ヤン・ウェンリー役の鈴村さんもさすがですね。きっと前作を研究されたのだと思いますが、とてもヤンらしい雰囲気が出ていたと思います。前作は「外伝」(一部を除く)で、富山敬さんが亡くなられていたことにより別の方が演じられていたのですが、どうしても違和感がありました(これはどうしようもないレベルの小さな違和感だったと思いますが)。しかし今作のヤン・ウェンリーは違和感を全く感じなかったです。
それよりもお父さんのヤン・タイロンを前作でジャン・ロベール・ラップ役をされていた田中秀幸さんがされていたことに驚きました。
瞳ちゃんのバーテンダーとしての振る舞いが既にプロ!
担任の先生が本当に常連さんになっていることも笑えましたが、若頭に対してもとても中学生とは思えない台詞であっという間に常連客にしてしまったところに爆笑してしまいました。
それにしてもヒナちゃんはもう少し金銭感覚を養った方がいいと感じた回ではありましたね。
担任の先生は、あり得ない場所であっても普通は自分の生徒ならすぐに気付かないとおかしいのですが(笑)、そこに先生の保身が入った辺りから流れが変わる様子がとても面白かったです。
ところで瞳ちゃんは、いったいいくらもらっているのでしょう。
諏訪部さんのオーベルシュタインは、とにかくすごいと思いました。最初の第一声から「前と同じオーベルシュタインだ!」と思いましたので。個人的には、現時点でオーベルシュタインを演じられるのは諏訪部さんだけなんじゃないかと思います。
宮野さんのラインハルトもこれで良かったと思います。人によって感じ方は違うと思いますが、前作担当の堀川さんだって「外伝」のアフレコで苦労されたそうですので・・・(本伝終了後に外伝が制作され、外伝のラインハルトが軍に入った頃の物語で共演者から「皇帝になってるよ」と突っ込みが入ったとか)
これまでのシリーズにもなかった、リアルな戦闘と巻き込まれる人達が描かれていて「アマルガムの本気」とやらの恐ろしさが伝わってきました。
今シリーズは息つく暇が無いですねぇ。