サービス開始日: 2017-10-09 (2632日目)
モリアーティが3人いたとしたら。
そんなIFからスタートした今作。
モリアーティ目線で描かれた物語だったからこそ、
彼らがただの殺人狂なのではなく、
英国を想って、いや、憂いて起こした
事件だったのだなと、最後まで見て思った。
原作はまだ続いているから最後のほうは
アニメオリジナルだったのかな?
ラストが近づくにつれ、モリアーティ自身に
ヘイトが向くように市民・貴族を操作する物語は、
某ギアスの皇帝陛下のラストへの展開を思い起こして
しまった。
敵であり、良きライバルであり、そして友人である彼に、
自分の生死を預けた展開も含めて。
あの川へ飛び込む二人のシーンは、
小説シャーロックホームズでライヘンバッハの滝に
二人で落ちていった最期をイメージしたんだよね、きっと。
その終わり方も個人的に原作リスペクトを感じて
好きだった。
小説シャーロックホームズはここで幕を下ろすけれど、
この憂国のモリアーティは、二人の物語がまた続いて
いくようなエンディングになっていたのも、
「生きて償え」というシャーロックの想いを反映してのことなのかなと感じる。
多くの命を奪ったモリアーティの行動は、たとえ英国のためであったとて許されることではなく、
それを死んで償うことを一番に望んでいたモリアーティに
生きて、一生それを背負って生きていく辛さを与えたのかなと。
そこからまた生まれる物語もいつか観てみたい。
ストーリー良し、世界観良し、絵も最後まできれいで良し。
良いアニメでした。
原作追ってみたくなっちゃったなあ。
芸能界が混乱の渦に巻き込まれることを示したような第二話。
その中でも了さんがもう…サイコパス以外の何物でもない笑
動物落としたら死んじゃうから低い階層に住んでる、とか、
熱せられたナイフの刃みたいな言葉ばかり放り投げてて、
話聞いてるだけで火傷と切り傷でずたずたになって
しまいそう。
そのぐらい既に狂気染みてる。でもこれからどんどん加速していくんだろうな…
大和も自分の立場と薄暗い過去の狭間で苦しんでる感じ。
終盤の大和さんの
「オーディションを受けたときからずっと後悔している」っていう言葉、重たい、重たすぎるよ…
からのエンディングの入り、やはり抉られる。
次回の話も心して待つ。
会話劇をここまで面白くできるのは、シャフトしかない。
そう断言できるぐらい、今回も西尾維新作品との相性が良すぎて。
いろんな表現や絵柄が見れて、毎回別の作風の作品を見ている気分になる、
とてもアニメらしいアニメだった。
美少女がたくさん出てくる物語シリーズと違い、
読んで字のごとく美少年がたくさん出てくる今作。
どのキャラクターも個性豊かで素敵。
特に長広が自分的には刺さりまくった。良い声すぎる。
はじめましての声優さんだったけど大変良きでした。
また、物語シリーズでは忍ちゃんを演じていた真綾さんが、今作は中学生の女の子を。
永遠にしゃべり続けるのが西尾維新作品の主人公の特徴だけど、
この作品の眉見ちゃんもそれで。もう喋る喋る(笑)
素直じゃないし、悪気はないけどすぐ毒を吐くし、
なかなか癖のある子だったわけだけど、真綾さんの声を通すとなぜか
嫌な気がしないのがすごいところ。
村瀬さんもだけれど、どの声優さんもみんな声の説得力があって
きいていて心地よかったしずっときいてられた。
ストーリーとしては、今をめいいっぱい生きる少年少女の物語という感じで
私が過ごしたものとは違うけれど、ザ・青春を過ごしていた印象。
大変なことも、理不尽なこともあるけれど、大人がなくしてしまった輝きを持つ彼らは
とても眩しく、同時にとてもうらやましいと思ってしまったり。
西尾維新先生の書くこういう青春ものも良きね。
面白かったです。
前作が「幼馴染の絆」「友人であるからこその絆」を描いていたのに対して、
今作は個々の力を一つに集めるためにどうすればいいのかという、
王道とはまた少し違う路線になっていた印象。
最初は顔も知らなかった一同が、少しずつ、一つの目標のために一つになっていって
強くなっていくのがなかなかに熱い展開だった。
だからこそ、OPもOxTではなくてオーイシさんだけだったんだなあ。
「一人の力を必要とする」
仲間と呼べるほど深いつながりでもなく、でも無関係といえるほど他人にはなり切れなくて。
そんな何とも言えない関係性、だけど誰もかけてはいけない関係性というのが、
言葉で表すのが難しいが、今らしくて、私はとても好きでした。
怪獣の立ち位置もなかなかに独特で。
怪獣=人間の自由になりたい意志、と私は判断したけれど、あまり深くは語られなかったな。
あとナイト君ね。まさかまた出てくる、しかも大人になっているとは。
またシリーズ化されていくのかしら。
ともあれ、今回もいい作品でした。
いよいよ始まった第三期。
さっきまでTRIGGERの圧倒的なライブを見ていただけに、
やはり初っ端のあの雨に濡れたTRIGGERは胸に来るものがある…
パーティーでは、アイドルとしてこの芸能界で
頑張っていくんだという期待感と、
これからお前たちをかき乱してやるという不穏感と、
不安要素を抱えたままここまできてしまった後ろ暗さと。
ごちゃまぜな想いが一つの会場の中で交差していて、
これから始まる三期を物語っているよう。
からのエンディング…TRIGGERの「闇」が
垣間見えてしまって…
二期は、どんなに辛いことがあっても
Re:valeのあの明るいエンディングに救われていたけれど、
三期は毎回、少なくとも分割1クール目は
このエンディングなのか…
これからを知っている者にとっても知らない者にとっても、
私たちをぐっと追い詰めるものに仕上がっていて…
辛いけどいい曲でした。
続き、楽しみだけど怖いな…
人間の姿が小戸川の目には動物に見えている、やっぱりか。
一話の時から何の説明もなく物語に入っていったから
違和感だったのよね。
そんな小戸川の過去、なぜ動物に見えるようになったのかの理由、
小戸川を支援してくれていたあしながおじさんの正体、
ミステリーキッス問題から、最後の銃弾は誰が打ったのか、
そして小戸川が飼っていたものは本当に普通の猫だったというオチまで、綺麗に伏線回収されていって見ていて気持ちよかった。
これで終わりかーそういえば事件の発端の殺人は誰がやったんだ?
という謎からの、まさかの犯人よ。
私の中で完全モブだったわ…めっちゃサイコパス少女。
小戸川のどちらまで?で終わるのかと思いきや、
少女の不敵な微笑みで終幕。いや後味!笑
可愛い絵柄に見え隠れした狂気、
それがなんだかクセになる、面白い作品でした。
AIの存在意義は何なのか。
人間の為に動く道具?
逆にこの世界を発展させる為の、人間に成り代わるもの?
どちらも違う。
人間とAIは対等で、互いに支え合って
一緒に生きていく存在。
では、人間と対等であるならば、AIに心はあるのか。
その答えは、Vivyが歌声に乗せて教えてくれた。
AIにとって、Vivyにとっての心は、
思い出(記録)として積み重なったもの。
Vivyの歌は、その思い出たちを解放して
アーカイブを通じてみんなに届けているようにも思えて。
「歌で"みんな"を幸せにする」
Vivyは、その使命を全うした。
心を削ってまで、人間とAIの争いを止め、
幸せを届けてくれた。
きっとこれからも、幸せを届けて続けてくれる存在。
最後の最後まで、とても綺麗な結末でした。
人間がAIを破壊する物語は数多くあれど、
AIがAIを破壊する物語は少ない。
そして、AIの存在意義、AIに心があるのか。
この問題に結論まで出した物語も、なかなかないように思う。
私はこの結論、とても好きです。
これは、このアニメは、
Vivyの思い出という名の「心」の時間。
本当に良作だった。
素敵な心の旅を見せてくれて、ありがとうございました。
アーカイブの心を感じるところと無機質な声に変わるところの差がすごい。
AIに依存した人間たちの未来など見届けるに足らないと、これ以上の成長は望めないと、やっぱりそう演算したのか。
Vivyに最後の選択を委ねるも、結局歌えず。
人々を助けたい気持ちはあるのに、心を込めることがわからない。自分の使命のもと動けない。
シンギュラリティ計画完全に失敗か…と思ったら、まさかの数時間前に戻ってやり直せるという。
心を込めるとはどういうことか。
誰かが誰かを思いやる、想い合う、そんなところが垣間見えるいろんな場面がフラッシュバックしていたけれど、VivyというAIはどう結論づけたのか。
結末を楽しみに。
3期の決着というところ。
最終回からだいぶ日も空いていて思い出しながら。
また3期見返した後に見た方が良さそうね…
アクションシーンをふんだんに盛り込みつつ、今まで出てきたキャラクター総動員で、映画らしい構成。
しかし3期はいろんな政治問題が関わってるから話がややこしくて敵わん笑
結局は、シビュラに愛されたくて、シビュラの一部になりたくて「シビュラの選択」のように振る舞った結果、いろんな事件を引き起こしたと、そう読みといた。
宮野さんのキャラ、悪者だと思ってたけどそういうわけでもなかったのね。まさかの新局長になるとは。
あかねも解放され、さあいったいなんで捕まってたんだいという話がされる前におしまい。次はそこを細かく描いてくれそう。
まだまだ広がり続けていくサイコパスワールド、次回はどんな話を見せてくれるのだろうか。
OPで最後に毎回映っていた塔。絶対最終回付近で完成すると思ってたけど、ここで完成。
Vivyたちは松本博士に接触。
博士が将来のAI暴走を危惧していたこと、そのために
過去に介入する方法を突き止めていたことが明らかに。
そしてまだ残っていたトアク。垣谷の孫が出てくるとは思わなんだし、複製だけどまたエリザベスが出てきてくれるとも思ってなかった。だからOP一番最後の位置にいたのね。
そして最大の謎だった、AIが暴走した原因…アーカイブ。
お前、ただの説明AIじゃなかったのか…!
どうやら今ある人類を滅ぼすために動いているという。
発達しすぎたAIが演算した結果、人間たちは一度いなくなるべきだと導き出してしまったのだろうか。
そして、Vivyがなぜアーカイブに求められていたのか。
人類とAIが迎える結末、この目で見届けたいと思います。
まさかエンディング曲がここで繋がるなんて、だからこんな機械的なピアノのエンディング曲だったんだね、とか。
マツモトをDIVAに送った人と、修正史ではDIVAが曲を完成させるきっかけとなって、より身近な関係になるなんて、とか。
というかあなたがマツモトだったんかーいとか。
歌ではないけれど、DIVAのための曲を、シンギュラリティ計画の曲を完成させて、これでもうマツモトともお別れか…とか。
いろんな感情で心穏やかになっていたのに。
エンディング明けの不協和音で、完全に吹き飛んだ。
気味が悪すぎる音。しかもなぞっているのは、Vivyが作った曲。
次回予告でマツモトが無常にも言い放つ、「シンギュラリティ計画は失敗しました」の言葉がさらに突き刺さる。
何十年もかけてここまできたのに…本当に失敗で終わってしまうの…?来週まで待てないよ…
アントニオに乗っ取られていたオフィーリア。
自分の使命を全うするための行動が、オフィーリアを縛ってしまうというのは何とも複雑な気持ちになる。
オフィーリアもただアントニオに認めてもらえるような歌を歌いたかっただけで。
最後、もともとは自殺で一人きりの死体だったのが、アントニオと二つになっていて、悲しいけれど、添い遂げて、一緒に逝けてよかったのかなという気持ちにもなってしまった。
そしてまさかの垣谷がAI化していたという。
これもまた時代が進んだということの表れ。
しかしこれ裏で誰かが手ぐすね引いてそうね。
垣谷が入れ込んだプログラムによって消されてしまうDIVA。
空っぽになったVivyの代わりに、DIVAが上書きされてた、みたいな感じだったのかな。
人々の、AIたちの様々な感情を一身に受け、ただ一つの使命のためにステージへあがって歌を届けるDIVAがとても素敵だった。
心の奥底に引きこもっていたVivyは、DIVAが消えてしまったことで出ていかざるを得なくなり。
DIVAの想いをもってしても、まだVivyは歌えなさそうね。
Vivyが歌えるようになる日は来るのか、シンギュラリティ計画はどうなっていくのか…クライマックスは近い。
第一話から薄々感じていたこと、この動物に見える世界は、
小戸川の目にしか見えていない景色なのではないか。
今回のドブとの会話でその仮説がより濃くなった気がする。
精神的に追い込まれている小戸川が見えてしまっている幻覚…そんなふうな気がしてならない。
バラバラな出来事が、かなり一つにまとまってきた印象。
これからどうなっていくのか。
須郷さんが執行官になった経緯がわかるお話。
気がついたらいた須郷さんだったからキャラの印象ほとんどなくてクールなかっこいい人、ぐらいのイメージしかなかったんだけど、この映画でキャライメージが肉付けされた。
最後、しっかり征陸の意思を継いでいることがわかって、それもまた熱い。
それを分かった上でまたシリーズの須郷さん見返してみたい。
あとはやっぱりとっつぁんが久々に見れたのがね…!
この後の展開を知っているがために、台詞一つ一つがとても響いて。
刑事(デカ)として、一父親として、終始かっこいいとっつぁんがまた観れてよかったです。
作画も音楽の入り方もいつものごとく素晴らしく。
やっぱりサイコパスシリーズは面白い。
性格まで変わったDIVAに前回と同一人物が普通に疑ったけど、エラーで完全に記憶すっ飛んでしまったのか…自分を殺してしまったのね…
しかもあれからもう20年も経過してたという。
人気者のお姉さんになったDIVAの前にまた現れるマツモト。なんだろうか、この安心感は笑
今回はAIの自殺を止めるのね。
AIたちの感情表現といい自殺するAIといい、AIと人間の区別がほとんどつかなくなってるよね…それがまた怖いというか…AIを滅ぼす結末が今のところまだ見えないけれど、どうなっていくのだろうか…
これ本当にアニメーションなの…?
そういいたくなるぐらい迫力とスピード感が凄すぎて、30分圧倒されっぱなしだった。画面から目を離せなかった。
歌で人を幸せにするためのDIVAから、AIを壊して人々を助けるための戦闘機VIVYへ。鳥肌やばい。
そしてラスト、人々を幸せにするという使命のもと動いていた彼女の目の前で、博士が自殺。
一つの使命を果たすこと、それがAIであるはずなのに、自分の「歌」のせいで、人間が死んでしまった…これは完全に使命を、自分の存在意義を見失ってしまうよ…エラーを起こしてしまうよ…
次回予告で現れた新たな黒髪AIは誰なんだ…うう、次週以降も気になりすぎる。
謎解きの仕方も、「姉妹」との絆の描き方も、モモカの妹との会話も。
まるで一つの映画を見たような、エピソードの終幕だった。
歌声とともに終わるエンディングも、とにかく美しくて。
DIVAの心のこもった「悔しいなあ」、とても響いた。
毎週が映画クオリティ、次回のエピソードも楽しみ。
ジェームズボンドの次はジャックザリッパー!?
と思ったらさすがに偽物だった。
娼婦=弱者を狙った犯行だから、モリアーティ的には
予期せぬ敵なんだね。
しかも切り裂きジャックも複数犯の犯行。
個々のバトルどうなるか楽しみだなー。
アイリーン、重要人物になるだろうなと思ってたけど仲間になるとは思わなんだ。
大英帝国の醜聞ということで、リアル歴史と小説の上手な絡み方も良き。
そしてここで仲間となったアイリーンの新たな名前が、
まさかここでジェームズ・ボンド。
これはここからいろんな小説の登場人物が出てくる感じか…?