1話でヴィヴィがビルの破壊を決意した時の表情と, 12話で再び2161年4月11日に戻る決意をした時の鋭い表情があまりにも美しくて好きだった。
勇ましいシーンの多い作品だったけど, 作品全体を通して哀しい出来事の方が多かったのかな。
モモカの死もエステラの死も, グレイスやオフィーリアの物語も。
最後まで「心をこめて歌う」ことに悩み続け, 最後に心をこめて歌えたのは観客のいない破壊されたメインステージだった上, 最後まで歌い切れずに力尽きるヴィヴィ自身の物語もまた哀しい。
ちょっとムカつくけど憎めない「マツモト」が過去を振り返るように語る総集編も良かった。
メインステージで力尽きたヴィヴィは何らかの手段で再生されたんだろうけど, きっとあの100年の記憶は持っていないだろうから, 唯一シンギュラリティー計画を完遂したヴィヴィのことも, もう1つの人格のディーヴァのことも全て知っているマツモトが語るというのは, 少し哀しくもある気がする。
新しいヴィヴィのパートナーAIはマツモトになるのかな。
なんか良いね。あの2人はよく衝突していたけどとても良いコンビだったので。
マツモトも「おぉ」と言わせるほどの覚悟の変わり様, めちゃくちゃシビれる
でもヴィヴィが破壊したAIロボットは姉妹機であり彼女のファンだったんだよね…
背負うものがあまりにも大きすぎる…
ヴィヴィが戦闘プログラムのインストールを決意してモモカを救えなかった雪辱を果たしたヴィヴィがアツすぎる。
一方で自らの意思で"また救えなかった"運命を回避しユズカを救ったヴィヴィと, 自らの意思ではどうにもできず, エリザベスを"また救えなかった"エステラとの対比が鮮烈。
最後にエリザベスが元に戻ったのは, ヴィヴィが頭突きをした時に初期化プログラムをやり直したのかな。
マツモトが初期化に失敗した時にデータを渡すように要請してたし。
最後に「ありがとう」とヴィヴィにお礼を言うユズカの表情がモモカと重なって泣けるなぁ
ヴィヴィがビルの爆破を決意した時の表情が凜々しくて無限に好き
でも「もっとヴィヴィの歌を聴きたい」と言っていた数少ないファンのモモカが死んでしまったのは, まだ2話なのに泣きそうになるな…