全体としては、主人公が旅先で起こった出来事を記録する旅行記の軽視の物語。各話独立で、メインとなるストーリが存在しないためか退屈と感じる話もあればそこそこ面白いと感じる話もあったが、全体的に見て普通からやや佳作の評価を出ない。ハッピーエンドや、ギャグに振り切ったもの、シリアスのものと色々な話があったのは良かったと思う。
途中切りさせずに最後まで視聴させるぐらいの力はあった。
個人的にはオムニバス形式を取りながらも、一本メインストーリーがあるような話のほうが好み。
原作の最初の方しかアニメ化されていないと聞いているので、もしかしたら途中から化けるようなものなのかもしれないが、そうなった場合も世間の評価を確かめてから後追いで追いつくことにする。
今回の2本立ての2話目、ギャグに振り切っているが、他の話に比べて格段に面白かった。
鬱展開や中途半端に教訓的なものより、こういったもののほうが面白い。
ネットの評判を見て視聴開始したが、久しぶりに続きが気になって最後まで一気に見た作品となった。
ところどころに理由付けが弱いところがあると感じるが、毎回ハラハラさせる心理戦とどんでん返しで、それらを吹き飛ばすパワーを感じた。
アニメ単体としては、広げた風呂敷が閉じられていないが、原作を買ってつづきを読ませたいと思わせるだけのパワーが有る。
ここに来て新しい登場人物というか新たな黒幕的人物。
これはもしかして途中で終わって、2025年現在で2期がないってことはクリフハンガー的な終わり方にしかならないのか・・・。
今回の事件、今のところ物語全体にはあまり深く関係がないように見えるが、この作品の傾向から何らかの意味を持っているとおもわれる。
果たしてそれが何なのか気になる。
そして相変わらず、次回への引きが上手い。
ツネキチ予想通り・・・。
ナナとキョウヤと心理戦が視聴者にキョウヤがどこまで疑っているか確信を持たせない形になっていて、その点が緊張感を生み出して面白い。
今週でキョウヤの能力が明らかになる。
明らかになった過程、ナナとキョウヤの心理戦が面白い。
また、キョウヤがナナの事をどれだけ確信を持って疑っているか、描写が少ないところが醍醐味
(キョウヤが心のなかで思うことで知らせるということはナナが能力者なら何の問題もないし(敵ではないので)、敵なら知らせたことにはならないというのが描写として上手い)。
当然視聴継続。