皐月夜見の行方がわからないようなことを此花寿々花たちが話していたということは、行動を共にしている高津雪那も行方不明扱いになっているのでしょうか。
しかしひどいことしますねぇ。今の折神紫があの状況を見たらどうするのでしょうか。
前作でこの第十三艦隊誕生を観たときも思いましたが、「疲弊している状況になると、優秀な人間にしわ寄せが来るんだなぁ」としみじみと感じました。だって誰が見たって敗残兵の寄せ集め、しかも半個艦隊ですからね。
それにイゼルローン要塞を攻めろという無茶ぶりも、知らない人にはピンと来ないかもしれませんが、「死んでこい」とはっきり言われているようなものです。
もし自分だったら迷わず帝国に亡命しますね(笑)
生徒にあほ認定された先生に爆笑です。
そして瞳の秘密を調査する名目で集まったグループの中でのヒナが、まるでモブキャラのように影が薄いというのも面白かったです。
一応さらっとでしたが、あの兄がどうやってあんな人間になったのかがわかりましたが、なぜ、あの弱そうな親父に怒りをぶつけずに、妹に向いてしまったのかが謎です。
それにあれだけの成績で殴る親父も頭がおかしいと思います。
ヤン・ウェンリー役の鈴村さんもさすがですね。きっと前作を研究されたのだと思いますが、とてもヤンらしい雰囲気が出ていたと思います。前作は「外伝」(一部を除く)で、富山敬さんが亡くなられていたことにより別の方が演じられていたのですが、どうしても違和感がありました(これはどうしようもないレベルの小さな違和感だったと思いますが)。しかし今作のヤン・ウェンリーは違和感を全く感じなかったです。
それよりもお父さんのヤン・タイロンを前作でジャン・ロベール・ラップ役をされていた田中秀幸さんがされていたことに驚きました。
瞳ちゃんのバーテンダーとしての振る舞いが既にプロ!
担任の先生が本当に常連さんになっていることも笑えましたが、若頭に対してもとても中学生とは思えない台詞であっという間に常連客にしてしまったところに爆笑してしまいました。
それにしてもヒナちゃんはもう少し金銭感覚を養った方がいいと感じた回ではありましたね。
担任の先生は、あり得ない場所であっても普通は自分の生徒ならすぐに気付かないとおかしいのですが(笑)、そこに先生の保身が入った辺りから流れが変わる様子がとても面白かったです。
ところで瞳ちゃんは、いったいいくらもらっているのでしょう。