Annictサポーターになると広告を非表示にできます。
とても良い

アイマスアニメ伝統の合宿所で繰り広げられる挑戦
CPメンバーって癖ある個性を持つアイドルが多くて、そんなアイドルをユニットとして組ませれば相乗効果で予想外の結果を導くことは有った。
けれど、個性や経緯が異なるからこそ、いきなり一つに纏めるのは難しい

NGはデビューステージのリベンジ、アスタリスクはユニットを大事にしたい、きらりは不安に思う子にショックを受け…
皆考えていることはバラバラで纏め役を任された美波だって全てに納得して進められているわけではない
だから彼女らの全体曲振り付けは揃わない

問題なく出来る事、納得できる事だけで物事を纏めてしまえば不安感なく達成できる。けど、一方でそれを挑戦と呼ぶことは出来ない
ただ参加するだけでなく挑戦を続けたいと願うなら、不安に思ってしまう事が有ったとしても全体曲をやろうとするのは新しい階段を登り続ける意味にも繋がるのだろうね

だから全体曲が揃う状況は挑戦の結果としての光景であって、新しい階段を登るにはまず全員で何かに挑戦するという行為が必要だったのだろうね
リレーに三人四脚に…。どれも全体曲には関係のない行為だけど、それによってCPは初めて全員で何かに取り組むことが出来た
おまけにそれは成功体験でも有る

特にソロユニットだった蘭子には良い経験に。
美波達と組んだことで、誰かとステージに立ったこと無いという不安感はかなり減ったんじゃなかろうか。
大縄跳びにて蘭子の独り言は一人で終わらずに全体への助言となったのは印象的な場面

ラストには振り付けが完璧に揃ったCP。アイドルになって、一歩踏み出してみて良かったと語る美波を中心としてこのシンデレラ達がどのような新しい景色を見ることになるのか、1クール目の締めとなる次の13話の視聴が改めて楽しみになる回だった



とても良い

フルバという作品の根底に有った謎が2つも明かされるとあって衝撃は中々のもの
ここで慊人と紅野の正体が判ることでどこか違和感を覚えていた部分に対して明瞭な答えが提示されたとも感じられる

11話で藉真は十二支と慊人の間にある呪いを血の絆と表現した
血の絆なんて普通は目に見えないもの。けれど、それによって十二支は慊人にどれだけの暴虐を受けようと離れることは出来なかった
でも、この回でその絶対的な血の絆があっさりと解かれていたことが判明した

きっとあの瞬間から慊人にとって血の絆は絶対でなくなった。だから他に十二支を縛り付けるものを必要とした
それは涙であったり、暴力であったり、暴言であったりしたのだろうね
十二支達を散々に傷付けてきたそれらが一方で、発する慊人も傷付き過ぎた心にギリギリで耐えている状態だったのだと判ってしまう

呪いが解ける可能性は示された。でも、同時にそこに別の呪縛が存在すると判明したことで、ただ単純に呪いを解けば十二支は幸福に成れるわけではないと判ってしまった
この事実を前に透はどうするのか、そして他の十二支達はどう思うのか?
ハラハラドキドキが止まらない状態のまま第3期まで待機ですか……!



とても良い

水と油な李衣菜とみくがユニットになりステージに並び立つまでが描かれるこの回
面白い点は李衣菜とみくは相容れない部分が多いのだけど、決して犬猿の仲では無いという点なんだよね

カワイイとロックで反発する二人。通常、反発というのは近くにあるから酷くなる。だと言うのに一緒に住んでコミュニケーション不足を解消すれば良いのでは?というのは暴論めいた解決策だね
反発するならとことんまで、というわけである

予想通り、同居を始めてすぐに二人の反発は激しくなる
部屋の使い方、目玉焼きに掛ける調味料、苦手な食べ物
でも、同時に見えてくる当人達は好きで反発している訳ではない点
オーディションの場面でみくは李衣菜を気遣うし、李衣菜はみくの為にカレイの煮付けを作った
二人の関係は反発が全てではない

だから互いを深堀りしていけば反発しない部分は見つけられるかも知れないわけで
歌イベントを機会として「組ませてくれた意味、今納得しておきたい」というみくの言葉はとても真摯
二日後までに作詞して歌を完璧になんて普通は無理だけど、何度も反発を繰り返した二人の間には類稀なパワーが有る

困難な作詞作業、この中で反発しつつも少しずつ距離が近づいていく二人の様子が非常に微笑ましい
「ほんと、気が合わないね」「そこがこのユニットの持ち味にゃ」という遣り取りからはユニットとして組んだ意味を二人は納得できたのだと感じられた

印象的なライブシーン。前回の凸レーションはどうやって観客を巻き込むのかという点が課題になっていたのにアスタリスクはそれを力技で突破してしまうのだから堪らない
入りのハウリングもノリの悪いお客も関係なく自分達のペースに巻き込んでしまう
これはアスタリスクの二人しか持ち得ない特徴だね

そういや、李衣菜がファッションロックである点は序盤から垣間見えていたけど、使いもしないギターを背負い、コレクション扱いで大量のヘッドホンをこれから住まわせて貰う寮の部屋に平然と持ち込む胆力はちょっと褒めたくなる



良い

アイディア出しを凸レーションに丸投げではなく、信頼して自由にさせたのは褒めたくなるのに、補導→迷子コンボをカマしてくるプロデューサーは本当にダメダメだな!
ちひろさんの笑っていない笑顔がとても怖いですよ……

トークショーにてどうやってお客さんをもっと巻き込むのか?という点が課題となるこの回
凸レーションがその巻き込みの中心的役割を求められるのだけど、同時に擦れ違い迷子ネタでも凸レーションが騒動の中心となる事で、より凸レーションは巻き込みの中心地に居るのだと感じられる構造になっているね

もう少し小規模に見ると凸レーションの内部においても巻き込み構造は存在しているんだよね
きらりは莉嘉とみりあを導き巻き込むような発言を度々している。それは三人組の中で最年長である責任感から来るものだね
ただ、きらりは年長者というだけで何も不安に思っていないというわけではなくて……

みりあが寂しげに、莉嘉は足を痛め…。その状況に心悩ませるきらりの後悔を察した二人がきらりをフォローしたのは良かったな
そのフォローがアイディアとなり、巻き込む側だったきらりが莉嘉とみりあに巻き込まれ、街の喧騒に巻き込まれていた凸レーションが街の喧騒を巻き込む側となる構造の逆転化

最後は皆揃って笑顔の輪というのも良いね
三人の「どんな時でも」「バッチシ笑顔で」「ハッピーハッピー元気!」という言葉がお客さんやCPメンバーだけでなく、あのプロデューサーさえも巻き込んで笑顔にさせている様子は見ているこちらまで笑顔になってしまうね



普通

部屋に押しかけられても一緒に食事、桜井が料理苦手なら共にうどんを捏ね、ボルダリングでは対象的な姿でも楽しさを分かち、押しかけられたカラオケも結局和気藹々となり…
桜井と宇崎ほど何だかよく判らないけど、一緒に居て楽しさを共有できるコンビは中々居ないのだろうね

だというのに宇崎のラストの発言の真意は……?
次回はまさかのオリジナルシリアスな最終回?それとも取り越し苦労の勘違い系?



とても良い

核心は言葉にせず何度も遠回りをして関係の崩壊にまで至りかけた彼、彼女らがようやく見つけた帰結点に思わず感慨深い気持ちになってしまう

本当の願いを隠して比企谷と雪乃の後押しを続けた結衣の献身が胸に刺さる
「本当に終わりなら私のお願いちゃんと言うから」。この言葉は考えれば考えるほど重い。これは比企谷の願いを引き出す為の言葉だね
これまでは奉仕部の終わりが三人の終わりだった。それ程までに曖昧な集いの三人は核心を避けて言葉の定義を避け、そして共依存と呼ばれるまでになった

けれど比企谷は奉仕部そのものは終わらせても雪乃との関わりを辞めようとは思わない。
比企谷が認められないという未来、そこに結衣は優先した形で含まれない
比企谷は奉仕部よりも結衣よりも雪乃を選んだ。しかもこれまでよりも「気持ち」をはっきりさせた形で

三人の関係が終わってしまうなら結衣が隠し続けた本物の願いを口に出来る隙は有ったのかもしれない
けれど比企谷は別の願いを口に出した。結衣が選ばれる瞬間なんて過ぎていた
「お前はそれを待たなくていい」「何それ、待たないよ」。この遣り取りはやはり核心を言葉にしないけど、伝えるべき想いは悲しい程に伝わっている

そして、まさかダミープロムをここで再燃させるとは…
恐ろしいのはこの影響がでか過ぎる提案は比企谷が言うように雪乃を挑発する為の理由でしかない点
本来、プロムを雪乃の力でやり遂げれば共依存は打破したと見做され、同時に雪乃が奉仕部に残る理由を消滅させる筈だった
それを比企谷は再びプロムをぶち上げて終わる理由を無くしたのである
本当に恐ろしい……

いわばこれは比企谷による回りくどい告白。陽乃と雪ノ下母には伝わったらしきそれは雪乃には完全には伝わらず、彼女も伝わったと示さない。だから言葉以上の行動が必要になる。
雪乃が比企谷の袖を掴んだ時は言葉は生まれず、指は解かれた
比企谷は雪乃の手を掴み、足りぬならと更に言葉を畳み掛けた。どこまでも伝わるように

二人の遣り取りは肝心の言葉は口にしないし、回りくどいし面倒くさい。
一言程度では伝わらない互いの想い。それでも触れ合った事で得られた熱が互いの想いを伝えあい、伝わり合ったと認識出来たのだと判るラスト。青春を間違え続けた彼、彼女らがようやく此処まで辿り着けたのだと思うと本当に感慨深い



良い

先輩芸人……ではなく先輩アイドルのKBYDとの対決模様の中で見えてくる怠惰な杏の秘めたるパフォーマンスが発揮される回
……同時に、体操服って身体のラインがはっきり見えるんだね、と二重の意味で思ってしまう回だったりもする

バラエティ番組は出演者だけでなくお客と一緒になって作るもの。だからボケとツッコミだけじゃなくリアクションも大事になってくる。
出演者のアクションにお客の笑いというリアクションが返ってくることで出演者はより輝くパフォーマンスを発揮できる
そこには確かな協力関係がある

そしてユニットはメンバーの協調によって最高のパフォーマンスを発揮する
倒れた智絵里はかな子の「笑顔で頑張るよ」という言葉で再びステージへ、杏は落ちそうな所を智絵里に支えられてから本領を示す
そしてCIの協調が最も高まったのは「バンジーが嫌」という共通目標が出来たから

それにしても今回の杏は恐ろしくハイスペック
完璧な表情、カメラ位置を押さえた立ち回り、更には難問クイズも軽々と…
ただ、やっぱり杏は怠惰なわけで
少しずつ成長する智絵里とかな子と一緒になり、杏の怠惰発言に対して「なんでやねん!」と突っ込まれる関係になったのは良いバランスであるように思えた



とても良い

アイドルと向き合う努力を始めたばかりのプロデューサーに熊本弁、もとい中二言語を操る蘭子の相手は荷が重過ぎたんじゃなかろうか?
蘭子と向き合おうとする努力は認めるけど、翻訳メモを用意している辺りにまだ不器用さが見えてしまう(笑)

私物を持ち寄ることになったCPメンバー。
どんなアイテムを持ってくるか、そのアイテムで相手にどんな印象を与えようとしているか。
その人の想いを込めたアイテムに接することで相手への理解が深まっていく
この回はそういった傾向の相互理解が土台に有るように感じられた

蘭子の言葉は非常に難解で法則性を見つけようとすれば却って迷ってしまう。だからプロデューサーも蘭子の言葉が理解しきれなかった
言葉が判らなければ相手の個性も判らないように思えてしまう
プロデューサーも蘭子も互いの理解が足りないと判っている。でも、その溝を埋める為の手法を見つけられない

でも、蘭子の言葉が難解だからってCPメンバー全員が蘭子の個性を全く判っていないなんて事は無い。CPメンバーは上手い後押しをしていたね
難解な言葉ではなく、ハンバーグが好きという平易な共通項から会話の突端を掴んだ二人。その瞬間に二人の理解は重なり合った。

理解の溝を埋めた先で作られた蘭子のPVは恐ろしいまでにクオリティが高く、且つ蘭子の個性に似合ったものだったね
これは他のCPメンバーの曲についても期待が高まろうというものですよ



とても良い

きっと由希にとっては何気ない質問だった「何色が好き?」。それが真知の心を揺らし、遂には真知の存在が此処に在るのだと知らしめる描写は中々に良かった

どう在るべきか抑えつけられながら育った真知にとって自分の意見を主張するのは難しい。それがいつの間にか意見のない人間として扱われ、いつしか自分自身も意見を持たない人間だと考えるようになってしまった
でも、本当はそんな訳ないんだよね

「何色が好き?」と聞かれ混乱してしまったのはきっとそれに答えようとしたから。本当に答えようが無かったら自分を虚ろだなんて悩むわけがない
由希の丁寧な問い掛けは少しずつ真知の心を解きほぐしていったのだろうね

特に自身の必要性を疑っていた真知に対して「真知が居た」と告げ、更には渡した紅葉を栞にして持っていたことを由希は「嬉しい」と言った
これらは真知の存在を肯定する言葉であり、同時に真知の想いを確かに受け取ったという言葉でも在る
きっと由希が何気なく告げた言葉こそ真知が誰かに言って欲しかった言葉

そして別荘編以来少しずつ描かれてきた由希の変化が最も顕著となったBパート
誰かのせいにするとは誰かに罪があるとの考えであり、誰かに罰が下るべきとの考えに繋がる。ある意味恨みの連鎖
由希が新たに手にした考え方はその連鎖を止めるものだね

慊人を許し、はとりに謝った由希。それは一種の清算行為であり、未来へ進んだということ
由希が未来へ進んだなら由希を囲っていた慊人は取り残されたという意味にも繋がる
紫呉の「思い知ればいいのになぁ」という台詞は遠からず慊人に訪れる悲劇を予感しているかのよう

透が願う幸せな変化、紅野に届けられたDVD
真知は虚ろな存在から変わり始め、由希は許すことを知った
既に幾つも見られる変化の兆し。新しい年には十二支だけでなく、様々な人に幸せが訪れるのではないかと思える回だったね



とても良い

口下手プロデューサーがトラウマを刺激されて説明不足へ。そしてアイドル達に陰鬱とした空気が漂うこのエピソード
アイドルに向き合ってこなかった罪がプロデューサーに突きつけられているかのようで見ているだけで辛い
それだけに明るい未来に想いを馳せる卯月に癒やされてしまう

今回のプロデューサーは未央や凛、それだけでなく他のアイドルからも逃げている
彼女らは目指すアイドルの形が完全に定まっている訳ではないから、悩める時にプロデューサーが寄り添ってくれないとどうしようもなくなってしまう。他のCPメンバーもそれは同じ
だからこそ、卯月の存在が輝きを見せる

アイドルと目線を合わせて会話出来なくなっていたプロデューサーに対し、卯月は同じ高さの目線でプロデューサーの不調を自身の風邪と重ね合わせる会話をした
又、変わらずアイドルを夢見て、次は笑顔でステージに立ちたいと言う卯月の姿勢はプロデューサーが何を重視しているかを思い出させる

未央と話す際にプロデューサーは隣にしゃがみ目線を合わせた。彼の指先は未央が気付けなかった笑顔を見せた
凛には自身が「何を考えているか」を真摯に話し、目線を近づけて改善を約束した
そういった意味では未央達が求めた丁寧口調やめてみない?という提案はもっと目線を近づけようというものだね

お客さんの笑顔が未央から涙を拭い取らせ、手を取る事を恐れる凛とプロデューサーの手を未央が繋ぎ合わせ、卯月は帰ってきた二人を纏めて抱きとめた
そうして再び三人になったNGがあの日登れなかった階段へ改めて一歩踏み出すラストには思わず感じ入ってしまうね



良くない


とても良い

プロムが実施され雪乃は母と表面上は和解、刻々と終わりが近づいているのだと感じさせる内容
一方で平塚によって終わりに向かう比企谷と奉仕部の物語に対し別の方向性が提示されたのはとても良かった

比企谷達の言動に見える、言葉や在るべき形にこだわり過ぎる傾向
それが陽乃と似通っていた為に特に比企谷や雪乃は陽乃の言葉に翻弄され、彼らは共依存を打破しようとし、自分達の関係を終わらせる道を選ぶ事になった
それ事態は間違っていないとは思う。でも、それが本当に選びたかった道なのかとも思ってしまう

在るべき形よりも好む未来の形を優先するいろはは印象的
奉仕部としての形にこだわる比企谷に対しておどけた風を装いながらも現実的で理想的な未来を示す
比企谷はきっと受け入れないだろうと判って、しかも無理に受け入れずに済むようにとも配慮している。いろはとしては終わる以外の道もあるのだと教えたかったのだろうね

同じように比企谷を諭す平塚先生。比企谷の内面を自然に引き出し、無理強いしない彼女だから出来る助言
第三期の奉仕部は自分達の関係に戸惑い、それをどうにか在るべき姿に変えようとした
でも、変える中で苦しいと思うのはそこには言語化出来ない気持ちがあるからなんだよね
終わりに踏み切れなかった比企谷、比企谷の袖を離せなかった雪乃
そこには言葉にも形にもならない『本物』の気持ちがある

願い事について結衣は「だいたい叶っちゃった」と言い、雪乃は結衣の願いを叶えるよう促す
どちらにせよ比企谷の願い事が3人の関係が終わる決定打となるのだろうね
『本物』の気持ちを基にした願い、それを口にする事で比企谷は終わりではない別の道を見つけることが出来るのだろうか?



とても良い

3話のライブシーンからじっくりと積み上げられてきたフラグの数々が大成する様子には思わず呻き声を上げたくなる……。未央が何か発言する度に「うわぁ……」ってなる
特にライブに期待寄せ過ぎるNGと緊張しつつ備えて臨むラブライカの対比が本当に辛い

今回のステージは階段を登る必要はなく、背景には階段が設置されている
ちひろの「お城へ続く階段はまだまだ長いですから」という台詞を借りるなら、5人は舞踏会に辿り着いていないシンデレラ
アイドルとしての第一歩。それを理解できるかどうかであのステージから見る光景は全く意味が異なってくる

ラブライカは登場時に笑顔でライブは全力、終演時には観客の拍手に涙を浮かべた。彼女らはこれを今得られる最上の結果だと理解している
対してNGは影の落ちた表情で挨拶は揃わず元気がない。未央は名を呼ばれるまで友達がどこに居るのかさえ判らない程に客を見れていない
この対比はあまりに残酷……

そして、プロデューサーの惨憺たる有様よ…
初めてのステージに向かう5人への言葉は少なく、未央へのフォローも彼女の心痛に気付かぬもの
彼としては初ライブの観客が少ないなんて当然だとの考えがあるからそういった言葉が出てしまう
それが余計に美嘉のステージが基準になっていた未央を傷つける…

階段を登らずにステージに立ったシンデレラは階段を走り降り、プロデューサーはそれを追いかけることは出来なかった
明かりの消えたステージにぽつんと残されたヒールの折れたガラスの靴はアイドルたちの傷付いた心を表しているかのよう



良い

第1話から見えていたプロデューサーの不器用さが露骨になった回。
でも最終的にはプロデューサーが不安がるみくに対して何を言うべきかを理解する流れにより、本作はアイドルの卵として成長を目指す少女達と共にプロデューサーの成長も描くのだと判る構成になっているね

このプロデューサーは兎に角言葉が足りない。又、自分の不器用さがどれ程相手を困惑させているかも理解しきれていない
それがみく達を焦らせる。自分達が出したアイディアも「通らない」なんて返されたら、更に気持ちは沈んでしまう

ストライキは自分の声を届けるだけでなく、相手の声をちゃんと聞きたいという行為
プロデューサーは立場的に未確定事項をおいそれと口に出せない。でも、それによってアイドルを不安にさせてはいけない
最終的にみくの涙ながらの言葉にようやく伝えるべき言葉を理解したのは良かったね

プロデューサーの言葉はみくだけでなく、他のメンバーのやる気も取り戻させる。又、プロデューサーが考えたユニット名を未央達は採用した。
これらはアイドルとプロデューサーの協力が成功した第一歩と言えるのかも知れないね

一方で気になるのは未央達の態度
美波達はデビューへの不安感を湛え、みくたちはデビューの為に今出来ることをやった
けれど未央達からはデビューへの緊張感は見えず、ユニット名を自分達で決める事も出来なかった
「私達の時代、始まっちゃうか~」という台詞はどこか不穏な呑気さが感じられてしまう…



良い

何処から何処までが脚本か判らないけれど、咲や夾に参加しやすくするという意味ではこれ以上ない形になったようで。というか、咲さんは自由奔放過ぎますね……
でも、それによって舞台上で口にした言葉が演技の一環と受け取られてしまうのは幸か不幸か

何が本当で何が演技か判らない中、正しくメッセージを受け取った紅葉を褒めたくなる
ありさの雄叫びを本音と理解し、ビデオを紅野に渡すと確約した紅葉
いつ渡せるか判らない、そもそも渡された紅野が見てくれるか判らない
それでも、演技に混じった本音は伝わると信じているから紅葉はそうするのだろうね

演技か本音か判らないというのは実に厄介な話
潑春は燈路の言い過ぎを冗談めかして流す技術を持っている。その場は流して人の目がない場所で考えられる。でも、杞紗の前であんな冗談を言ってしまったのはきっと潑春に動揺が有ったからなのだろうね
だから真贋を確かめる技術を持たない杞紗は……

真知の言葉は短くて不器用だから正しく伝わらない。でも、真知の言葉には本音しか無いんだよね
それを理解されなければ今回のように虐めの対象になる。だから真知の近くには真知の言葉が正しいと理解してやれる人が必要となる
由希は今回の一件を通して真知を見る目が変わったのかもしれないね

対して夾はひたすらに本音から逃げ続け…
透の誘いを断った動揺を隠し、透の言葉の真意から目を逸らし
驚きなのは透でさえも自分の気持ちから目を逸らそうとしている点

表面上は穏やかだけどぎこちない透と夾の会話。触れたくないものから目を逸らす内に決定的な離別を迎えてしまうような、そんな予感がしてしまった



良い

3話までは話の都合で卯月達を優先して深堀りされてきたこともあり、今回はPR動画を通して他のCPメンバーへの理解を深める内容となっているね。
PR動画が世間に自分達を知って貰うという意味に留まらず、メタ的に視聴者へCPメンバーの魅力を知って貰う構成になっているのは上手いね

第二話でCPメンバー紹介がされた際は、既にアイドルとして活動している人物たちの描写が前後に混じっていた為にCPについては魅力的というよりも一癖ある印象が強かった
けれど、今回はCPに限って描かれている為に余計な印象を持つことなく彼女らの魅力に気付けるようになっているね

個人的にはお色気ポーズに挑戦する莉嘉&みりあ、別次元の癒やし空間だったかな子&智絵里パートがとても好きです
他には寝ぼけ眼から一瞬して営業モードに切り替わるみくからは彼女なりの本気が伝わってきたね

未来の輝くアイドルとして期待されるCPからあっという間にCDデビューが決まった5人
未央達にとってはトントン拍子、美波達にすれば突然の話。そして他のメンバーは……
メンバーの魅力を互いに知り、プロジェクト仲間であると確認できた途端の仕事格差。どこか不穏さを感じさせるラストだった



良い

花と呼ばれてときめく様子とか、桜井にいつもの宇崎の方が良いと言われてチョロくなる様子とか、今回は宇崎の可愛さに注目したくなるシーンがあった筈なのに、それよりも月さんの勘違いとかコナンコラボの衝撃の方が大きすぎて宇崎の印象が霞んでしまう(笑)

思わず「そうはならんだろ」と突っ込みたくなる月さんの勘違いスパイラル
桜井と宇崎の仲は察せられるのに桜井の視線についてはノンストップで勘違いしていく様子はかなり笑ってしまう
仮にそういう魂胆があったとしても目の前で話しはしないでしょうに(笑)
月さんについては今後も勘違いを過激な方向に深めて欲しい所

お淑やかになってしまった宇崎に動揺する桜井。ここで面白いのは宇崎が落ち込んで普段のテンションじゃなくなった時よりも桜井の動揺が激しい点
桜井にとってウザ絡みする宇崎に本能レベルで慣れてしまっていることが察せられるね。それにしたって動揺し過ぎだけど

次回は鳥取が舞台?大学でも家でも喫茶店でもなく、旅先で彼らはどのような絡み方を見せるのか。というか、二人旅行してるとかそれどう見てもカップルですよね?



良い

プロムの実施が決まり一見穏やかに見えるこの回、それでいて比企谷を誘った結衣の心情や公園での比企谷の態度を見ると、彼らの表情の裏にどれだけの決意を抱えているのかと考えてしまう
皆して関係を終わらせようと自分の心を抑えている

公園での結衣と比企谷の会話
結衣からの多すぎる注文。そのノリに乗ってしまえば楽しい会話をこれまで通り続けられる。でも、比企谷はそれを自分に許さない。
それを判っているかのように簡単な願いを口にし、比企谷の願いを引き出そうとした結衣
細かな仕草から終わりへ進むために言葉を紡ぐ二人の心情の揺れが垣間見えるシーンだった

結衣と比企谷のイチャイチャをこれでもかと見せつけてくる由比ヶ浜邸での遣り取り
でも、この場には結衣があれだけ気を遣っていた雪乃の存在は無いし、言及もされない
前回、結衣が三人の関係の終わりを悟ったことや、比企谷の願いを引き出そうとしたことを考えると、ここでの遣り取りは終わりへ向けた整理の一環なのかもしれないね

結衣のお願いを叶えて、比企谷の願いを引き出して。そしてこの関係が終わった先に何が有るのか。
終わったからと言って何もかも無くなる訳ではない筈。
卒業式にて思い出のコール&レスポンスという爪痕を残しためぐり先輩のように、いつかこの日々を思い出すきっかけとなる爪痕を比企谷達は残せるのだろうか?



良くない


とても良い

あまりにも早すぎるステージ体験
ステージへ向かう道程は経験有るアイドルと経験のないアイドルの差を明確にするが、それでいてステージ上では差を曖昧にしてしまう空気も感じられる回だった

美嘉は作中において人気アイドルとして描かれる。それはライブ中の歓声という結果だけでなく、練習シューズの擦り減った靴底からも彼女がこれまでに培った経験が見える
また、レッスンには取材で遅れ、終われば走って出ていく様子からも彼女のスケジュールの密度が察せられるようになっているね

卯月達はどう考えてもそんな美嘉と同列のアイドルではない。だからここで卯月達に求められているのは万全の成果を出すことではなくて、美嘉と一緒にステージを作る上で様々な経験を積むことになる
そういった意味だけを見れば卯月達は新人そのものと言えるんだけど、実際に会場に行けば新人扱いだけでは済まない

楽屋挨拶時、スタッフや共演者に挨拶はできても、お偉いさんが来た際に川島瑞樹のように節度を持った挨拶をすることは出来ない
また、リハーサルでも新人だからと練習時間が多く取られる特別措置は無い
経験の無さと与えられた役割のギャップに息苦しさを覚える未央達の様子が容赦なく描かれているね

だから、経験のない彼女らを笑顔にするのはアイドルとしての積み重ねの中にはないんだよね。普通の女の子であれば話に花が咲く好きな食べ物は緊張に固まっていた未央達を解きほぐし、掛け声となってステージへ飛び立つ勇気の源となったようだね
本番は少々不出来な部分も見えるけれど、どうにか上出来と言えるステージとなったようで

一方で垣間見える不安。今回のライブは良い経験になったものの、三人のシンデレラは自分の足ではなく、他人が押し上げた昇降機によって舞踏会の場に立ってしまった
ラストに未央は「これって現実なのかな?」と言った。その言葉からはこのライブでの体験を上手く消化しきれていないように感じられた



良い

遂に「痛い事」の全てを明かした由希。そこには透に母性を見ていたという痛さだけに留まらず、自分の内心を詳らかにする痛みも伴っていそう
でも、自分の痛みを打ち明けられる友人が出来たと考えれば、由希にとって何より喜ばしい変化と見ることも出来るのかもしれない

恋ではなく母性を求めていたと明かして終わろうとする由希を真鍋は諦めているだけではないかと問う。実際、ここから本当の恋を始められる余地が無いわけではないが、由希はそれを「嫌だ!」と拒絶する
彼は安心が出来て甘えたくなる透の母性ではなく、自分の力で生きている証を見つけたいと願っている

紛い物の想いであっても透への想いに区切りをつけ、透に負担が行かないよう配慮している由希からすれば変わろうとせず、それどころか透に心配をかけている夾の姿にはじれったい思いがあるのだろうね
ここに来て帽子について言及し、更に発破をかける発言をしたのはそのためか

由希の挑発は夾を苛立たせ、過去の言葉は夾を責め……
夾が拠り所とする場所はないように見えたが、透は一人夾を待ち続け、台本の修正も知らせてくれた。ただ、まっすぐに夾を想っている
透に顔寄せた夾の姿は劇への参加を嫌がる事だけでなく、自分の中にわだかまる感情に振り回される事も観念したように見えた

自分の内側で荒れ狂う想いに折れて「痛み」を露わにした由希。彼と同じように自分の「痛み」に夾が向き合う時は来るのだろうか?



良い

楓とプロデューサーが挨拶するワンシーン、放送当時はこの二人には何か繋がりがあるんじゃないかと想像の輪を広げていたけど、結局何もなかったんだよなぁ……

立ち入った346プロの大きさやそこに居るアイドルに興奮し続ける未央達の姿はなんとも初々しい。まるでお城の舞踏会に立ち入ったシンデレラのよう
また、視聴者向けにも他のアイドルを登場させるというのはサービス的な意味で嬉しい効果となっているね

ただの見学者であればはしゃいでいても良いのだけど、卯月達はアイドルになった。意識を切り替える必要がある。プロデューサーの遅刻を咎める言葉もそれに基づくもの
けれど、普通の女の子からアイドルになったばかりの卯月達にそれを求めるのは難しい話。ここでは養成所のレッスンだって通用しないのだから

346プロですれ違ったアイドルとは異なる強い癖を持つCPの面々。アイドルの宣材としては少しおかしなものも混ざっていたりして…
そうなるのは彼女らがアイドルの表情よりも普段どおりの表情を見せているからだね。初日からアイドルをさせるのではなく、まずは自分を出して貰おうという趣旨

だから美嘉から提示されたバックの件は普通の女の子からアイドルに変わろうとしている段階の卯月達には早すぎる。プロデューサーが渋るのも当然
でも、アイドルになったらいずれ通る道でも有る。
突然訪れた最初の試練。ステージに立つまでにアイドルに成れるのか、それとも普通の女の子から変わらないままなのか。



とても良い

シンデレラに関するモチーフをふんだんに盛り込んだ本作、第一話から時計などを用いてステージで踊るアイドルやアイドルを志す少女達の状況を代弁しているね
特に時計の止まった養成所でひたすらレッスンを繰り返す卯月の様子はその傾向が顕著

止まった空間に居る卯月に悲惨さを感じないのは彼女の向上心がまっすぐに輝いているからか
プロデューサーが言った選考理由「笑顔です」はこれといって特別な特徴ではないのだけれど、その言葉を裏付けるかのように曇りない表情でレッスンを繰り返す卯月の様子は見ているものの心を明るくさせる

それが最も現れたのが凛の勧誘シーン
プロデューサーが向かい合って話すことすら難儀した凛と卯月はその笑顔を持ってすぐに打ち解けあう。更には卯月のアイドルという夢に向かう笑顔は凛の心を強く揺さぶる

卯月も凛もアイドルとは何か、自分がアイドルになって何が出来るかを明確に想像できているわけではない。特に凛は夢中になれる何かを探す為に飛び込んだようなもの
先の見えない階段を登り始めたばかりの二人。これからどんなシンデレラストーリーを描いていくのか、思いを馳せてしまうような第一話だったね

それにしてもこのプロデューサーは不審者感も高ければ、コミュニケーション能力も低すぎるね!これでどうしてプロデューサー業をしていられるのか……
ただ、この人物について何よりも驚きなのは声優を務める武内駿輔さんが収録当時17歳であったことだ……



とても良い

あれだけ宇崎のウザ絡みを鬱陶しがっていた桜井。だというのに……
この展開はオーソドックスなものなれど、過去回想でまだウザくなかった頃の宇崎に対しても励ます桜井の様子を挟むことで、そもそも桜井は宇崎を放っておけない性格であることを示しているね

高校時代は桜井を怖がっていた宇崎
大学では宇崎をウザいと思う桜井
この両者はディスコミュニケーションを起こしているのだけど、基本的には桜井が譲ることで関係性が成立している。焼きトウモロコシに隠した助言、紙一重の愛情表現を受け入れ
だから今回も桜井は宇崎を褒めちぎる事で関係改善を図っている

でも、そんな事で落ち込んだ宇崎を完全に立ち直らせるなんて出来ないわけで、この二人の場合必要となるのは「遊び」や「楽しい」の共有になる。今回は花火大会を通してそれらの共有が描かれる

宇崎の巨大な胸部によって二人は互いの顔は見えない。でも桜井に宇崎の顔は想像できる。だから、その顔を元の元気なものとするために桜井は正面切っては言えないような素直な感謝を口にする。宇崎も余計な情報のない真摯な言葉を受け入れられるのだろうね
明日の遊びについて思いを馳せる二人の姿。これこそ二人にはお似合いの関係性であるように思えた



良い

皆から理解されない比企谷の遣り方。それを唯一肯定するのが平塚先生なものだから、本当にこの二人って感性がぴったり一致しているのだろうなと思う
いや、ほんと比企谷が平塚先生を貰い受けるのが万事上手く行くルートじゃなかろうか(笑)

偽プロムをぶつけるという比企谷の遣り方。葉山には否定され、海老名に称賛されず、陽乃から理解もされない
比企谷自身が間違っていると判っているその遣り方、けれどそういった遣り方でしか現状を解決する方法はないのかもしれない
プロムの件だけでなく、比企谷と雪乃の勝負、共依存の否定と課題が盛りだくさんとなってしまった状況においては簡単な方法はもはや正しくない

今回のプロムの件は雪乃にとって抗いがたい雪ノ下母が出張ってきたことで厄介な事態になった。比企谷は正攻法でないにしても雪ノ下母が反論しづらく、且つ一応の方便が立つ状況を用意した上で交渉しているね
これは雪乃には不可能で、比企谷にしか出来ない方法。限定的には比企谷は雪乃を上回っていると言える

けれど比企谷は勝ちを雪乃に譲った。
対立、擦れ違い、修正、様々な感情を含んだこの勝負において、雪乃は結局自分の力で勝ちを手にすることはなかった
そして共依存を否定したがっていた比企谷も共依存を否定しきれたとは言い難い
何が変わって、何が終わったのかよく見えないプロム勝負。ただ、これによって終わりに近づいているという諒解を共有することは出来たのかもしれない

関係の終わりを悟った雪乃と結衣
本物を欲した筈が手にしたかったものが手に入らない歪な状態。
間違った始まり方をしてしまった彼、彼女らがどのような終わりを手に入れるのか、そして終わった先に在るのはどのようなものなのか。それを考えると正体の見えない恐ろしい何かを前にしたような気分になってしまう……



普通


普通


とても良い

由希の経歴や内面をこれまでより深く掘り下げる回
この回では過去の由希がどれだけ苦しい立場にあったのか、その中で出会った透にどれだけ救われたかを描いているね
いわばこの回はラストの一言を絞り出す為に由希の人生を見直す回だったと捉えることができるのかな

神様に最も近い鼠である由希は生まれながらに特別な存在
それが慊人の捻じれと周囲の光景によって特別が孤独に変わっていき、不要とされ、遂には嫌われ者との烙印を押されてしまった由希
どれも外から押し付けられた価値観ばかりだけど、あまりに強い力で押し潰すものだから逆らうことが出来なくなる

親にも十二支にも顧みられることはなく、
自分を恨んでいた夾はいつの間にか十二支に囲まれて、
友達も自分の油断から失い、
ただひたすら慊人から呪いの言葉をかけられる日々
それらは一人の少年が受け止めることなどできない絶望

だからこそ、そんな日々から走り出した夜の中で自分に付いてくる透を通して自分の周囲にあるのは暗闇だけじゃないと信じる事ができたのだろうね
あの時の透は由希が十二支だから特別としたのではなく、ただ自分の前に現れたから付いて行った
その行為に深い意味なんて無いだろうから、むしろ由希を救ってくれる
閉じかけていた由希の価値観を開くには充分すぎる出来事

だから、由希にとって透という存在は究極的には恋愛対象にはならないんだよね
救われてしまったから、弱くなった自分の傍に変わらず居てくれたから
由希にとって透はどうしようもないほど甘えたくなる対象となる訳で。
ようやく絞り出した「痛い事」、これにて由希は自分の想いに一区切り付けたことになるのかな



良い

ラブコメで定番の「付き合って欲しい」勘違いの天丼をする桜井と宇崎を見てると、やっぱりこの二人って良いコンビっぷりだよなぁと思ってしまう(笑)

桜井は猫カフェへ、宇崎は居酒屋へ
それぞれ一人じゃ入れないと互いを必要とするわけだけど、これって頼りが欲しい場面で最も信頼できると思い浮かべた相手であったと受け取れるわけで
その後の宇崎が桜井家に上がり込もうとする態度含め、宇崎がどれだけ桜井を信頼しているか読み取れるエピソードだったね

それにしても、桜井はあの場面においても性欲よりも睡眠欲を優先できるとか、実は性欲を自由自在に制御できる人なの……?



良い


Loading...