本日の夜実況。折り返しシリーズ3話構成のうちの、3話目。
皇帝ピエーロとロイヤルクイーンの復活をはじめとした、様々なイベントが起きる激動の回。
3話目の言わば「解決編」だから、戦闘シーンが多い。敵味方すべてのキャラクターが入り乱れ戦う、総力戦なのである。
それだけに、迫力ある良作画が印象に残る。そういえばこの回の作監は誰だったろう?と気にかかり、確認したところ、山岡直子さんがこの回の作監だった。「なるほど道理で」と納得した次第。
「本編で回収されることは恐らくないだろう」と思われた、OPでの各プリキュアの見せ場シーンが全て回収されるのも心憎い。
ウルフルン vs キュアサニー、アカオーニ vs キュアピース、マジョリーナ vs キュアマーチ、ジョーカー vs キュアビューティという、因縁深い4組が初めてマッチメイクされるのもこの回。
自分の推しはキュアビューティであるから、この時点では格上であるジョーカーとの善戦が特に強く印象に残る。
前回キュアハッピーは「みんな一緒の未来が、わたしたちのウルトラハッピー」と言った。
プリキュア全員の笑顔というラストカットは、この誓い、即ち「犠牲者を出さずに生還する」ことをやり遂げたことを象徴しているのだろう。
この大事な3話構成の結末が、最後の「スマイル」に集約されていたのではないか。
本日の夜実況。3話構成、折り返しシリーズの2話目。
プリキュアたちは不本意ながら、「キャンディ」と「自分自身の家族や命」を秤にかけないといけない状況になる。
しかし、一番大切な「何を選ぶか」ではなく、本当は「失っていけないものは何か」が問われていることにプリキュア全員が気付くのである。「究極の選択」など初めから存在せず、どちらも手放せないものだったことを。
このことをプリキュアたちに気付かせたきっかけが、キャンディからプリキュアたちに宛てられた短冊だったことも説得力を補強している。
絶望に満ちた展開。スマイルのかけらもない状況から始まるこの回から、スマイルへの渇望を感じ取る。
「ウルトラハッピーとは何か?」というみゆきの問いかけは、彼女の最後の当番回(44話)に改めて行われるのだが。
この回で一旦、「みんな一緒の未来が、わたしたちのウルトラハッピー」という暫定的なアンサーが出される。
本日の夜実況。
この回から3話構成の、折り返しシリーズ。その1話目。
皇帝ピエーロの腹心、ジョーカーがプリキュアに対しては初顔見せ。
このジョーカー、悪役としてはありがちな名前に反してキャラ立ちがほんと素晴らしい。
最近のシリーズにもここまで存在感の強い悪役はなかなか居ないほどだが、最近の悪役には何が足りないんだろう。狂気とか?
キャンディは「みゆきたちと ずっといっしょに あそぶくる」という願いを短冊に書いた。
この拙い願いが、折り返しシリーズを通して重要な意味を持つわけだが。それを知っているから、この短冊を見ると泣けてきてしまう。
本日の夜実況。
前回エピソードから一転してのおふざけ回。こんな風に、上げたり下げたりが忙しいのがスマプリなのだろうな。
前回のお当番を大まじめに勤め上げたやよいが、この非常事態をノリノリで楽しんでいたのが面白い。
みゆきとあかねの、剣道着の妙なコスプレに愛着を感じる。
自分のキン肉マンでの推し超人が、ビッグ・ザ・武道であることもあって。
一見怖い子かと思ったら、コミュ障だったというあるある。
それにしても、4話にして新キャラ。プリキュア的に言えば「追加戦士」である。やけに展開が早い。
プリキュアといえば、この作品にもキュアプリズムさんとキュアアクアさんが出演してはいる。
ふたりのコミュ障が仲良くなってゆく流れが心地よい。
また食とは無関係な話題から始まったかと思えば、Bパートでふたりをつないだのは焼き豚だった。
キャンパスで焼き豚パーティとは、なんというリア充。なるほど、この作品はいつもこの流れと構えて観れば良いのか。
「全然人来ないじゃん。パズルはみんな好きなはずなのに…」に吹いた。
気持ちは分かる。インドア系サークルへの勧誘の難しさは、自分も大いに心当たりがある。
視聴が全然追いついていないんだけど、気にしない。
「えなるる」は「にゃんぱす」みたいなものか?
Aパートに食の話題がまったく出てこなかったので、少し心配になったw
「封印されし赤」についての謎解きで、そのシーンに一見無関係な赤いびっくり箱が映っていたから、「これが正解なのだろう」と予想していたらただのミスリード。これはこれで楽しかった。
Bパートでモコ太郎の足跡を追い、定食屋に寄っていく流れで安心。とろろごはんの作画は美味そうだった。元々はダミーサークルだったのに、「いろんなことしていこうよ」と前向きな活動動機を持ってゆくのがよい。
お土産屋さんの木刀コーナーではしゃぐシーンに共感。
この木刀に風林火山やら黄金剣やらと銘が入ってたら、自分もつい、我慢できずに買ってしまいそう。
Cパートのオチがこの木刀だったら最高だったのにw
本日の夜実況。
日常回では常に笑いを取ろうとしてくるスマプリには珍しい、誠実で真面目な回。
あのやよいが、ヒーローだのアニメだのの話を一切しない。珍しい。
では、やよいがオタ話を封印してまで何を語っているかというと、亡き父親との想い出から、自分の名前の由来を思い出そうとしているのだという。
やよいママは「やよい」の由来を聞いていなかったそうだけど、真相として、やよい本人への愛情はもちろん、ママへの愛情も込められていたのが良い。
この回の雰囲気に合わない、いつものおふざけは丁寧に排除されていて、他には、キュアピースがピースサンダーを撃つときに一瞬ビビる表情も削除されている。
調べたところ、「キラキラネーム」という言葉は2010年頃からある様で、スマプリの放送時期(2012)と一致する。
一方、やよいが名前を手がかりに父親の愛情を思い出すこの回で、敵側の当番がウルフルンであることにも意味があると感じる。ウルフルンの正体を知っている立場では胸が痛む。
ウルフルンにとっては家族の愛情や、まして「名前に込められた意味」など、さぞ下らないものに思えるだろう。
ところでこの回、グリッターフォース(米国ローカライズ版のスマプリ)からは削除されているそうで。
キラキラネームという社会風刺のローカライズが難しかった事情は確かにあるかもしれないけど、「削るなら他の回があるだろうよ」と声を大にして言いたいところ。例えば、削ってもシリーズ構成に影響しないキュアゴリラ回とかな。
初見の感想、手が止まってしまっていて面目ない。
明日の放送回で、追加キュアが2名登場するらしい。
この為、うたが自分の夢を見つけた、ED曲の名を冠するこの回をおさらいする必要を感じた。
本日の夜実況。
チームのエースであると目されていたなおが転び、競技での結果が出せなかった。しかし、団体競技の尊さは結果ではないと言うのだから、なるほど筋は通っている。
一方、体育祭が憂鬱でたまらなかったやよい。自分は彼女の立場にこそ寄り添いたいから、この回を自分は、サブタイ通りのなおではなく、やよいの当番回として観たいと思う。
やよいは一見、クラスメイトからの応援を受けていたけれども。
実際には「負けたら承知しねえぞ」という台詞にもあった通り、結局結果ありきの応援だった。「スポーツは結果ではない」観点からやよいを応援していたクラスメイトはいなかった。
この描写に嘘はなくて、残酷なほどリアル。やよいと親しくないクラスメイトは、やよいの様な運動音痴に寄り添ったりはしないのだ。
自分が選手として歓迎されていなかった体育祭への参加に、やよいは果たして満足できたのか?
「クラスメイトが応援してくれたから楽しめた」からではなく「ひとりのメンバーとして全力を出せた」ことに満足したのだったら、満足の主体があくまで自分にあって、なるほど、プロットとして破綻してはいない。
ただ、団体競技に興味のない自分には少々「奇麗ごとが過ぎる」とは感じるのだ。もう少し説得力を積んでくれないと。
髪をおろしたみゆきが、自室でバトン受け取りの練習をしていたシーンはちょっと可愛いw
本日の夜実況はキュアゴリラ回。
順番として回ってきたノルマだから一応観るには観たのだけど、嫌でたまらなかったんだよね。
特にFUJIWARAの登場シーンが苦痛で、無の心で観るほかはない。
評価が「普通」なのは、れいかさんのおかげ。
れいかさんがFUJIWARAのこと知らなかったり、漫才の笑いどころを最後までよく分かっていなかったのは、シュールで面白い。
「FUJIWARAの登場シーンを我慢すれば観られる」と再評価した。
あとこの回も、冒頭は少しだけふしぎ図書館のシーンだった。
本日の夜実況。
アカンベェとの戦闘がクイズということは、また成田さんか。あなたはクイズが好きすぎるだろうよw
れいかの「自分は何をしたいのか」という、つまりは自分探し。
れいかほど聡明なプリキュアならば、自分探しなどはとっくに終わっていそうなものだけど、むしろ真面目なれいかだからこそ「道」に迷っていたのだと。
しかし、勉強も生徒会活動も、モチベーションなしに出来ることではなさそうに感じたけどな。
れいかにとっての自分探しの取っ掛かりが、「悪事を見過ごせない」正義感だったのは面白い。
少なくともプリキュア活動は、彼女の「やりたいこと」だったということになりそう。
本日の夜実況。「美人過ぎる母」と人気の高い、みゆき母こと育代さんの登場回。
プレゼントを作ったりお手伝いしたりすることも大事だが、何より大切なのは感謝の気持ちを伝えることであるという、ストレートなメッセージが伝わってくる。
この回、プリキュアたちのプレゼント作りの舞台になっていたのはふしぎ図書館だった。
ふしぎ図書館について説明されたのは7話で、それきり触れられてもいないから、忘れている視聴者も多いのではないかな。
みゆきが作ったプレゼントを「ヘタクソ」と罵るウルフルンに、人情家のキュアサニーらが怒りを向ける。観ている自分もキュアサニー同様、ウルフルンから向けられるあまりにもひどい侮辱が許せなくなるところ。
3幹部の中でもウルフルンは特に、心ない言葉でプリキュアたちを傷つけることが多くて。実はそれこそが「愛情自体を憎む」出自を持ったウルフルンの正体にもつながっている。だから、プリキュアに一度や二度懲らしめられた程度では改心するはずもない。
月次の日曜実況として選んだ回。
実は少し前に、ジャンプ漫画の名悪役を振り返るネット記事があった。そこで紹介されていたひとりがハドラーで、そこから「ハドラー退場回でも観ようか」と思い立ったという経緯。
この回は、前後の回の中でも特に力が入っている大定番回。ハドラー退場だけでなく、アバンの生還や、これらを受けての特殊EDもあって大いに盛り上がる。
本編はハドラーとポップの会話を中心に進行していくけど、二人とも、特にポップの作画がえらいイケメン。
作画監督は香川横田コンビで、ハドラーとポップのイケメン作画だけでなく、竜魔人バランの登場回以外でこのコンビが起用されたことに改めて驚く。
本日の夜実況。
5人で班行動をしていたところ、みゆき・やよいははぐれ、あかね・なお・れいかチームと別々になってしまう。
みゆき・やよいチームの道中は楽しそうだった。ちゃっかりうどん屋に入って満腹していたし。一方、あかね・なお・れいかチームは苦労が多く、特に空腹のなおが気の毒だったw
大阪名物、納豆餃子飴が今回のキーアイテム。2チームは行く先々で、納豆餃子飴に導かれるかのように大阪の街を巡っていた。
青っ鼻アカンベェにプリキュアのひとり技は効かないのに、納豆餃子飴には悶絶。効果てきめんで吹くw
戦闘中、ちょうちょデコルで飛べるようになったプリキュアたち。
「こっちですよー」と笑顔でアカンベェを煽るキュアビューティが可愛かった。
本日の夜実況。みゆき顔芸回。
ツイてない日のことも、笑い飛ばしてしまおう。…という教訓なのだろうけど。
その意図通りに観ると、なるほどハゲのこけしは面白かった。シュールな笑い。
修学旅行、夜の定番といえば恋バナ。みゆきはピーターパンのガチ恋勢と発覚。
ちなみに自分は、この5人の中ではキュアビューティがいいと思います。
本日の夜実況。
「ふしぎ図書館」でプリキュアたちが集まるシーンは、7話以来初めてだったのでは?
キャンディが「自分はプリキュアの役に立てていないのでは?」と悩む。
きみは後々、プリキュア全員の窮地をひとりで救えるほどに成長するのだ。そんなに落ち込むことはないのでは?と言ってやりたいところだが。
そんなキャンディの悩みと関連してか、ジョーカーの口からはキーアイテム「ミラクルジュエル」の名が初めて語られた。意外と早い回であることに驚く。
れいかとキャンディの関係もフォーカスされている。珍しい組み合わせ。
キャンディを侮辱するウルフルンに、「おだまりなさい!」と一喝するキュアビューティがイケメンすぎて惚れそう。
本日の夜実況。
8話(イレカワール回)と流れがよく似た回。恐らく意図的なもので、同じお巡りさんまで登場してて吹くw
久々の成田回だけど、スマプリでこのフォーマット(マジョリーナの魔女道具で騒動)を定着させたのは成田さんということか。
虫のことは苦手なままだけど、毛嫌いしているわけでもないというなお。
虫が苦手になったきっかけの回想もあれば、その説明がきれいに腑に落ちそうだなと思った。
本日の夜実況。
プリキュアの本質は日常回にあるとして、日常回縛りでスマプリ屈指の良回と思ってる。
家業と真剣に向き合う、あかねのイケメンっぷりに惚れ惚れするね。
あかねの「隠し味」探しを皆が手伝うシーンが楽しげで、スマイルに満ちている。
「隠し味」は結局、相手に「元気になって欲しい」と思う心だった。
スマイルになって欲しいということ?つまりは愛か?王道だねえ。
本日の夜実況。
シリーズ構成、米村正二さんが自ら脚本担当している。
だからといって重要回というわけではなさそうだけど、嘘にどんどん尾ひれがついていく流れはテンポよく楽しい。
スマプリはクラスメイト全員の設定があることでも知られており、この回ではその全員が登場する。
自分のお気に入りは、カチューシャでおでこが見えてる岡田まゆちゃん。このキャラデザはモブにはもったいない。
さて、冒頭にやよいママが登場し、親子の会話からこの回はスタートしているが。
家族のシーンにパパを登場させない理由はないだろうから、パパはあえて「描かれていない」のだろうと察することができる。
その理由はやよいの次の当番回、19話「パパ、ありがとう!やよいのたからもの」につながっているのだと気づく。
本日の夜実況。
マジョリーナ、ひみつ道具回シリーズの1本目。
みゆきとキャンディの仲直りが微笑ましいのだけど、教育的なメッセージよりはキャンディの暴れっぷりが面白い。
それもタナカリオン演出のたまものか。
マジョリーナと何かと縁のあるおまわりさんが初登場。
こんなサブキャラが、まさか再登場するとは思わないところ。吹きだしてしまうw
本日の夜実況は、石川由依さんのご出産祝いを兼ねて。
その場合は育児や出産に関する回をなるべく選ぶことにしているけど、みのりんにはその様な当番回がない為に、特にこだわりなく好きな回を選んだ。
経験という引き出しから、みのりんが作家としてひと皮むける回。
トロプリでの推しがみのりんだったこともあり、本放送中はずっと、創作でのスランプに苦しむみのりんを応援していたと記憶する。
この回はその糸口が見つかった様な回だったから、ちょっと嬉しかったな。
また、石川さんのお祝いではあるけど、普段は高飛車だがみのりんに対しては優しいローラにも注目したい。
本日の夜実況。
「ひみつ基地」というロマンあふれるワードが含まれるサブタイ。その期待は外さない。
皆がお気に入りの所持品を持ち寄って、秘密基地を「好き」で満たしてゆくのが、いかにも楽しい。自分も似たような遊びをした経験はあるから。
バーバパパにも、家を作るシュールだけど楽しい回があるのだけど、それを思い出す。(この話、いつもしている気がする)
れいかが早速持ち込んだのは、「道」の掛け軸。れいかの「道」ネタはこの回が初出。
その名の通りに美しく優秀だが、天然ボケを持ったれいかさんがいとおしい。
あとあかねが、いかにもお好み焼きが焼けそうなプレートを持ち込んでいたのが何気に面白かった。
家業への愛着がわかる、ちょっと小粋な演出。ただ、電気はどうするつもりだ?
世界のどこにでも行ける「ひみつ図書館」こそが、プリキュアの「秘密基地」にふさわしい。そんな、ロマンだけでなく合理的な結論でもあるのだけど。
この「秘密基地」でのシーン、実は言うほど多くない印象が正直ある。要所できちんと秘密基地が描かれていることも、この周回では検証したい。
本日の夜実況。
ポップの口からは背景設定が概ね全て語られ、この回からが本編という感じ。
プリキュアの側ではポップ、バッドエンド王国側ではジョーカーが登場。この回でメインキャラが全員出揃う。
ジョーカーはカワリーノにも似た狂気が感じられるキャラで、強烈な存在感がある。一方、陰ながら妹を見守る「良いお兄ちゃん」であるポップには好感。
みゆきとポップが、南極でキャンディについて語り合うシーンは暖かい。「なんで南極にいるのか?」という突っ込みはさておき。
みゆきが妙にこだわっていた決め台詞は、「5つの光が導く未来」。
中学生が、しかも赤点常連のみゆきが考えたとは思えない、ちょっと気障だが粋な口上だ。
みゆきが将来、絵本作家という夢を叶えたのだとしたら、これはその片鱗か。
「きみほんとに適当なことしか言わないな」吹いたw
この回から、OP/EDが共にある通常フォーマット。
Aパートの掃除シーンも楽しかったけど、
「いつになったら、サブタイ通りに料理を始めるのか?」
とヒヤヒヤしながらみてたw
主人公が料理を始めた時、表情が変わってスイッチが入る感じがした。
「これでタイトル回収か?」と。意外と強いものを持っているのだなと。心地よい。
春アニメの放送が始まってからだいぶ日が経ってしまったが、視聴開始。
数ある春アニメの中から、のんのんびより由来で。あと、加隈さんが出てるから選んだ作品がこれ。
タイトル通りに食事はちゃんと美味しそう。
少しの勇気で、不器用な主人公の運命が開けてゆくのが心地よいね。と思ったら、Cパートのオチがひどい。吹いてしまったw
モコ太郎はモブかと思ったら、番組公式でレギュラーだったと知り驚くw 継続。
本日の夜実況。
スマプリでの自分の推しはキュアビューティ。その目から改めて初変身回を観ると、この回には彼女の魅力がたくさん詰まっていると感じる。
まず単純に作画がよくて、美少女作画での印象的な顔アップが多い。
マジョリーナが白雪姫の人形を踏んだ時、れいかはその侮辱への怒りでキュアビューティに目覚めた。
普段穏やかな彼女が発した台詞は、ストレートに「許しません」。この凛々しさ、とてもよいです。当然ここも顔アップ。
スマプリは5人という大所帯で、猪突猛進メンバーばかりであるところ、ちゃんと考えながら戦うタイプはビューティだけw
だから、ビューティの活躍で首の皮一枚でつながる回がスマプリには多いのだけど、この回も早速そんな感じで頼もしい。
ジョーカーだけは、知的なビューティがチームの要であることに気付くのだけど、それはもっとあとの話。
本日の夜実況。
既にメンバーになっている3人のプリキュアたちが、次のメンバーはなおであることを全員一致で確信。
プリキュアはこの手の直感を滅多に外さない。確信の通り、なおはプリキュアになる。
なおは義侠心あふれるヒーローのような子だけど、正義感だけでなく「楽しそう」だからという理由でプリキュア入りを受け入れた。
プリキュアへの変身を通じて「何か楽しそうなことが起きそうな予感」がすることを、「ウルトラハッピー」と言ったみゆきと同様。
ただただ明るく前向き。時には呆れるようなギャグを投入してでも、タイトル通りに笑いが絶えないスマプリ。
その一方で、楽しいだけではなく、落とすところで落とすのもスマプリ。
震災の直後という時事を背景として、このシリーズはどんな「スマイル」を子供たちに伝えようとしているのか。
本日の夜実況。
キュアピースは、オタクの社会的地位が今よりもっと低かった時代のキャラクター。
小中学生になってもプリキュアを観ていた、ちょうど漫画にも興味を持った子たちが、キュアピースを観て励まされていたらよかったと思う。
やよいは、普段絵を描かないみゆきやあかねよりは当然上手いが、同じ中学校の中にももっと絵が上手い子がたくさんいる。
というそのぐらいのレベルの、妙なリアルを感じる上手さ。だから彼女は、自分の趣味にも自信を持てないことがある。
たとえ人に馬鹿にされたとしても、何をもって自分の表現に自信を持ち自己肯定してゆくのか。やよいに共感できるオトナも多いことと思う。
「みどりの日」を祝して、YouTubeのプリキュア公式チャンネルにて、キュアフェリーチェ登場回が無料公開されていた。
彼女も緑キュアの一員ということだが、はて。本放送中にキュアフェリーチェが緑キュアと扱われたことがあっただろうか?まぁ確かに、コスチュームの所々が緑ではあるけど…
そんな疑問を持ちつつ本編を観ていると、キュアフェリーチェは「エメラルド」のプリキュアであるし、「植物」、転じて生命を司るこの世界の女神でもある。
なるほど、作品への解釈という立場から、より深い意味で、彼女はまぎれもない緑キュアであることに気づく。
この回ははーちゃん不在の状態から始まることをふまえて、Aパートにも見どころがあって。
落ち込んでいるところを悟られまいと、みらいが空元気を出していたり。それを見て娘を心配したみらい母(今日子さん)が、娘の力になってほしいとリコを頼ったり。母親からは、みらいにとってのリコが家族以上の存在であると認められていることがわかる。
かたやリコは、「やみくもに人探しをしてもいたずらに浪費するだけ」と言わんばかりに、魔法界に戻って魔法を勉強しなおし、その力ではーちゃんを見つけるのだという。
非合理を嫌うところは彼女らしいとも言えるけど、なんと途方もない。しかし、1期を完走すると「魔法とは願いである」ことがわかる。この「はーちゃんを見つけたい」という願いも、ひとつの「魔法」なのかもしれないと解釈できる。
この回を通じてちらちらと姿を見せる、神秘的な謎の少女の正体が、初見では当然気にかかるところ。彼女の正体こそがはーちゃん、即ちキュアフェリーチェ。
2期「MIRAI DAYS」では、物語の中心にいたのは「ラパーパもどき」とも呼ばれていたキュアフェリーチェだったことが記憶に新しい。そのキュアフェリーチェのルーツを振り返れるよい機会だった。
本日の夜実況。
熱血漢で人情家、一緒にいて楽しいあかね。
なるほど、転校して最初のともだちはこんな子がいいかもね。
みゆきに「どんな子がプリキュアになれるのか」と尋ねられ、最初は答えられなかったキャンディは、首尾よく仲間になったあかねを見て「ともだちを大切にする子がなれるのかもしれない」とまとめる。
キャンディのこうしたひとつひとつの気付きが、なまけ玉回(32話「心を一つに!プリキュアの新たなる力!!」)での大活躍につながっているのだな。