ジャンプコミックス14巻収録分。
今週もリアタイ実況できた。
「シッポよがまんしろっ!さもないと本当にかみきっちゃうからなっ!」
「仲間を見捨てて逃げちまうようなヤツは最低のクズだっ!」
サブタイ通りに根性をみせるチウの台詞が、なかなかに熱い。
人ではない大ねずみであるチウが、あたかも人であるかの様な正義感を持つことが、この熱さの根底にある。人間性とは人の姿ではなく、こうした心意気のことを言うのであろうと。
ポップは、高位呪文の使い手として自分自身が戦力になることもさることながら、作戦立案が持ち味かと思う。魔法使いとしての進境も著しい一方で、火炎で呼吸を封じる作戦はいつも通りの頭の冴え。
一方、憤怒の形相で仁王立ちするマァムには、真打ち登場のおもむき。
マァムの活躍は次回ゆっくり楽しむとして、皆が長所を生かしつつ勝利を目指しているこの状況。「アバンの書」空の章の教えは、この様な苦境を乗り越える為に必要な精神なのだろう。
本日の朝実況。
のどかの病気がきっかけで、蜂須賀先生は研究者となった。本人はビョーゲンズのことを知りたかっただろうが、劇中に真実が伝えられることはなかった。
このいきさつをテアティーヌが知らなかったはずはないと思うが、果たしてどう思っただろうか。
前回、ダルイゼンが進化を躊躇したことに意味があったら面白いと思っていた。特に深い意味はなく、「あくまで自分の意志で決めたい」という意志表示に留まった様だ。
ダルイゼンはグレースに対して「自分のことだけ考えているほうが幸せだろう」とも言ったが、これはこれでひとつの価値観。グレースは当然否定したが、ダルイゼンは何故か激高。
自分と同じ価値観を持てないことが、それほど気にくわなかったのか。人の姿をしたおぞましい病原菌とは分かり合えないことを再認識。
マカロンの誕生日だったので、お祝いの当番回視聴。
どうやら、お正月にこの回を観ていたらしいw
ゆかりの姉がいたという嘘、ジュリオは特に「姉」に反応してもおかしくない。
坪田さんの好きそうな設定でもあり、もし知っていたらここでなんの仕掛けもしないとは考えにくい。この頃はジュリオに姉がいる設定はなかったのかな。
本日の夜実況。ネタバレ含む。
一見地味で見落としがちだけど、知る人ぞ知る良回。作画や会話のテンポはじめ平均点がとても高いが、初見ではそこまでとは気付かなかった。
4話の神アクションを彷彿させる、目まぐるしい空中戦あり。作監担当が渡邊巧大さんという共通点が両話にあり、なるほど納得。
構成面ではルールーの寝返りと、その直後のパップルの粛正が衝撃の展開。ルールーはクライアス社の外の世界を知らなかっただけの、本質的には善の存在だった。
一方のパップルは非人間的な本性を顕し始め、悪役としての有能な一面に気付かされる。ルールーを「機械人形」と呼び続け、今まで見せたことがない様な悪魔的な表情。良作画も手伝ってものすごい存在感。
さあやの誕生日なので、通常の朝実況の代わりに。
ついこの間観たばかりの回なので、感想はそうそう変わらない。
作画の美しさに改めて惚れ惚れする。
総作画監督にクレジットされてるのは山岡直子さん、のちにヒープリのキャラデザを務める方。キュアグレースのデザイン大好き。
放送休止明けの放送がうれしい。
実戦形式の試合と言いつつ、相手には剣道の防具。自分は丸腰という明らかに対等ではない舐めプが可笑しいw
有明に「つわものは必ず居る」と言った飛鳥だったが、自分と真剣勝負ができる空手家などいるわけがないと、薄々わかっていたのではないか。
いままで飛鳥を苦戦させたのは自然石だけだったが、猛牛という真剣勝負に足る強敵が遂に登場。
「さぁ牛だ!」というと懐かしいゲームを思い出して思わず吹き出すけど、元ネタはこちら。
本日の夜実況。HUGプリで初めての成田回。
「ギュイーンとソウルがシャウトするのです」と言えば、HUGプリを完走した人であれば誰もが思い出すであろう、伝説的なカオス回。
「ヒーローになりたい」という行き過ぎた熱意が、えみるに奇抜な格好や行動をさせているのが笑いどころ。でもその動機は、「かっこいいから」だけではなくて、「皆を危険から守りたい」というそんなに馬鹿にしたものでもないものだったりする。
ルールーが「けっこうプリキュア」と分析したのは、伊達ではない。
それはそうと、プリキュアを5人にするという変更。
この回の時点で、既に予定されていた様にもみえる。
本日の夜実況。
ルールーに情緒や良心が芽生え始めている。
ルールーは冷たいのではなく無垢、単にクライアス社の外のことを何も知らなかっただけとわかる。パップルからみれば、ルールーは「欠陥品」だろうか。この良心、少しあとの回で意味を持つ。
この頃はまだ、職業回を無理なく消化出来てる。ルールーとさあやが張り合うシーンや、焦ってるさあやをほまれが気づかうシーンなども好き。
一方、キンタローさんに悪意は決してないけど、今回から登場の「インスピレーションさん」によい感情を持てない。このあとにも出番あるけど、正直、既に食傷。
昨年から上映を楽しみにしていた作品を、やっと観ることができた。
以下、ネタバレを多く含む。
勧められて読んだ原作1巻を、あまりの面白さにあっという間に読み切ってしまった。
この作品はその原作1巻を映画化したもの、そのまま映像化するだけで面白いものになるはずだったが、そんな予想を大きく超えたものだった。
序盤は、期待していた面白さの範疇だったと思う。原作同様のエピソードがテンポ良い映像で展開され、ジーンくんが監督に任命されたところまでは。
ここまでにナタリーの印象的なシーンがいくつかありながらも、ナタリーのシーンが不自然に少ないことにまでは途中で気づいていた。が、時を巻き戻してナタリーのパートが始まった時に度肝を抜かれた。ただ、原作を映像化しただけではないのだと。
撮影が一旦終わって「楽しい編集の時間」が始まってからは、ジーンくんの独壇場。
原作2巻で描かれた表現者の狂気、原作3巻で描かれた表現の為の犠牲まで先取りした内容。(先取りといえば、ミスティアのセリフにもニヤリとしたが)曰く、編集は不要カットの削除の繰り返しであり、これを人生における取捨選択とシンクロさせた構成はお見事。映画以外の選択肢を捨てたジーンくんの狂気が際立つ。
クラウドファウンディングや銀行融資による資金調達、まるまる映画の為に書かれたエピソードにも興奮した。ちょい役と思われたオリジナルキャラであるアランに、重要な役目が与えられていたことにも驚いた。思えばこの高密度なストーリー、凡庸なキャラクターを登場させる余裕などあるわけもない。
パンフレットによれば、監督氏は劇中のジーンくん同様、ちょうど90分に収めるよう選択を繰り返したそう。
だがしかし、90分という尺は原作既読勢からはむしろ。多くの未見シーンを描き足し、テーマ性も膨らませた贅沢なフィルムという真逆の印象だったw 原作であまり描かれなかった、ナタリーとジーンくんの関係を観たいという期待にも答えてくれた。
仲良くdeleteキーを押下するシーンは、deleteキーがあの位置、あの大きさで存在するUSキーボードでなければ成り立たない演出。USキーボードの愛用者としても親近感を持った…というどうでもいい余談を、このレビューの締めとさせて頂く。
本日の朝実況。
「わたし達はお手当てを諦めない!」
アメイジングお手当て初披露の重要回。
逆転のきっかけを作ったのは、最後まで折れることがなかったグレース。
たとえいかなる強敵が相手でも、キュアグレースは熱く、そして強い。
本日の夜実況。
ルールーが自分でも気付かないうちに、はな達に気を許している。
それはいいが、戦闘中、ルールーとエールが会話していた異空間?がどこなのかが気になった。
大事な話をしていただけに、曖昧にして欲しくないところ。
礼を欠いた(様に見える)ルールーに、少しムッとしているほまれ。
筋が通っていないことを嫌う意外な一面に好感。
入れ替わり回は過去のシリーズにも何度かあったけど、全ての回で「トラブル」として扱われていた。
そりゃ今回もトラブルには違いないけど、二人とも、それぞれの身体でできることを前向きに楽しもうとしていた点が新しかった。実際楽しそうだったし。
眼鏡をかけたローラと、眼鏡のないみのりを見ることができたのは眼福。また、今まであまり描かれなかったふたりの関係が見られてよかった。
今のタイミングで、この様なエピソードが入れられた意味を考えずにはいられない。
入れ替わりを通じて、ローラが人の身体(特に脚)やプリキュアへの変身に興味を持ったのは間違いなさそう。
本日の夜実況。この回から新展開。
ラストのルールーが、美味しいところを持っていってしまった。他人の記憶を書き替える、催眠術に似た不気味な能力。すごい存在感。
前回「プリキュアの剣」から、形も能力も全く異なるメロディソードを生んだプリキュアたち。ハリーがこの時代のプリキュアに強い期待を持ち、心を許すようになった理由には説得力がある。
プリキュアが「4人」であること、未来の知的生命体がねずみの姿をしていることへの疑問等、将来の展開につながるはずだったネタふりもされている。この頃は順調な進行だったなと改めて。
あとは、タコ焼き屋のおっちゃんの名前が出たことに好感。
本放送当時、自分もおっちゃんのことを気にしていた。
リアタイ視聴。ジャンプコミックス13〜14巻収録分。
バラン編の苦しい戦いを経た、皆の成長。
特にダイ。「優勝しても覇者の剣は辞退する」と言ったマァムに、ダイは「あの人を倒したいのではなく、勝ちたい」と言った。
竜の騎士が持つ人の心、それを持ち続ければ父以上に強くなれる。目指す勇者像を言語化できるまでに、精神的に成長していたダイ。バランは一度人の心を捨て、「化け物」になった。父を侮辱するザムザの挑発にダイは激怒したけど、化け物呼ばわりはあながち間違いでもない。
ここで語られた勇者像、ラストまで重要なテーマであり続ける。
バラン編から引き続き、人にあらぬ者が持つ人の心も扱っている。
当然ながらチウの活躍も重要。次回はそのチウの当番回とのこと。男をみせろ。
中島めぐみさんの誕生日だったので。
ラブリーの単独当番回ではないけど、ラブリーの青臭くはあるが、心に響く言葉の多いこの回をお祝いに観る回に選んだ。
暗喩に満ちた、神秘的な回である。
目の下の涙の紋から、戦場となる涙の海を作り出すシーン。涙の海でミラージュがゴンドラを漕ぐシーン。鏡が砕けると共に、鏡に封印されたミラージュの心が解放されるシーン。
そして最後、ミラージュの歓喜の涙が、呪いの涙の紋を消すシーン。
抽象的な描写だけでなく、ラブリーとミラージュが愛に対する正反対の想いをぶつけあう戦闘シーンも熱い。
いつものゴスロリとは正反対の、多くの翼を持った悪魔然とした姿のミラージュ。より戦闘向きのデザインが激しい戦闘にもよく映える。
劇中の愛憎が収束する、ハピチャの実質的な最終回か。
ラストをこの回以上に盛り上げることは、残念ながら出来なかった様に思う。これ以降、ラストまでの数話は消化試合のようになってしまった。
冒頭で夏は過ぎたと言ったが、ラストで夏を思い出させる。
「バカか。原付なんかで運べるわけないだろ!」
というクラスメイトの台詞に反応し、負けん気をだす小熊かわいい。
よく見知った、出前仕様カブになる自然な流れ。
そうそう、ずっとこの姿が見たかったんだ。
次回は第3のカブライダーが爆誕か?
本日の夜実況。
今年の1月、エールの誕生日にこの回を観ていた模様。
詳細な感想はそちらを。
アンリがエールの応援に対して「やるじゃん」と評した。
このタイミングで言ってしまうと、プリキュアの「応援」が特別だから褒めたように見えてよろしくない。つまり、「誰にでも出来る」応援ではないことを褒めてるだけにみえる。
楽しい買い物シーンとハートフルな和解シーンの両方を含む、ハピチャ屈指の良回。
これがシリーズ構成である成田さんのようなベテランではなく、当時新人だった小山さんから生み出された回であることに驚き。ひめといおなの両方が魅力的に描かれ、キャラへの強い愛を感じる。
本日の夜実況。先の展開のネタバレ含む。
サブタイからうける印象とはまるで別物のシリアスなラスト。
優秀な二人と比べ、平凡な自分は何も出来ないと悩むはな。
はなママが言う通り、それは誰もが通る、自分で乗り越えるべき葛藤。それがたまたまプリキュアへの変身が出来ない事態を招いてしまい、まったくツキがない。
本放送当時も、エールが動けなければ決め手を失うアンバランスなチームである旨を指摘していたが、そのリスクが本当に顕在化してしまったと驚いたことを思い出す。
何度も使えないはずのプリキュアとしての能力を、はぐたんはここで使わざるを得なくなった。それは恐らく、未来に帰還するために溜めなければいけなかったアスパワワ。…いや、この力については最後まで説明されなかった気がするので、想像するしかないのだけどw
とはいえ、次回に続く逆境のお膳立てとしては申し分ない。
タコ焼き屋のおっちゃんは、不器用なだけでいい人だった。
せっかく仲良くなったのだし、度々登場してくれるとよかったキャラだったけど、登場すべき頃にはもうHUGプリ自体が路線変更していた。残念。
本日の朝実況。
本放送での自分の感想を振り返ってみた。プリキュアたちの個性をこの話数で改めて扱う意味について、初見では悩まされたようだw
動物園の楽しみ方に個性があるのは普通に微笑ましいし、難しく考えずにあるがままに楽しめばよいと思った。同じページに初見の感想や考察が載っているので、ご興味の向きには読んで頂けばよいとして。
虎とライオンどちらが強い。
大人も悩ませる意外と奥の深い問題。
本日の朝実況。
前回が重い回だったので、少し小休止。
「自分を責める必要はないのです」アスミはいつの間にか、とても出来る子になっていた。
自分が悪いわけではないと本人からは言いづらいし、周りの者が気付いて言ってあげなければいけないね。そして、病人は罪人ではないと。
ミラクルリープのOPが再開。
本日の朝実況。
既に何度も観ている、のどかの根源的な「強さ」のルーツが描かれた回。感想は特に変わらないので、以降余談。
この重要回の意義は承知した上で、あえて戦闘に目を向けると、ケダリーの柔軟さが印象的。この新キャラを強敵として育てることも出来ただろうにと考えると、少し惜しい。
ここまでの回、ダルイゼンの言動も改めて注目しながら視聴しているが。
この外道に「救われるべき」という美点が、今のところただのひとつも見つからない。
本日の夜実況。えみるの登場回。
この印象深いキャラが、ただのゲストであるはずもなくて。
脈絡のない落とし穴など雑なところもあるがw、「こまけえことは気にするな」とでも言いたげな、ものすごい勢いに圧倒される。
評価に困る回だけど自分は好き。かっぱになりたいのですか!
「ピンふり」こと真月への対抗心がきっかけとは言え、本心から若おかみになることを決心するところまで。
成り行きばかりとか言ってはいけないw
各話の重要なポイントが簡潔でわかりやすい。この脚本は、朝ドラの手法に近いのだろうか。
そして奈々様が演じる、ピンふりの存在感。能登さんのナレーションもいい。