プルシュカ…;;
ちゃんとした見応えがあった。ボンドルドの倒し方とか、白笛の生成とか綺麗に片付いてスッキリ。
1つ思ったのが、事ある毎に泣きすぎかな〜
エグすぎる
でもリコが白笛を見た時に箱を投げ出してまで飛びつくのは違うと思った。
若干のナウシカ味を感じた
倫理観を揺さぶられるなあ。ボンドルドは最後まで鬼畜だったけど、プルシュカにとっては彼がいたから生きられて、家族のような親しみを持てたわけだし。一切認められるかって気持ちとプルシュカを否定するのかって気持ちが混在する。良い作品でした。
エンディングのMYTH&ROIDもね。
めっちゃ途中からだな。一応テレビ版は見た。劇場で見ればよかった。この話は総集編でなくて新編よね。ボンドルド郷そんな仕組みになっているのか・・・!! シリーズを通して、むごいながらも生命をはぐくむ大穴、の世界観の作りこみがすごいし絵もすごい。子供の虐待シーンは厳しいかもしれない。見終わったらはぁー・・・と緊張感から解放される。
胃のムカムカが止まりません
でも見ちゃう
地上波 ( MX ) 放送していたので、TV1期も他の映画も観てない・前知識があまりない状態で視聴。
レグが拘束〜腕がアレなとこ、プルシュカのあれこれ、噂通りのエグさ…
おやおやおやおやじゃないんだよ!
パパ棒…
これをゴールデンタイムに流したMXすごい。
映画単体で観て面白かったし、新作観てみようかな+TV1期もそのうち履修したい。
★★★★★★★★★☆
rated on myani.li
とてもつらい
つらいけどこれがアビス
憧れは止められない
メイドインアビスのテレビシリーズ同様、序盤冒険心をくすぐる語り口調や世界観の解説でゆったり始めてから終盤に一気に感情で畳みかけていくスタイル。
この情報をインプットしてから緊張を高めて最悪の展開に持っていく鬼畜の所業。
しかし、これだけキツイのに、あれだけしんどいのに、味方として無害な形で関わってくる人たちの心が温かいからつい良い作品と錯覚してしまう。
展開的にプラス方向の表現をしたり諸手をあげたりなんてしたくないっていうのに、やっぱりあまりにも心を揺さぶってくるすごい作品だから、面白いな、好きだなと思ってしまう。人間の業。しんどいな。ああああ。
…………てか、なんか、グロに作画コスト割いてませんか?ヤダー
そろそろ2期が始まるので、重い腰を上げて見た。
この感じ懐かしい。
初めてメイドインアビスを始めた頃、何も前情報を知らないで1期の10話を見たときの衝撃を思い出した。
パンパンに腫れ上がる紫色になった手を見たときの、あのグログロ感。思わず目を背けてしまった。
今回はアクションも満載で、ガンダムかよってめちゃかっこよかの火葬砲がバシバシでたり。
1期にもまけず、メンタルをどん底に落としてくる展開。度し難いぞ。
終始、クオリティが高い作品でした。
これぞメイドインアビスって感じの作品
元気なときに2期も見よう。ぜったい見よう。
ただし、ボンドルド、テメーはダメだ(笑)
なんで?
ABEMAで無料公開されてたので見るぞ~~~!
出オチのナナチ、出ナナチ。
植物擬態の人体寄生虫…初っ端からグロ要素…汚物は消毒ファイアー!
ハマシラマ、グロくない…???深層だからな…。でもコリコリプルプルで美味しいんやろなぁ…んなぁ~
だってここはアビスだもん!万能理論だ…
またかわいいロリが出てきた…プルシュカちゃんかぁ~^^
ボンドルド兄貴…FF12のジャッジを思い出した
白笛は本人にしか使えない…、白笛はそもそもどうやって作り、与えられる?遺物を加工してるとは言っていたが…
ボンドルド、娘がいるってことは妻もいるのか…?結婚してる…!?ワンチャンボンドルドは女性…!?!?
層に依って上昇負荷が違うんか…感覚失って噛み締めたら奥歯ってそんな欠けるもんなんだ。人間にない感覚は奪えない。
ボンドルドやっぱり結婚してたとかではないんだ、でも「血は薄いけど」って言ってたから何かしらの技術を使って仕込んだ?
躊躇無く片腕を…。
プルシュカの「パパは私のこと、わかってくれる」とか「全部丸く収まったらさ…」とか、どう見ても、さ…本人の声が震えてるからもしかしたらどこかしらで自覚と覚悟はあったのかもしれないな…
ナナチの戦い方というか戦略思考はまさにナナチの「情報は力」を体現した戦い方だった。
プルシュカがあんな事言うから「プルシュカ…」と思っていたら親がひどい目に遭うなんて…つくしあきひと……!
………と思ったらエッ!!?!?倒したのに!??!えーッ?!??本当に何なんだお前は!?!?
戦闘時にえらく反撃もしないで余裕ぶってやられてるなぁと思ったら、オルタナティブが存在していたのか…。
「お母さんに会いたい」じゃなくて「お母さんみたいに冒険がしたい」だよ!みんなと一緒にずっと冒険出来るといいね…プルシュカ………。
精神隷属器による人格継承か~なるほど、コレなら娘がいた理由も少し見える感じがするな
リコの「(精神の挿げ替えで)黎明卿の笛が何故使えたのか」という疑問、言われてみれば確かに…
カートリッジ。他人の感覚器官を全て物理的に削ぎ落とし、上昇負荷を押し付ける媒体。
白笛は何から出来てるんだろうと思っていたが「ユアワース」という石…いや、人間を原料としたものから削り出す…。
供物となった者は使用者に全てを託す意志がなければ命の紋が適合しない。逆に自分を供物とすればあらゆる人間に適合させることも出来る…?
レグだけ明らかに作画が違う…ッ!何が起きている?
ボンドルドの攻撃の時スローになる演出めちゃめちゃかっこいい…火葬法による爆縮演出もヤバかった…
ナナチのモフモフで勃起して自我を取り戻すのか…(困惑)
「なれはて」に全て名前がある、と紹介した上で、躊躇なく戦闘に巻き込む。そういう奴なんだ。
「プルシュカと共に一緒の冒険」を…
生を呪わなければ、"祝福"は与えられない…。アビスの祝福を与えるためだけに、「夜明け」という希望を名付けて育てて、思いを踏み躙って、糧にして……!!!
髪の毛白髪だったのにと思ったら上昇負荷で毛が変わったのか…。少し映っただけだけどカートリッジ制作の手伝いもしてたのか…。
ずっと世話してた青い仮面のアンブラハンズは一体何だったんだろう。本当の親というか、娘を作ったときのボンドルドだったのかな…。
痛みが偽物でも、この意志は本物だ。腕の感覚は幻肢痛じゃなくて分断した腕も動作していたのか。
和睦を願ったプルシュカ。刺し違えることを願ったナナチ。全てを蔑ろにするように蹂躙したボンドルド。これが、純粋なる悪としての存在。
プルシュカは石になって、白笛として…リコたちと共に冒険が出来るようになったんだな。
ナナチだけボヨ~ンwってなるのワロタ
どうやったらこんなえげつない設定と話思いつくんだよう…
でも映画としてとても良かったし、話も面白かったし山場は曲も演出もかっこいいし…。すごい映画だった…。
EDはMYTH&ROIDとTom-H@ckのコンビ。切なさと悲しみに一欠片の恐怖が混じったような曲だ…良い…。
100分くらいの見やすい方の映画だったけどかなりの満足感でした…!
作画良いな…
消えた?
ナナチキュンキュンしてるやんかわわわわ
寄生されたのか
ヒャッハー!
きめぇ
生で食うの!?
かわいい
プルシュカ
肉電球とは…
そういう理由で白笛は本人しか使えないのか
坑道食4号?
壁の味w
レグの浮かび上がるマークはバッテリーインジケーター的なモノだったのか~
ナナチは抱き枕
いない…
階段はヤバそう
ヒェッ…
色々あるのか
プルシュカの頭になんかいたのか
えっもう…すでに…?
光?何の光?
祝福…?
レグの腕が…
一人前のレディ(意味深
ハメたか
ファントムペイン
スパラグモス?
カートリッジ?
呪い避けなんて便利なものがあるのね!
やったか!?
!!???!!
しっぽ!?
加工場?
生きたまま削ぎ落として…ヒェッ…
レグ…なのか…?
破棄…って…
デコメガネ卿ww
ナナチがかわいいからレグ棒が反応しちゃってますねぇ…
2期が決まり、これの続きだろうなぁって思ってたとこでABEMAで放送があったので。
メイドインアビスはこういうものだってわかっててみてるんだけど、やっぱ辛い。ってことでストーリー1つ落としてしまった。
ボンドルドは一貫してて、最後まで一切悪気がないのがホントなぁ。
でてきたばっかりのプルシュカにだいぶ感情移入してしまった。
2期も重いんだろうなぁ…と思いつつ楽しみでもあり、見たくない気もしたりもw
【神】
賛否ありそうなアニメ(内容で)
例え物語が受け付けなかったとしても、アニメオタクにはそれ以外だけでも見る価値があると断言しておすすめ出来ます。
個人的には“大好き”でした。演出、作画、音楽、構成、物語、世界観どれをとっても高水準です。
私は500タイトル以上のアニメを見ていますがその中でも間違いなく総合的に見てトップ30に入るくらいには高水準のアニメ
良い意味で“酷すぎた”アニメでした。
この作品を見る上で「啓蒙主義」という概念を知っておくといいかもしれません。
ボンドルド卿が最高に優しくて紳士で心温まる家族のストーリーでした(調教済み感想)
水瀬いのりがよぉ…
疲れた。。身構えてたけどこんなにも精神揺さぶられるなんて。
ボンドルドがゲスなのは間違いないが、本人は探究心しかなさそうで悪人じゃないんだよね。デザインかっこいいし態度も紳士的だし探窟家として明らかに格上だからか、ラストダイブへの試練って感じだった。
それを単なる憎悪に任せるでもなく、三人の機智と冒険を続けたいという意志で突破したってのが冒険物って感じがしてかっこよかった。
ナナチが俊敏に岩壁を降りたりたくさんモフモフされたり一人ダイブ弾かれたり「んなぁ〜」をたくさん聞けたりと癒しのナナチシーンも沢山あってそこだけは何回も見たい。
マルルクきゅんの日常を愛でていたのが遠い過去のようだ。。
感情をぐちゃぐちゃにもってかれたな!
あ、ああああから泣きに持ってかれてほんとに…
話題になってたからアニメ全部観てから見に行った観にいってよかった。
いやもう本当に感情をめちゃくちゃにされた。
リコ達にとって、ボンドルドは完全な倒すべき敵なのに、プルシュカから見たらそうではない。
プルシュカがカートリッジだと分かった後の、プルシュカとボンドルドの回想が完全に親子で、感動させに来てるのに、ボンドルドはプルシュカに度し難いことをしたのに、っていう二重の感情になるのがやばすぎる。その後のリコ、レグ、ナナチ、プルシュカ、ボンドルドのみんなで冒険してる絵で本当にダメだった。もしかしたらこんな温かい未来があったのかもしれないってどんだけ感情を揺さぶれば気が済むんだ。
最初から最後まで、ボンドルドが変わらないのがよかった。だいたいこういうのって最後に改心した素振りを見せて死ぬとかなのに、ボンドルドは最後まで一貫してた。
なんでこんなストーリーを思いつけるんだろうな
どれだけエグいかなーと思ったら、思ったよりはマイルドでした。(エグくないとは言ってない)
レグの拷問シーンは少々興奮しましたね。エッチです。
ボンドルドのヤバさが詰まった作品でしたね。
プルシュカの最後の演出が泣けますね...
おちんちんの話は笑いました。
シーン毎に喜怒哀楽様々な感情を揺さぶられた。
ファンタジーの世界なのにこれだけ感情移入出来るのはさすが本作といったところか。
欲を言えば終盤の戦闘シーンが少し判りづらいと感じたのと、レグのワイヤーの作画をもう少し丁寧にして欲しかったかな。
ボンドルドの狂気的な探究心、プルシュカの想いがふんだんに詰まった話で、作中でもかなり好きなところ。それを完璧に映画化してくれてもう感謝感激。
戦闘シーンなど、漫画では少し分かりづらい部分も、圧倒的作画、音響、演技で完璧に表現してくれる。
ラストのシーンでは思わず涙が溢れた。この作品に出会えてよかったとしみじみ感じる。
あと、「これはR-15指定されますわ…」と納得しちゃうぐらい、エゲツないところも隠さず出してくれた。
漫画読んだ時「こんなんTVアニメ化できんのか?」と不安だったが、なるほど映画化という方法があったか
前売り券がまだ残ってるんで、原作をもう一度細かく読み返してから来週二週目行ってきます。
本当に良い映画だった!
(テレビシリーズ~劇場版までの全体の感想です)
この作品を観始める前、その可愛らしいキャラデザや子ども達が冒険するというテーマから快活な作品だと勝手に思っていました。しかし、実際にはアビスの理の中でひどい苦痛を伴う呪いに苛まれたり、理不尽な大人の都合で最愛の人を「成れ果て」の姿へと変えられてしまったり・・・観ているこっちまで苦しくなってしまうくらい残酷な一面をも持つ作品でした。
しかしそんな状況においても、「好奇心」を持ち続け、穴の深く深くへと冒険を続けていくリコとレグの姿は狂気的なくらいキラキラと輝いていました。どうしてそこまでして冒険を続けるのか、完全に理解するまでに私は至っていません。しかし、そんな彼らの姿にひどく勇気づけられ、未知のものにも恐れず「憧れ」を持ち続けたい、そんな気持ちを抱かせてくれたのも事実です。
ナナチの「そんなもんじゃ、憧れは止められねぇんだ!」という一言に、この作品の全てが詰まっているような気がします。
冒険をテーマにした作品は数あれど、ここまで残酷で、しかし美しく好奇心をかき立てられる作品があったでしょうか。
なんと・・・素晴らしい・・・
メモ
Date:2020/1/17(劇場版)
3.5/5
見終えて、何とも言えない気持ちになるなぁ。
1期からの続き。相変わらずグロなシーンや痛々しいシーンもあるけど、メイドインアビスらしい感じだった。レグの右手はどうなるのかな?
白笛の原材料が親しい人間というあまりにもショッキングな設定。そりゃテレビじゃ放送出来んわ…
その上当然のように腕の欠損やらプルシュカのカートリッジ化やらぶっ込んでくる。そんな非道なボンボルドに対してなんとも言えない気持ちになるラストが1番きつい。何故か倒してもスカッとしないこの感じは本当にこの作品でしか味わえない感覚だと思う。
いや………なんというか単にロリショタリョナりたいだけだろこれぇ!!!!!!!!
度し難い内容だった。
呪いを擦り付ける研究の集大成がカートリッジか。やってることがえげつない。
プルシュカが良い子だっただけに心が抉られた。解体はあかん。
プルシュカの冒険したいという気持ちが形になったのか、白笛に。これで一緒に冒険できるというのはなかなかに狂気を感じる。
これから6層に入るので期待。レグやお母さんの謎については気になる所。
TVでは規制が入りそうな描写満載の黎明卿の話に、グリグリ動くアクションシーンと劇場版ならではという点では楽しめたけど、TVシリーズほど胸に迫るものはなかった。
黎明卿の非道ぶりはナナチとミーティの件で十分伝わっていたし、アビスに自ら足を踏み入れ、何が起ころうとアビスの底への情熱を失わない探窟家という時点でリコも立派に狂人なんよ。だから変わり果てたプルシュカを前にして取り乱すリコの場面は、リコも人並みの感情を持っているのだということを見せられているようで黎明卿と同じような目線で見てた。なんせ「プルシュカがこぼれちゃう」だし。まあ、あれは作者の好みを出しすぎなだけだとは思うが。
★★★★★★★★☆☆
rated on myani.li
ボンドルドみたいな倫理観無くしてる奴が一番怖い。自分で悪いと思ってないあたり狂ってる。
設定が初見では少し難しく感じたけど作品としては素晴らしいと思った。もう一回みればもっと楽しめそう。
簡単に命が無くなるし失くさせるしで鬱展開にもなるけど、楽しめました。
ほんとクズて感じの白笛でしたが、戦闘シーンがとても良くできていて白笛をぶち倒した瞬間はとてもよくやったと一緒に手に汗を握りながらみてしまった。ストーリーは終始プルシャカという純粋な子とその子の残酷な結末に重たくなるが最後は白笛という形で旅を続けるという願いが祝福となったのだろうか
お母さんに会いたいじゃなくて、お母さんみたいに冒険がしたいんだねっていうの良かった…
プルシュカ(´;ω;)(´;ω;
)(´;ω;`)
あとナナチがやっぱ可愛かった(^ω^三^ω^)
リコは優しい子だなあ
いいアクションだった。迫力あるよな。ボンドルド卿すら単なる障害に過ぎない深淵の奥深さを感じる。
くたばってないし
クロスメディア戦略の中でこれだけ本編を進める作品は珍しいかも。物語が一気に進んだことがいちばんの驚きだった。プルシュカ……
原作が良いので間違いがないです。
続きをやるならTVシリーズでやってほしかったと思っていたけど、劇場のスクリーンで圧倒的な映像を見せられては納得するしかなかった。音楽も素晴らしい。
確かにもう少しリコとプルシュカの交流を描いてほしかった気はする。3人の心情の変化もわかりづらい部分はあった。そのあたりはやはり、TVシリーズでやればじっくりと描くことができたのではないかと思う。
しかし最後、プルシュカの思いが形として残り、それが新たな道を開いたのはぐっと来た。プルシュカのいろいろなものを受け継いで、リコは進んでゆく……
アビスという場が、ボンドルドを狂気へと走らせたのかなあ、と思った。ほとんど感情を見せず、ずっと丁寧な言葉のままでせまってくる様子は恐怖しかなかった。森川さんすごい……。
白笛は思っていた以上に人外だった。他の人も言うようにプルシュカとリコの交流の描写が足りないように思う。あとは当たり前だけど、お話はまだまだこれからという感じ。
素晴らしいですね。
原作未読TVシリーズのみ。戦闘シーンや劇中歌、主題歌、ボンボヤージュ卿の設定の作り込み、特にエンドロールは美しかったですが、ストーリーは神の手を感じてやや期待外れでした。世界観、人物像、設定が素晴らしいので今さら作者の性癖を糾弾するつもりはないですが、プルシュカが只のグロ要員にしか思えず、大切なナナチのために苦しみ続けたミーティーの回ほどの苦痛や衝撃はありませんでした。リコとプルシュカの交流の描写がやや物足りなくて感情移入しづらく、カードリッジ作りに関与していたことに苦悩のあったナナチがプルシュカに少し心配するだけで割とあっさり別れを告げた点も納得いかず、エログロに尺を振りすぎた感があります。ボンカレー卿!ズン!みたいな登場シーンもあからさまでやや幼稚だし、ミーティーの件があるのにご厚意に甘えて迂闊にお泊まりしてる点も理解できないし、白笛の正体もあーまあそんなの来る流れよねって感じでした。
この作品において特に気に入っていた、人間の命なんて何の特別性も失われるような、壮大で美しく、理不尽に弱肉強食な自然を想起させるような、謎の生物や未知の世界の描写も短く、ほとんどvsボルボンド卿で残念でした。
ただ、(ナナチの回想シーンからの期間を考えるとやや登退場が早くて惜しい気がするのですが)謎深きマジキチおじさんの人物像が言動から丁寧に明らかにしていった点、他者の価値観を客観的にはからないアビス崇拝者vs狂気的強者から自分や大切な友達を守るレグ君の構図は熱くて良かったです。倫理性はともかく卿もリコちゃんやライザさんたちのように、アビスに取りつかれた探窟家であることが随所随所でよくわかりました。しかも倫理違反行為に興奮を覚えるサイコパスでなく、アビスを探求するのに必要であるから行為に及ぶだけの純情かつ紳士的クソ外道なところも興味深いキャラクター像だと思います。(その行為を否定するレグ君たちがいるからこそですが)
メイニャの登場、祝福から徐々に姿を変えたシーンから、人型を留めたナナチに卿が固執することも納得しました。
ぬるぬるレグ君の火葬砲のぶっぱなしシーンは勢いすごすぎてなんだか目が乾きました笑
それと、アビスに傾倒しきったボンボン卿の示すナナチとレグ君に対する態度の差が、レグ君の正体に関係するのかなと思いました。音楽が特に好きなので今回の劇場版の興行からアニメシリーズの二期に繋がってほしいです。
冒頭の謎のミニアニメが週替わりなことに一番ゾッとしました。しかもお色気エロが気休めになっていて本当にわけがわかりません。作者もヤバいですが監督もやっぱりヤバかったんですね。TVシリーズでも丁寧さに執心を感じると思ってました。
余談ですが初週夜に行ったためかほぼ満席で大学生、会社帰り風のリーマンさんが多かったですが、女性も1割ほどいたので驚きました。