ノベルゲーの映像化として良くぞここまでやってくれた、という所感。
とくに紬√は原作の爆発力そのまま、といった感じで素晴らしかった。
一番直近にやって、紬のところから最期までずっと泣かされていた作品。はいりがみんなのことが好きになってその子のために色々頑張っているけどどうすることもできない後悔や悔しさに傷ついて終わってしまったり、うみちゃんの旅の最後に涙無しでは見ることができない。三人で一緒に過ごすことができて満足そうなうみちゃんが二周目を見るとどこを見ても泣いてしまう
かなり久々に見たkey作品だったように思う
フォロワーが熱烈にお勧めしていたので見ることにしたが、思いの外楽しめて最終的に作品自体にとても満足して終わってしまった
ヒロインごとにだいたい4話くらいの進行だと分かってからは4話貯まってから一気に見る、みたいな感じで視聴した
それぞれのルートの傍らで少しずつ変化するチャーハンと、ルート終わりのうみちゃんの不穏さが全体で1つの大きな流れとして添えられているのが分かりやすくて良かった
個別ルートはどれも好きだが、思い返すと鴎が一番好きだったような気がする
物語のラストはこれまで通ってきたkey作品と似た、儚さや虚しさ、寂しさを織り交ぜたような展開でグッとくるものがあった
後半のOPでちらちら映っていた赤髪のキャラも気になるので、機会があれば原作もプレイしたい、できれば各ルートの記憶が薄れたくらいのいつかの夏に
歴代key作品でも上位に入るくらい好き。
まず作画が綺麗だし、しっかり作っているんだなっていうのが伝わる。背景、表情、OP、EDの変化とか。
曲もしばらく頭に流れてるくらい良かった…
原作未プレイだけど、ストーリーも上手くまとまっていると思う。
どのヒロインも魅力的だし、これはゲームをやらざるをえない。
key特有の雰囲気はあるけど、おすすめはできる作品。最高の夏でした。
久々のkeyアニメ。最初はリアルな話で進むのかなと思っていたら、ちゃんとkeyしていた。keyらしくないところは、野球回が無かったことぐらい。
ゲームは買っていたんですが積んでしまい、そうしていたらいつの間にかアニメ化が決まり、ならアニメで見るかとなった本作。事前情報は全くなしで、アルカテイルという神曲があることしか知らなかった。
やっぱりkeyは夏の作品が似合うなと痛感した。何よりも特別な時間であった夏休みを、大人になった再び味わえて満足。夏休みのやり直し、特別な時間の共有、そして夏の終わり。BGMや青空も相まって、夏の特別さと終わりの悲しさ、そして、終わるからこそ夏休みは何にも代えがたいんだというのを心に感じ取ることができました。
個別√では蒼が一番良かったが、やっぱり終盤が一番見ごたえあったかな。未来の夏を伝え、しろはを過去の囚われから解放する。しろはが最後お母さんになって羽未ちゃんとゆりかごのうたでお別れするシーンは泣きかけました。存在の消失や死産なんかは今までの既視感を覚えなくはなかったが、ここにkeyの王道が詰まっていると言っていい大団円でした。
原作未プレイですが少し感じたのは、要所要所を抑えたアニメの作りになっているなということ。一言で言えば、雰囲気に対してテンポ感があっていない。ほかの作品であれば、このテンポはむしろ正解だと思うが、夏を味わう今作においては、要所をきちんとはとらえてはいるが、前後の余韻がもの足りなかったかなと。鴎や蒼√ではあまり感じなかったが、紬やしろはではさすがにそう思ってしまった。じゃあその解決策はなんですかと言われたら、もう1,2クールやるしかないとなるので、製作陣を貶めるつもりは全くないです。むしろ、Airや、P.A.のkeyアニメに比べたらかなり良かったほうだと思う(CLANNADという大正解にはかなわないが)。
そのことも踏まえて、今積んでしまっている原作をぜひともゆっくりプレイしたいなと感じました。記憶が薄れたころにやりたい、と思ったけど、最近のアニメの中でもかなり印象に残ったので、記憶から無くなるのは7~8年後ぐらいになりそうだな。またその時の夏で会おう、未来の俺。
記憶を消して見たい作品は数多くあるのに、そういうアニメに限って記憶に残り続けるのは悲しい矛盾だよな。シュタゲとか、もう一生忘れることは無いだろう。とあるとかワンパンマンとかはもうきれいさっぱり忘れてしまっているのに。
一つkey作品で不満があるとすれば、すぐに恋愛に発展するところ。鴎√とか、絶対にキスシーンはいらなかったと思う。美少女恋愛ゲームだから仕方ないところはあるが、二人が恋に落ちるのがあっさりすぎるんよな。恋というのは、もっと時間をかけて描いてほしい。これは毎回思ってしまう。
というわけで、夏とkeyらしさを存分に詰め込んだ本作。非常に満足できました。
「keyらしい」と上記でさんざん語ってきたけど、実はまだKanonとリトバスとrewrite見ていないんよな。AirとCLANNADしか見ていないのに、どの口がkeyを語るんだ。生きているうちに見てみたいが、アニメで見るかゲームをやるかは、まあ後々考えよう
最高。Key作品で原作は2018/6発売、結構最近のノベルゲーム。各ヒロインのルートがあるのはギャルゲーですね。それぞれ異なった夏の思い出がつむがれていく。
個人的にはしろは(CV:小原好美)ルートが良かった。映像がだれることなく動いていたのが良かった。音楽はアルカテイル/鈴木このみが心に残った。しばらくヘビーローテションだった。
原作脚本は麻枝准ではなく新島夕など。麻枝准らしい破滅衝動みたいなものはなくとも、夏の思い出の切なさみたいなものは存分に発揮されていた。KeyらしいSF展開みたいなものもあって、楽しめました。
うみの存在が消滅して、羽依里と島の人達との関係が変わっていた所、良かったです。
大切な思い出があるのだけど、思い出せない。
でも、最後には思い出してしろはと一緒になる。
オルゴールアレンジの曲のエンディング凄く良かったです。
ゲームやってたので、アニメ化嬉しかった。
内容はゲーム向けやから、是非ゲームをプレイして欲しい。
1クール終わった段階では「まあ続き見てもいいかな」程度だったけど最終的にはかなりの高評価。いい夏だった。しろはかわいい。
人生数十年過ごしてきた中で、ここまで心を掴まれた作品はなかなかない。
人に真っ先に勧める作品が、また一つ増えてしまった
見てた期間が自分の夏休みと丸かぶりだったというのもあり,儚い夏の一幕をともに過ごせたアニメでとても好きになってしまった.すべてにおいて 喪失 がテーマの根底にあって良くも悪くも王道のkey作品だったなぁ.個別√のほうで若干駆け足気味かなと感じる部分はあったけどこれだけのストーリーを26話にまとめたのは本当にすごい.RBも含めて原作の方も触ってみたい(来年の夏の楽しみにしておこう)
keyブランドのゲームが原作のアニメで、日常生活の中でkey作品ならではのファンタジー要素や切なくて悲しい要素が盛り込まれていてひと夏の不思議な物語というものを描いてくれたなと思った。若き日の夏の思い出というものは特別なものであるというのは間違いない
各々のルートで各ヒロインの良さというものや島に住む人達の温かさというものも感じられて、後半のうみメインのパートにタイムリープ要素を盛り込んで来るというのも面白くてしっかりと2クールを通して描いてくれてよかった。羽入里としろはとうみ、彼ら家族の絆も素敵なものだったなと
かつての日々の思い出をポケットに入れて、前に向いて進む。その心を忘れずに日々を過ごしていきたい
鴎√、紬√、蒼√、しろは√、ALKA√、Pocket√と全部で6ルートを2クールに渡って見てきてめっちゃ良かった
しろは√からが本編という感じではあるものの、鴎~蒼√もいずれも不思議な体験をしたような感覚になるものだった
そして2クール目からのしろは√以降でうみ関連の伏線が回収されていくのも良かったし、時代が平成でも令和でもないというのに気付いたときに色々繋がった感覚を覚えて面白かった
んーーーーー今回に関してはよかったんじゃないすかねーーー終盤の方向性については検討が必要かもしれないけど
鴎編と紬編が1番好きだったかもしれん 蒼が1番好きなのに......
すまんやっぱり追記する
サマポケのループをつかさどっていたのがうみちゃんであり、その原動力がお母さんに会いたいだとして、その場合、CLANNADでは育児放棄した朋也が後に主体的に過去を回収していってたが、一方でサマポケだと育児はしていたものの放置気味だったぱいりは何もせずうみが全部やっていることから、むしろ「親」の責任は退化しているのではないか(すべてがうろ覚えの文章)
ていうかなんか最終話みてたらぱいりくんにイライラしてきたな、朋也は娘が死にそうとかで切実だったからとか、どうせうみちゃんは未来で生まれるからとか、そうじゃなくて、前半の個別√はいいとしてぱいりくんも気づいたら娘のおかげで救われてたししろは死亡√も娘の奇跡で回避できたみたいなのじゃなくてなんかあっただろ 家族に対する親としての責任みたいな1番深刻度の高い部分が受動的な救済論でいいのか? CLANNADは家父長アニメとは言え(家父長アニメだったからこそ?)親としての責任論の部分は実直さがあった気がする
こういう作品にあまり触れてこなかったので、細部はわからないが、すごく面白かった。
人生でもう一度見返したい。
今年の夏はいい夏だった。
ゲーム未プレイなのでOPに出てた赤髪の子は最後まで分からなかった。各キャラごとにパラレルワールド?なのか繋がりはなさそう。キレイにはまとまったのかなと。
評価:A
僕は…紬ヴェンダースちゃん!
テンポ感は他の自分の知るkey作品とひかくしたときに
スムーズに入ってきたかと言われるとすこし難しい部分もあるがストーリーとしては徐々に核心にいか、そして、感動の展開へというコアな部分で非常に楽しめた
それぞれのルートも似たような部分がありつつ、幻想的なお話で面白かった。また、「魔法の絵日記」は初めて聞いた瞬間涙が出てしまうくらい良かった。うみちゃんの夏休みの思い出がそのまま歌詞になったようで、うみちゃんは本当に夏が好きだったんだなと思えた。最終的にうみちゃんはいなくなってしまったけど、羽依里もしろはも心の奥底にはうみちゃんの想いというのは持っていそうで良かった。夏っていいものだな。
うーんちょっとハードル上げすぎてたか・・・
長い長い夏休みが終わった気分(もう9月末だけど)
ぶっちゃけると途中で飽きていた感はあったと思う。けどしろはルートが終わって真ルートに入ったあたりからまた目が離せなくなったかな。ヒロインで一番個人的に好みだったのは鴎さんだったんだけど、見終わるとメインヒロインはやっぱりしろはなんだなぁと。
あとうみちゃん。最初からこの子何かあるなというのは明白だったんだけど、まさかこの作品における某作品における魔女的な存在だったとは...(別作品上げるようで申し訳ないけど)
最終回でも言ったけどうみちゃんに救いはないんですか!!!泣
鳥白島でかつての夏休みを思い出すようなワクワクする日々を送る中で、ヒロイン達と少し不思議な出来事が起こり、それによって物語の根幹に引き込まれていく、そういった雰囲気が好きだった自分としては、序盤から中盤にかけての個別ルートをギチギチに詰めて1人4話ペースで進めていたのはかなり無理があったな〜というのが正直なところ
でもALKA・Pocketも含めて2クールで収めるという尺の都合も考えるとどうしてもそうならざるを得ないかな、という気もしている
のみきや良一や天善も、アニメだと便利な脇役的なポジションに見えてしまうけど、かなり重要な人物なんだけどな〜という気持ちもあった(のみきはRBで攻略対象ヒロインにもなっている)
逆にグランドルートであるALKAとPocketは、新OPのお披露目もあり、事前にうみちゃんの匂わせを色々入れてたことあり、予想はしていたけど相当高いクオリティで尺にも余裕を持たせて作られていてよかったね
作品中の主人公であり、プレイアブルキャラクターでもあるのはもちろん羽依里なんだけど、作品全体を見渡したときにうみちゃんのポジションって裏主人公と言っても差し支えがないレベルだと思うから、そこ力入れて作ってくれたのは嬉しかった
色々書いたけど、まず大好きなサマポケという作品をアニメで観れたという喜びがそもそもあり、それだけでなくこの半年の間サマポケのアニメと共に夏を過ごせたことは正真正銘楽しかったので、まずは何より感謝をしたいと思います…!
CLANNAD、AIR、リトバス…オタクになってからずっと鍵っ子の自分にとって、Summer Pocketsという作品は本当に特別な思い入れのある作品。自分がKey作品の中ではじめて原作ゲームを"発売日"に購入し、リアルタイムでひと夏を共にできた作品だったから。
だからこそ、まずはアニメ化してくれて本当にありがとう!!大感謝を伝えたい。
正直な話をするとアニメを見終わった今、サマポケの本来の魅力はこんなもんじゃなかったけどなぁ~~!と叫びだしたい自分がいるのも事実。ゲームプレイ時に感じることができる”かつて誰しもが過ごした夏休み”の雰囲気を味わうことができるのがサマポケの最大の魅力の一つだと自分は捉えているので、特にクール前半~中盤にかけてのヒロインの個別攻略ルートでは(製作スタッフの愛でもあると思うが)大ボリュームのセリフやシーンのあらゆる要素を凝縮しなんとか尺内に収めようとしてくれていたこともあり、台詞と台詞の間の余白がほぼなく常に誰かが言葉を発しているようなせわしなさを感じてしまったのは残念だった。BGMも素晴らしいのでもっと絵だけで雰囲気を感じ取らせるような余裕やゆとりを見せられたらよかったが、2クールで物語を締めると決めた以上仕方なかった部分なのであろう。構成上も苦しそうだったが、ノベルゲーム原作かつかなり原作準拠でやってくれたこととのトレードオフだったのかなと思う。なのでちょっと違和感を感じた人も原作ゲームを自分のペースでのんびりやってみてほしい。そこで感じられることがあるはずだから。
ただ冒頭でも記載した通り、自分はサマポケアニメ化してくれて本当にありがとうの気持ちでいっぱい。これもまた本心。feelが手掛けたことによるキャラクターの可愛さが最大限に引き出されていたことや、原作での名シーンをできるだけ詰め込もうとしてくれていたこと、ALKA編/Pocket編に入ってからの新OP「フィニステラー」の本気度、そして推しのYURiKAの夜奏花が流れた花火のシーン…。どれも制作スタッフの愛がなければ実現しなかったことだし、静止画では生まれなかった画角や動きで新たな解釈や感動が生まれており感無量。
そして何よりもアニメ化したからこそサマポケに触れる人が増え、話題を生み、多くの人にさらに愛されるコンテンツになったのがただのいちファンだけどとても嬉しかった。
だからこそこれからもこのSummer Pocketsアニメと過ごせたひと夏の、眩しさだけは忘れないんだろうなと思うよ。
★4.5
https://ch.nicovideo.jp/summerpockets-anime
https://abema.tv/video/title/13-199
https://www.amazon.co.jp/gp/video/detail/B0F3F88M7G
https://www.b-ch.com/titles/9096/
https://animestore.docomo.ne.jp/animestore/ci_pc?workId=27881
https://fod.fujitv.co.jp/title/804a/
https://www.nicovideo.jp/series/512718
前半の個別ヒロインルートはKeyの伝統芸能で普通に見れていたが、後半の母娘の話とループの核心に迫るあたりはあまりしっくり来なかったし、三世代にした意図もよくわからず。もしかしたら原作ではもっと丁寧に描かれていてアニメ化で端折ったのかもしれないが。
ヒロインは鴎と蒼は割と良かったけど紬はkanonの真琴以来苦手な芸風なのとしろはは演技がもうちょっと。
最初のOP曲は良かった。
ノベルゲーの原作をそのままアニメにした形で、共通パートのダイジェストを繰り返しながら各ヒロインの個別ルートを4回繰り返し、最後に親子・家族ルートに入るのだけど…個別ルートはAir/Kannonのような感じでおおよそすべて同じKeyによくある展開のため、中盤以降は冗長に感じた。家族ルートはCLANNADのような感じだけど、まず同じ作品の中でこの2つが同居しているのがかなり違和感がある。また、親子を描く中でも結局いつもの悲しい別れがあるのだが、それがヒロインたちの意味不明な能力によって引き起こされる謎現象によるもののため、親子関係が変化する描写の必然性が薄すぎて話に没入できなかった。あぁいった親子関係を描くのであれば、意味不明な不思議設定は取り除いてもっと説得力のある・現実的な設定で良いと思う。不思議恋愛ノベルと親子ノベルを合体させようとして、親子に不思議を重ねてうまくいってないように感じてしまった。