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良い (4.4)

原作既読。原作より二人が互いをどう思っているのかより判り易い作りになってるなぁ。
冒頭の小林を探すかのようなトールの視線も、滝谷への対抗心が強調されていたり。対する小林もトールへ罪悪感を抱く描写や服を渡すときの仕草が良いね。極めつけはベッドでの会話からトールの孤独感、小林の不器用な優しさを感じられて原作がかなり気に入っている自分としてはかなり満足できる内容

2回もビジュアル大事にしろ!みたいなセリフが出てくるのは小林がメイドへのこだわりが強いことを強調しているのだろうか?飲み屋でもコスプレと断じられてるし。でも小林がトールを受け入れたのは見た目ではなくて結局はトールの純粋でありながら寂しさを隠せない弱さを見てしまったからなのかな
これからの展開がどのように描写されていくのか非常に楽しみだなぁ



良くない (2.9)

勝手に和平交渉を進めようとするデギンもあんな兵器をぶっ放してしまうギレンもどうしようもないな。まだ戦争は続いているのにジオンの中枢がバラバラになっていることがよく判る

キシリアがシャアの正体を見破っていたのも驚きだが、シャアがザビ家への復讐以上のことを考えるようになっていたとは驚き。それだけララァのインパクトは大きいのか。そんな驚きが提示された回でララァがアムロと深く共感するどころかアムロが殺してしまうんだからなぁ
シャアはこれによってララァにとっての絶対の存在になる機会を逸したわけだし、アムロだって最大の理解者に出会ったと同時に失ったとも言える。こうなれば二人にとって長い因縁が形作られてしまうのも仕方ない



良くない (1.6)

将来を期待された天使が下界に降りたらネトゲにハマって自堕落になってしまうとは。ヒーラー期待されてネトゲに入り浸るのは判るけど、性格まで変わってしまうものか?それこそ本人が言っていたように堕天の才能があったということだろうか?

天使の二人が駄目な方向に変化したのに対して悪魔の二人が律儀な性格設定にされているのはギャップ萌えとか意識した結果?



普通 (3.6)

見るのは二度目だけど、改めて視聴すると0話における加藤恵の扱いが上手いなぁ。倫也がわざとらしくメンバー紹介をする場面では一切触れずその後はちょくちょく会話に入ってくるし彼女だけが映ったカットも有る。でも他のメンバーの役割が紹介されたり倫也との距離感は説明されるのに、加藤恵が何者なのか、どういう関係性なのかは一切説明されない。それが明かされるのは他のメンバーが眠ってしまって倫也と二人散歩している場面になってから。これによって加藤恵だけ特別な存在であると同時にキャラクターが立っていないことが充分に伝わってくる。

なら詩羽達が加藤に負けているかというとそうでもなくキャラ立ちは充分なんだけど、「あ、この人達面倒なタイプだ…」と思ってしまう残念さも有る。この時点で英梨々とか想いを引きずってる感がバリバリだもんなぁ……



良くない (2.4)

ロゼを持ち上げたり慕われたりする描写の連続に「あれ、この娘って暗殺者じゃなかったっけ?」と疑問符が浮かび上がったけど、ラストの展開を見て少し腑に落ちた。つまり回想で出た昔の導師が抱いた疑問とロゼ達の在り方は繋がるわけか。
スレイは穢れの有り様を認識して受け止める鍛錬をしていたけど、弱者を救済するために暗殺を繰り返すロゼをどう受け止めることになるのかな?なんだか話の中心にグイッとロゼが入ってきた流れはどうにも今後の展開に不安を感じてしまうけれどどうなるのだろうか?



良い (4.4)

川本家の温かみと自宅の冷たさの差を意識してしまい逃げ出した零には不安になったものだが、最後にはちゃんとモモ達に事情を話した上でお泊りを辞退しのは良かった。結局彼は生きていくために将棋をしなければならないのでぬくぬくした生活に身を置くことが出来ないんだよね。だから冷たい部屋の中で布団を巻きつけて将棋盤に向き合うしか無い。でも淋しがり屋な少年でも有るから川本家の温もりを拒絶することは出来ないんだよね。モモの「がんばって」を受けて零が「頑張ります」と言ったシーンには泣きそうになってしまった

そして以前から話題に出ていた後藤が遂に登場。そうか、妻帯者だったのか……。香子についても付き纏っているから迷惑と切り捨てるなど想像以上に凶悪な人物だった。零があそこまで殺気じみた視線を向けるのは個人的な恨みだけでなく香子にこれ以上嫌な思いをしてほしくないという感情も有るのかな?
後藤には負けたくないと言った零。そこには生きていくため以外の理由があるわけで。盤上でも殴られてる訳にはいかないと言っていたけど、そういや第一話で対局しながら父親を殴っているようだったとかモノローグしていたっけ



普通 (3.8)

なんて秀逸なタイトルだろう
亜人と呼ばれる人々に関しては一つの個性と認められつつも配慮が必要と研究対象にすることは望まれない。早紀絵の行動が示すように亜人との間には見えない壁がはっきりとある。それを解消するための方法が会話となるわけか。アイキャッチの際に「亜人ちゃんと語りたい」となったように亜人にだけ話させるのではなく高橋も自分の考えを相手に語り掛けることで相互理解が深まっていくという図式か。支給される血に頼らない人に対しての評価が「すげぇなぁって思う」だったのはちょっと笑ってしまった

後半の京子とクラスメートの距離感に不穏なものを感じたけどひかりが話しかけたことで改善されていくのかな?ひかりが京子と意気投合できたのは亜人同士であるからではなく、相手の立場で考えることが出来るからかな?京子の目線に合わせるために姿勢を屈ませていたし

かなり好印象な第一話でした



良くない (1.7)

小さい頃太っていることを理由に振られた腹いせにイケメンに肉体改造して人生リセットしたまでは評価できるけど、目的がその娘を惚れさせてから正体ばらして振り返すってのは随分歪んでるなぁ(笑)
女子の前でも意識的に「格好いい自分」を演出してる辺りもどうにもなぁ……

ヒロインの安達垣も衆人環視の中、わざわざマイクで恥ずかしい秘密をばらした上に確実に浸透してしまうであろうあだ名を発表するなんて性格が悪いなんて評価すら生易しい。隠れ大食いキャラというギャップ要素は有るものの、まだ「ヒロイン可愛い!」みたいな印象はないのだけど今後の展開で変わっていくのだろうか?



良くない (2.2)

進路をカブトムシと書いてしまうぶっ飛び具合を持ちながら、同級生がおっさんと付き合っていると聞いて動揺したり、テストで上位取って達成感味わうなど真面目君の様相もありちょっとどういうタイプかまだ掴めないな

どうやらオムニバス形式のようで、今回はやたらと惑わせるような発言が目立つ常木という娘がヒロインなのね。突如合宿所に現れたのは何故だろう。次回提示されるだろうギャップ次第で面白さが決まる気がする



良くない (2.9)

戦争の継続に意味を見いだせなくなっているデギンと人類のコントロールや独裁すら口に出す用になったギレン。デギンについては今更そんなこと言い出すなよという気分にもなるが、ギレンからは冷酷な戦争マシンとの印象ばかり受ける。コロニー使ってソーラ・システムやるとか狂気の沙汰だよなぁ

シャアの部隊では不協和音が。ララァが出撃してあっという間に艦隊を落としたことで一緒に出撃していたドムのパイロットが戦うのが馬鹿馬鹿しくなったと。圧倒的な力を前に対戦相手が戦意喪失する展開はよくあるけれど、本作では本来ならララァの援護をしなければならない者が戦意喪失するってのは意外な展開。富野由悠季さんって末端の兵士に至るまでとても人間味有る描き方をしている印象

そしてアムロはガンダムを改良したことで更に戦闘力アップ、シャア相手に圧巻の戦闘。最早誰がアムロの相手になるというのだろうか?



普通 (3.4)

サブタイトルになっているシャリア・ブル、もっと最終局面を左右するような重要人物かと思いきや割とあっさり退場したなぁ。シャアは潔く死なせてやれと言っていたけど、あれは政治的に利用されるよりも軍人として死なせてやりたいとの想いから?
後続の作品でもニュータイプは戦争の道具や革命の象徴として扱われていたりするけれど、シャリアはこの時点でギレンやシャアから私が何を考えているか判るか?と質問を受けていたり、戦争によって生み出された変種かもしれないと言われていたり。ギレンもシャアはニュータイプを兵器として考えているっぽいがギレンはどちらかと言えば得体が知れない存在としても見ていそう
ならば今回の度重なる戦闘でついにガンダムの反応を飛び越えてしまったアムロは味方からどのように見られるのだろうか?



良い (4.3)

川本家が風邪を引いた零を迎え入れる様子は自宅シーンが寒色で描かれているから尚更暖かさを非常に感じるなぁ。そこで提供されるのがマフラーだったり鍋だったり火燵だったり。でもそれらよりも更に暖かいと感じるのは川本家の空気感なんだよなぁ。あかりは「助かったのは私」などと言っているけどこの空気感は片方だけを助けるものではないと思う。
川本家においては零は何の関係性もない異分子のはずなんだけど、誰も零を邪険に扱わない(美咲が零にもお年玉を渡した事に驚く)どころか優しく迎え入れてくれているのは川本家の面々が優しさに溢れているという以上に、今に風呂が隣接していたり電気を消すのがスイッチではなく紐だったりとそういう懐かしい古さが影響しているんだろうなぁ

幸田父が零の様子を心配する描写で、彼は将棋一家を作り出してしまった人であってもきちんと優しさを持ち合わせていることを思い出させてくれる。そういや家族を失った零を引き取る決意をした人だもんな。



良い (4.5)

吉良吉影が最初にバイツァ・ダストを発動する素振りを見せた時はどうなることかと思ったけど、発動よりも女性の手に頬ずりすることを優先する辺りに自身の本能に忠実に生きてきた男の末路を感じる

トドメが第四部主人公の仗助ではなく承太郎になるのかと驚いていれば救急車に轢かれて死亡するとは。本来救急車とは怪我人の命を救うためのものだから、これに轢かれて死んだということは杜王町を守る意志から見捨てられていたと考えることが出来るのかな。偽物家族の早人から存在を否定され、杜王町を護る仲間の想いを乗せて承太郎がラッシュ、最後に吉良に殺された鈴美とアーノルドが引導を渡す。町を守るテーマを持つ作品としては非常に良いなラスボスの倒し方

顔が潰され川尻浩作ではなく吉良吉影として処理されて川尻家に平穏が訪れるかと言えばそんなことはなく……。早人がこの戦いの中で守れたものはあっても得られたものが無いのは悲しいな



良い (4.4)

これまでは夏目が妖怪同士や妖怪と人の仲介を行なっていたけれど、夏目が風邪でダウンしたことで妖怪たちの行動や想いがよりはっきり描かれているように感じられた
中級妖怪がオオツノから薬草を貰い受ける代わりに要求された燈籠を全て立て直すのはかなり予想外だった。「からかい相手が居ないと~」等と言っているけど、中級達の行動がそれ以上の想いを視聴者に伝えてくれる。天井の染みの妖怪と同じように夏目に迷惑を掛けたり怖い思いをさせたりもしたけど、優しさを持ち合わせて居ないわけではなく。田沼たちも同様に欠席した夏目を心配してアレヤコレヤ言ってるのと同種の想いを持っていることがよく判る

中級達が渡した薬草が結局は人間には効かないものだと判って中級達はがっかりしてしまうけど、それを知らない夏目は真摯な想いで感謝を伝えている描写は良いね。昔の夏目は妖怪の想いを知らなかったために意思疎通はできなかった。今回も中級達の頑張りや薬の効き目を知っているわけではないが、それでも両者の想いが通じ合った一瞬ではないかと思えた



良くない (2.8)

シャアが遂にアムロをニュータイプと認識。これまでの対戦回数を考えれば今更小手調べのような銃撃をして認識するとか随分時間が掛かったなー。ただシャアにとってニュータイプとは父親が掲げた理想の象徴でもあるわけでそれと敵対することになったのは皮肉な展開
シャアは過去を捨てたと言うけれど、復讐のためにセイラを突き放した彼はむしろ未来や現在を捨てているようにみえる。仮面で正体を隠しているようで実は自分すら失っているよう。



とても良い (4.7)

零はクリスマスプレゼントを通知表と例えたけど今回は幾つかの「通知表」が出てきた気がする。
まずは学生としての成績を示す通知表。数学と物理が良かったのは将棋で鍛えられた力が関係してる?
クリスマスプレゼントは子供が親からどれだけ愛されていたかを示す。香子や歩が貰った物は子供として微笑ましい物だけど、将棋一家の中では零が貰った駒だけが合格の証。あの瞬間の二人の顔があまりに悲しい…
そして棋士としての成績を表す感想戦。二人の対局がセリフもなく終わってしまったことに驚いたけど、振り返りとして表現するためか。安井は判んなかったから仕方ないとかプレゼントを手渡し後もまるで零のせいで負けたとでも言いたげな言動だけど、感想戦の中で安井の「通知表」を紐解いた零には安井の力不足や逃げが判ってしまうんだろうね。だからそこもう少し手を伸ばし勝利どころか子供の幸せも逃してしまった安井が許せないのか

残念ながら読み解けなかったのはプレゼントを渡した後の右手の表現と慟哭した場所が公園だったことか。この作品では心の内側を叫ぶ場所は川沿いだと勝手に思っていたけど、公園で叫んだのはどんな意味があるのだろう?



普通 (3.7)

自動追尾空気弾を見て、またキラークイーンの能力が追加されたのか…と思ってしまったけど写真の親父の誘導だったのか。存在を忘れていたよ。
吉良は親父を失い猫草を奪われ、更には大勢の人に普通じゃない姿を見られたことでとうとう追いつめられた印象。深読みだろうけど冒頭の会社に連絡をした後に鞄を投げ捨てる行為が社会性を失った瞬間にも思えて面白い。
対して死んだと思われた億泰生存、承太郎たちの合流。また街を守る職業でもある消防士まで駆け付けたことで仗助が吉良との戦いに勝ったというよりも杜王町を守ろうとする力達が吉良を追い詰めたとすら感じられる描写。もう吉良にこの状況を打開する術はないと思うけれどどうなるのだろうか?

というか億泰が生きていたことはほんとうに驚き。あの身体から煙が立ち上る表現ってジョジョワールドにおける死亡確定を伝える表現じゃなかったの?ともあれ死の淵で形兆に出会った億泰が兄の下ではなく杜王町に戻る選択を当たり前の顔でしたのはちょっと感動的だったなぁ



とても良い (5.0)

夕飯のリクエストや水族館のデート描写、旅行後の会話が二人の生活が満ち足りていることを存分に感じさせてくれる。あの年齢で子供が居ないとなると何か不幸に感じている部分もあるのでは?と勘ぐってしまうけど、塔子さんは他の親子を見ても自分だったら我儘を許してしまうと楽しそうに想像するだけで羨むことはないんだよね。滋さんにしても夏目を引き取ったのは彼なら自分たちの子供に相応しいとかの感情ではなくて、夏目を守りたいという感情で熟慮の末に判断する姿勢。
でも二人で満ちているということはどちらかが欠ければあっという間に不幸になってしまうということでもある。その象徴として一羽で居る姿の烏がいい味を出している。塔子さんはその姿に滋さんを失った自分を想像してしまうけど、藤原家に新たに加わった夏目は白い烏と一緒だと告げる。視聴者にはそれがどういう事か判ってしまうから、夏目はもしかして普通じゃないものが見えるのではと塔子さんが思ってしまうのでは?と危惧してしまうけど、塔子さんは「白く光って見えにくいのね」ととても素敵な考え方。
藤原夫妻と夏目貴志、出会うべくして出会ったような組み合わせであることがよく判る話でした



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