「べき」というのは呪いの言葉
上司の小杉に苦しめられて洗脳されてしまっていた輝に対して、似たように父親から縛り付けられていたシズカがそれを救うというのが分かりやすくスカッとする流れでよかったなと思った。ゾンビにならない為にすべき事を考えていたシズカが輝のノートに加筆していたのもミソだった
そのままゾンビに食われるのではなく、皆から見捨てられて一人ぼっちになるという方が小杉にとっても恐ろしい処遇となる。そういう事なんだろうか
ボオス達に加勢するという形でドラゴン討伐へ向かうライザ達が各々の家族達を説得する流れで、皆の決意というものを感じさせられた。レントの父親が某酒柱と重なって見えたのは気のせいか、態度は悪いけどちゃんと剣を置いてくれていてただ単に素直になれないだけだったのか
タオだけ家族の描写が全くなかったのは何故
宮村くんへの恋愛とはまた違った歪んだ愛情を募らせる渡部くんの危ない奴感が凄かった、渡部くんと接触した事からその匂いを感知した堀さんが嫉妬に狂ってしまい宮村くんとの間が拗れそうになるけどもそんな様子も微笑ましく見えてしまうのがこの作品の凄い所なんだなと思う。堀さんと付き合ったら浮気は絶対に出来ない、2人とも幸せであれ
パーカーを着た宮村くんに対しての井浦リスペクトはパワーワードだった、この学校の校則のガバガバさは何なんだろうか
こないだの旅行での事をみにから尋ねられて進展がなかった事を茶化され、瑠夏もやって来て「和也」呼びを披露されるドタバタな雰囲気から一転して映画館の下見に来た小百合婆ちゃんの容体が悪化するというショッキングな展開に
和也と千鶴は恋人同士という嘘をこのまま貫き通すのか、和也が千鶴に対する思いを小百合婆ちゃんに伝えた所がよかった。やはりこの章の和也はワンランク成長しているなと感じる。少しでもあの映画を小百合婆ちゃんに観せる事は出来るのだろうか
しじみ汁が酔二日酔いに効くのを初めて知った、家主の二日酔い対策も抜かりない諭吉はやっぱりデキる。諭吉の匂いだけで何をしていたか分かってしまう幸来の鼻は炭治郎か何か?猫が猫の世話をしているのも微笑ましいなと思った
同僚から見た幸来は仕事や私生活でも隙のない完璧で究極なOLだけど、その実情を知られてしまう事はあるのだろうか。中途採用されて今の会社にいるとの事だけど前職では一体何をしていたのか。調査兵団なのかはたまた警察官か
チーム全員でクラウスを追い詰める事に成功して、彼の口からも極上のひと言が出てみんな強くなったんだなと感じさせられた。今回の任務がこのシリーズでの最終章となるのか、ティアが指揮官を任されたけどその中で自信を失いそうになっているのが気がかりだった。どのようにして打開していくのか、やはり彼女の甘さはこの任務ではネックなのか
かつての同級生である小沢優子に対して、容姿では無く内面を見て気に入ってくれたという虎杖の人間性の良さには1000点をあげたいなと思った。こんな風に言ってもらえたらそりゃあその人の事を好きになる、それでもその気持ちを虎杖には伝えなかった所が切なかった。この後に起こる激しい戦いの前の束の間の休息といった前半のエピソードだったが、笑えるシーンや切ない描写もありこれだけでも楽しかった
前半パートとは打って変わってのシリアスなBパート、メカ丸vs真人の戦いも熱かった。真人はぐうの音も出ないド畜生なんだけど敵キャラとしては個人的には凄く好き。メカ丸の新形態には笑った、もはやロボットアニメ
OPムービーが敵味方関係なく皆カッコよかった
諭吉との出会いエピソードで描かれた幸来の家のゴミ屋敷ぶりが凄まじかった、あんな場所で過ごせる神経の図太さに驚き。隣人とかは気付かないのだろうか、風呂場に黒いアイツが出るのは恐怖でしかない
毎日の仕事の疲れもあり、ちゃんとした寝床が無いのにも関わらず諭吉の為の猫缶を用意して寝床も用意してくれた。普段はズボラな幸来だけどこのような出来事があったから諭吉も恩を感じて、今の関係性になっていったのかなと思った。あそこまで巨大になったのはまだ謎ではあるが