金への欲に満ちた回だった。仗助もなんだかんだで不良ね……と思わないでもないけど、あの金額で、あれだけされて、それでも三等分で済ませられるあたり立派という気がしないでもないか。
あのシーンの描写を見るにやはり例のルートもやるのかね。前回、前々回の流れを組み込みつつも共通ルートとして納めててお見事なんだけど、最終的にどうまとめるのだろう。
レムさんマジ天使だった。しかしある意味この上なく残酷でもあった。素直に絶望してあきらめさせてやりゃあいいのに、まだ「がんばれ」というとは。で、ゼロから始めるとして、状況は変わらないわけで。ここからどうするの?
挫折しているときに「やればできる」なんて言われるのはけっこうきっつい気が。「できないのはお前がやろうとしないから」「おまえの努力不足が原因」と責められているようなものだからなあ。結局ゴーグルに水が入ってきやすい原因は何だったのだろう。
スバルは知らないことが多過ぎるからそりゃあ混乱するわな。白鯨について一般的に知られていることも知らない、白鯨によって存在を消去されることも知らない、何故かスバルは例外的におぼえていられることも現時点ではわかっていない。そりゃあこんなわからないことだからけじゃ混乱して効率的に動くのは無理だわ。しかし最後に大物ぶって出てきたけど、パックさん役に立たねーな。そんな強力ならもうちょっとエミリアを守ってくれよ。それともエミリアが死ぬまで力を発揮できないとかそういう事情でもあるのかね?
これでルチアルートも終了? わかっていたことだけど駆け足だなあ。まあ、あのルートはいろいろツッコミどころもあるので、あまりじっくりやるよりもこれぐらいさっくり終わらせてくれた方がいいのかもしれないが。
最初スバルの表情を見せない演出が上手いな。それにアナスタシアのキャラの立て方もお見事だった。まあ厳しい見方をすればむしろいろいろ教えてもらえているスバルの方が得しているぐらいだろとか、店内あんな格好の連中ばかりだったらアナスタシアの陣営の人間に取り囲まれてるってバレバレだろ(笑) とか、いろいろツッコミどころはあるけど、そのへんは大目に見るとしてね。
今回は静流で次はルチアか。こんなふうに個別ルートの要素を順番に見せていくのかね。静流ルートはいかにも鍵作品的展開。ルチアの情緒不安定っぷりは唐突過ぎてわけわからん感じ。
こうして見るとネズミの生態にくわしく的確に後を追う承太郎すげえな。仗助がマヌケというより身体の一部を溶かされても冷静に対応できる承太郎が変人なだけだろ、どう見ても。そしてそんな仗助もしっかり最後においしいところを持っていくあたり、さすが第四部主人公。
王道と言われてもやはり同じようなことの繰り返しという印象が強いかな。ここからどう違いを出していくのだろう。
2話目だけどいまいち何がやりたいのかよくわからんな。とりあえず今回の敵の描写からしてまともなロボットバトルを期待するべきではないというのはよくわかった。主人公が一国のトップというのが大きな特徴なんだろうけど、今のところ主人公が女皇である必然性は薄い気が。
原作未読。微妙。主人公がこの男のどのへんにホレたのかよくわからんし、主人公が容赦なく人の絵を殴り破る暴力系キャラなのもちょっとなあ。ギャグ作品なんだからあまり細かいこと気にしないでもっと気楽に楽しめばいいのはわかるのだけど、こういうのは一度ひっかかってしまうと気になるし、突き抜けて笑えるほどギャグ描写が優れているわけでもないし。
一部演出がよくわからん部分はあったが、女の子は可愛いし、百合百合しい雰囲気も悪くないし、見ていてえっと驚くような部分があって単調におちいらないよう工夫されているのもわかるし、ロボットのアクションも見ごたえがあり、BGMも盛り上がってまあまあ悪くなかった。しかしロボットアクションというより特撮ヒーローみたいな動きね。
エンディングがやたらと壮大な雰囲気。とんでもなく絶望的な状況なんだけど、これを覆せる死に戻りなどという能力を与えた(?)魔女ってのはどんなバケモノなんだよという気が。
サクヤの登場、夜の屋台での出会い、瑚太朗のリライト能力などが今回の重要な点ですな。リライト能力を使うときはもうちょっと葛藤がほしかった。まあ原作でも最初の一回目はわりと無雑作に使ってたような気がするが。
露伴先生の漫画家としての能力がすご過ぎる……。仗助の髪形をバカにされたらキレるのは個人的にははっきりとした理由はない方が良かったな。
原作4巻まで既読。こうして改めて見るとデフォルメ顔の場面多いな。個人的にはもうちょっとデフォルメ顔はひかえて普通の描き方の方が好みなんだが。あと制服のデザインすげえ。スカートがやたらと長いわ、ブーツだわ。
前回と違ってハデな展開はないけど、とりあえずオカ研始動・メンバー集めのための回といった感じ。あのお守りはあんなふうにして瑚太朗を守っていたのか。瑚太朗視点でなく外部視点から見ていると、篝は夜毎に夜這いをかけにくる痴女幼女にしか見えないな(笑)
原作は一巻だけむかし読んだことがあるものの内容はほとんどおぼえていなくて、それほど引き込まれなかったことだけおぼえていたのだけど、この一話を見て納得。こりゃ好みに合わないわ。シリアスとギャグのバランスが悪い。ギャグ描写がつまらん。バトルもアクション描写重視かと思えば無駄にとびはねたり人がふっとんだりと大味だし、かといって能力バトルとして見るにはまだ能力はほとんどいかされていない。あまり続きに期待の持てない第一話だった。