全3話の作品だが、その3話の中でしっかりまとまってて良い作品でしたね。
ストーリーは秘密組織的なのに加入している主人公と、敵組織との対決というシンプルな構成なんだけど、そこに偉人が力をつけて現代に復活していて、殆どは能力バトル作品のような作りだから、見ていて飽きる事が無いのが良い。しかも、作画も良く動いていてちゃんと画で楽しませてくれるの高評価。
ストーリーの展開も1話でこの作品がどういう世界観で、どういうキャラクターがいて、どういう作品なのかってのが分かって、そこから2話で波乱が起きて、3話でどう締めるのかっていう綺麗な構成でちゃんとまとめてきたので、良くできていますね。
強いて言うなら、BGMがちょっとパターン少ないかなと思ってしまいましたが、聞いたことあるBGMだったので、元ネタこれだったんだと嬉しくなりましたし、好きなBGMだったので、個人的にはめちゃくちゃ減点とはなりませんでした。
総評としては、作画良し・ストーリー良しと設定良し。素晴らしい作品だったと思います。短いですし、オススメも出来ますね。
決められた運命に対するキャラクターの考え方が色んな観点で見ることが出来たのは良かった。ただ、その命題に対して作品で答えは余り出せなかったのかなと思いました。最後まで面白かったけど、終わってみたら結局これはどんな作品なのだろうとモヤモヤはしてしまった感じですね。
作画に関しては全編通して素晴らしかったですし、スタジオカラーらしさのある作風がみれて、アニメファン的には嬉しかったですね。流石です。
キャラクターもちゃんと1人1人意思が強くて、それがブレずに最後まで行ったので、そこもまた良かったですね。
音楽は別に違和感は無かったんですけど、印象に残る曲は特に無かったかなとは思いました。ただテーマがどっしりある作品なので音楽の力がなくても全然楽しめるとは思います。
全体の総評としてはキャラクターも作画も良かったけど、最後のまとめが良かったらもっと高い評価だったかなとは思いました。でも、面白かったと思います。90分ぐらいで見れるのでサクッと見れますしオススメです。