「愛してる」の意味を知る為の切ない物語…
ヴァイオレットの境遇と「ヒトとしての無垢さ」が、この世界観での残酷さと、美しさを醸し出している。
「ヒト」の形をしているけど、似て非なるもの…
ココロは無いとされているようだけど、明らかに「心」は有って、意志も持つ者。
京アニ珠玉の作品に期待したいね。
あいちゃんのアグレッシブさと、銀子おばちゃん(笑)の掛け合いがいい感じw
底知れぬ才能は逸材として化けるか、或いは…
ロリだけど女子力高そうなのもポイントだし。
適度(?)なロリテイストが新しい形の将棋をテーマにした作品にマッチしてるし、一応、道理も整った設定だし、期待値は高い作品だね。
尺足らずだけど、綺麗にまとめてきたけど、若干、ご都合主義な感じは否めない気がした。
友奈の選んだ選択、勇者部の面々の思い、これまでに散って逝った先達、そして…銀とわっしーとの絆。
クライマックスの「勇者パンチ」(笑)の白黒演出は、トップをねらえ!の最終話のクライマックスを彷彿とさせた。
大赦の組織としての責任、友奈達が選択し勝ち得た未来…
決して平坦とは言えない現実も含んでいるし、正直、謎の部分も多く残る結末だけど、笑顔が戻った彼女たちの日常は不幸とも言えないかな?
紆余曲折、学院閉校阻止には至らなかったけど、宿願のラブライブ優勝を勝ち取り、学院の有終の美を飾る功績は起こせた。
それぞれ、思うところは有るのだろうけど、王道的ラストってことは確かなのだが…
ずっと、最初から感じていた違和感の正体が、卒業・閉校式のシーンでハッキリしたとも言える^^;
何と言ってもこの学院…「教師がいない!」。
メンバー主体の展開なのは良いとしても、大前提である「学園アイドルもの」の最低要素としての教師が居ないのはおかしすぎる(苦笑)。
閉校問題に立ち向かう彼女たちに、良くも悪くもアドバイスや苦言を呈する、学校に不可欠な要素な「身近な大人」である教師不在で進む物語に、一切の共感もリアリティも感じない。
有り体に言えば「感動半減」。
無理矢理にラブライブ無印をリスペクトし過ぎて、ファンのご機嫌取りな設定にしたことが裏目に出てると感じた。
もちろん、静岡・沼津市周辺との地域コラボ自体は悪くないと思うけど、1つ物語と捉えた場合の詰めの甘さと稚拙さは否めないと思う。
まあ、ファンの中にはキャラが可愛くてキャラ立ちしてれば、あとはどうでもいいって人も居るだろうけど^^;
白球の行方になぞらえた、青春恋愛群像劇…
正直、コテコテの王道展開だったけど、最後まで清々しくキュンとさせられた。
美緒と瑛太の結末と、LINEで有りがちなシチュエーションを利用したサプライズ演出にドキドキもしたし^^;
自分にとっては湘南藤沢から鎌倉や横浜など、以前、青春時代を過ごした懐かしい風景に毎回毎回思いを寄せてきた作品だった。
ええええっ!?
何だこの中途半端感w
この最終回を良しとする向きも有るだろうけど…
展開のペース配分が明らかにおかしい気がする。
まあ、2期ありきなら、これでも良いけど…
最近、このパターンの最終回増えてる気がする。
作品冒頭の世界観と設定が良かったのに…
どこからか迷走しだして、終始説明臭くなって、挙句に「旅はこれから」最終回で丸投げ…
モヤモヤ感は半端ないけど、続き有るよね?
端的に言えば、大赦と言う無能な怪しい組織に、若く高潔な乙女がいいように使われ、人類存続という「建前の大義名分」で300年もの長きに渡って多くの犠牲と代償を肩代わりさせられてきた…
そんな理不尽な物語。
この期に及んでも、勇者に丸投げで「無理」だと諦めて、彼女らに全ての命運を委ねている。
大赦の存在はエゴの塊のようだ。
今回は観ていてとにかく腹が立った。
神婚と言う選択肢に至ったと言うけど、これまでの無能な大赦の言う「希望」に説得力は皆無だよね。
そもそも、呪いによって追い詰められ、焦燥する友奈に正常な判断ができるのかも怪しいのに…
ラストの急展開、いよいよクライマックスなのだけど、現段階ではとにかく胸糞悪いの一言。
どんな結末が待ち受けているのか、ただただ気になる。
…だけど…次回最終回が年明けって!
ふざけるなっ!!!(迫真)