今回は情報量がいつにも増して多くてだらだら見てしまったが、やはりこの作品はノンストップであふれ出す独特な雰囲気に乗って世界観に没入して楽しむべき作品だ
沢木先生と小糸ちゃん
小糸ちゃんは沢木先生に惚れていたようで、アイに対してそのことで何か思うところがあったように見えた
リカは沢木先生と小糸ちゃんがデキてて、それだけでなく子どももデキてて...なんて冗談めかした推測のような妄想を唄っていたが、果たして実際は...
小糸ちゃんを助けたいアイに要因が...な予感もしなくはない
そして、不穏な雰囲気を纏って描写される沢木先生も気になる
そして、彼の姪ということが分かった桃恵
彼女は自分を女の子として唯一見てくれていたハルカが、実は他の女子と同様に自分を恋愛対象、男として見ていた事実を突きつけられて彼女を拒絶してしまった、と明かした。それが原因でハルカは自殺して、桃恵はあの時どうすればよかったか未だに思い悩んでいる、というような過去も察せられた
だが、桃恵も女の子相手でもモテることはまんざらでもないようで、複雑であり普遍的でもある相反する感情が同居しているよう
そして、ねいる
彼女が救おうとする妹は、ねいるを刺して飛び降り自殺をしたという
その過去が、その事実が、彼女の体に残った傷に乗せていつまでも疼く
だから戦う、自分のためにと、彼女は言う
夢は形を変えていく
三冠の夢も、無敗の夢も潰えたテイオー
それでも目の前には自分の一歩先を駆けるウマ娘がいる
ライバルのためにテイオーは走り続ける
入れ替わりの入れ替わりの種明かし
運命に導かれるように出会い、そして引き裂かれてしまった王女とスリの女の子
貧しく薄汚く教養なんて欠片もなかったアンジェは、王室の中を生き抜くために完璧なまでに王女を演じた。
そして、彼女は本当のシャーロットがかつて願った、女王となりこの王国を変えたいという思いを果たそうと願い、政争に身を投じる
入れ替わり百合としてもとても良い
この3年間の種明かしとこの先に待つ新たな戦いへの覚悟と予兆
ジークはやはりある程度はパラディ島エルディア人と協力関係になり得そうだがもちろんそう簡単に取り入れることはできない
ジーク自体はいいとして以前から関わりを深めていたイェレナたち義勇兵が不気味で仕方ない
そして、ガビとファルコもジークと協力関係が築ければ仲間内となるはずだろうが、特にガビのエレンへの強い怨みが今後どう作用するのか気になるところである
明快とまではいかないものの外対内という分かりやすい構図だった今までの様相から、曖昧な立ち位置な存在が登場したことにより複雑な構図が予見される、楽しみだ
とんでもない展開になったと思っていたら、本気の戦闘、生々しい死に触れるなんてもっとすごい展開になったが、結局その割には落ち着いたとこに収まったなという感
戦闘シーンは圧巻
時系列順に見て来ると、チセの「親子でも嘘をつく」だったり、ドロシーがチセに「お前も嘘をついている(チセがプリンシパルのスパイをしてること)」とか、(時系列的には先のエピソードで明かされるが)アンジェとシャーロットが壁に引き裂かれたことが伺える台詞が端々にあることを思わされた。
しかし、アンジェのどこまでが本当でどこからが嘘なのかますます分からなくなった。
だけど、最後にエリックを暗殺するも彼の妹の治療費のために保険金をかけた上に細工をした上での暗殺だったのは、スパイの冷徹さと彼女の人情や優しさを感じるいい締めだった。
これまでにもケイバーライトの小型化などが作中で触れられて来てはいて、今話ではケイバーライトの人体への有害性や使用に際する発熱が分かったが、記憶ではTVアニメの中でケイバーライトの核心のようなものは掘り下げられていなかった。もしかして、劇場版で触れられたりするのだろか?
いつの間にかなし崩し的に既成事実化が超速で進んで行く。
堀さんと宮村の微妙で繊細な距離感を見ていると、萌えとも尊いとも異なる如何せん言葉に表しがたい感情の濁流がとめどなく押し寄せて仕方がない
宮村と堀だけじゃなくて緑と紫も徐々に動き出してきて楽しみが尽きない
そして、宮村パッパの良くも悪くも場の空気を悉く破壊するあのノリ...凄まじい....
まさに剣舞というべきステップを踏みながらの殺陣の迫力とかっこよさ
父を斬ったことだけでなく、かつての父の姿が失われてしまったこともチセにとっては悲しいんだろうなぁ
この胸の痛み、痛いの痛いの飛んでいけ.....なんて泣くしかないでしょ....