色鮮やかなんて言葉では言い尽くせない程の色彩に息を呑むしかない....すごい
この世界の彩りにもう極まって羨ましいって思いすら込み上げてくる
特に冒頭はお祭りの出店や花火といった夏の色彩がふんだんで、自分もやっぱ鮮彩な視界の世界が好きだし、冬なんかさっさと終わって早く夏になって欲しいなんて気持ちにさせられた
魔法が軸になりそうな世界観だったが、空想でない現実世界に魔法が日常として溶けきっていて新鮮だった
とにかく、その世界観に魅了された1話
vs日南で共闘という形になった友崎とみみみ
みみみさんのアホの子加減が暴走しすぎでおもしろい
みみみは日南の次点の万年2位だったが、アタファミにおいては日南が友崎の次点でその立場だよなぁ、とか思ったり
友崎のリア充レッスン実践編かつ、彼らしさが出ていて楽しくて良かった
とりあえず2回目をそのうち見に行きます
貴族の家系に生まれるも型にはまった運命から逃れたかったビショップは、スパイという生き方に行きついた。そこで彼は貴族にはない自由を手にしたが、一方でそれ以外の一切を自身の命まで含めて全て失った。結局、誰もかれもが運命から逃れられず、広い意味での政治によって自身の命運を握られてしまう。
アンジェとビショップがチェスを指すシーンで、観戦にノルマンディー公も加わったところでの意味深としか言いようがない会話や張り詰める雰囲気には緊迫感から痺れた。
そして、ビショップを殺害した浅黒い肌の男は一体どこの勢力の手先なのか気になる。そして、全てを見通した上で余裕綽々な様子のノルマンディー公の存在が不気味である。
アンジェcv古賀葵はcv今村彩夏に比べると毒が抜けたような印象があった、しかし彼女の纏う雰囲気の演技は相変わらずでとてもよかった。それにしても声優は変わってないはずのベアトの声が変わったような気がしてしかたなかったが...
あと、気になったのが第三勢力とは何かという会話の中で「モスクワ、ベルリン、アムステルダム」が挙がったがそこにパリがないのが引っ掛かった。アルビオン王国がルーアンを含むノルマンディー地方を支配してそうなことは承知していたが、まさかフランスに相当する領域全てあるいは大部分がアルビオン王国やその他の国家の手に落ちているのだろうか?深く考え過ぎだろうとは思うが...
最初の15分はこんなしょうもなくてつまんない展開勘弁してくれと半ば見るのも苦痛でさえあったが、徐々に歯車の狂い始める学院生活にただでさえ幸せな日常パートで煽られた不幸への飢餓心が焚きつけられ、最後の闇堕ちしかけてる沙都子の表情に大興奮の大盛り上がりだった。来週は血が吹き出しそうな予感がするので楽しみで仕方ない。
ようやく終わりが見えてきそう、だがお屋敷の方面ももう一つの本題なわけでありどうなるのやら
そして、エミリアの出した答えに対するエキドナの反発にも1里あるし、試練を終えたエミリアの涙も自分のフォルトナを死に導いた約束を守るという選択肢が、偽善ではなくとも完全に受け入れられるものでもないことを示しているのだと思う
スパイや王女や護衛剣士、様々な形で意志の通わぬ政治のための道具として生きる少女たち
そんな彼女たちの他人の思惑に縛られた運命の不条理さと悲しさの物語
アンジェとシャーロットの秘密の絆は、その背景から儚くもとても力強いものだった
今回は劇場版鑑賞前に合わせた2週目の完走で、放送順でなく時系列順で見た
切ないエピソードも多くて、とても良かった
アンジェとシャーロット、2人は表裏一体から一心同体となる
かつての王女が抱いた隔たれた国を1つにしたいという願いは、入れ替わった王女の願いとなった。そして、それは今、シャーロットとアンジェ、2人の願いにもなった。
国土も国民も階級も引き裂かれたアルビオンを1つにするための彼女たちのミッションはまだまだ続く
王女の覚悟
プリンセス暗殺の指令が下っても淡々とYesと答えるアンジェ見てると、スパイは所詮他人の政治のための意思の通わない道具だということを痛切に感じる
新革命派(勝手に呼んでる)派の軍人の新しいボスによって司令部ごと新革命派に乗っ取られた形になったチェンジリング作戦
そして、他人の意向に運命を委ねたスパイという存在に抗えずシャーロットと逃亡という選択肢を選んだアンジェ
だが、シャーロットはそんな腑抜けた姿になってしまったアンジェを に私があなたの願いを叶えると突き放した
「私の人生はあなたのおもちゃなんかじゃない」
スパイにせよ、王女にせよ、他人の利害や政治の道具としてその運命を縛られ利用される少女の物語を象徴する台詞だと思う
スパイに生きる運命の過酷さと悲しさを痛感させられた
エレノアにとって、スパイというあらゆるものに縛られた存在でありながらも自由に飄々と生きるドロシーの姿は、彼女の生真面目な性格も手伝って遠い遠い決して手に入らない魅力的なものとして映ったのだろう
そして、だからこそ愛する彼女に自分に向かって引き金を引かせないために自ら引き金を引いた
スパイとしてのしがらみや任務に縛られたエレノアは、遂にその束縛から逃れることができず、自由を掴めずについえてしまった
今回は情報量がいつにも増して多くてだらだら見てしまったが、やはりこの作品はノンストップであふれ出す独特な雰囲気に乗って世界観に没入して楽しむべき作品だ
沢木先生と小糸ちゃん
小糸ちゃんは沢木先生に惚れていたようで、アイに対してそのことで何か思うところがあったように見えた
リカは沢木先生と小糸ちゃんがデキてて、それだけでなく子どももデキてて...なんて冗談めかした推測のような妄想を唄っていたが、果たして実際は...
小糸ちゃんを助けたいアイに要因が...な予感もしなくはない
そして、不穏な雰囲気を纏って描写される沢木先生も気になる
そして、彼の姪ということが分かった桃恵
彼女は自分を女の子として唯一見てくれていたハルカが、実は他の女子と同様に自分を恋愛対象、男として見ていた事実を突きつけられて彼女を拒絶してしまった、と明かした。それが原因でハルカは自殺して、桃恵はあの時どうすればよかったか未だに思い悩んでいる、というような過去も察せられた
だが、桃恵も女の子相手でもモテることはまんざらでもないようで、複雑であり普遍的でもある相反する感情が同居しているよう
そして、ねいる
彼女が救おうとする妹は、ねいるを刺して飛び降り自殺をしたという
その過去が、その事実が、彼女の体に残った傷に乗せていつまでも疼く
だから戦う、自分のためにと、彼女は言う
夢は形を変えていく
三冠の夢も、無敗の夢も潰えたテイオー
それでも目の前には自分の一歩先を駆けるウマ娘がいる
ライバルのためにテイオーは走り続ける