リアタイで観られなかったので、ざっと初見。今夜改めて観る予定。
「人とは違う身ですが、仲良くしてくれませんか」
この子は無垢で不器用だが、それだけに言葉がまっすぐに響く。
本日の夜実況分。ネタバレ指定。
前回のラストに少しだけ顔を出した、ロイヤルキャンディが大活躍。当番回と言って良いほど。
プリキュアの本が闇の絵の具に汚されたことにより、プリキュアたちは絶望し、絶望の沼に堕ちていく。
「沼」の描写はまことにおどろおどろしく、また、手を差し伸べ、プリキュアたちを救ったキャンディの描写は神々しいほど。
あの頼りなかったキャンディが、こんなにも立派になったのだと感無量。
頼もしい、プリキュアたちの為に必死なキャンディを、もう少し見ていたかったが。泣いても笑っても次回最終回。
千鶴さん、好意がない男はストーキングなんてしないんですよ。
こまったな…主人公に共感できるところが1ミリもないw
むしろ、るかは言ってることがほぼ正論と感じました。こんな男に一生懸命になるのはやめとけと思うけどw、応援するなら彼女だと思いました。
DOGEZA 0回。
プリキュア1号出番なし。…というか、1クールもうすぐ終わっちゃうけど。
本日の夜実況。スマプリも今回入れてあと3回。
以下ネタバレ指定。それにしても、すごい情報量である。
ハッピーが「ネガティブなわたし」と言っていた通り、バッドエンドプリキュアは各々の半身のような存在だった。
ハートキャッチプリキュア!に似たシチュエーションがあったが、自身の闇の部分を滅する、正反対の結末となったことは興味深い。プリキュアたちが元々そのような闇を持っていたのか、それとも、絵の具の力で後から作られた闇だったかはわからない。
バッドエンドプリキュアを滅する前に各々のプリキュア名、ハッピー・サニー・ピース・マーチ・ビューティに込められた想いを訴えるシーンはヒロイズムに満ちており、成田脚本の真骨頂。
バッドエンド王国側の時計は2周目を終え、プリキュア側もデコルデコール3度目のコンプ。双方に奇跡が起こる。
ジョーカーは己の役割を終え、満足し切ってピエーロに吸収された。43話のキュアビューティに劣勢にこそなったが、スマイルプリキュアとしてこの男に勝利することは遂にできなかった。
本日の夜実況。
命を懸けると言った3幹部達だったが、本人たちの意志と関わりなく、命は既に削られていたという。
「何のリスクもなく、強さだけを手に入れられる筈がないでしょう!」
ジョーカーのゲスさ、パワハラ上司っぷりが際立つ。
権力に任せ、FUKO槽からじゃぶじゃぶ汲み出す力押し作戦を好むノーザだが。この回は珍しく頭を使い、理にかなった攻撃でプリキュアを苦しめる。
戦力を集中した陽動で、インフィニティを一気に奪う。
それにしても、インフィニティ化したシフォン。
当時の幼女たちは怖くなかったのでしょうか。草笛という言葉がトラウマになりかねないw
自己紹介シリーズのラスト。
リーダー、キュアハッピーの登場。ネタバレ指定。
内気だったみゆきが、友達を作れるようになったきっかけ。
みゆきのスマイルのルーツ。つまり、スマイルプリキュア!というタイトルや、口癖だった「ウルトラハッピー」の意味が回収される重要回。
みゆきに出来た初めての友達は、鏡の精?
この鏡を持っていたおばあちゃん。鏡はどこで手に入れたの?
この回に登場したゆらが持っていた鏡も、同じものだった様に見える。
恐らくメルヘンランドに由来した鏡なのだろうなと想像するけど、はっきりとしたことは、最後までわからない。
精神的にも成長したキュアハッピー。この回にして初めて、ウルフルンのことを哀れんでいた様に見えた。
次回はそのウルフルンら、3幹部との最後の戦い。
実質的な最終回。
まごうことなき神回。この回も、今さら感想を述べるまでもない回ではあるけどw ネタバレ指定。
全てのリンクルストーンがミトメールされ、「プリキュア・エクストリーム・レインボー・サンサンジュエリーレ」と共に太陽の魔方陣が作られる。
「太陽の力を奪った」と終わりなき混沌が勝ち誇った、そのまさに直後に、太陽と同等の力が魔法によって生み出されてしまった。笑うシーンでは決してないのだけど、いつ観ても吹き出してしまうw
この回はこんな戦いよりも、モフルンのモノローグや、みらいが奇跡を起こして皆と(というよりリコと)再会するまでが本筋。
みらいの一番の理解者であるおばあちゃん、「奇跡は起こせる」とみらいに言ってみる。魔法つかいではないが魔法の存在を信じ、実際に魔法を使えたみらい以上に魔法の本質を知っていた、おばあちゃん。
ナシマホウ界の「杖の樹」でもないはずの樹が、みらいに2つ目の魔法の杖を授ける奇跡が、おばあちゃんの言葉通りに実際に起き、もっと大きな奇跡の後押しをする。
涙を流すほどリコに逢いたいみらいが、一心不乱に魔法を使い続けるクライマックスで観てるほうも涙腺決壊w 「みんなに逢いたい」と言ってはいるが、回想で想い出すのはリコのことばかり。
このふたりの感情、本当に友情とくくって良いのか?いや、ここから先の話はもう、ただの野暮ですなw
本日の朝実況。ネタバレ指定。
髪ネタが妙におおいフレプリw その1回目。
かつらメーカーのエンジニアであるラブパパが、ブッキーパパと協力して開発したかつらがナケワメーケに。鳴き声は「ウィーッグ!」
このナケワメーケ、人の髪形を珍カツラの様にするオカルティックな能力をもつ。
気付いただけでも、
ラブパパがナケワメーケに対して、「きみは誰かを傷つける為に生まれてきたんじゃない!」と訴える熱い展開もあり。
人を笑わせることにより、FUKOではなくむしろ幸せに。西さん自身がすこしFUKOになったというオチw
自己紹介シリーズ、4話目。ネタバレ指定。
プリキュアシリーズ全話の中で最も好きな回のひとつで、「とても良い」では収まらない。同じぐらい好きなドキプリ40話同様、何度も観ている。そういえば、タナカリオン演出回という共通点もあり。
何度もリピートしてて今さら感想というわけでもないからw、いつもと少し違う切り口で。
少し前にみきたんの当番回(フレプリ9話)で、「自分の夢とプリキュア活動のどちらを優先するか」というお題の回が他にもある話をした。
この二択で、このスマプリ43話こそが、最も積極的にプリキュア活動を選んでいる回だなと。
「私の名前は青木れいか。またの名をキュアビューティ」。
プリキュア活動自体が友人との関係性を象徴していて、れいかはプリキュアであることに、メンバーの誰よりも強いアイデンティティを持っている。有名な「道」台詞以上に、今回を象徴している様に思う。
ここから余談だけど。宮本佳那子さんのライブのゲストとして、西村ちなみさんが招待されたことがある。
「あなたの鏡」を歌いながらこの回の名言をひと通り再現してくれた、至福の時間だった。ちなさん、ありがとう。
自己紹介シリーズ、3回目。
兄弟達が観ている前で変身するマーチ。
スマプリではプリキュアの正体を明かしてはいけない理由は、「危険に巻き込むから」だったと思う。家族を人質にとられ、既に危険にさらされている状態では確かに無意味。
戦いが終わって「怖かったよ」と泣くなおと、ハグするみゆきが印象的だった。
人ではない、無垢で幼いメンバーといえば、はーちゃんを思い出す。
そのはーちゃん以上に無垢なアスミが、主にちゆちーに「好き」を教えられた回。
好きの対象は、人であったり。すこやか饅頭であったり。テニスのラケットであったり。高跳びという競技であったり。シンドイーネさんの感情もそれ。そして、時に好きは「難しい」。
一見無表情なアスミにも感情があり、すこやか饅頭が「好き」になれば、その分だけ実体を取り戻す。そして、一番大切なラテのことが、まさに「大好き」だったのだと気付く。
次回は恐らく、ひなたがカワイイを教える回。
メンバー同士の関係性を漏れなく伝える構成にも伝統を感じる。
最後の当番回一巡、仮に「自己紹介シリーズ」とでも。その第2回。(ネタバレ指定)
漫画好きのやよいは、制作側スタッフたちに一番近い立場のキャラクターと言えそう。それだけに、彼女の気持ちがよくわかるスタッフも多かったのではないか。
やよいが生み出したヒーロー(女性だがヒーロー)ミラクルピースは、なりたい自分を映したキャラクター。ミラクルピースを描くということは、理想の自分に近づくこと。
「自分が作った漫画に憧れるなど、どうかしている」と、創作の価値を認めない者を代表した様な、アカオーニの発言と真っ向から対立する。ピースは締め切りにこそ折れそうにはなったがw、ミラクルピースというキャラクターの価値を信じ続けたことによりアカオーニに打ち勝った。
回の冒頭に「やよいちゃん絵がうま〜い」と、言わば技術を褒めていたメンバーたちだったが、ラストにはミラクルピースのキャラクターや世界観を褒めるという変化があった。
また、クラスの男子たちはミラクルピースごっこをしていた。これ以上ないキャラクターへのリスペクト。
この回は、創作論として楽しむとよいと思った。
ネタバレあり
前回のゲロエピソードの続きが、まさかこんないい話につながっていたとはw
あれ、いい話じゃね?って、本気で驚いた。
高校時代の回想から仲直りする流れ、とてもよかったと思う。
(ネタバレあり)
全員の当番回を最後に一巡するシリーズ。その初回。
自分の宝物は何かと自問するあかね。人形は「宝物」を象徴こそしていたが、真の宝物は友人達だった。
ジョーカーがウルフルンを呼びつけ、普段はしない様なお説教をしたり。ウルフルンが自分自身をアカンベェに捧げたり。サニーが新しい個人技サニーファイヤー・バーニングを身に付けたり。
終局に向け、話が動き始めた感がある。
ブライアンと文通が続いていたり、豊島くんが「宝物はギター」と言っていたり等、過去回由来の小ネタも好印象。
昨日はあおいの誕生日だった。いつも通り当番回の視聴。ネタバレ指定。
ミサキさんは、フレプリのミユキさんの様に面倒見はよくない。いつも厳しく突き放す。
「大切なものを失ったらどうする?」と、あおいはメンバーに尋ねる。「なくなったら作る」。前向きないちかの答えがあおいを動かした。
厳しいミサキさんに育てられ、「勝ちに来ました」とまで言える覇気を持ったあおい。ミサキさんもうれしかろう。
エリシオさんの厨二コスプレは、この回はおとなしめw
本日の朝実況。ネタバレ指定。
プリキュアや弟なら通れる、テレビ局のザル警備。
観葉植物を抱えて通ろうとするシーンがすごく好きです。
ブッキー「これ以上むりだよ〜」
はなから無理ですw
番組のインタビューで、「プロを目指すなら遅刻は許されないと、あえて厳しく叱った」と答えるシーンはよかった。
大人げなくキレてたわけじゃなかったんだ。
カオス回でこそ光る成田脚本。
この回も、あるがままに感じろ系かもw
えみるとルールーが約束を交わすシーンは美しい。
田村さん渾身の泣き演技。ただ、最終回でのこの「約束」の扱いがなぁ…
あと、二人羽織シーンは好きw
終わりなき混沌が復活。ネタバレあり。
ふたつの世界が混ざり合い、変容する。
世界を変えるほどのデウスマストの巨大な力も、プリキュアには及ぶことがなかった。世界の行方を案じる校長たちだが、はーちゃんは「みんなで見る夕日を取り戻そう」と言う。
プリキュアたちの動機は、あくまで日常を守ること。プリキュアの伝統あるイズムに、改めて原点回帰する。
強い意志の力により、すべてのリンクルストーンが「ミトメール」された。レインボーキャリッジが完成。
次回プリキュアたちは、日常を冒す元凶に制裁を加える。
マジョリーナひみつ道具シリーズ。
いつも通り空から降ってくる、マジョリーナのアイテム。
マジョリーナとおまわりさんのやりとり。もはや様式美。
子供になったプリキュアたちを愛でる。
あるがままに受け入れるべき回w
ネタバレあり
この回も割と好き。
バッドエンド3人衆の転入転出とか、細かいところが気にはなるけどw
この回のルン太郎こと、ウルフルンさん。困ったことに、そんなに間違ったことを言ってない。
れいかはだいぶ追い込まれてしまったけど、自信を持って主張するという正攻法で乗り切った。
れいかの「おだまりなさい!」がすごく好き。
強いれいかがもっと見たいけど、それは次の当番回で存分に。
ネタバレあり。
3幹部に最後通告がされ(実際には最後ではないけどw)、総攻撃をしてくるが、心身充実したプリキュアたちの敵ではなかった。
話が大きく進むわけでもない、あまり重要ではない回に見えるが、馬鹿な。構成上、この終盤にそんな回が入るわけがない。この回で語られるのは、「幸せ」の再定義。
前半は主に、キュアプリンセスの成長が描かれる。周囲に思いやりを持ち、社交的な、ほんとに頼れる子になった。もうひめをヘタレと呼ぶ者はいないだろう。
そしてめぐみは、こんな平凡な日常こそが「幸せ」なのであり、その為にプリキュアは戦ってきたのだと気付く。
小山さんよくやったよ。この回はとてもよい仕事だ。
何故、今日唐突にこの回を観たかというと、気持ちのよいキュアプリンセス推しのファンを見かけたから。
ひめがブルーにおにぎりを振る舞う回を観たかったのだけど、それは次でしたかね。41話はこの回以上の良回、いや神回です。