サービス開始日: 2019-10-17 (2379日目)
イベントを綺麗に並べてる。男子同士の会話もテンポが良くて、興味を引く。無駄なシーンがなくてきっちり作られてる分、段取り的ではあるが、作品の中で気になるほどではない。高校生の前に宇宙人がやってきて、追い出そうとするが、自分から出ていこうとした宇宙人に同情したり、けがをした宇宙人を助けたりで、同居を受け入れるまでの話。
ヌルヌル動く動画が、とにかくきれいだった。演出と絵が良くできてる反面、シナリオが映像ほどのクオリティに達してないのが残念……生徒会長の一存で、やる気がないからと言って普通に活動している中学生の部活を廃部にできるのか。テニス部の連中は真面目にテニスする気もないのに廃部を回避する行動をするのか。主人公の闇が全くない時点で闇深そうと言わせてみたり。とか、話を進めるキャラクターの重要な行動に理由付けがないので、どうでもいいところに疑問を感じてしまい話に入りにくいという印象。シナリオの構成を変えれば、アニメとして化けそうな気配は感じる。爽やか部活テニスと家庭のドロドロの組み合わせは、話の明暗を見せることができるので、面白そうな題材だとは思った。
主人公がお子様相手に優しいところがとても良かった。子供たちの行動が幼いので小1くらいかとおもったら、小5で結構な高学年だった。最終話のプロ小学生のミュージカルはクオリティ高いのは分かるが、もうちょっと前の回でやってくれたら良かった。この作品だったら、最後は日常話で締めてほしいかも。やっぱり見たいのは、お姉さんと子供たちの交流なので。個人的に天使は、ずっとお姉さん陣営についてくれる妹だったかなという感想。
全話通して、構成と世界観が光ってた。神様が作った箱庭ゲームのシムシティー感がとても良かった。脚本がきれいに世界を転がしている反面、キャラクターの駒っぽさは気になった。特に男子。女子キャラのヒロインと神様は、懇切丁寧に魅力的に書かれてるけれど、男子キャラの取り合えず入れとけばいいだろうみたいな書かれ方は一体なんなのか。そもそも、中心にいるはずの主人公がロボットを動かす小道具でしかなくて、肝心の中身がない。伏線のヒロインへの恋愛感情以外、個人の考え方や感情がほぼ書かれていないのは気になった。友達も一般人代表というたいそうな役割がありながら、完全に手持ち部沙汰で、とりあえず待ちの姿勢なところがなんとも。待ってるだけの一般人ポジションなら学校のクラスメイトでもいいわけで、主人公の近くで一生懸命足掻くお前が見たかった。スタッフは女子描く方が好きなんじゃ……と邪推できるレベルで、男女でキャラクターの扱いが違うように感じた。極端な事言うと、主人公と友達が不在でも、今回の形に近いGRIDMANの作品にできたのでは。これだけ魅力的な世界観を作れるのだから、男子キャラの設計も女子と同じ熱量でやって欲しかったなあ、というのが最終的な感想。
主人公も特撮オタクの友達もヒロインも、個人の好きな方に動くので連帯感が薄いところがこの作品の仲間の特徴。友達は怪獣大戦が見たいし、ヒロインは友人と戦いたくないし、主人公は流されるままで自分の意思はない訳で。気軽に参加できるサークルの雰囲気。
主人公は、怪獣の正体が人間だったら倒せないと悩むが……結局主人公の意思はスルーで話を締めたなあという感想。GRIDMANの物語は、戦いメインでいいとは思うが、ストーリの中ですら、主人公の扱いがロボットを動かす媒介でしかないので、存在感がほぼ無い。記憶喪失と関連あるのだろうか。今時点だとヒロインの方が、まだスポットライト当たってる気がする。
ブレスレット登場シーンがかっこいい。グリッドマンがパソコンから「使命」を繰り返し語るシュールさ。レコードばりに同じことばかり言う。相変わらず主人公がふわふわしてて、本人の意思が不明。ヒロインがキーボードクラッシャーかと思った。
2期も全話通して丁寧な作りだった。1期よりも最強の敵ポジションがはっきりしていたので、シリーズ通してメリハリがついているところが良かった。主人公の最強能力披露と家系のあたりはやっぱり面白い。ラスボスも結構すき。ただ、シリーズもののラストという意味では、主人公が寝てるまま何もせずに終わったところはまあ残念。前作にも言えるが、主人公より主の活躍で終わるシリーズ。普段は主人公がもっと主張してくるので、最後も活躍していいのにという印象。主が、せっせ真面目に主人公の家計の調査をやってるのが、非常にご苦労様だった。しかも主人公が、たいして気にしてない所がなんとも哀愁漂う。主の苦労性属性が付与されて、2期はまさかの主忍耐ENDという終わり方で、まさに今期のまとめ通りだった。続編が期待できる締め方ではあるが。
キャラの動きが萌え萌えしててかわいい。色合いも優しくてきれい。主人公の立場になって、ロリのかわいさを楽しむアニメか。主人公がかわいい妹の友達にコスプレさせたい欲望と料理スキル、妹の友達がお菓子好きとコスプレしたくない気持ちが、うまく綱引きされていて楽しい話だった。
ヒロインが、他の生徒にいいように使われてるエピソードは不要では……無理に、影をつける必要はないと思った。主人公ですら、他のキャラは一切ここまでシリアスな闇を書いてないので、ヒロインだけ後ろ暗いシリアスを書き始めると、そこだけ作風が変わって違和感があった。今後、このトーンで行くなら、メインキャラは平等に書いてもらいたいところ。
コメディーの小ネタが楽しくて面白い。悪魔より能力が劣っている人間主人公がうまくトラブルを回避して自分の評価を上げていく様子に爽快感がある。ギャグの単発ネタが、クオリティー高め。そのせいで、ネタが終わった後が、テンション下がってちょっと寂しい。ギャグのために話を積んでる感があるからかも。ギャグの隙間を埋めるためにも、ストーリーを引っ張っていく主人公の動機が欲しい。主人公に優秀な配下ができる王道ネタが好き。人間界で不幸だった少年が魂を売られて悪魔の孫になり、魔界の学校で仲間と楽しく暮らす話。