「古見さま」が神さまに聞こえる、それを方言でやる表現すげーな。しかも、コンプレックスのせいで一切喋らないところは古見さんと同じでも、心の声が饒舌でだだ漏れという。さすがにもう濃いキャラは出てこないだろと思っていたらまだ出るか。映像でも映えるキャラというか、井中さんは原作でどう表現されているのか気になった。
普段の役柄と声の違うりえしょんとるみるみは凄く兄弟みがあった。
なおみんがりこりんとの絆を再確認する流れは良かったし、りこりんの怪我でまなかたちが浮足立つのも分かるんだけど、そのくらいでこれじゃ絶望的とか応援団に言われちゃうのは先輩たちがかわいそう。万年Bクラスらしいから間違ってはないし、期待の裏返しとはいえ。
そして身代わりのようにギスる北海道チーム。元々こういうチームなのか、それとも優の残した火種がくすぶっているのか。もし後者なら、ドリモンでのびのびやってる優を見て複雑な気持ちになるだろうな。
一瞬の無音演出、良かった。父の仇を討つという信念を貫いた先が、ついさっきまで母の姿をしていたオニを斬ることになるという悲しさ。それでもためらいなく斬るところが涼先輩らしいし、カケルとの対比にもなっていた。美鈴さんは5年前にすでに喰われてたってことだけど、前に休憩室でカケルに涼の力になってくれとお願いしてたこともあるし、あれがシンジャの幻惑だったとも思えない。やはりオニに喰われても人間の心は残っているとして、その辺りをカケルの信念のほうにつなげていくのだろうか。
八虎は溺れてる人がいたら救命道具を持ってきて飛び込む人だと思うけどなあ。何の策も無く飛び込むことはしないが、相手を助けられると感じたら飛び込む。冷静さ、冷徹さはありつつ、でもそれ以上の熱意も持っているのが八虎な気がする。でなきゃ藝大なんか目指さない。
まあ、すがるものも逃げ場もない龍二からすれば、まぶしいくらい真っ直ぐに突き進む八虎に皮肉のひとつも言いたくなったというなら分かる。助けてのひと言が言えなかったのは、それで何が変わるという諦めもあったろうし、何よりそれは救いようのない今の状況を認めるってことでもあるし。
私に入れるの?と疑心暗鬼になってる詩ちゃんに笑った。芸歴は長くても、こういうところは子供なのがかわいい。
姉と同じステージに立ちたい、姉の見た景色を見たい、その想いだけでも十分だと思うけどねえ。アイドルは歌だけでなく、想いの強さに共感するものだと思うし。
今回のくくるは身につまされて胃が痛い…。連絡だけはしないとね。
くくるが挫折というか、何かから逃げたくなったのは初めてなのか分からないけど、どうしようもなくなったら少し休むが一番。沖縄は離島とか近くにあってすぐに気分転換できるのがいいなあ。風花も珍しく感情を表に出してぷんすこしてたのがかわいかった。
マーハがイルグを見るときのうっとりした目付きといい、戦闘が終了した後のタルトの感情の切替っぷりといい、体よく洗脳してるようにしか見えなくて困るw 人生やり直しの本音が独白された今回を見ても、ルーグにそんな意図はないはずなのに、この作品は何か含みがあるような描写が好きよなあ。
古見一族、極端すぎないかw でもそのおかげで古見さんは居心地の悪さを感じないですむのかもしれぬ。珍しく古見さんから従妹に絡んでいたし。山井さんが変態なのは納得の事実だけど、あからさまなシモネタは違うかなあ。目の前で古見さんをガン見する山井さんとかのほうこそ真骨頂。祭りのときといい、只野くんの部屋で過ごすときといい、時間、空間の間の描写が相変わらず素晴らしい。
ぶつかるのが怖いというのはアイスホッケーでは致命的だし、え、今さら言う?と思ってしまったが、だから克服しようと言わないのがりこりんの優しさか。羊子さんもなおみんの動きの癖には気付いていながら、優や薫子に見せたケア力は発動しなかったようで。
それにしても、ここまで愛佳たち新人と先輩たちの絡みがほとんどないよねえ。あくまで愛佳たちを焦点に追っているからとか、先輩たちの活躍はまた別の話(ゲーム版)設定なのかもしれないけど、TV取材でも愛佳たちが中心メンバーで優勝宣言してるみたいになっちゃってるし。先輩たち全員、幻のシックスマンかって。
前回シロ組全員の気持ちがつながったところで今回はみんなでヒーローショーと、いいタイミングでおふざけ回を入れてくるなあ。2Dになっても逢花様は変わらず凛々しかったし、楓も春子もかわいかったし、悪役にドハマリしてた涼先輩も束の間のいい息抜きになったに違いない。
そして、おっさんで悪いかよ、略して二朗さん。相変わらずどこまで台本なんだか、アドリブなんだか分からない台詞回しに笑った。アニメでも変わらないか、この人はw てか二朗さんも愛知出身とは知らんかった。この作品で愛知出身と知る人が多い。
それぞれが見せるいつもと違う弱気な一面。凪咲はそれすらあざとく見えてしまうってのが面白い。最終予選の方式に他のメンバーが戸惑う中で、鈴音と玲那のチームは比較的早めに切り替えて前向きに捉えようとしていたのも面白かったし、そこに臓器移植の件を絡ませることで玲那の単純に割り切れない想いをさらけ出したりと、この作品単体として見れば良回ではあったんだけどね。
玲那の湯上がりヘアーバンド姿をここで見せるのも良かった。不思議と幼く見えた。
描写がないだけで毎度お楽しみかと思いきや、ほんとに一緒に寝てただけというオチに見事だまされた。ルーグがあそこまで動揺してたのも珍しい。イルグに変装してから若干キャラが変わったように見えて、前世の人の思考に作者の思考が紛れ込んでない?とか思っていた…。商人に化けたから商人らしいことをしてた訳でもなく、ウブな少年に成りきっていたとは。
古見さんの性格は父ちゃん譲り。古見さんの言動を前にしても、母ちゃんがあまり深刻な素振りを見せなかったのはその陽気さや優しさからというより、似た人物がすでにいたからと。それどころか、父ちゃんの寡黙なところに惚れたとかなら理想の父娘ができたとか思っていても不思議じゃない。
水着&合宿回。そして、いくら栃木に海がないからとはいえ、まさかの沖縄編。
薫子は後方彼氏面ならぬ後方腕組み女子。まなかがリーダーシップを申し分なく発揮するあまり、薫子は前に出る必要がなかったというか、そんな薫子の立ち位置すらフォローするまなかがリーダーの権化すぎる話でもあった。恥ずかしがらず声を出せるようになった後もまだちょっと弱々しい声の薫子がかわえかった。
カケルとイバラだけでなく、白組全員の気持ちがつながった回だったかな。カケルとイバラの共鳴する熱さは王道なんだけど、そこに逢花の熱さも加わることで友情の熱血でもありつつ、ほろっと来る味付けになっていたのが良き。逢花は逢花でとうに覚悟ができていると言い切っているもんねえ。カケルと逢花の間もいい感じになったりと今回はフラグ立てまくってた。
トイレの電気みたいにパチパチと。変身バンクを茶化すネタを今回もちゃっかり。豆電球のことか、それとも人感センサーのことを言ったのか、一瞬迷った。え、TikTokネタ? ん、反応で世代がバレる。
ルーグ、キャラ変わった? 意味ありげにマーハの前に現れて、君が欲しいとか言い出したりして、見ようによっては自分に酔っているようなルーグの振る舞いに苦笑。実はさらわれる前からマーハに目を付けていた? ってそれは時間経過がおかしいし、さすがにルーグもそこまで非情ではないだろうし。この回だけ見たら、こいつも染まっちまったかぁと女神が落胆しそうな勢いだった。
髪切った? 山井さんのあの反応は気づいたかとも思ったけど、いつもと何か違うのは気づいたものの、何が違うかまでは分からなかったってことかな。
寝る前にその日の言動を振り返って反省してしまう。あるある。その失敗にめげずに、より分かりやすいコミュニケーションを実践してみるのがコミュ強、失敗の記憶に囚われ、より一層反応が薄くなったり、言葉に詰まりしどろもどろになるのがコミュ障、ともにその繰り返しがそれぞれを作り上げてゆくって感じがする。
ウマライブ、キター。観客もいない中で、負けたのにヴィクトリーライブ、先輩を差し置いて新人だけ、フォーメーションも息ぴったりでどう考えてもライブの練習にがっつり時間を割いているのは確実と、あえてツッコミだらけにしてライブを見せる演出が最高すぎた。たぶん試合同様、ライブも練習がてらという体なんだろうけど、エンドクレジットを流した後にライブ専用のクレジットまで入れたりと、ふざけてるのか、ガチなのか分からなくて楽しかった。
ナオミンの憧れの人がかっこいいというより、ガタイのいい人にしか見えなくて困惑していたら、ちゃんとモデルの人がいて、思った以上に寄せてたのには笑った。良かった、ナオミン、そっちの好みかと思ったよ。
恐ろしい異形をやっつけてくれる神様的存在も、みこからしたらSAN値をガリガリ削る存在に変わりないというのがかわいそうだけどちょっと笑った。外では言うまでもなく、風呂場もダメ、家族の団らんもダメ、睡眠中もと心休まる場所がないもんねえ。3回?が3回まで守ってやるという意味なら、そう言わず、回数無制限で守ってあげてくれ。
正解のないものを追い求める焦燥。自分にないものを持つ存在に対して抱く羨望や絶望感。天才ですらそれらの感情にとらわれるのに、何事も前向きに捉える矢虎に度量の広さを感じる話でもあった。世田介に続いてマキまで落とそうとする勢い。
でもごめん、世田介と初詣に行った場面の八虎はもう何言ってるのかと。いや、他人に興味がないとまで言い切った世田介に意識されていることが嬉しかったのは分からんでもないし、お互いに嫌いとはっきり言い合えるのもいい関係だと思うけど、そこでポジティブに喜べる八虎にドン引きよw
地区予選も含めてここまで水着になる機会がなかったにしても、スタッフ側も知らないってある? それとも実は知ってて、鈴音がどう動くのか静観していたとしたら鬼や。鈴音の性格的にも最初は言い出す勇気がなかったとしても、みんなが心配して大事になる前に打ち明けそうな気もした。なのに配信中にカメラを止めてまでそこで話すとか、今回はリアリティーショーな側面を急に見せようとしすぎていた感があるかな。
「メイク変えた?」のセリフはちょっと笑った。メイクを変えたのかと思わせるほど、普段ニコニコの鈴音が落ち込んでいると分かる上手い表現だし、あざと凪咲がいつも人をどう見ているのかも分かる。
朱里さん、うどんちゃんとかをやたらじっと見つめるもんだからレズっ気があるのかとも思った。気があると周りに勘違いされやすそうなタイプだ。ふわふわっとしていて掴みどころのないように見えて、朱里さんなりにくくるたちの情熱に感化されていたらしい。
くくるが風花に甘える場面はもう癒やしの空間だった。くくるに対する風花はお姉ちゃんというより、母性の存在のごとくなってる。
「30歳下のガキにいいようにされた」って中の人はどんな気持ちで言っているのかと思うと可笑しい。12歳の肉体は十分ハンデではあるから、真面目な中の人はガチ目に言ってる可能性はあるが。
17歳さんw 古見さんからは想像できないほどメチャ陽気な母ちゃんだったが、親子なんて案外そんなものだよなあ。友達が増えてゆくに従い、古見さんの行動範囲が広がり、古見さんのリアクションも少しずつ豊かになるという好循環。時々見せる表情はもちろん、今回は漏れ聞こえる声も心なしか多めでエロふつくしかった。
半ば入ること前提で話を進めてくる羊子さんとまなかのポジティブダブルトラップにはちょっと笑った。この二人の手にかかれば理屈も軽く飛び越えてくるか。優がわりとあっさりチームに加わったのも、二人の勢いに気圧されたと思うことにしよう。羊子さんの後輩くん?がまともな人枠かと思ったら意外にノリが軽くていつも羊子さんのそばにいるのも納得と知れたり、寡黙キャラかと思ったナオミンがいつの間にかよく喋るようになっていてツッコミポジションになっていたりと、にぎやかしで楽しい面々になってきた。