元を正せばニコ様の力であり、この神社にはニコ様が祭られているとも言える。
ニコダイヤの所有して、この世界の全ての奇跡の持ち主であるそのニコ様ですら、命を操ることが出来ない描写であるとも受け取れる。この先命の重みは何度か描かれるが、この神社の描写自体がその伏線なのでは。
奇跡の力が現実として存在するこの世界観ですら、狼という種の絶滅は取り返しがつかないこと。
そう知れば、人が許されることはあり得ないことだとも思える。その上で鏡石は、ニコ様は、人に何を求めたのか。
本日の夜実況。
赤尾でこさんが久々にプリキュアに復帰した。赤尾さんらしい楽しい回。
日常パートでの「コマンド」の取り決めが、変身後にも活用されるのが楽しかった。
Aパートがよい話でも、Bパートの変身後の展開とつながりがないことがしばしばある。
特に重要な展開のない日常回ながら、プリキュアらしい文法をきっちり守った良回であるなと改めて。
本日の夜実況。
この回がただ楽しいだけでなく、思いのほか重要回だったことに気付く。初見ではわからなかった所感として。
ユキはまゆに嫌われることを未だ恐れていて、喧嘩をしても構わないと言うこむぎのほうがよほど達観している。
ユキがそう思うようになった理由付け(まゆの集中力由来)がこの回にされていて、この回想は後の回(31話)につながっている。その31話も対話を促す回であるし、そう考えるとわんぷりは、本当に愚直なほど対話することを繰り返し訴えているな。シリーズ全体が無印8話であるかの様だ。
キュアワンダフルとキュアニャミーのコラボ技にほっこり。
このふたりは会えば喧嘩ばかりしていたから、仲良くなれてほんとによかった。
本日の夜実況。
本放送ではこの回をリアタイできず、寝坊していたらしい。
ユキが自分もまゆに救われたことを思い出し、プリキュア活動に「まゆを守る」以上の意味を見つけるくだりには説得力があるが。
一方、キュアニャミーはキラリンベアーに爪を突き立て、切り裂いたことがある。キラリンベアーはユキの心の変化を察し、もう過ぎたこととしてキュアニャミーを許したが、キュアニャミーの側はどうだっただろう?
ただ一言、キラリンベアーに対して「悪かったニャン」だけでもいい。キュアニャミーにはそれが足りなかった。
自分はプリキュアに、反省や謝罪といった要素をことのほか求めて観ているから。
本日の夜実況。
この前後編について言いたいことは、昨日大体言ってしまったかもしれない。
ユキはたとえまゆに嫌われてもまゆを守るのだという。それに対してこむぎは「うそワン!ユキはまゆが大好きなんでしょう?」と、核心をつく突っ込み。
ユキはなんか格好つけてる様に見えるが、その実、対話を避けているに過ぎない。
互いが望んでいることと向き合い、どちらかが一方的に我慢するのではない、建設的な着地点を見つけることはできるだろうに。対話を避けている。
ユキは一見完璧に見えるが、しかし不器用なところがある。こむぎの言葉は拙いが、見透かされているのだ。
とはいえ、かく言うこむぎもいろはとの関係について同じ試練を通っている。(5話〜7話)だから分かるのだろうな。
本日の夜実況。
キラリンベアーの登場が11話。キュアニャミーが変身できるようになったのはこの回であるとはっきりと明言された。
「まゆの気持ち、ユキの気持ち」というサブタイの通り、互いに譲れずにすれ違う。
キュアニャミーがガルガルを傷つけるのは良くないかもしれないが、それはそれとして、「まゆを守りたい」という動機には純粋なもの。ゆきとまゆ、どちらかが誤っているわけではなく、ただ分かり合わなければいけない。
ここでふたりに必要なのも、本作のテーマである「対話」。人と狼が分かり合う前に、まずはふたりが今までよりもっと分かり合わなければ。
ところでキュアリリアン変身の口上を回収する為に、前後編の前編にあたるこの回にも、既にいくつかの恐怖が込められていて上手い。
学校で飼育されている動物たちは、大きな音が怖い。
まゆはガルガルが怖い。
そして、ガルガルはプリキュアが怖い。
「こわくない、こわくない」である。
本日の夜実況。
相変わらず華麗なキュアニャミーの体術。そして、キュアニャミーの変身バンクも初披露。「とても良い」は、それらの目をみはる美しさに対して。
それにしてもサブタイ通り、ユキのまゆへの愛が深い。ここはそのツンデレ成分を美味しく頂きたいところ。
ニコ様は人と動物がわかり合えるよう、アニマルタウンに鏡石を置いた。
ユキはまゆを守りたかったのかもしれないが、ほかの動物とわかり合いたいとは特に思っていない。ニコ様が自分の意志でプリキュアを選ぶシステムだったとすれば、今のユキが許されることはなかっただろうとも思える。
然るべき許可を得てプリキュアになったのではない者といえば、ハピネスチャージプリキュア!のキュアフォーチュンを思い出す。彼女がプリキュアになった目的は、あろうことか復讐だった。
今年の推しキュアに内定している、キュアウインクのデビュー回のおさらい視聴。
能力はあるのに自己肯定が低く、本番に弱いところがある、キュアウインクこと蒼風なな。
前シリーズのキュアリリアン然り、キュアスパイシー様然り。自分はどうもこのタイプに弱く、推してしまう傾向がありそう。
うたとななの幼少期のエピソードがウインクの意味付けに使われ、ふたりは既に会っていたことがわかる。
また、お調子者にも見えるうたの優しさが沁みる。ななも言っていたけど、この優しさは幼い頃からのものだったらしい。ふたりの出会いに味わい深い運命を感じる。
ラストの「ウインクは勇気が出るおまじない」というまとめまでの流れが自然で、説得力は十分。
この回のマックランダーは、音符を飛ばしてプリキュアを攻撃する能力を持つ。
「♯」を飛ばしてキュアアイドルを閉じこめる檻にした展開が、画的に面白かった。
日が経ってしまったけど、おさらい視聴。
リラックスして観られる日常回かと思ったけど、ラストのみことへのとびきりのファンサが鮮烈。「とても良い」はこのラストシーンに対して。
キュアアイドルが、プリキュアの使命への自覚から行ったファンサなのだろうね。単なる日常回が、スタートダッシュ中でなければいけない2話に配置されるわけがないのも、よくよく考えれば当然の話。
ただキュアアイドルが、アイドルになって浮かれぎみだった自分を反省していたけど、果たして本当に反省する必要あった?プリキュアとしての自覚を持たなければいけないことと、「それはそれ」という別の話では?
ピカリーネ様からのイベントでの心得(「勝手に撮影してはいけない」「ましてやネットに上げてはいけない」「一度上げたらもう取り返しがつかない」)は、設定や世界観の説明以上に大事な話。