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杏ちゃんと桃華ちゃんが見られてシヤワセです。



真っ当にアイドルのドラマをやっていて、逆に「こんな作品だっけ?」という違和感が。



ちゆきとみさき二人のドラマとか、ニーラーの特徴についての解説とか、レースのための交通規制のような独自設定の描写とか、全体のバランスは良くなってきてると思う。
でも、過去に事故ったことがあってもなおノーヘルでニーラーに乗るメンタルは、自分には理解できそうもない。





良い

同じ岸誠二監督の「瀬戸の花嫁」や「天体戦士サンレッド」を彷彿とさせるキレのいいギャグの連発で、大笑いした。
国防仮面が、「園子の夢」ネタだけかと思わせて、オリエンテーションの演し物に繋がるのが上手い。しかも一人増えてるし。国防仮面の陸と海とで、敬礼のときのヒジの開き具合が異なっているのが芸が細かい。



今回の国を見て大陸学園を思い出した自分は「炎の転校生」ファン。



良い

イイ……。
とりたてて大きな事件が起きるわけではない日常の風景を、さらりと切り取っているだけのように見える。だけど、確かに自分もこんな時があったと思える、あの年頃だけの特別な時間を、表現できていると感じた。
好きな女の子の、何気ない一言や仕草に過剰に反応してしまう、両思いにはない片思い特有のドキドキが鮮やかに蘇ってくる。もうずーっと片思いのままでもいいくらい。
メインの4人だけだと一歩も進展しなさそうなところを適度にアシストしてくれる依子、グッジョブ。いい娘だ。
あと、写真部の男子二人が撮った写真を見たい。



良い

TV出演翌朝の登校シーンの、ローファーの作画に感心した。側面からだけでなく正面から見たときの形状も正確だし、ハイライトや影の付け方も適切。足の外側と比べて、内側の土踏まず部分の方が影が大きく描かれているのとか、唸らされる。道路の傾きと足の傾きが合ってない点だけが惜しい。





シリーズの導入としては、これを第1話にした方がよかったんじゃね?
どうせノーヘルだったり学校制服だったりでニーラーに乗るシーンがあるのであれば、レース含めて全編ノーヘル+学校制服で通してもよかったのでは。学校制服スキーとしては、学校制服姿の女子がニーラーを操るのは、画的に結構グッとくるものがあったので。



雨漏りのシーンで、小山田いく先生の「すくらっぷ・ブック」第45話「雪解雫の行進曲」を思い出した。





良い

友人達と過ごす楽しい時間の中で、ふとした瞬間に垣間見える「苦さ」がいい。影は光を際立たせる。この、ままならなくてもどかしい、苦い味わいがあってこその青春だ。
今回陽斗が「なぜ森川か」を語るシーン、第1話で彼女がトランペットを演奏しているところが印象に残っていたので、陽斗の言葉に自然と共感することができた。前フリを丁寧にやっていて好印象。
印象的な風景が多くて、見ていると作品の舞台を訪ねてみたくなる。新江ノ島水族館かあ。
OPとEDもとても好み。
情けない話だが、メインヒロインである夏目と森川が識別しづらくて、目元のほくろを頼りにしている状態。キャラに馴染んでくれば大丈夫になると思うのだが……。
第2話にして既に作画が結構アヤシイ感じなのが心配だが、頑張って欲しい。



遮蔽物を挟んでカットをつなげる手法をリヴィール・フレームというそうだが、遮蔽物にスカートを使っているのを見て衝撃を受けた。これはもう発明と言っていいのでは。





あ、ちゃんと過去作の内容を踏まえてるんだ。TV第一期とは別作品として仕切り直し、という線もあるかと思ってた。



視聴者が知らない競技を、どうやってわかってもらい、作品に引き込むか、という手際において、ガルパンは本当に上手かったなあ。つまり、ニーラーがどういうマシンかも、ニーラーレースの醍醐味も、よくわからなかった。
そもそも、頻繁に過去と現在が切り替わるので、単純にわかりにくいし、効果を上げているとも思えない。名有りキャラがいっぺんに多数登場するのも負担が大きい。レース展開も、主人公二人がいつの間にかトップに立っていて、どうやって勝ったのか全くわからない。レースシーンの見せ方も、真上からの俯瞰のアングルが多用されていて、迫力に乏しく、俯瞰だからと言って状況がわかりやすいということも特にない。
細かいところだと、ニーラーに乗って登校するとき、ヘルメットすら被っていないのは、作品のスタンスとしてOKなのか。
ユニークな題材なので期待したいのだが、面白くなってくれるかなあ……。



良い

なんというか、波長が合う。
最初はバラバラに描かれていたメインキャラと思しき五人が、瑛太と陽人の再会をきっかけに徐々に繋がっていき、音楽もそれに合わせるように、最初はトランペットだけだったのが、次々と音が重なっていき、場外ホームランと音楽の盛り上がりとがぴたりと重なり合う快感。
説明くささを極力排しながらも必要な情報はきちんと伝わる脚本も上手いし、上述のような演出もいいし、美術も緻密でしっかりと作品を支えている。キャストは、自分は名前を存じ上げない方が多いが、キャラに合っており、芝居のテンションも好み。これであともう少しだけ作画がよければ。
次回以降も楽しみ。



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