監督の突然のキャラ設定の付け足しで直前にほとんどボツとか結構あるもんなのか。
それともそもそもそんな細かいとこにかける時間も金もないっていうのが正直なとこだろうか。どうなんだろう。
檜山さんはオタオタした声の天才ですね。
とても良かった。
今回はタイトルの秀逸さが特に際立った回だった。
「怪物兄弟」とは一見グーグーとフシのことに思えるが、そもそもグーグーには元々兄弟がいる。グーグーは事故により外面的な醜さ(怪物らしさ)を身につけるが、対して兄は身近な大事なものに気づかずに弟を捨て、内面的な醜さを身につける。
グーグーにも内面的な醜さの方に振れる描写はあったものの、女の子の指輪を質屋に換金しようとした時、「何を守ろうとしてたのか」と気付く。それに気付くには痛みを知る環境と勇気がないといけない。
そして、往々にして痛みを被ると知っていながら大事なものを守るのは、勇気がいることで難しい。
アニメとしてしっかりとそこを描いてくれているのはさすがだなと思った。
「心を込めるとは何か」がわからなくなったVivy
なぜ赤ん坊に手を握られて歌を思いついたのか。
その理由はただ一つ、松本がVivyにかけた「その人の心に残り続ける」という言葉が、Vivyがこれまで取りこぼしたものへの答えとなったからだ。
がしかし、、、
その歌が人間を滅ぼすAIによって歌われる。
何が歴史をそうさせたのか。
あと、アーカイブにノイズを混ぜるところとか、Vivyは特に音へのこだわりが本当にすごい。
スピアヘッド戦隊は、各戦線を渡り歩いた強者の墓場ということか。
レーナと86たちの関係の描き方すごく難しいと思う。
あんまりすんなりと上手くいくと現実味がなくなるし、かといってなかなか良好な関係が築かれないと作品として間延びするという...
今のところちょうど良いバランスに仕上がっていると思うが、例えば、ライデンが語っているときに、みんな満足そうな顔してたけど、実際に「綺麗事だ、白豚どもなんか死ねばいい」と思っている人がいても良さそう。
その辺含め、これからどう描かれるか楽しみ。
やっぱり古手梨花の声どっちも田村ゆかりさんなのすごいよなぁ。
無印での失敗を克服した世界線にいる。
ただ一人リカちゃんっぽい誰かだけが、全ての世界線を見ている。
エヴァのカヲルくんみたいだね。
相変わらず戦闘シーンが熱い。
ディーヴァからヴィヴィへ、これからヴィヴィがどうやって失ったものと向き合っていくか見届けたい。