瓜野くんに放火犯なんだろと問い詰められ、推理を全て聞いた上でその推理の穴を突き、自分が放火犯ではないことを分からせ、さらには現実を突きつけた小佐内さんが恐ろしい回だった。瓜野くんは放火事件を追う中で確かに成長したと思うけど、それでも瓜野くんが望む大きな痕跡を残せるだけの人間になるには足りなかった。身の丈以上の目標を持ちながら、結局は小市民以上にはなり得ない事実を残酷に突きつけられた形だった。「身の丈に合わない」目標を掲げる点では小鳩くんと小佐内さんも同じだけど、そのあり様は瓜野くんとは逆。2人は他とは違う優れた能力を持っているけど、小市民を目指す、すなわち身の丈以下の目標を掲げている。この2人と瓜野くんの対比も見事だった。