リカ回
嫌いで憎い親だけど、自分もいつかあぁなっちゃうのかなって気持ち分からなくもない
荒れた心に沁み込む耳障りのいい言葉、だけどマンネンが教えてくれたママを守ることを思い出して、生きてママに寄り添うために生きるという抗いを見せる。
ママへの捨てるのは今じゃないって言葉はぎくしゃくした気持ちで精いっぱい伝えられるママに寄り添ってあげるという思いなのかもしれない。
ライスシャワーの勝利への執念と気迫、その先に掴み取ったものはまたしても観客の落胆だったけれど、彼女を祝福してくれる人も確かにいた。
一度は折れかけたライスシャワーが再び立ち上がってマックイーンとの最後の直線勝負で放ったオーラは積み重ねてきたライスの思いと努力が滲み出ていて感極まってしまう。
勝負の世界は時に常勝を打ち破る者がいるからこそ一層おもしろいもの、ライスシャワーのめげない姿は本当に胸を熱くさせてくれる。
中の人は30歳を越えたこどおじなルディのこの世界で見せる知的好奇心の旺盛さに尊敬と憧憬がとめどなく溢れてくる。素直にすごい。
そして、狂犬な小娘を手なづけ、モチベーションを上手く引き出すその巧みさに自分も教えを請いたくなるほど惚れ惚れしてしまう。
「努力の先にあるもの」を魅力的に示し、導いてくれるルディ、本当に尊敬しかない。
為政者は辛い、時に誠実でいることが正しいとも限らない
人種を憎まずして、個人を憎め
自分の信仰にヒビを入れられたガビの表情がとてもいい、そしてお前にその気付きを与えてくれた彼女がいまここに入られる今を作ったお姉ちゃんは、お前がこないだ殺したマーレ人だ
石川君ができる男すぎて惚れる....
吉川vs桜はは吉川にどう桜が対抗するのかと思っていたけれど、むしろ真逆な展開で吉川の今までの人生でたくさんチャンスを逃して損してきてそうな優しさが見ていてつらい...
そして、宮村君の「俺が好きなのは普通の女の子じゃなくて堀さんだから」で思わず叫び声をあげて見悶えてしまった