台所で皆に料理を振る舞うキヨの姿はお母さんのようで微笑ましい。オフの時も料理のことを考えている彼女はもうすっかりまかないさんなんだなとしみじみ。早朝の目覚ましにタオルを巻くキヨ、深夜に声を抑えるすみれ、お互いの気遣いが優しくて心が温かくなりました。
「やくならマグカップも」2クール姫乃の成長を見守ってのタイトル回収なだけに感慨深く彼女を見守るパパの気持ちに重なるようでした。ヒメナの食器を飾るという柔軟な発想は母の重圧から解き放たれた姫乃の心情により踏み込んだ素晴らしい帰結だと思います。詰まる所るんるーは大事!
そういえば焼き釜の蓋を開けるシーン、実写パートとアニメとでカメラアングルが同じ構図だったので、2次元と3次元が同期するような感覚に見舞われて印象的でした。
おそらく予算が潤沢ではない中でイリナやレフの心情を丁寧に描き、原作の雰囲気を大切に制作されている感じが伝わってきてとても好感が持てる作品でした。個人的にイリナの宇宙飛行達成後はやや興味が削がれたものの、宇宙やJazzで彩ったふたりのロマンスが素敵だったなと。