状況が一気に動きすぎて、目を離せなかった。内容が濃すぎて、まだAパート!?みたいな。とにかく先が読めない。
アリステリアは真鍳とは別の意味でめんどくせえ……。あれは説得してどうにかなるとは思えないな。頼りになると思われた弥勒寺もまんまとやられてるし。真鍳とは相性が悪すぎた。
メテオラがやられ、かけつけたセレジアも……。しかし、創造主である松原がネットの、読者の力を使って改変した展開は熱かった。颯太がアリステリアを説得しようとした言葉ともつながっているようにも思った。
しかし、メテオラとセレジアは負傷、弥勒寺はパワーダウン。真鍳は想像以上に厄介だし、アルタイルも本格的に動き出した。こうなってくると、今回のように「クリエイター」がなんとかしないとなあ。
原作は途中まで既読。ただし、かなり前。
原作はどこか乾いた空気を感じさせる絵の印象が残っているけれど、劇場で見た映像からは湿った空気というか、奥で何かがうごめいていそうな闇が印象的だった。そしてどこまでも続いていそうな都市。独特なセンスの単語群。確かにBLAME!だった。
アクションは良かった。迫ってくるセーフガードの恐怖(気持ち悪い!)、重力子放射線射出装置の迫力。
キャラデザは最近の弐瓶先生の絵に寄せてあるのかな? づるがやたらかわいかった。霧亥も格好良かったし、シボの凛とした美しさ。もうフルCGだということが気にならないレベルまで来てる。
ストーリーはオリジナル? ちょっとこじんまりした印象だったけれど、山場あり、急展開ありで、映画としてしっかり楽しめた。原作を読み直したいなあ。
反吐が出るな、真鍳。こんな胸くそ悪いキャラ久しぶりに見た。まあ、とにかくそれほどにキャラが立ってる。いちいちいらつかせる表情、坂本真綾さんの演技力が素晴らしい。
弥勒寺が来たときはやはり「夫婦対決キター!!」とテンション上がったwww でも単細胞な弥勒寺では勝てないだろうなあ。さっそく技を封じられたし。やはりメテオラでないと対抗できなさそう。最終的な敵は真鍳になりそうだなあ。
やはり魔法少女アニメはバカにできないな……。まみかのまっすぐな思い、まさに魔法少女のそれだ。しかし、創作された者でも死ぬのだろうか。
軍服の姫君を生み出した人、颯太の知る人。世間に認められず、不幸な結末となったのだろうか。少しずつしか明かされないからもどかしい。