原作未読。魔法や世界の謎はなかなかよく練られてて、徐々に明かされていくのが面白かったが、小説的な面白さというか、全体としては凄く地味で雰囲気もただ暗めの作品になってしまっている印象だった。
今期はそもそも題材的に映像化にあまり向いてない物語であった気もするし、アニメ化にあたり脚本構成や演出等魅せ方にもっと工夫が必要だったのではなかろうか。
発掘屋のおじさん。何も掘り出せなくても発掘をし続ける。引き下がれない。故郷に帰れない気持ち。しかしニルバーシュを見て目が眩み、発掘を放り出して盗もうとする。
「あの人はニルバーシュを息子さんに見せてなんて言ってもらいたかったんだろうか。」
レントンに歩み寄るエウレカ。発掘屋の事で塞ぎ込んでいるレントンから無下に断られ、苛立ちから閉められた扉を蹴るラストシーンが印象的。
酔っ払いニールがプロの仕事を思い出す。じっちゃんを思い出すレントン。
「楽しくなさそうな人の側には誰も来ないって。スマイル。スマイル。」
ギジェット良いこと言う。
ここ数話でアーキタイプの解明に時間を割いてますが、怪獣の出現や進化の原因であると共に、事態の解決のキーにもなりそう。また真相の解明が進むと同時に、事態が段々と深刻になっていきスリルや緊張感が増していく展開は、王道ではありますが上手に構成されていて満足度高いです。
それから、マンタを追っていた巨大水棲怪獣が海面から顔を出してジャンプするシーン、重低音の劇伴と共に巨大な姿をスローでたっぷり見せるのは圧倒されるような迫力がありゾクゾクして良かったです。
いつになくシリアスな展開で息を呑む。
いつもはあっけらかんとしているアロウの苦悶に満ちた表情が印象的。
果実を刈り取る、と言っていたがリンガリンドの人々を殲滅する事は神にとってどのような利益になるのだろう。エピタフ山が高くなることになるけどその事に何か意味があるのだろうか。神の正体と共に気になるところ。
この怒涛のテンポをキープし続かながら、次々にストーリーを展開させて飽きさせないのにはいつも感心してしまう。