大学生男子の微笑ましさがよい。頼むから、主人公もっと仕事してくれええええ。友達が相変わらず指揮取ってるのはいいんだが、主人公が恥ずかしがってるだけで自分からは全く動かねええええ。主人公は、能力的にずば抜けてる必要はないので、せめて仲間が増える決めてになるくらいの活躍がないと、完全にサブキャラポジと化してるのが、もったいない。
平凡な日常生活に不満を持ったり、英雄にあこがれる主人公に、視聴者の共感を誘う作り。主人公の感情の起伏が交互にやってくるなど、基本的なシナリオの構造が抑えられているので、流れが美しい。姉を信じる主人公と、信じきれないヒロインの対立構造もわかりやすい。若干天然で空気読まないヒロインの性格は、好き嫌いが分かれるかも。感情の波に乗せているのでそこまで気にはならないが、必要な設定を無駄なくみっちりと伝えてくるので、楽しさ重視というよりも、解説多めで教訓的。時間は20分だが、結構長く感じた。構成の美しさは素晴らしいが、説明を減らしてもっと遊びを入れた方が、話への没入感は増しそう。ロボットアクションものだが、主人公自身の躍動感はほぼ皆無なので、少年漫画的なアクションシーンで躍動感がほしかったかも。主人公が、ボードを飛ばすスカッとするシーンとか。戦闘の楽しさよりも、主人公の心理描写をメインに書いてくるあたり、やや大人向けの印象。何も起こらない日常に不満を持つ主人公の家に、史上最古の機体LFOが飛び込んでくる。主人公は、機体に乗り込むヒロインに出会う。信じすぎることは不幸というヒロインに、主人公は姉を信じる自分の気持ちを伝えるためにLFOに乗った彼女を追いかける。
ストーリがそこそこあって、爽やかな男子大学生がキャッキャしてる話が見たい時に期待できそうな雰囲気。主人公にきっちりついてきてくれる友達キャラすき。一緒に柔道部止めるのは連れション感あって、主体性なさすぎだが、それでもやっぱり良い。キャラの距離感が女子並みに近いのが気になるが、続きがみたい気がした。完全に趣味。柔道で肩を壊した男子が主人公と思いきや、途中から友達にスライドした印象。主人公と関係ないところからチアの話が出てきて、主人公が乗り気もなく完全に傍観者と化してるからと思われる。せめて主人公が他人を応援したい気持ちがチラチラ見えつつツンデレしてたら印象が違ったかも。柔道で限界を感じた主人公が、友達に誘われて男子チアを始める話。
風邪の際に起こる体内の状態をストーリーにしてる。仕事と免疫系に不満を持っていた一般細胞が、感染細胞と一緒に免疫系をからかって遊んで、感染細胞に襲いかかられて免疫系に助けられて、反省する話。話の破綻もなくいたって普通。話に全くひねりがないので、話の進行は大体予想できる。免疫系の仕事を知るにはわかりやすい題材。
王様ゲームの題材が興味深い。キスしないと、罰ゲームというのも高校生らしくてよい。ただ、1話だけ見ると、感情線の書き方が極端すぎる気が。クラスメイトが厨二で感情的な主人公にも根気強くフレンドリーなそぶりを見せてたのに、王様ゲームの話出した途端、つかみかかってくるのは不自然。主人公も、生きるのを捨てて散々事態を放棄してたのに、自分の死亡回避した途端、クラスメイトを助けに走るのは何がしたいのか。クラスにみんなで頑張ろうと演説する割にはすぐあきらめるので、もうちょっと頑張って説得する行動をした方がいいのでは……最後の必死に王様ゲームやばいの訴えをしてたところから急のどや顔ENDも不自然。話の根本として、王様ゲームの前提、恐ろしさが視聴者にはわからないので、主人公がひたすら一人でギャーギャーわめいているようにしか見えなくて、感情移入できないのが残念。せめて王様ゲームの恐ろしさを視聴者に理解させたうえで、クラスメイトとのごたごたを描いた方が、ハラハラ感が出ていいのではという印象でした。クラスメイトへの指示メールはいつ届いたんでしょうか?全員に一斉送信メールでそれぞれ指示が出てた?時系列が不明だった。指示メールに、性交渉しろとか書かれてたけど。。。こっちの方がクラスでつつくには、キャッチーかと。主人公だけがからかわれるのは??結局寝なくても罰ゲームで死ぬわけで。なぜ、生徒を公園に集めたのか謎。
軍師主人公かっこいい。自分は目立ちたくないけど、周りに成果を押し付けて、実は一番最強、権力者からは一目置かれている設定に憧れる学生が多そうだと思った。策としては、結構小細工的で大掛かりなものはほとんどないが、結果を出した後にどうやってやったのか謎解きを見るのはワクワクした。主人公は暗黒側だったが、このオチはすき。成績がポイント制で、クラス対抗戦というところも楽しかった。原作の途中で終わってるせいとは思うが、腹黒化したヒロインが目覚めただけで結局何もしなかったのは、一体なんだったんだという感想は残った。
教室での「いないもの」から、どんどん真実が明らかになっていく流れが、とても面白かった。学生ならではのクラスの一体感も良い。ただ後半の洋館でのバトルロワイヤルは、若干ありがちでもったいない展開な気がした。解決方法が分かって、お互い疑心暗鬼になる気持ちもわかるけど、この物語ならではのもっといい解決方法があったような気がする。全員で生き残るためにクラス一丸となって頑張ってきたのに、単純な殺し合いクライマックスではあっけさすぎるのでは。とはいえ、全話通して謎が満ちる面白いサスペンスアニメだった。
主人公のコミュ力がなくて人づきあいが苦手設定が、視聴者層と限りなく近くて共感できるところがよい。コミュ症ヒロインとのボッチの連帯感も共感できる。学校の設備が充実していて好きなことはなんでもできるけど、毎月支給のポイントがないと何もできない設定が面白い。査定やらはクラスの団体戦でしょうか。各個人やクラスで戦略戦みたいなことができそうで、楽しそうな設定だと思った。コミュ力があるヒロインが、やたら体を近づけて誘惑してくるあざとさが恐ろしい……暗黒化しないことを願うばかり。これから先が気になる。
どこよりも死に近い教室設定が魅力的。フレンドリーだけど、主人公に何かを隠し続けるクラスメイトの謎が気になる。ミステリーとして次が楽しみ。主人公自身、死に近い場所に足を踏み入れてるのが萌え。