良くも悪くもシエスタへの愛で成り立っている作品だなぁと
ただ自分が好きなのは夏凪渚なのでおぉーんというとこ
前評判がすっごい良かったしキャラはみんなかわいい、しかし話がイマイチ合わなかった、モンスターのデザインもなぁ...という感じ
勇者としてあるべき姿であろうとあまりにストイックさにその日常は日常らしくなく余裕のなさすら感じるにっぼしーの生活
常に気を張っているようで、その振る舞いは強いようでどこか脆さを漂わせるような
そんなにっぼしーに勇者部は日常を与えてくれた
世界の危機と隣り合わせなところにも平穏な日常は在ることを夏凛は勇者部に入ることで知ったのだろう
ポンコツさがますます明らかになってく友奈かわいいかよ
守るべき日常があるから、勇者は痛くても怖くても大丈夫、戦い続けることができる
だけど、樹海が受けるダメージは確実にその日常に災いをもたらしていて...
戦うことを恐れて始めは踏み出せなかった東郷さんも、いつも友奈が自分を守っていてくれていたことに報いようと、ピンチの友奈を庇うように立ち上がった
本当に勇者のように理屈抜きで勇んで立ち向かうことのできる友奈とは違って、恐怖を抱きつつもギリギリというとこで切羽詰まったように立ち上がり、バーテックスに対するどこか怒りにも似たような思いで駆動する東郷は、全く普通ではないけれど、ユウナと比べればどこか普通の女の子のような姿を感じた
いつかぶりの2周目
「この日、私たちの日常は一旦終わりました」
何が何だか分からないまま、私たちだけになった世界で未知の敵と戦うことになった勇者部
「勇者部の活動はみんなのためになることを勇んでやる」と言うけれど、その信念はこの先の運命の中で一体どこまで貫けるのだろうか
友奈の勇者パンチの絶叫、あれは絶賛に値するものだと思う
神回
まさかの開幕の木魚ビキニがまさかの笑いどころではないという恐怖
行為シーンの揺れの緩急が気持ち悪くて笑うし、九条くんのえっちな顔でゲラ笑いが耐えられなかった
魅力的に描かれる山々が本当に美しく見えて、特に霧ヶ峰と谷川岳にはいつか行ってみたいなぁと心から思ってしまった
そして、あおいとひなたの関係性だったり、登山を通したあおい自身の成長も想像を遥かに越える秀作として映った要因を大きく占めていた
それから何よりも自分も登山していたことがあるから、あおいたちの楽しい時の達成感も辛い時のしんどさも手に取るように分かるからすごい楽しかった
中盤の山場エピソードの富士山はルートは違えど自分も登ったことがあるから特に山頂の見覚えのある景色の場面では逆追体験のようでもあって印象深かった
前半OPの夏色プレゼントもすごい印象的で良い歌でとても好き
背景すっごい良いわね、実際にどんな風景なのか目に浮かぶよう
それと、景色もだけど植生とか虫とかも山登ってる時の楽しいポイントわよね
山登ってる時の下りはあおいの言う通りその分登らなきゃだから、いつもキレながら登りなのに下るんじゃねぇよって歩いてたの思い出した