2回目視聴。
あげはさんに対する自分の印象は、ツバサ視点に近いものだったと思う。
つまり、「困った人だけど、目が離せないところもある」といった感じ。
冒頭、運転中にピヨピヨ歌ってた時に、「このお姉さん、ウザいなぁw」と思ってしまったw
時折マジ表情を見せるあげはに、ツバサがドキドキしていた描写はよかった。
ただ、年長者ということもあってなおさら、プリキュアにふさわしい人物像の描写はもう一押しほしい。
そんな回は近いうち、変身回の直前ぐらいにあるのだろうけど。
ずいぶん時間が経ってしまったが、放送日から2回目の視聴。
「ヤーキターイ」という、一度聞いたら耳から離れない名の料理が、全てを持っていってしまった感があるw
それでも、今期の推しキュアであるキュアプリズムの、貴重な単独当番回なので。
定番の隠し味探しエピソード。隠し味の正体は愛と相場が決まっているが、ひねらずストレートに「思いやり」(つまりは愛)だったのがよかった。
こちらの世界の鯛焼きを、スカイランドの「ヤーキターイ」に近づける為の試行錯誤をしていた時。折れずにむしろ楽しそうなましろんが印象に残った。
本日の夜実況は、前半折り返し。
この回の変身が、とっておきと言わんばかりのダイヤフォームであるのがとても良い。「手をつなぐ」ことにより、変身解除の状態からプリキュアの力が甦る流れも。
みらいの「そんなことより、はーちゃんを返して!」という台詞。そんなこと?「正義になど興味がない」とでも言わんばかりで、まったく気持ちがいい。
「支えの魔法」をドクロクシーに向けて撃ちまくりつつ、パンチキック等の打撃も併用する戦闘シーンも見ごたえあり。
この様な戦い方が出来るバランスに優れたフォームがダイヤなのだろう。
そして、闇の魔法を究極の力と言っていた、ドクロクシーやヤモーがただ哀れだ。
実際には、倒すべき敵だったはずの「終わりなき混沌」に泳がされていただけだというのに。
本日のエア番組実況。
何といっても、マァムとポップのシーン。ここでの「最初はあなたのこと、臆病で自分勝手なヤツだなって思ってたんだ…」から始まるマァムの台詞は、奇しくも読者のポップへの気持ちを代弁したような言葉になっていて。
読者は皆、ポップがマァムが見ていないところでもたくさんの努力をしていたことを知っているから(そのはずだから)、マァムがそれに気付いていて称賛や感謝を口にしてくれたことがほんとに嬉しい。
マァムにここまで言わせて、「何故あと一押しができないのか?」と歯がゆい思いをするのもこの回だがw
ポップはそれを、自分の「勇気」のなさであると言った。しるしが光らなかった終盤の展開は、この回からも直接つながっていたなと気付く。
ハドラーはもう、雑魚っぷりが板についてしまった。うーん
本日の夜実況。
折り返し前の盛り上がりのはずだが、ギャグにもキレがありこの回大好き。
「校長せんせい〜!」→そっ閉じシーンとか。
校長や水晶さんが年老いた時の、モフルンのキレキレツッコミとか。
あと、バッティーがリンクルストーン・エメラルドに触れようとして消滅するシーンは、いつも気の毒に思う。
シリーズ序盤、彼らに与えられた「エメラルドを探すこと」だったはず。それは決して遂げられない任務だったのだ。
本日の夜実況。
ドクロクシーの声を聞き、バッティーが杖を3本束ねた展開は熱い。そんなに感激するような声だったか?w
全員の能力を全て使えた様だが、ガメッツの剛力よりはスパルダのウェブのほうが使い勝手がよさそうだった。
前回も言ってたけど、巨大毛虫は普通に怖いね。
本日の夜実況。ネタバレあり。
決闘の場所「さいはて島」は笑うところ。
そして、「赤いプリキュアで来い」は、どうしても「ギガブレイクでこい」を連想してしまうなw
はーちゃんの正体は、シリーズを完走した人には知っての通り。
シリーズ前半はプリキュアに育てられ、それによってプリキュアの精神を持ったはーちゃんは、正体においてはプリキュアの尺度には全く収まらない桁違いの力を持ちながらも、間違いなくプリキュアの一員。
その幼い女神であるはーちゃんの精神性の礎になっている意味で、この回は見逃せないと感じる。「プリキュアは強いの!」
本日の夜実況。この回すごく好き。ネタバレあり。
かの子さん(おばあちゃん)の想い出を探すことに、水晶さんがノリノリで協力的なのが楽しい。
一見関係ないおせんべいと絵画教室が、かの子さんが校長と会ったエピソードと、それぞれ微妙につながっているのもいい。
49話でかの子さんが、「素直な言葉は力になる。思いが繋がっていれば、それは…奇跡を起こすのよ」とみらいに言った。
かの子さん自身は魔法つかいではないが、魔法の本質とは願いであることを、かつて魔法つかいだった(49話B時点では杖を失っている)みらい以上に良くわかっていた。それも、校長に会った経験に由来しているのだと思う。
本日の夜実況。「補習メイト」ってww
前回の視聴では「散らかり気味」とあまり納得してなかったみたいだけど、改めて観ると悪くないかな。
たしかにスパルダの退場は唐突だけど。ジュンのドヤ顔と、定番の勝木ネタは楽しかった。
プリキュアは過去に何度も無印への原点回帰をしているけど、まほプリも当然意識しているはず。
守りたいのは正義ではなく日常と、なぎさ先輩が常々言っていた様なことをはっきり言っているのがこの回。
本日の夜実況。
今回起きた数々の現象からはーちゃんの正体を考察したくなるが、設定との整合性などは特に考えてなさそうで野暮というものだろうw
変身の中では、UFOはーちゃんが最高に意味が分からなくて好きだ。また、こんな回だから勝木が大活躍だったのも楽しかった。
進行上押さえるべきポイントは、「はーちゃんがリンクルスマホンに出入りしている」事実をヤモーが嗅ぎつけたことだけかなw
だいぶ過ぎてしまって恐縮だけど、キュアカスタード生誕祭として。
ひまりんにはいくつかの当番回があるけど、一番「尊い」 のはこの回であるなと感じる。
語っていたら「その話要るか?」と言われる。オタなら似た経験の心当たり、ひとつやふたつあるのではないか?
ふつうのオタはこのような経験を通して、「相容れない対象」や「棲み分け」のことを知っていくわけだけど。
そこまで踏まえた上でいちかのような存在や、プリンをつくるシーンが本当に沁みる。
「このプリンを守らなければいけない」ことにも説得力がある。この回、まだ2話だから。
というのはプリアラ困ったことにこのパターンの回が多くて、本放送で少しあとの回で「ちょっと見切り発車だったかも?」とは感じた。
本日のエア番組実況。何度も観ている区切りの回。
サブタイにもなっている真アバンストラッシュは置いといて、視点を変えて、入れ替わるようにお役目を終えた魔弾銃の話を。
「きっと先生は、こういう時のためにこれを作ったんだわ!」とマァムは言った。
魔弾銃の犠牲の甲斐あってレオナを救うことが出来たわけだが、この利用方法についてはマァムが言った通りだったかもしれない。
つまり、たとえ銃自体が壊れても複数の呪文を同時に放てる機能が、元々の設計に含まれていたかも知れないなと気付いた。
そう、あのアバンのことだから。
本日の夜実況。シリーズ構成じゃなければいい仕事をする、坪田さんの担当回。
前回はみらいがリコを導いた回だったけど、今回は立場が逆転。これも意図された構成だっただろうか?
有名な「みらいみらいみらいみらいみらいみらいみらいみらいみらい」シーンはこの回。
どんな勉強も魔法つかいとしての成長につながると言うリコが、ナシマホウ界の文字を勉強した目的は、主にみらいへの応援の為だった。
それを見た勝木が、これは魔法つかいのしわざであると。空気嫁。事実だから仕方がないがw
テレビは結局消滅したままだったらしいという、エンドカードでのオチは草。
テレビはまた出せるとリコが言っていたが、本来、魔法で創造を行うことはできないのだ。
本日の夜実況。モフルン渾身のダジャレから「ハチあわせ回」と呼ばせて頂く。
「魔法を使わないのもいい」というお題だけど、魔法が日常の延長という世界観にその美徳はあてはまるのか?
リコの丸っこい作画は自分好み。
かわいいリコは、姉が言う様に男子にモテモテ。ゆうとは多分リコが好き。
キャンプにハブにされた勝木、今日は出番なしかと思えばゾンビのように復活。「たまたま同じキャンプ場に来ていた」って、どんなミラクルやねんw
不思議現象の数々に対して、勝木は初めて「魔法つかいのしわざ」と言及。一見、無茶苦茶言ってる様ではあるが、困ったことに事実通りなので…
本日の夜実況。
ナシマホウ界で張り切りすぎていたリコに対して、みらいもモフルンも肩の力抜こうと言う。
なんとはーちゃんまでも。それはそれとして星空の下でほうきでデート、最高かよ。
この回、リコとモフルンにはめずらしい、長めの絡みがある。
直前の本屋シーンで、店員のお姉さんが何故か風船を配っていた。ちょっと不自然にも感じたけど、この風船がふたりのバレーボール練習シーンにつながっていて、張り切りすぎのリコをモフルンが心配する状況も引き出している。
夜空のほうきデートの目撃が、この回の勝木ネタ。
本日の夜実況。
リコとの共同生活がスタート。ごちそうさまです。
はーちゃんがモフルンにとても懐いてるシーンも好き。
リコがとっさに名乗った「十六夜」姓が、意外にも詩的な由来だったり、はーちゃんがモフルンを守るバリアを張って正体の片鱗を見せたり。
あと勝木。もう、この子が登場するだけで吹き出してしまう。この回ではごていねいにエンドカードにも登場。
小ネタがテンポよく、ポンポンと飛び出す良回。
本日の夜実況。
9話の次の回だから目立たないかも知れないけど、自分はこの回地味に好き。
フレプリ24話(神回!)を思い出す。
リコがせつなほどせっぱ詰まってない、楽しい雰囲気であるのがこれはこれでいい感じ。
リコは次回以降長い間、朝日奈家にホームステイすることになる。みらいママがリコのことを好きになるという段階をこの回踏んでいることが、次回「ウチにお泊まりなさいな」という流れにつながる説得力になってる。
リコがナシマホウ界でも、礼儀正しいいい子であると認められるのは誇らしい。自分はリコの親でもなんでもないんだけどw
本日の夜実況は言わずと知れた、重要回のごとき盛り上がりの重要回。
ラストにばかり注目してしまうけど、最終試練のお相手がリズ先生で、ガチの魔法勝負というシチュエーションが燃える。
ふたりが一緒に居られるように計らったのは校長。
校長や水晶さんが予感した危機とは、まさかドクロクシーのことではないだろう?
2週間遅れで復習。
サブタイにもなっているキュアウィングだけど、同様にとても強い存在感があったのはプリンセス。
過去のシリーズで、マスコットの赤ちゃんキャラがこれほど強い主張をしたことはなかった。また、この様なキャラがプリキュアのメンバーのひとりと、特に強い関係を持っているのも面白い。
プリンセスとキュアウィングは、今まで見たこともないような展開をきっと見せてくれると思う。楽しみだ。
前回も書いた通り、「男の子プリキュア」という切り口には興味がない。
男の子がプリキュアになったからと言って、これといって拒絶も大歓迎もしない。言ってみれば「Yes!プリキュア5」でプリキュアが2人ではなくなったぐらいに相当だろう。世間で言われていたほど特別なこととは思わない。
真面目で誠実なツバサには好感が持てるし、プリンセスとの関係も尊い。自分にはそれが全て。
キュアスター生誕祭として視聴。
この回はひかるの実質的な恩師、僚じいとの関係が描かれているのが好きだ。
僚じいは言ってみれば「成し遂げ、得たオタク」。その境地に至った者はこんな好々爺になれるというのか。この生き様に共感する。
煮詰まっていたひかるに気付きのヒントを与えたのが、ひとりは僚じい(もうひとりはララ)だったのが本当に良い。
僚じいはこの回に登場させる為に創作されたキャラなのではないか?と思うほど。
前回視聴の感想で、今感じていることは大体書いてた。
キュアフローラ生誕祭として。フローラの当番回として、誰しも真っ先に浮かぶのはこの回だろう。
プリオタの必須科目のようなこの神回について、「どこがよかった」と今さら述べるのも野暮な話ではあるがw
キュアフローラの特殊変身と、そこに至るまでのドラマ。その場での「レッツゴープリンセス」というつぶやき。
「夢はきみの全部なんだね」「きみが笑顔でいられるように、ぼくはきみの夢を守りたい」というカナタの甘い台詞。
戦闘中においては、復活したキュアフローラに花を持たせるかのような、両手プリンセスロッド。等々。
印象的なシーンのつながりだけで成り立っているような回であるなw
今期のひろプリにおいて、鷲Pはプリキュアのヒロイズムを「両の足で立つこと」と再定義した様だ。それはまさに、この回でのキュアフローラの様な生き様を指しているのではないか?
挫折に対して、近くにいる誰かが手を差し伸べることはできる。しかし、立ち直る為のスイッチは、最後にはやはり本人が押さなければいけない。それは自分の経験としても共感できる。
だいぶ遅れたが、キュアエトワール生誕祭として視聴。
実際には同級生のゲストであるあきとじゅんなの当番回だが(ほまれの当番回とは言いがたい)、じゅんなの目を通してキュアエトワールの人となりが描かれる。
のちの回への影響からみれば、ほまれがハリーに惚れたきっかけはこの回かな?と思うなど。
脚本はテンポよく小気味いいし、作画のレベルが凄まじく高い。
EDでスタッフを確認したら、作監は我が敬愛する山岡直子さんだった。さすがだわ。
敵方、ルールーもパップルもとてもキャラが立ってる。
シリーズ前半、とても良かった頃のHUGプリの集大成のような回だ。
本日のエア番組実況。
フレイザード役の奈良さんがもうほんとに楽しそうで、難しい話は抜きにそこを楽しむ回としても可。
曰く、「バクチは外れたら痛い目をみるから面白い」勝算度外視なところに狂気を感じる。失うものがないいわゆる「無敵の人」か。
フレイザードが登場した頃に、ザボエラは「炎のような暴力性と氷のような冷徹さが同居した男」と評した。フレイザードの真の恐ろしさは、その先にあった狂気だったw
本日の夜実況。
エミリーが「魔法上達のコツは自信から」という旨のことに気付きかけている。
魔法の本質が願いであることが序盤の回から一貫して描かれていて、それが49話の大団円につながっていく。
マジカルがヨクバールを揺動して「あっち向いてホイ」するシーンは、美味しすぎて「ごちそうさま」と言わずにはいられないw
その間にミラクルが、ピンクトルマリンを持って待機。本編ネタも上手く使った、順序立てられた戦闘だった。
補習がもうすぐ終わることに気付いたみらリコが、互いに別れを予感してしまうラストシーンが切ない。
この要素はもちろん、次回に回収される。坪田さんの仕込み?いいね。
本日の夜実況。
ヒープリで、キュアフォンテーヌが「空を泳ぎたい」と言った。
同じプリキュアの中で「一度どこかで聞いたなぁ」となかなか思い出せずにいたが、この回だったのかも。
空を泳いだ伝説の人魚とは、多分、サファイアの持ち主だったプリキュアのこと。
本日の夜実況。リコの当番回の中でも隠れた良回。
とりあえずみらいの有名な台詞、「リコじゃなきゃイヤだ!」はこの回であるから、有り難く頂戴するとして。
リコの魔法つかいとしての出自、星の杖のエピソードなどが語られる。
そういえば、みらいのハートの杖と合わせて、ふたりの杖だけが特別。ふたつの特別な杖がもっと本編に絡むともっと良かったなと思う。いや、さらっと流しているからこそ神秘性があるのかも知れないけど。
自分はリコの、真面目で努力家なところがすごく好き。そんな性格が魔法へのコンプレックスにもつながっている一方、逆に負けん気を押し通して結果を出してしまうあたりは、(姉が言う通りに)魔法つかいとしての非凡さと感じる。
隠れた良回とか言うと、リコが最推しキュアの人には「いま、隠れてるって言いました!?」😠と怒られるかも知れない。
常に主人公視点で、その無双っぷりが物語の中心になっている。
よって、彼女を好きになれることが、継続して楽しむには最低限必要になってくる。
ミツハは常にそろばんをはじいている印象がある一方で、主人公に求められるような、進んで人助けをする誠実な行動原理も併せ持つ。
国王はミツハに警戒しつつ、最後には「面白い」と評して領地と爵位まで与えた。奇しくもこの視点が、視聴者である自分に近いものになっている。自分はこの二面性の面白さから視聴を続けることが出来た。
異国の姫巫女という厨二設定や、黒髪のキャラデザも自分好みだ。いいね。
80,000GPを貯金しなければいけないという、最終回のタイトルにもなっていた目的だが。
それは家族との別れを通じて、「自分はどこに骨を埋めるのか?」という「第二の故郷」を探すことが真意だったと思う。
原作ストックはまだある様だけど、エピソードとしてはここで一度ひと区切りしていて、収まりの良いラストになっている。
冒頭、ミツハは家族を失ったが、王国が第2の故郷になった。
貯金は8万GPには足りないというが、そもそも領地の価値はそれどころではないはず。
この世界に古竜より強力なモンスターなどほとんどいないだろう。
困難の天井はもう見てしまった感があり、よい幕引きだ。