緑一色

@allgreen

虚実の揺らぎ描写も緩急の付け方もいい塩梅。字幕付けて観てるからネタバレ踏んでるよなぁ。やれやれだぜ。

面会人、そしてもう一人。コミック演出とアニメーションのいいとこ取り演出。場面状況もよりわかりやすく。やっぱ女囚モノは好いねェ。

第一話でカゲちゃんに心掴まれた直後に、いきなりこんなん来ちゃって、もうどうすれば？！うわああああああん！

なんとなく見始めて「ええっ？！そーゆーお話なの？！」と仰天している。キービジュアルから想像出来ない程にずっしり来たわ。カゲちゃん推したさ。

グェスのヤバみ全開！観ているこちらのメンタルをガリガリ削って来るし！いやはや面白かった！みっしり圧縮も安心の小林靖子脚本な訳で。

荒木飛呂彦絵のアニメ演出、もはや円熟の域っすなァ。女囚モノは大好物な訳では、鼻息も荒く追いかけてゆく所存。

映像のクオリティ半端ない。特にライティングが絶妙。ufotable作品得意技、にしてもTVシリーズでこんなん好いの？ありがたや、ありがたや。蕎麦、あんぱん、そして牛鍋弁当。どれも旨そう。煉獄さんの所作が父親譲りであるのがまた。

タイトルが既に出オチ。想定よりすぐ死ぬ。砂〜！前情報まったく無しで臨んだのだが、結構好きかも。波長が合うギャグアニメは貴重なので期待。

Episode0？！成る程、小林清志卒業回を設けての新シリーズ開幕とな。「墓標」の頃からあやうさはあったにしろ、酔っ払い設定でマスキングとは巧い。ウイスキーのラベルが1971！

美術館ビギナーに買付けごっこは有用って、ためしてガッテンでも言ってたっけ。本質が掴めてない主人公が合格目指す物語ってのは中々興味深いところ。

美大を目指すお話をアニメで表現するハードル高さ。越えて欲しさで視聴してる部分もあり。OP入ってワクワク感は高まって来たし。とりあえず原作PVとしては上出来かと。

最終話までなんだかんだで付き合ってしまった。一話一話を連続した作品と捉えると厳しいが、単品ならギリギリ有りかなぁ。挿入歌の扱いが雑で、劇伴無しだった序盤が懐かしい。

演劇的表現ってのもお腹いっぱいになってきた感。鶴乃の内面深掘り＆マミさん解放からの「続きはfinal seasonで」物語の勢いがあるうちに一気に観たかったなぁ。大人の事情？絵ぢからはかなり強めで見応えあるだけに。

このタイミングで総集編？！とは思ったが、散らかり気味の物語整理整頓として有りとは感じた。見せ場の連打も目に心地よい。それでも原作ゲーム未プレイ勢には厳しかろうが。

あれっ？今回は好いのでは。ラジダニの有無でこんなに口あたり変わるものなのか。一周回って、この青臭さも心地よくなってきた、かも。さて次回で最終話。風呂敷は畳めるのか。タイトル回収もんだいもありますし。

あき先生のキャラデザが馴染まないのはあえて？ラジタニ退場後、どうしても好きになれない登場人物たちのやり取り聞くのはしんどい。挿入歌に語らせるくだりで少し安心するなど。

いろいろ思うところあれど、最終話まで付き合うつもり。監督本人によるオリジナル脚本ってのがハードル上げちゃったのかな。SFに謝れ！的な。

「描くこと」に開眼するくだりとか、動機付けとか、やや演出が脚本に引っ張られてはいるものの、シリーズ第一話としてバッチリではなかろうか。「好きなものを好きと言うのは怖い」←ああああああーッ！

黒龍勢にしっかり声優ついてるあたり、ほぼ2期はあるのだろうけれど、この引きではまるで「続きは原作で」みたいな。新聞広告キャンペーン直後なだけにモヤモヤが残るが、とりあえず待つか、原作に手を出すべきなのか。悩ましい。